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30周年ディズニーシーのクリスマス2:0131222 [訪れたところ色々]

今年最後の3連休。

気が付けば、予定がびっしり? 詰まっていました。

本も読みたいし、たまっているCDも聴きたいし、何より年賀状を書かねばいけないのですが、21日はNHK交響楽団の第9、22日はクリスマスのディズニーランド、23日は母の家でクリスマスパーティー。

色々あってじっとしていると、お酒を飲むかうつうつと考えてしまうので、忙しい方がいいかもしれません。笑

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第9はエド・デ・ワールト指揮、NHK交響楽団、バリトン甲斐栄次郎、テノール望月哲也、アルト加納悦子、ソプラノ中村恵理、合唱国立音楽大学のみなさんによるものでした。

エド・デ・ワールトさんらしい重厚な演奏。歌うというよりも速度と迫力を感じた第9でした。最近はジョージ・セルの第9ばかり聞いていたので、かえって新鮮。演奏会後のビールはお代わりをしていただきました。

ちなみにこのコンサート、当日FMで生放送されたようです。また、31日PM8:00~9:20までEテレで放送予定なので、もう一度当日の演奏を楽しむことができます。

年越しも第9かも。

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22日は予定通り、クリスマスのディズーニーシーに行きました。

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3連休の中日ですし、クリスマスのイベント。

すごい混雑が予想され、やっぱり行くのは無謀かなぁ~。

日にち指定のeチケットは完売。ウエブの混雑予想の色は黒に近い~ !! 

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クリスマスのディズニーシーには行ったことがなく、一度は行ってみたい !!

娘も自分と行きたいと平日に行かずに待っていてくれました。

今年、クリスマスのディズニーシーに行くにはこの日しかありません。

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6時に家を出て、コンビニで爽健美茶とおにぎりを買ってJR に飛び乗りました( 本日の朝食 )。

6時とスタートが遅かったので、ディズニーシーに着くと、見たことのない長ーーい列がすでにできていました。

一瞬、入園制限・・・等が頭をよぎりましたが何とか無事に入ることができ、 ふーーっう ^^;

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入ってしまえば、あれれ、人は多いけれど、待ち時間はそれほどではないぞーーっ。

センター・オブ・ジ・アースのファストパスをゲットしてから、次々にさくさくといくつかのアトラクションに並ぶことなく乗ることができました。

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センター・オブ・ジ・アースはじぶんは今回初めて。

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ディズニーランドには何度も来ているのですが、ディズニーシーはそれよりも回数が少ないことと、少し前まで、娘が怖がって乗らなかったので、自然とそうなってしまっていたのです。

うーん、最後の落ちる感じが良いですね。爽快 !! この感じ、きもちいーーー!!

これなら何度でも乗りたい 笑

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昼ごはんも、ポート・ディスカバリーのホライズンベイ・レストランに、開店と同時に並ばずに入ることができました。

連れて行ったダッフィーのポップコーンケースを入れて記念撮影 ♪  セットでリーズナブルに頂きました。

ミッキーのイチゴのムースも美味しかったです。

他のところなら、ここでビールなんですが、ディズニーシーは夢の国、ノーアルコールで、アップルソーダを頂きました。 笑

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気が付けば、12月の夕暮れは突然訪れています。

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インディ・ジョーンズのクリスタルスカルの魔宮を楽しみ(一番後ろの左の端っこに座ったので、吹き矢で左の頬を打ち抜かれたのがわかりました @@; )、

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アラビアンコーストのキャラバンカルーセルの木馬に、この年で挑戦して(木馬って本当は一番好きだったりします)、

アップルシナモンのポップコーンをつまみながら歩いていると、

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ティズニーシー全体が優しいオレンジ色で包まれていました。

あっという間の、素敵な夕暮れ。

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陽が落ちて、

ディズニーシーの素敵な夜。

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まして、クリスマスカラーで一色のディズニーシーならば尚更です。

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昼間とはまるで、別の世界。

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ここアメリカン・ウォーターフロント、

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大きなツリーの下にはプレゼントのディスプレー。

うちから連れて行ったシェリーメイも仲間に入れてもらいました。

コスチュームは、おばあちゃんから娘への去年の手作りプレゼント。 

シェリーメイ、故郷に帰ってきたね。 皆と一緒のクリスマス ♪

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このスタッフの方はどこかで見たことがあるかも? と、娘の一言で追いかけました。

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はじめて会うことができました。

ディズニーシーで密かに評判の? 「ゴミ箱を運ぶスタッフ」さんです。

ゴミ箱を使って、マジックなど、パフォーマンスをしてくれます。右手の指先から左手の人差し指に移動する光があちらこちに、不思議。

上に放り投げて。。。ナイスキャッチ、と思うと、観客の女性のコートの裏から取り出したり。 

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パントマイムや面白い声を使って、とても楽しいひと時。ディズニーランドも奥深いんですね。

神出鬼没だそうですから、出会えたのは、とっても幸運。 

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たくさん人がいるはずなのに、ディズニーランドとは違っていて、シーには落ち着があります。

大人のディズニーランド、 陽が落ちればなおさら。

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静かな冬の夜の空、皆さんの落ち着いた笑顔、ぽかぽかの温かい心がたくさん。

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訪れている人たち、一人一人、みんなそれぞれのクリスマス ♪

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ショーのメインイベント、ファンタズミックも30分くらい待ちましたが、正面からショーを楽しめました。

但し、シートを持っていかなかったので、デバックの中のシート代わりになるもの総動員でお尻の下に敷きました。

そのまま座っても良いのですが、やはり冬の屋外です。

長い時間ではお尻が冷たい ^^; これからはシートを必ず持っていこう。

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そして、クリスマスのディズニーシー、

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カラー・オブ・クリスマスは19時45分から。

雲ひとつない空に四方から光が一筋にまっすぐに当たって交差します。
中央の大きなクリスマスツリーの色がどんどん変わっていきます。

ミッキーやミニー、ダッフィー、シェリーメイ etc etc ・・・、素敵な仲間たち。
船に乗ったキャラクターたちから、メリークリスマス。

老若男女、老いも若きも、ここでは関係ありません。
ミッキーが来れば、シェリーメイが近くに来てくれれば、みんな手を振って~、にっり。

こういうの良いです。 初めて会った人たちなのに、笑顔で手を振りあって、ご挨拶。

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ショーが終わって、

メディテレーニアンハーバーの光たち。

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淡く、とても落ち着く色。

先ほどのショーの熱気もひと段落。こういう感じがディズニーシー、熟成された楽しさ・・・。

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うちのシェリーメイ、もう一枚 !!

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今日一日の楽しさをもう一度振り返って、

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そろそろ、帰ろうか

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混んでいると思ってハラハラしながら朝、電車に飛び乗りましたが、

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クリスマスのディズニーシー、来てよかったです。

人気のアトラクションにもあまり並ばずに乗ることができましたし、2つの素敵なショーも、お尻が少し冷たくなりましたが、しっかり楽しむことができました。

「ゴミ箱を運ぶスタッフ」さんにも会うこともできました。

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そして、何より、久しぶりに娘とゆっくりと一緒、丸一日いることができました。

普段は、夜にちらっと会う程度です。一年に何回かしかないけれど、こういうデートもたまには必要かも。

この先、こういう機会がどれだけあるかわからないけれど、何かの機会にはまた一緒に出掛けようね。

ディズニーランド、シー、やはり好きです。何回来てもまた行きたくなるところ。

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メリー・クリスマス ♪

皆さん、それぞれ楽しいクリスマスをお過ごしください。大切な方達と優しい笑顔、これって一番の宝物ですよね。


何とかクリスマスに間に合うように急いでのアップです・・・ ^^;
まとまっていなすけど、でも、ディズニーシー、とっても楽しかったです。クリスマスのディズニーシーは最高。

" 2013/12/22 Disney SEA "

横浜臨港パーク&BOSTONを聴きながら散歩してきました:20131214 [横浜港]

ついつい飲みすぎる毎日が続いていて、

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金曜日の夜くらいアルコールを抜けばよいのでしょうが・・・、

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そこはなかなかそうとはいかず、

一週間お疲れさまと、自分自身へのささやかなご褒美、
帰り道のコンビニで、Asahi THE EXTRA と、GRAND KIRIN THE AROMA を買ってきました。

それにしても、金曜日の夜のビールはどうしてこんなに美味しいのでしょう。

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結局、ビール2本では終わらずに気が付けば、白角でハイボール。

BOSTON " Hide A Ride " 、" Something About You " ツインギターの音色、ドラムのビートが全身を駆け抜けていくようです。
ロックもいいですね。

そういえば、むかーーし高校生の頃、夜中に勉強とかでむしゃくしゃの時、いきなり両耳にヘッドホーンをはめて、大音量でディープパープルのマシン・ヘッドとか聴いていました (笑)。

適度な? アルコールと、心地よいビートでリラックスタイム。週末の25時はアルコールが浸み込む浸み込む。

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次の朝は、やっぱり飲みすぎました。少し二日酔い・・・。

でも、いつもの時間に目が覚めて、カーテンを開けて空を見てみると、透き通った空には雲一つなく、藍色のグラデーションがとってもきれい。
星も明るく瞬いている。

いつの間に、こんなに澄んだきれいな星空になっていたんだろう。
帰り道、空を見上げることがなかったかも・・・、反省です。

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こんな透明な藍色を見てしまったら、いてもたってもいられません。

急いでお湯を沸かしてゴールドブレンドを一杯。寒いのでダウンを着込んで、手袋を持って自転車へ。

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ところが、先週手入れをしておいた自転車のタイヤの空気が抜けていました。バルブを見ると虫ゴムがぼろぼろに。

当然この時間ではお店は開いていないし、部品を買う訳にもいきません。すぐに直すのは無理です。

一瞬、出かけるのはやめようかと思いましたが、

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せっかくこんなに着込んで出てきたのだし、おいでおいでと、透明な藍色の空が誘います。

何よりも日の出のキラキラの色彩が見たい。

SUICA も部屋に置いて来てしまったので、切符を買って京浜東北線で横浜、桜木町へ。

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自転車ならまっすぐに臨港パークへ向かうのですが、駅からだと、先ずは赤レンガ倉庫です。

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汽車道から見る夜明けの運河とバンコク橋、すごくきれいな黄色と薄いブルーのグラデーションで迎えてくれました。

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赤レンガ倉庫はクリスマスの飾りつけ。夜はすごい賑わいなのでしょうね。

クリスマスまでに赤レンガビールとスプリングバレーを飲みに来ないといけないな、等と思いながら臨港パークの方へ向かいます。

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この季節は夜明けは6時半過ぎ。

のんびりと・・・、朝になるまでのモラトリアムの時間は夜でもなく朝でもない、わずかしかないとても貴重な時間。

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一日の中で、この時間が一番好きです。

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すべての色彩が集まる時間。急激に色が変わっていく。

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巡視船にもタグボートたちにも久しぶりに会いました。

新造艦の巡視船「あきつしま」にも初めて会いました。「しきしま」とほぼ同じ大きさで、世界最大級の巡視船です。ヘリコプターを2機も積むことができます。

残念ながら、我が国を囲む海もそれほど平穏という訳ではありません。「あきつしま」活躍してくれることでしょう。

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横浜臨港パーク、12月14日の朝日。

やっぱりいいなあ~、ここの日の出。

なぎの海の色、柔らかい布の様。空と同じ色だった濃いブルー色がどんどん変化していきます。

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生まれたばかりのピュアな光の粒子たちが飛び跳ねて、衣装をどんどん変えていきます。

どれだけの色がここにあるのでしょう。

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港と船のシルエット。これも大好きな横浜の景色の一つ。

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出がけにトラブったけれど、歩きになってしまったけれど、

一瞬迷いましたが来てよかった。

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ここのところ、心が落ち着かなくて港まで来る元気もなかったけれど、

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やはり、じぶんには朝の横浜の港の色彩と、爽やかな ( この季節はちょっと冷たいですが ) 風が必要です。

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こころの中にこびりついてたまっている、埃や塵や、色々の変なものを全て洗い流してくれるような気がします。

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風がこころの中を吹き抜けていきます。

光が奥まで差し込んできます・・・。

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とても気持ち良い。

この感じを忘れずにいれば、頑張ることができそうです。

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以前のように色々なものが光っては見えてこないけれど、

話しかけてこないけれど、

その感じが少しだけ戻ったように思えました。

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ぷかりさん橋のところに腰を下ろして、港の朝の風の中・・・身をゆだねます。

鳥たちも波間に浮かんでのんびり。

いつの間にか、じぶんもその仲間。

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Walkman には、昨日の余韻があったので " BOSTON " を入れてきました。
" Don't Look Back "、" A Man I'll Never Be " etc etc ・・・。

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部屋でハイボールを飲みながら聴くのもよいですが、朝の港で聴くのも良いな。

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一人だけの早朝コンサートです。

また、昔のロックも聴いてみよう。 BOSTON、 KANSAS、TOTO、DEEP PURPLE etc etc ・・・。
夜中にヘッドホーンで大音量もやってみよう (笑) 。

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2時間くらいの散歩を終えて、クイーンズイーストを出勤の皆さん? とは逆に歩いて帰ります。

駅に向かうのは自分くらい。

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冬の日差し。

人通りもまだ少ない通路に、朝の優しい光が差し込んできました。
優しい日差しに出会えるのも、この時間だからこそ。

クイーンズイースト、今頃はきっと混雑しているのでしょうね。

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今朝起きて自転車は直しました。部品さえあればすぐに直せます。

これで、来週は自転車に乗ることができる。きれいな日の出に、光たちにまた会いに行きたいと思います。

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ネットのトラブルで、昨晩から今朝までパソコンを使えませんでした。不便でしたが、たまにはネットがつながらないのも落ち着いて良いかもと、少しだけ 笑。

つながった途端、色々と見に行きたくなりました。半分病気です。 ^^;

今日は、先週買えなかったものたちを買いに出かけようと思います。物持ちが良過ぎて色々と古くなっていて、流石に替えないといけないものがいくつかあります。お買いもの!!

インフェルノも下巻を買わねば。



" 2013/12/14 Yokohama Rinkoh Park & BOSTON "

横浜山手西洋館_ブラフ18番館「ノルウェーのまあるいクリスマス」:20131201 [横浜街歩き]

鎌倉の紅葉を "Sturm und Drang " で駆け抜けてきた翌日、

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朝起きても、鮮やかな色彩が脳裏にくっきりと残ったままになっていました。

みなもに映り込んだもみじの星たち、覚園寺の真っ赤に染まった境内、獅子舞の木々の梢の輝き etc etc ・・・。

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Oscar Peterson を聴きながら、いつものゴールドブレンド。 " Take The "A" Train " とか、たまには軽快なリズムも良いですね ^^v
前から気になって仕方ない場所がもう一つありました。

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イタリア山庭園、横浜西洋館 " ブラフ18番館 " 、メタセコイアと銀杏たちの紅葉。

横浜には素敵な西洋館がいくつかありますが、ブラフ18番館と外交官の家があるイタリア山庭園がぼくは一番好きです。
四季折々の花が咲く洋風な花壇、広々とした庭、高台からの横浜の眺望、みんな素敵です。

銀杏の色、メタセコイアの色は横浜の秋カラー。

イタリア山庭園の秋の色を確かめたくて、オリンパスのミラーレス E-PL3 を連れ、京浜東北線で石川町まで。

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階段を上っていくと、高台の、この季節の乾いた爽やかな光と風が作る Yokohama Autumn Color 。 

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幾分オレンジがかった秋の色彩たちが輝いていました。

今年もここの色を見ることができて一安心。

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一通り写真を撮ってから、ポスターを見て気が付きました。

横浜山手西洋館では「世界のクリスマス2013」を開催しているのですね ( 12月1日~12月25日 ) 。

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各西洋館毎に、色々な国のクリスマスの飾りつけを楽しむことができるようです。

ここイタリア山庭園、ブラフ18番館では「ノルウェーのまあるいクリスマス」
外交官の家では「スウェーデン:God Jul ~ユールがクリスマスになるまで~」。

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思いがけず、北欧の二つの国のクリスマスの飾りつけを楽しむことかでできました。

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特に、ブラフ18番館の「ノルウェーのまあるいクリスマス」はとてもかわいかったです。

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小さな北欧のサンタ族? 

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小さなサンタたちは、どれも個性的な顔。

これは、ムーミンのミーみたいですね。 

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一つ一つの人形がかわいくて、見つけるとしばらくくぎ付けになってしまう。

この子も可愛いくて、連れて帰りたくなりました。ねむねむ・・・zzzzzz・・・お休み ♪

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麦を目の前にしてネズミ二匹、おそろいの帽子とマフラー ♪

チェックの耳当て欲しい。

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食卓には食事の用意。

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差し込む暖かな光で、ワイングラスもキラキラ。 Walkman のOscar Peterson の " Over The Rainbow "
" I Could Have Danced All Night " いいな。

昔の映画って好きです。 近くのイーオンの本屋さんで一枚500円でDVD を何本か買ったことがあるけれど、
Oscar Petersonを聴いて素敵な飾りつけを見ていると、「オズの魔法使い」、「マイ・フェア・レディ」が、また見たくなりました。

" The Days Of Wine And Roses " では、ワインが~、単純です ^^:

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髭が良いなぁ~、思わず触りたくなりましたが・・・、いかんいかん。手は触れないで !!

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外交官の家のスウェーデンの飾りつけも素朴で素敵でした。

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こんな可愛いサンタも見つけました。

ひょいとつまんで、パクッてしてしまいそう。

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イタリア山庭園の銀杏にもぎりぎり間に合ったようです。

黄色のAutumn Color 、そっと掌で大きな幹に触れてみました。
山手の銀杏の幹もとっても優しくて暖かい。

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盛岡で見て、北鎌倉、鎌倉、横浜・・・、今年はきれいな紅葉をたくさん見ることがてきました。

今日あたりから、また一段と気温が低くなるようです。各地の初雪も例年になく早いですし、今年の冬は寒そうですね。

靴下の厚いのを一つ買っておこう。

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昨日、12月6日は冬のボーナスの支給日でした。

会社に履いていっている靴たちが、だいぶ古くなってきたので、横浜まで買いに出かけました。

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途中、お腹も減ったので、野田岩さんでうな重を頂きました。 少し高かったけれど、年に一回の贅沢です 笑。

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とっても、美味しかった。流石、江戸時代からの老舗、野田岩さんです。

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本も一冊買ってきました。

ダン・ブラウンのインフェルノ。 今作はフィレンツェが舞台のようです。ロバート・ラングトン、今度はどんな活躍を見せてくれるのか楽しみ !!

" 2013/12/01 Yokohama Yamate & Yokohama Nodaiwa-san"

鎌倉の紅葉2013_八幡宮&覚園寺&獅子舞&瑞泉寺:20131130 [鎌倉]

ようやく一週間の仕事終了、ふうーーっ ^^;

ここのところシンコペーションというか? 調子がそろっていなくて

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心の底から休むことができない感じで、そわそわ、どこか落ち着かず・・・、心の病かぁ~ 笑

音楽も右から左。

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このままでは、「いかん、いかんぞ~」と思うのですが・・・、酒の量だけ増えているかもしれない?

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そんな不健康な生活を送っていても、気が付けば11月も終わりの土曜日。

娘を駅まで送り、帰ってきてシャワーを浴びてから、コーヒーを飲んでいると、無性に鎌倉のことが気になり始めました。

NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」 を見て、
「帰れてよかった。」  
「人間、本当の気持ちを話すのは大切だな。」等と思いながら、
気が付けば、デバッグにカメラを押し込んで玄関を飛び出していました。

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急いで飛び出し過ぎて、サーフェスを机の上に置いたまま忘れてましった。 笑
電車の中で、巡回しようかと思っていたのですが。

こころが落ち着いていない証拠ですね。

【鎌倉八幡宮】
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先週は北鎌倉の紅葉を見ましたが、鎌倉のもみじたちも気になっていたのです。

どうせ家にいても、落ち着かないまま部屋でごろごろ、昼からワインを頂いてしまいそうでしたから。
鎌倉の風、気持ちよいし、出てきてよかった。

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駅から小町通りを通って、先ずは八幡宮に向かいます。

小町通りは開店の準備と掃除中。

佐川急便のお兄さんが、荷物を店に配送中。自転車がここを通れるのも朝のうちだけでしょうね(実際帰りはものすごい混雑でした)。

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のんびりと、目覚めの小町通りを歩いていると、いつの間にか少しずつ、心の時間がゆっくりになっていくのが分かります。
Allegretto から Adagio くらいかな。 ^^

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八幡宮ではいつも国宝館前のもみじたちに会いに行きます。

数は少ないですが、ここのもみじはとてもきれい。小さいけれど水の流れもあって、水面に写る色彩もとても素敵なんです。

そう言えばここは、八幡宮で梅も一番先に咲くところ。

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秋の早朝の光でもみじの葉っぱが、金色に輝いています。

夜空に輝く星たちのよう ♪

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先ずは、八幡宮のもみじたちに挨拶をして・・・、そうそう、この日は八幡宮で結婚式が沢山あったようです。

白無垢のお嫁さんが何人かいらっしゃいました。良い天気だし、紅葉もきれいだし? 調子に乗って手を振ると、にこっと人力車の上から可愛い笑顔。

お幸せに!!

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八幡宮の横から鎌倉宮の方へ、小学校の前を通って歩きます。

せっかくですから、気になるところを全部回ってしまおうと思っていました。

【覚園寺】
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鎌倉宮を右に行けば瑞泉寺の方ですが、

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先ずは、左に折れて700m位かな?

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鎌倉二階堂の覚園寺へと向かいました。このお寺も紅葉の素晴らしいお寺です。

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山門を抜けると・・・

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境内は真っ赤に燃えていました。

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鎌倉二階堂の覚園寺の紅葉、ちょうどの見頃です。

カメラマンの方、携帯やスマホをもみじに向ける方たちが何人か。

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でも、そんなに混雑はしていなくて、とても静か。

郵便配達の方も、真っ赤なもみじの下では、幾分足取りがゆっくりに。

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Walkman のスイッチをずっと切ったままにしておきました。

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紅葉の季節の音たち、これもしっかりと聴いておかないと。

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自然の音・・・、友達はこれに勝るものはないと言っていました。ぼくにはまだわからないけれど、

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この日の覚園寺の境内。

秋の午前、真っ赤に燃えるもみじたちの木の下。

しばらくの時間を過ごして、その感じが少しだけ、通り過ぎていくしっぽだけかもしれませんが、つかまえられたかもしれない。

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鎌倉駅から少し歩けば、こんなに素敵な紅葉を味わうこともできます。

先週の北鎌倉はすごかったけれど・・・、この日もすごい混雑なんだろうな等と思いながら、今度は鎌倉宮まで戻って、右手に進んでいきます。

【獅子舞の谷】
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獅子舞の谷

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ブログでお世話になっている takenoko さんから、獅子舞の紅葉もそろそろとの情報を頂いていたので、楽しみにしていました。

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結構、ここまで歩いてきているので運動不足の自分の足は、そろそろ休みたいと言っているようでしたが、

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でも、とにかく獅子舞の谷の紅葉たちが気になります。少しそれればお茶も飲めるお店があるのですが・・・、

永福寺跡と、向かって右側に流れる川の辺りが、とてもきれいに整備されたのにびっくりしながら、立派な大きなススキの群れを後にして道をどんどん登って行きました。

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最後の坂を上ると・・・

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そこは、森が燃え初めていました。

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山道には銀杏の黄色の葉っぱが敷き詰められ、もみじたちは、そろそろと、赤くなり始めていました。

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真っ赤になるのは今週末くらいでしょうか?

それでも、赤、黄色、緑 etc etc ・・・、様々な葉っぱの色が太陽の光を浴びてキラキラです。

ここまで来ると、山の中。
プチ、トレッキングを味わった気分。空気も幾分湿っていて喉にやさしい。何よりも大きな銀杏の樹、温かくて優しい。

会うのは一年ぶり。そっとたくましい幹に掌を付けてみます。見た目より柔らかい樹皮・・・、やさしい・・・。
温かさが、樹の優しさが心にしみてきます。
思っているよりも、心が弱っているのかもしれない・・・なんて。 笑

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獅子舞の谷、いいなぁ~。また、今週末にも来てみたいと思いながら、道を戻りました。

最後に訪れたのは瑞泉寺。

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大好きなお寺ですが、ここも訪れるのは久しぶり。

【瑞泉寺】
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二階堂の辺りの紅葉は、まだこれからのようです。

まだまだ、鎌倉の紅葉、楽しめそう。

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ここまで、約4時間歩きづめでした。

もっとゆっくりと紅葉を楽しめばよいのに、なぜか気ばかりせいてしまって・・・歩くだけ歩いてしまいました。
ここがいけないところなのでしょうね。

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ゆっくりとした時間を、休みの時くらいは秒針でもいいから、少しだけ遅く動かすようにしないといけないな・・・。

せっかく素敵な紅葉たちに囲まれているのに。

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流石にお腹が減りました。

ただ、一時前の一番お店が混む時間。このまま駅の方に行っても、並ばないと食べられないなと思いましたので、
Belgfeld さんでパン、駅前で鯵の押し鮨を買って帰りました。

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帰りの横須賀線では袋の中から美味しそうな匂い。

誘惑に負けそうになりましたが、ビールと一緒!! と固く心に決め、帰ってきてから美味しくいただきました。

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Belgfeldさん のパン、鯵の押し鮨、お腹いっぱい食べようと思ったのですが、結局、家族に食べられ、自分の分は半分ほどしか・・・あれれっ、こんなはずでは 笑

気になっていた鎌倉の紅葉たち。都合4か所を散歩してきました。
久しぶりにこんなに歩いたので脚と膝と、少し痛くなりました。夕方入った風呂の心地良かったこと。またまた、ビールが美味しかった!!

二階堂の辺りはこれから見頃を迎えるのだと思います。まだまだ鎌倉の紅葉は見頃真っ最中。
なんて書いていると、また行きたくなります。天気が良ければ、今週末もかぁ~ 笑

少し落ち着いて休まないといけないな。今日は、第九でも、何種類か聴いてみよう。ジョージ・セルのとティルソン・トーマス etc etc ・・・。
N響のチケットを買ったので予習です。

気ばかり焦ってしまって、年末のせいでしょうか? 落ち着いて落ち着いて ^^;

" 2013/11/30 Kamakura "

北鎌倉円覚寺の紅葉&N響1760演奏会&オーマンディ クルミ割り人形:20131123 [鎌倉]

秋になって、音楽をいつもよりもたくさん聴くようになっています。

しかも、いつもよりなんとなく、一つ一つの音たちが心に直接響いてくるような感じがします。

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金曜日、
仕事が終わり上司に連れられて恵比寿の屋台村で、おでんとレバカツをつまみにビールを一杯やって帰ってきた後、
週末の一番ゆっくりとできる時間。

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撮りためていたHDD の中から、N響コンサートをそれとはなく聴いていました。
1760回定期演奏会、流石N響、1760回はすごい、それにしても今週は忙しかったな・・・などと思いながらです。

大学祝典序曲、ハイドンの主題による変奏曲、指揮はヘルベルト・プロムシュテツト、プロムシュテットは86歳、
でも若いなぁ~。

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酔い覚ましのコーヒーを飲みながらのブラームスプログラム。
元々好きなブラームスですが、聴き進めていくうちに演奏にどんどん引き込まれていって、最後の交響曲一番では、酔い覚ましをしていることも忘れてしまいました。
自分の部屋の小さなREGZA の画面にくぎ付け。 魂が揺さぶられるような・・・感動・・・。4楽章のあの弦楽合奏の箇所・・・、何度聴いても体中が震えるくらい感動してしまいます。

オーケストラの人たちの顔つきも違うし、NHKホールの雰囲気もピンと張りつめた感じ、それが時と場所を超えてじぶんのこころを直撃です。

時空を超えて、音楽ってすごいな。

すごいなブラームスの一番、いいなN響。N響のサウンドが分厚く重厚でしかも艶やか、色気も感じます。
マエストロ プロムシュテット !! ブラボー!!

この演奏をライヴで聴かれた方達がとてもうらやましい。

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そんな余韻が、土曜日の朝起きてからも続いていました。

東海道線が品川のレール交換とかで、東京と横浜間が運休のため電車は混雑しているのだろうなと思いましたが、
ブラームスではないですが、大好きな曲を連れて北鎌倉の紅葉の具合を確かめに出かけました。

もちろん、朝食前の散歩。ゴールドブレンドを一杯飲んで、相棒は510に50-200、 ミラーレスの PL3。

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家を8時前に出て、北鎌倉には8時半過ぎに到着です。まだ早いので、拝観のチケットも並ばずに買うことかできました。

円覚寺に入るのに、並んでは・・・避けたいです。

そして、
円覚寺の紅葉は良い具合に染まり始めていました。

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山門前の石段のもみじたち、

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居士林前、妙香池のそばのもみじたちも、

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良い色に染まってきました。

今週がちょうど見頃になるのではないでしょうか?

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この前、盛岡城跡公園で見た、あの静かで透き通っていて真っ赤で・・・少しセンチな紅葉の印象が強すぎますが、このもみじたちが、ここ北鎌倉の紅葉。

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幾分茶色がかった渋めの色がとても好きです。

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武士の古都、鎌倉によく似合った色だと思います。

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名曲って何?
そんな本をどこかで読んだことがあります。

モーツァルトは40曲以上 Symphony をかきましたが、その中でも結局みんなが名曲と認めるのは、ジュピターに40番等あのモーツァルトでさえ3曲か4曲、少し広げても39番、25番 etc etc ・・・40数曲のうち数えるほどに過ぎない。

そして、名曲の条件は、やはり、美しくて覚えられる旋律を持っていることだと。

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同感です。じぶんの好きな作曲家、曲はやはりとってもメロディーが美しいです。
モーツァルトも、ブラームスもマーラーも、ラフマニノフもチャイコフスキーも、みんなきれいな旋律の作曲家たちです。

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秋はこれらの美しい旋律がこころの奥の中までよ~くしみこんで来ます。特に美味しいお酒を頂くと余計しみこみます(笑)。

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この日の散歩に連れて行ったのは、ユージン・オーマンディ指揮、フィラデルフィア管弦楽団演奏、
チャイコフスキーのクルミ割り人形。

バレエがこの時期によく上演されますよね、ぼくも昔ですが、何度か見に行ったことがあります。

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このバレエ組曲、コンペイトウの踊り、雪片のワルツ、あし笛の踊り等美しくて可愛い曲が山盛りです。

中でも、花のワルツは大好きな曲です。どこで聴いても、どんなに心が落ち込んでいても、出だしを聴いただけでこころが
ぱっと明るくなる曲。

実は? 、昔、休みの朝食の時にはオーマンディのこの「花のワルツ」をよくかけていました。
CD を持っていなくて、LPから落としてCD-R に焼いたものだったので、あまり音は良くなかったのですが、我が家の朝の曲でした。

そのせいかどうかは分かりませんが、娘は今でもチャイコフスキーが好きなようです。しかも、この曲が。 笑

2013年の北鎌倉の紅葉。まだ緑の葉も多いものの、秋の朝の光を浴びて「きらっ」と輝いていました。「花のワルツ」を聴きながら、爽やかな秋の空気の中、足取りも軽く散歩をしてきました。

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東慶寺の紅葉はもう少し先のようです。あの大きい銀杏はまだ緑が元気でしたし、墓地の方のもみじも赤くなるにはもう少し時間がかかるようです。

明月院は黄色が目立ってきました。円覚寺と同じくらいの進み具合でしょうか?

北鎌倉の紅葉、いよいよです。

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帰ってきて、買っておいたボジョレーを頂きました。今年のも出来は良いですね。香りがよくフルーティーで喉をすっと通っていきます。
いや、すっと通り過ぎかもしれません 笑。

HMV から届いたオーマンディーのチャイコフスキー全集。予期せず、「クルミ割り人形」が入っていました。
思い出がありますが、これからはCD-Rでなくてこれを聴くことになるのだと思います。

" 2013/11/23 Kitakamakura Enkakuji & Brahms Symphony No.1 & Nutcracker "

盛岡城跡公園2013年紅葉です:20131108 [訪れたところ色々]

図らずも? この2か月の間に、盛岡を3度訪れることになりました。

北上川が滔々と流れ、岩手山は雄大で優しく、
こころにすとんと落ちて、とがっていないんだな・・・素敵な通り。 

キムチ納豆レアチーズラーメンと、 
わんこそばの店のカツ丼。 

材木座の宮沢賢治とセロ弾きのゴーシュ、光原社可否館さんのクルミクッキーとBeckerei Bergさんのクロワッサン 。

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仕事で、割と出かけることが多く、地方の都市もいくつか幾度か訪れたことがあります。 

博多、米子、大阪、神戸、京都、名古屋、長野、仙台、札幌 etc etc ・・・、それぞれの個性、それぞれ色彩と顔を持っていて、街って歩くと本当に面白い。

それに、それぞれ、美味しいラーメン屋さんがあります。 笑

盛岡もそう。 

盛岡、今回でとりあえず一区切り、今度訪れるのはいつになるかな?

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少しセンチな気持がこころにともったまま、盛岡城跡公園に行きました。

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本当に・・・

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ほんとに真っ赤な紅葉です。

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去年は京都で雅な紅葉を見ましたが、

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こんなに、

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本当に真っ赤なもみじは、見たことがありません。

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大切な・・・、この真っ赤な紅葉を何度も見ていたことでしょう。

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6年前に時間が止まった彼の分まで、2013年の

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盛岡城跡公園の紅葉。

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ぼくが見ているから、

どこかでぼくを見ているお前の心にも・・・。

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晩秋の透き通った空気の中で、紅葉たちが静かに燃えてる。

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公園全体が真っ赤に染まっていきました。

手のひらも、髪も、白い頬も・・・光の中の透き通った静けさ。

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今年は、これ以上の紅葉は見ることができないかもしれません。

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乾いた空気、幾分きりっと引き締まるような心地よい寒さの中の紅葉、初めてです。

この雰囲気・・・、心のポケットに大切にしまっておかねば・・・・。 出会った最高の色彩の一つ。

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いつか、また訪れよう、この季節に。

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この空気と、光と、影と、紅葉の色彩の中に、ゆっくりとじかんを浸してみたいと思いました。

盛岡、好きな街、大切な街です。

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昨日、北鎌倉の紅葉の具合を見に行ってきました。

まだ、少し早い感じ。
きれいに色づくのはやはり11月下旬からなのでしょうね。
でも、円覚寺にはたくさんの観光客の方がいらしていました。石段のところまで拝観者の方の列が続いていましたよ。

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相棒のデジ一、だいぶ使い込んでいます。そろそろメインのカメラのことも考えたいと思っているのですが、オリンパスは一眼から撤退で、新しいものを出してくれません。

ただ、ミラーレスで気になる OM-D E-M1 が発売されました。ミラーレス、軽くて使いやすい。今回の盛岡にもミラーレスの PL3 を連れて行きましたが、色はとてもきれいだなと思いました。
でも、やはり一眼には色々な面で劣ってしまうのではと?
いっそのことここで他社のものに乗り換えようかな? などと・・・色々と思案中。


" 2013/11/08 Morioka Autumnal leaves "

みなとのみえる丘公園のバラ&Perfume 未来のミュージアム&あの日の僕らにさようなら:20131103 [横浜街歩き]

3連休の日曜日の朝、娘と一緒に家を出ました。
せっかくの3連休の中日の日曜日でしたが、良い天気という訳にはいかなくて、はっきりしない雲の多い朝でした。

友達と「魔法少女まどか☆マギカ」の映画を見るとのことで、娘とは桜木町で別れ、じぶんは遅いかなと思いつつ、バラ達に会いにみなとのみえる丘公園まで。

あれれ、やはり、かな~り・・・遅かったみたいです。 ^^;

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地面の色ばかり目立っていて、秋のバラはちらほら?

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それでも、せっかく来たのだし、みなとのみえる丘公園の風は秋の風。

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高台の公園に吹く風は街のものとは少し違って、とっても清々しくて気持ちよい。

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花を落とさずに待っていてくれた、ほんのわずかな花たちとファインダー越しのご挨拶です。

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Walkman にはPerfume の新しいCD " LEVEL3 " を入れていきました。" Spring of Life "、" 未来のミュージアム "、
" ポイント " など素敵な曲がいっぱい。

たまにはクラシックでなく、軽快でポップな感じの曲、聴いていると自然に Beat out of rhythm も良いものです。

彼女たちの声、好きです。透き通って、明るくて、元気で、可愛い ♪♪♪

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声、そういえば、この前読んだ平山瑞穂さんの「あの日の僕らにさようなら」、小説なのに主人公の話している声が聞こえてくるような感じがしました。

都築祥子と桜川衛の恋愛小説。高校生の頃、互いに惹かれながらもある夜の出来事(桜川衛の部屋で彼の付けていた日記を中途半端に読んだこと)により、祥子は彼の想いを重く感じてしまい彼のことを避けるようになって自然消滅・・・。それから、11年後にあるネットを通じて彼女の消息を知り、再会を果たす。

離れて永遠に近付くことのないはずだった互いの道がもう一度交差して・・・。

分かれた二人でしたが、色々な意味で、再度会うことは必然だったのでしょう。

「あの日の僕らにさようなら」・・・。

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祥子たちだけでなく、僕らにはいろんな分岐点があって、あの時こうしていれば、ああしていなければ・・・と思うことが必ずあるのだと思います。
そして、それが無意識のうちにトラウマのようになっているものも、あるのかもしれない。

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こんなストーリーの本、お話としても面白かったけれど、話している文字を読んでいて、祥子の声が聞こえてくるようでした。
不思議な感じがまだ余韻として残っています。

声も記憶として残っているものなのですね。たとえば、もう聴くことがないだろう、なくなった親友の声もちゃんと覚えています。
祥子の話し方、声が、読んでいて聞こえてくるように思えました。

石田衣良さんの小説、" 眠れぬ真珠 " は読んでいて色彩を感じましたが、平山瑞穂さんのこの作品は、声を感じました。
本ってほとんに? おもしろい。 やめられません。

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しばらく、写真を撮っていると、ようやく少しずつ陽が差し込んできました。

うつむいていたバラ達も少しだけ元気が出てきたみたいです。

セセリチョウとシジミチョウ達も、急いで翅を広げて温まります。きっととても気持ち良いのでしょうね。

近くまで寄っても逃げません。

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秋の花たちもそろそろ終わりでしょうか?

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かなり寒くなってきたし、

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横浜の紅葉もそろそろです。

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昨日は、盛岡に行ってきました。

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風が強かったけれど、盛岡城跡公園の紅葉、とても素晴らしかったです。

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少しだけ写真が撮れたので機会があればアップしたいと思っています。盛岡のもみじ、真っ赤で燃えているよう、とってもきれいでしたよ。

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来週は、博多と札幌に出張の予定です。

たぶん、今年はこれで最後の出張になると思います。11月も中旬なんですよね。

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元町も、ハロウィンが終わったと思ったら、クリスマスの飾りつけ。

いつものようにサンタクロースが、ビルを登り始めました。 笑

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クロワッサン2つとバゲットを買ってきました。雪印の6Pチーズと、成城石井さんで買ってきた安い赤ワインで昼食をいただきました。

バゲット、やっぱり美味しいです。

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限定醸造、琥珀ヱビスも美味しい 笑

今日は、写真を撮りに行こうと思って起きましたが、寒くて天気は良くありません。
このまま、飲んだくれてしまいそう ^^;

未来のミュージアムってドラえもんだったんですね。



" 2013/11/03 minatonomieru oka koen & ankhino bokurani sayounara & Perfume LEVEL3 "

ターナー展に行ってきました:20131027 [絵画]

少し前まで暑い暑いと言っていたのに、いつの間にかカレンダーは11月。気が付けば毛糸の暖かさが心地よくなっています。

年をとるにつれ、加速度的に早くなる時の流れに、最近少し焦ったりも。

一日一日の日々を、時というリソースを大切にしないといけないな。

朝のコーヒーを飲みながら、そんなことを考えている11月の土曜日、横浜は、小雨。部屋の中も寒い。

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写真を撮りに出かけようと思っていましたが、天気が良いとは言えないし、日帰りの出張が重なって少し疲れ気味なので、
ラフマニノフの交響曲2番 。

昔から名演との評判の高い、アンドレ・プレヴィンのCD を買いました。「船に乗れ」を読んだ時から大好きになった第3楽章 Adagio を聴きながら、先日行ってきたターナー展の図録を眺めます。
色と光の錬金術師の素晴らしい絵、そして、きれいな、ほんとにきれいな Adagio の旋律・・・。
仕事のことでいっぱいになっていた頭にもさわやかな風を運んでくれるよう。

ブログには書けなかったものもありますが、兵庫県立美術館も初めて行ったし(クラーク美術館展を見ました)、今年も割とたくさんの絵たちに会うことができました。

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その中でも年の初めから楽しみにしていたターナー。

もう、20年以上も前になりますが、西洋美術館で一度ターナー展を見ました。
知的好奇心を掻き立てられ、抒情的な風景画に心を揺さぶられて、多様性が不思議で頭の中で陣地取り・・・、理解の範疇を超えていて、そして良くは分からないのだけれど、とても好きになった画家。

四半世紀ぶりにまとまって見られると思うと・・・指折りその日を待ちわびていましたが、10月27日、季節外れの台風が去った次の日、東京都美術館に会いに行ってきました。

≪月光、ミルバンクより眺めた習作≫
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どの絵も素敵です。
そして、どの絵が良いのか・・・一枚選ぶとしたら、とても困る画家。今回の展覧会には、画家10代の作品から歿後発見された作品まで、全部で140点の作品が来ていますが、そのどれもがターナーだなと思いました。

全てが素晴らしくて、全てが面白い。

≪バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨≫
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基本的に作品は風景画なのですが、ターナーの絵は、単なる風景画ではないと思います。

≪レグルス≫
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自然の崇高さ、気高さ、脅威、畏怖、絶対的大きさ、静けさ、美しさ、それから・・・移ろい・・・etc etc ・・・。

≪平和-水葬≫
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ジョセフ・マロード・ウイリアム・ターナー

それらを目から情報として取り入れ、心の内面でろ過して、絵画という手段で結実する。

自然を見て、聴いて、体全体で感じて・・・そうせざるを得ない、内面的必然性。

≪湖に沈む夕陽≫
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印象派、象徴主義、ロマン派、モダニズム。

それらをすべて包含する絵画。

ターナーも、時を超越した、選ばれた芸術家なのだなと、今回の「ターナー展」を見て、そう思いました。

神は時々その気まぐれのせいなのでしょうか?  ミューズの御使いとして、この世に選んだ使いをお遣わしになります。
僕らは、Mozart 、 Vermeer、Leonardo da Vinci etc etc・・・それら御使いたちの作品を通して、天上の究極美に断片なのかもしれないけれど、触れることができるのだと思います。

一枚を選ぶことは難しいのですが、今回特に気に入ったのは≪月光、ミルバンクより眺めた習作≫、
≪バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨≫、≪レグルス≫、≪平和-水葬≫、
そして≪湖に沈む夕陽≫でした。

≪湖に沈む夕陽≫は、モネの絵画かと見まごうばかり・・・、輪郭も、具体的なフォルムもなく、そこには色彩と光だけ。
ただ、モネの絵よりもずっと絵の具の使い方が大胆で激しさがあります。ターナーの気性が現れているのかもしれません。

≪スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船≫
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展覧会を見ていて、今回いくつか自分なりにおもしろかったことがあります。

例えば、この≪スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船≫の向かって左下に描かれた黒いもの、たぶんブイだと思うのですが、さりげなく書かれていますが・・・絶妙の近景の使い方だと思いました。
このような絵が他にもありましたが、絵画の中に奥行を与えて、風や大気やそういうものを描き込むにはとても優れた方法だなと思いました。

≪チャイルド・ハロルドの巡礼-イタリア≫
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また、≪チャイルド・ハロルドの巡礼-イタリア≫も面白かったです。

夏目漱石の「坊ちゃん」の中で、島に生える松の姿がターナーの描く絵のようだとして「ターナー島」と呼ばれる島が出てきますが、この作品の松がモデルではないかといわれています。

≪チャイルド・ハロルドの巡礼-イタリア≫
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そのエピソードもですが、この峡谷の描き方、すごいと思いました。
峡谷に満ちている大気・・・、その感じの出し方、描き方。しばらくじっと見つめてしまいました。

≪グリゾン州の雪崩≫
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何枚かは以前の展覧会で見たことのある絵でした。この雪崩も20数年ぶりの再会です。

≪グリゾン州の雪崩≫
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前に見た時はこんな見方をしていなかったのかもしれません、今回見て気が付いたのですが、雪崩の描き方がすごいと思いました。
パレットナイフを使っているのだと思います。
ナイフの荒々しい使い方、雪崩の猛々しさ、自然の恐ろしさが見る者に伝わってきます。

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ターナーって本当に色んな描き方をする画家です。

この絵だけでなく、今回140枚の絵画をゆっくりと見ることができ、ターナーの作品の多様性、内面的必然性をより忠実に表すため、色々な試みがされたのだとういうことが良く分かりました。

2万点以上の絵を国に遺贈したことで、作品が散逸することなくテート美術館に収蔵されたことはぼくたちにとっても本当に良かったと思います。

まだまだ研究が進められている様なので、これからもターナーに関する新たな発見があるかもしれません。

また、何年か後に来てくれるといいな。でも、その時は腰が曲がっているかもしれない 笑。

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開館と同時に入りましたが、ゆっくりと2時間近く見ていたので、そろそろお腹が空きました。

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銀座に出て、いつものお店でビールを飲みながらと思いましたが、建物が大規模改装中でお店はお休み中。

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ではと、新規開拓でイタリアンのお店でランチをいただきました。

サラダとマルゲリータ、ドリンクバーで1,200円也。もちろん、喉が渇いていたのでビールも頂きました。

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銀座は「銀茶会」なるイベント。

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「銀茶会」

" 銀座の街そのものが野点の会場となる、ライブ感あふれる催し「銀茶会」。今年で12回目を迎え、銀座の秋の風物詩として親しまれています。 "

なるほど、野点なんですね。それに12回目なんだ。知らなかった。

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でも、銀座の街には野点も、和服の女性も似合っているかも。

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お腹はいっぱい、良い絵たちに会えたし、

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ほろ酔い気分で銀座から東京駅まで、秋の街の散歩を楽しみました。

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いいな、休みの日の銀座、京橋、東京の辺りはとても落ち着いていて、のんびりと歩くことができます。

丸の内ブリックスクウェアの柔らかい日差しも大好き。

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今年はあと2か月あります。

まだトーハクのチケット( 「京都」 は見逃せません)もあるし、展覧会には何回か行きたいと思っていますが・・・、「ターナー展」はすごく良かった。

久しぶりに頭がくるくる? 廻りながら見た展覧会になりました。

何年か後にまた見たいです。次にターナーと会った時、どんな風に自分が感じるのか、 それも楽しみです。

" 2013/10/27 TURNER "

横浜赤レンガ倉庫ライトアップ&レーザー& Elton John The Diving Board :20131026 [横浜街歩き]

ターナー展

" レグルス " と " 月光 " ・・・ " 湖に沈む夕陽 "

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横山大観展

" 夜桜 " と " 蕭湘夜雨 "

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盛岡のさわや書店さんで出会った

平山瑞穂さんの「あの日の僕らにさようなら」

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ハルモニアムンディーの29枚組 

ミドリ・ザイラー" 四季 "  シュテファン・ヴラダー " Mozart Piano Concerto No.21 "

Mozart " フィガロの結婚 "

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琥珀の泡  琥珀ヱビス 

" 限定 " 

文字に弱いんだ

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冬麒麟も 

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見て

読んで

聴いて

味わう  秋 

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季節外れの台風の去った 横浜

みなとみらい


2日まるまるの休み

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やりたいことがいっぱいの土曜日

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リソースは使い放題

リソースは水銀がいっぱいに詰まった砂時計

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光と闇の水溜り

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Elton John

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" The Diving Board "  

いつも一緒

指先の・・・永い相棒E-510

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横浜赤レンガ倉庫に散歩に行ってきました・・・。

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秋の宵闇の

黄金色の光たち

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Elton John " The Diving Board " 久しぶりのアルバム

原点回帰

ピアノ・・・

シンプルサウンド

秋の夜長に心地よい

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バーボンロック・・・。

美味い。




" 2013/10/26 Yokohama Red Bricks & Elton John The Diving Board "

フィルム小山薫堂さん&盛岡の紅葉:20131020 [好きな本]

出張とかで出かけると色々な店(飲食店が主ですが)を知るようになります。

本屋さんもその一つで、新大阪の駅の中にある「ブックストア談」さんと、盛岡の駅にある「さわや書店」さんには、いつも無意識のうちに足が向いてしまう。

広い店内、静かな本屋さんなのに表現は変かもしれませんが、両店とも並べられている本たちに元気があると思います。
本の紹介のポップを見るとよく分かりますが、書店員さんたちの本好きパワーがあふれている。

先週の木曜日、盛岡に出張がありました。
帰りの新幹線を待つ間(東海道新幹線とは違って東北新幹線は盛岡まで来ると一時間に2~3本なので待ち時間が結構あります)、さわや書店さんで本たちと一緒に過ごしました。

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そして、3冊の本をまた仕入れてきました。

吉田篤弘さんの「つむじかぜ食堂と僕」
平山瑞穂さんの「あの日のぼくらにさようなら」
そして、小山薫堂さんの「フィルム」

どれも、ポップを見てさわや書店さんのお勧めの本を連れ帰ったもの。

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盛岡はこの日の朝の気温は5度。

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横浜の朝も涼しかったですが、急に冷え込んできたそうです。ストーヴも使い始めたとか。

盛岡城跡公園のもみじたちの紅葉も、この前来た時よりも進んでいました。

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前日は台風で雨風が強かったそうですが、もみじは葉を落とすことなく、赤や茶色や黄色に色づき始めていました。

盛岡の真っ赤なもみじ、見ることができてとてもうれしい。

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鎌倉の紅葉はきっと来月の下旬ごろだと思いますから、一ヶ月くらい早く今年の紅葉のスタートを楽しむことができたことになります。

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仕事のアポイントの時間まで、盛岡城跡公園で、ちょっとだけですが秋の良い空気を吸っての良い時間。 笑

清々しい空気、透明感のある光たち。

雲もありましたが、その隙間から太陽の光が届いた時の一瞬のキラキラさ・・・、とても美しかった。

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最近は、買い物にネットを使うことが多くなりました。

この前も炊飯器とポットが、ほぼ同時に壊れたので(電化製品って壊れる時はほぼ一緒にが多いですね)、ヨドバシのネットで買いましたし、PCのマザーボードとかHDDとか今までは秋葉に出かけて買っていたものもAmazonで買ったりしています。

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それから、CD はもうずっとHMV でポチッとしています(ポチッとし過ぎですが・・・ ^^; )。

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でも、本だけは本屋さんです。

なぜなんでしょう?

自分でも不思議ですが、やはり、本屋さんという場所が好きなんでしょうね。

昔から、待ち合わせの時間までとか、何かで時間をつぶす時とかには本屋さんに行くことが多かったと思います。

静かだけれど、未来の明日の、そしてすぐ後の楽しみ・・・、ページを開くと広がる楽しみが色々とたくさんあって、その空間に本たちの話し声が聞こえるようなそんな場所、独特の匂いのあるお店。

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未来の楽しみを探している方たち、本屋さんに来て好きな本を探している方たちのあの雰囲気も好きです。
なんとなく、じぶんの仲間みたいな? そんな感じも 笑

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雲は多かったけれど、少し雪が降ったのでしょうか? うっすらと白くなった岩手山の姿も見ることができました。

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仕事を終えて「はやて」の中、小山薫堂さんの「フィルム」を読みました。

小山薫堂さんの作品を読むのは初めて。
「料理の鉄人」や「THE 世界遺産」などのテレビ番組の企画をし、映画「おくりびと」では脚本を手がけた方なんですね。

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「フィルム」は10編のお話の短編集です。

・アウトポスト・タヴァーン
・スプーン
・フィルム
・タワシタ
・パイナップル・ラプソディ
・あえか
・青山クロッシング
・鎌倉の午後三時
・セレンディップの奇跡
・ラブ・イズ・・・

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どの作品も独特の雰囲気、大人の童話みたいな感じの世界が広がります。

ちょっと仕事に疲れたとき、好きな人とうまくいかなかったとき・・・、そんなときに元気づけられる、お洒落でちょっとほっこりするような素敵なお話達です。

中では、次の2つが気に入りました。

「スプーン」
彼女との些細な喧嘩、エスプレッソコーヒーには砂糖を入れるか入れないか? が原因なんですが、喧嘩をして彼女の家を深夜に飛び出してしまった波多野。夜中の世田谷の街を迷い迷い、民家の中に見つけた不思議なカレー屋さん。船乗り上がりのマスターとの会話、激辛のカレーを食べて、もう一度彼女とここのカレーを食べに来たいと思う。
ただ、それだけのストーリーなんですが、読んでいて心が温かくなりました。電車の中で無性にカレーが食べたくなって困りました。

「セレンディップの奇跡」
41歳の誕生日の日に彼女に振られた堀井豊。
突然の別れの電話を受け、今更ながらですが、自分が彼女にちゃんと向かっていなかったこと、都合よく付き合ってきたことに思い当ります。バスを待つところから、次々に偶然とは思えない出来事が重なり、とあるレストランでサービスの冷えた白ワインを飲むことに・・・。ここまでもこの後もまさに大人の童話。
こちらも心が温かくなるお話し。

この他にも、鎌倉まで走った挙句に、お客に乗り逃げされたタクシー運転手が主人公の「鎌倉の午後3時」、そして最後のお話し、お台場を舞台にする老女性の一時のシンデレラタイム・・・、「ラブ・イズ・・・」も素敵なお話でした。

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やはり、本は本屋さんです。

こんなに素敵な本との出会いはネットではできないと思います。足を運んで積まれた本たちを見ながら、ポップを読ませていただいて、一冊ずつ手に取って・・・。
一冊の本を選ぶときから、未来の幸せははじまっているのですから。

さわや書店さん、素敵な本との出会いをありがとう。

" 2013/10/17 Film & Morioka "

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