ターナー展に行ってきました:20131027 [絵画]
少し前まで暑い暑いと言っていたのに、いつの間にかカレンダーは11月。気が付けば毛糸の暖かさが心地よくなっています。
年をとるにつれ、加速度的に早くなる時の流れに、最近少し焦ったりも。
一日一日の日々を、時というリソースを大切にしないといけないな。
朝のコーヒーを飲みながら、そんなことを考えている１１月の土曜日、横浜は、小雨。部屋の中も寒い。
写真を撮りに出かけようと思っていましたが、天気が良いとは言えないし、日帰りの出張が重なって少し疲れ気味なので、
ラフマニノフの交響曲２番 。
昔から名演との評判の高い、アンドレ・プレヴィンのCD を買いました。「船に乗れ」を読んだ時から大好きになった第3楽章 Adagio を聴きながら、先日行ってきたターナー展の図録を眺めます。
色と光の錬金術師の素晴らしい絵、そして、きれいな、ほんとにきれいな Adagio の旋律・・・。
仕事のことでいっぱいになっていた頭にもさわやかな風を運んでくれるよう。
ブログには書けなかったものもありますが、兵庫県立美術館も初めて行ったし(クラーク美術館展を見ました)、今年も割とたくさんの絵たちに会うことができました。
その中でも年の初めから楽しみにしていたターナー。
もう、20年以上も前になりますが、西洋美術館で一度ターナー展を見ました。
知的好奇心を掻き立てられ、抒情的な風景画に心を揺さぶられて、多様性が不思議で頭の中で陣地取り・・・、理解の範疇を超えていて、そして良くは分からないのだけれど、とても好きになった画家。
四半世紀ぶりにまとまって見られると思うと・・・指折りその日を待ちわびていましたが、10月27日、季節外れの台風が去った次の日、東京都美術館に会いに行ってきました。
≪月光、ミルバンクより眺めた習作≫
どの絵も素敵です。
そして、どの絵が良いのか・・・一枚選ぶとしたら、とても困る画家。今回の展覧会には、画家10代の作品から歿後発見された作品まで、全部で140点の作品が来ていますが、そのどれもがターナーだなと思いました。
全てが素晴らしくて、全てが面白い。
≪バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨≫
基本的に作品は風景画なのですが、ターナーの絵は、単なる風景画ではないと思います。
≪レグルス≫
自然の崇高さ、気高さ、脅威、畏怖、絶対的大きさ、静けさ、美しさ、それから・・・移ろい・・・etc etc ・・・。
≪平和－水葬≫
ジョセフ・マロード・ウイリアム・ターナー
それらを目から情報として取り入れ、心の内面でろ過して、絵画という手段で結実する。
自然を見て、聴いて、体全体で感じて・・・そうせざるを得ない、内面的必然性。
≪湖に沈む夕陽≫
印象派、象徴主義、ロマン派、モダニズム。
それらをすべて包含する絵画。
ターナーも、時を超越した、選ばれた芸術家なのだなと、今回の「ターナー展」を見て、そう思いました。
神は時々その気まぐれのせいなのでしょうか? ミューズの御使いとして、この世に選んだ使いをお遣わしになります。
僕らは、Mozart 、 Vermeer、Leonardo da Vinci etc etc・・・それら御使いたちの作品を通して、天上の究極美に断片なのかもしれないけれど、触れることができるのだと思います。
一枚を選ぶことは難しいのですが、今回特に気に入ったのは≪月光、ミルバンクより眺めた習作≫、
≪バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨≫、≪レグルス≫、≪平和－水葬≫、
そして≪湖に沈む夕陽≫でした。
≪湖に沈む夕陽≫は、モネの絵画かと見まごうばかり・・・、輪郭も、具体的なフォルムもなく、そこには色彩と光だけ。
ただ、モネの絵よりもずっと絵の具の使い方が大胆で激しさがあります。ターナーの気性が現れているのかもしれません。
≪スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船≫
展覧会を見ていて、今回いくつか自分なりにおもしろかったことがあります。
例えば、この≪スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船≫の向かって左下に描かれた黒いもの、たぶんブイだと思うのですが、さりげなく書かれていますが・・・絶妙の近景の使い方だと思いました。
このような絵が他にもありましたが、絵画の中に奥行を与えて、風や大気やそういうものを描き込むにはとても優れた方法だなと思いました。
≪チャイルド・ハロルドの巡礼－イタリア≫
また、≪チャイルド・ハロルドの巡礼－イタリア≫も面白かったです。
夏目漱石の「坊ちゃん」の中で、島に生える松の姿がターナーの描く絵のようだとして「ターナー島」と呼ばれる島が出てきますが、この作品の松がモデルではないかといわれています。
≪チャイルド・ハロルドの巡礼－イタリア≫
そのエピソードもですが、この峡谷の描き方、すごいと思いました。
峡谷に満ちている大気・・・、その感じの出し方、描き方。しばらくじっと見つめてしまいました。
≪グリゾン州の雪崩≫
何枚かは以前の展覧会で見たことのある絵でした。この雪崩も20数年ぶりの再会です。
≪グリゾン州の雪崩≫
前に見た時はこんな見方をしていなかったのかもしれません、今回見て気が付いたのですが、雪崩の描き方がすごいと思いました。
パレットナイフを使っているのだと思います。
ナイフの荒々しい使い方、雪崩の猛々しさ、自然の恐ろしさが見る者に伝わってきます。
ターナーって本当に色んな描き方をする画家です。
この絵だけでなく、今回140枚の絵画をゆっくりと見ることができ、ターナーの作品の多様性、内面的必然性をより忠実に表すため、色々な試みがされたのだとういうことが良く分かりました。
2万点以上の絵を国に遺贈したことで、作品が散逸することなくテート美術館に収蔵されたことはぼくたちにとっても本当に良かったと思います。
まだまだ研究が進められている様なので、これからもターナーに関する新たな発見があるかもしれません。
また、何年か後に来てくれるといいな。でも、その時は腰が曲がっているかもしれない 笑。
開館と同時に入りましたが、ゆっくりと2時間近く見ていたので、そろそろお腹が空きました。
銀座に出て、いつものお店でビールを飲みながらと思いましたが、建物が大規模改装中でお店はお休み中。
ではと、新規開拓でイタリアンのお店でランチをいただきました。
サラダとマルゲリータ、ドリンクバーで1,200円也。もちろん、喉が渇いていたのでビールも頂きました。
銀座は「銀茶会」なるイベント。
「銀茶会」
" 銀座の街そのものが野点の会場となる、ライブ感あふれる催し「銀茶会」。今年で12回目を迎え、銀座の秋の風物詩として親しまれています。 "
なるほど、野点なんですね。それに12回目なんだ。知らなかった。
でも、銀座の街には野点も、和服の女性も似合っているかも。
お腹はいっぱい、良い絵たちに会えたし、
ほろ酔い気分で銀座から東京駅まで、秋の街の散歩を楽しみました。
いいな、休みの日の銀座、京橋、東京の辺りはとても落ち着いていて、のんびりと歩くことができます。
丸の内ブリックスクウェアの柔らかい日差しも大好き。
今年はあと2か月あります。
まだトーハクのチケット( 「京都」 は見逃せません)もあるし、展覧会には何回か行きたいと思っていますが・・・、「ターナー展」はすごく良かった。
久しぶりに頭がくるくる? 廻りながら見た展覧会になりました。
何年か後にまた見たいです。次にターナーと会った時、どんな風に自分が感じるのか、 それも楽しみです。
" 2013/10/27 TURNER "
年をとるにつれ、加速度的に早くなる時の流れに、最近少し焦ったりも。
一日一日の日々を、時というリソースを大切にしないといけないな。
朝のコーヒーを飲みながら、そんなことを考えている１１月の土曜日、横浜は、小雨。部屋の中も寒い。
写真を撮りに出かけようと思っていましたが、天気が良いとは言えないし、日帰りの出張が重なって少し疲れ気味なので、
ラフマニノフの交響曲２番 。
昔から名演との評判の高い、アンドレ・プレヴィンのCD を買いました。「船に乗れ」を読んだ時から大好きになった第3楽章 Adagio を聴きながら、先日行ってきたターナー展の図録を眺めます。
色と光の錬金術師の素晴らしい絵、そして、きれいな、ほんとにきれいな Adagio の旋律・・・。
仕事のことでいっぱいになっていた頭にもさわやかな風を運んでくれるよう。
ブログには書けなかったものもありますが、兵庫県立美術館も初めて行ったし(クラーク美術館展を見ました)、今年も割とたくさんの絵たちに会うことができました。
その中でも年の初めから楽しみにしていたターナー。
もう、20年以上も前になりますが、西洋美術館で一度ターナー展を見ました。
知的好奇心を掻き立てられ、抒情的な風景画に心を揺さぶられて、多様性が不思議で頭の中で陣地取り・・・、理解の範疇を超えていて、そして良くは分からないのだけれど、とても好きになった画家。
四半世紀ぶりにまとまって見られると思うと・・・指折りその日を待ちわびていましたが、10月27日、季節外れの台風が去った次の日、東京都美術館に会いに行ってきました。
≪月光、ミルバンクより眺めた習作≫
どの絵も素敵です。
そして、どの絵が良いのか・・・一枚選ぶとしたら、とても困る画家。今回の展覧会には、画家10代の作品から歿後発見された作品まで、全部で140点の作品が来ていますが、そのどれもがターナーだなと思いました。
全てが素晴らしくて、全てが面白い。
≪バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨≫
基本的に作品は風景画なのですが、ターナーの絵は、単なる風景画ではないと思います。
≪レグルス≫
自然の崇高さ、気高さ、脅威、畏怖、絶対的大きさ、静けさ、美しさ、それから・・・移ろい・・・etc etc ・・・。
≪平和－水葬≫
ジョセフ・マロード・ウイリアム・ターナー
それらを目から情報として取り入れ、心の内面でろ過して、絵画という手段で結実する。
自然を見て、聴いて、体全体で感じて・・・そうせざるを得ない、内面的必然性。
≪湖に沈む夕陽≫
印象派、象徴主義、ロマン派、モダニズム。
それらをすべて包含する絵画。
ターナーも、時を超越した、選ばれた芸術家なのだなと、今回の「ターナー展」を見て、そう思いました。
神は時々その気まぐれのせいなのでしょうか? ミューズの御使いとして、この世に選んだ使いをお遣わしになります。
僕らは、Mozart 、 Vermeer、Leonardo da Vinci etc etc・・・それら御使いたちの作品を通して、天上の究極美に断片なのかもしれないけれど、触れることができるのだと思います。
一枚を選ぶことは難しいのですが、今回特に気に入ったのは≪月光、ミルバンクより眺めた習作≫、
≪バターミア湖、クロマックウォーターの一部、カンバーランド、にわか雨≫、≪レグルス≫、≪平和－水葬≫、
そして≪湖に沈む夕陽≫でした。
≪湖に沈む夕陽≫は、モネの絵画かと見まごうばかり・・・、輪郭も、具体的なフォルムもなく、そこには色彩と光だけ。
ただ、モネの絵よりもずっと絵の具の使い方が大胆で激しさがあります。ターナーの気性が現れているのかもしれません。
≪スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船≫
展覧会を見ていて、今回いくつか自分なりにおもしろかったことがあります。
例えば、この≪スピットヘッド:ポーツマス港に入る拿捕された二隻のデンマーク船≫の向かって左下に描かれた黒いもの、たぶんブイだと思うのですが、さりげなく書かれていますが・・・絶妙の近景の使い方だと思いました。
このような絵が他にもありましたが、絵画の中に奥行を与えて、風や大気やそういうものを描き込むにはとても優れた方法だなと思いました。
≪チャイルド・ハロルドの巡礼－イタリア≫
また、≪チャイルド・ハロルドの巡礼－イタリア≫も面白かったです。
夏目漱石の「坊ちゃん」の中で、島に生える松の姿がターナーの描く絵のようだとして「ターナー島」と呼ばれる島が出てきますが、この作品の松がモデルではないかといわれています。
≪チャイルド・ハロルドの巡礼－イタリア≫
そのエピソードもですが、この峡谷の描き方、すごいと思いました。
峡谷に満ちている大気・・・、その感じの出し方、描き方。しばらくじっと見つめてしまいました。
≪グリゾン州の雪崩≫
何枚かは以前の展覧会で見たことのある絵でした。この雪崩も20数年ぶりの再会です。
≪グリゾン州の雪崩≫
前に見た時はこんな見方をしていなかったのかもしれません、今回見て気が付いたのですが、雪崩の描き方がすごいと思いました。
パレットナイフを使っているのだと思います。
ナイフの荒々しい使い方、雪崩の猛々しさ、自然の恐ろしさが見る者に伝わってきます。
ターナーって本当に色んな描き方をする画家です。
この絵だけでなく、今回140枚の絵画をゆっくりと見ることができ、ターナーの作品の多様性、内面的必然性をより忠実に表すため、色々な試みがされたのだとういうことが良く分かりました。
2万点以上の絵を国に遺贈したことで、作品が散逸することなくテート美術館に収蔵されたことはぼくたちにとっても本当に良かったと思います。
まだまだ研究が進められている様なので、これからもターナーに関する新たな発見があるかもしれません。
また、何年か後に来てくれるといいな。でも、その時は腰が曲がっているかもしれない 笑。
開館と同時に入りましたが、ゆっくりと2時間近く見ていたので、そろそろお腹が空きました。
銀座に出て、いつものお店でビールを飲みながらと思いましたが、建物が大規模改装中でお店はお休み中。
ではと、新規開拓でイタリアンのお店でランチをいただきました。
サラダとマルゲリータ、ドリンクバーで1,200円也。もちろん、喉が渇いていたのでビールも頂きました。
銀座は「銀茶会」なるイベント。
「銀茶会」
" 銀座の街そのものが野点の会場となる、ライブ感あふれる催し「銀茶会」。今年で12回目を迎え、銀座の秋の風物詩として親しまれています。 "
なるほど、野点なんですね。それに12回目なんだ。知らなかった。
でも、銀座の街には野点も、和服の女性も似合っているかも。
お腹はいっぱい、良い絵たちに会えたし、
ほろ酔い気分で銀座から東京駅まで、秋の街の散歩を楽しみました。
いいな、休みの日の銀座、京橋、東京の辺りはとても落ち着いていて、のんびりと歩くことができます。
丸の内ブリックスクウェアの柔らかい日差しも大好き。
今年はあと2か月あります。
まだトーハクのチケット( 「京都」 は見逃せません)もあるし、展覧会には何回か行きたいと思っていますが・・・、「ターナー展」はすごく良かった。
久しぶりに頭がくるくる? 廻りながら見た展覧会になりました。
何年か後にまた見たいです。次にターナーと会った時、どんな風に自分が感じるのか、 それも楽しみです。
" 2013/10/27 TURNER "
引き寄せられるような素敵な絵ですね。
急に寒くなり洋服の入れ替えで嫌に
なっています。
銀ブラは何年もしていないので美味しいものでも
食べに行きたくなりました。
by こういち３ (2013-11-04 00:04)
早々にお訪ねいただきありがとうございます♪
忘れないで頂けた方がいらっしゃるということは嬉しいことですね。。
ターナー展。mozさんならどの作品を気に入られるだろう、なんて思いながら、実は観ていたのですよ、わたし。月光 ミルバンク・・はやはり惹きこまれました。
あと、やはり若い頃の作品で水彩画で淡い色調なのに光を放っているような作品があって、惹かれましたね～ 都立美術館・・あまり好きではないのですけど、今回のはかなり力が入っていた感じがしました。そのうちわたしもこれに触れるかもしれません。。
by キャスリーン・ケリー (2013-11-04 01:50)
１０月は一か月の内に夏から初冬になりました。家の中では、もう毛糸のカーデガンを着てます。
銀座で野点とは粋な催しですね。
by takenoko (2013-11-04 05:37)
月光だけは見たことがあるような気がします。
写実に印象を重ねたような絵ですね。 写真撮影のための勉強になります。
ターナー島も先日テレビで見ましたが、この絵がモデルすると、
（当時の松は似ていたのでしょうけど）現在の松は似ていないですね。
今度の週末にトーハクに行こうと思っています。
by ぜふ (2013-11-04 06:54)
お気に入りの画家の絵画を堪能した後で
目に映る銀座の景色は新鮮に感じたのでは？
ピザとビールの後に銀ブラ、羨ましい休日の過ごし方です＾＾
by hrd (2013-11-04 07:33)
mozさんのところにコメントがはいらなくて。。これは、大丈夫かな？
私もターナーを好きですが、「ターナーを好きな人は男の人が多いのに、、」
と言われたことがあります。「雪崩」のようなのをイメージしてるんでしょうね。
モネ似の優しい「湖に沈む太陽」もあるのに。。「月光」は、mozさんが早起きして
まだ暗さの残る横浜に写真を撮りに行った時を思い出しました。
以前、Bunkamuraで見た「ターナー展」より、はるかに規模が大きそうで期待
しています。
by TaekoLovesParis (2013-11-04 08:21)
ターナー展、自分は来週行く予定です
頭がくるくる廻るような展覧会なのですね、楽しみです＾＾
自分はこの三連休はカイユボット展で印象派を楽しんできました。
by さる１号 (2013-11-04 08:45)
ターナーを知りませんでした。ほかの画家もろくに知らないのですが、、、
絵に画家の性格が表れていると感じました。かなりな気性の持ち主ではないかと。雪崩がすごいと思いましたが、やはり本物見ないと、、、ですね。
by さきしなのてるりん (2013-11-04 09:01)
素敵な絵です☆
ターナーというと風景がを連想するくらい第一人者なんでしょうね。。。
私は小説「坊っちゃん」を連想してしまいます。。。（＾w＾）
by 獏 (2013-11-04 09:56)
ターナーも素敵な絵が多いですね。＾＾
観る時の気持ち次第で絵から感じるものも変わる不思議な
絵だなと前から思っています。
ほろ酔いで銀ブラもいいですね。＾＾
by rappi (2013-11-04 12:05)
絵画の鑑賞は、時間とともに精神的なゆとりがほしいですね。
by cocoa051 (2013-11-04 16:42)
美術鑑賞をして、ビールを飲んで美味しい物を食べれば幸せですね。
ターナーの絵画、素敵ですね。
by toshi (2013-11-04 18:59)
ターナー、不思議な空気感がありますね、大阪にも来ないかなー。
木枯らし１号が吹きましたね、でもそれほど寒く感じないのは、今年の
おかしなところ、また一挙に寒くなるのでしょうね(・・;)
by aya (2013-11-04 19:56)
絵画の鑑賞如何でしたか、ターナーは知りませんでした。
by mamii (2013-11-04 20:50)
絵とじっくりと対面した濃密な時間の後のビールはさぞおいしかったことでしょう・・・と拝見しました。このほか、お写真のブリックスクエア三菱1号館美術館の印象派、新国立美術館の点描画展、等気になっています。芸術の秋ですね。銀座の素敵な催しは全く知りませんでした。びっくりです
by yuzuhane (2013-11-04 21:09)
うちの会社に、西洋の絵画が大好きな営業さんがいて
その人の一番好きな画家が「ターナー」なんですって。
私は山下達郎の「ターナーの汽罐車」思い出しますけど＾＾
mozさんがおっしゃるように、たんなる風景画じゃなく・・
目で見た風景を、いっかい自分の中にとりこんで
体内にあるフィルタを通して、もう一度再生させると
こんな絵が描かれるのかなーなんて思ったりしました♪
mozさんの夜景の撮り方の秘訣、教えて頂いてありがとうございました
早速明日っから、実践します＾＾
by はなだ雲 (2013-11-04 21:13)
芸術の秋そして食欲の秋
心身共にリフレッシュ出来ますね。d(^_^o)
by ナビパ (2013-11-04 21:17)
ターナー展、とても素晴らしかったですよね。
今回の展覧会では、ターナーの多彩な才能がよくわかりました。
ターナーの作品のごく一部しか知らなかったんだな・・・と。
緻密な水彩画も晩年のぼわっとした作品も、どれもよかったです。
確かに、また何年後かにターナーを見たら、また違う印象を受けるかもしれません。
by fraise (2013-11-04 21:17)
ターナー島の松、陸前高田の一本松によくにてますね！
by hieroh66 (2013-11-04 21:42)
ほんっとに素敵な展覧会でしたよね。
心を揺さぶられる作品があったり、とても癒される作品があったり。
＞作品が散逸することなくテート美術館に収蔵されたこと
ほんとにほんとにそう思います。
こうやってまとめて見られるからこそ、より深く画家のことを知ることが出来ます。
新規開拓のイタリアン、おいしかったですか？^^
by リュカ (2013-11-05 09:43)
こういち3さん、そうなんです、とてもひきつけられる絵ばかりでした。気力と体力がもっとあれば、もっともっと見ていたかったです。２時間が限度だったのがちょっと自分でも残念でした。 ^^;
ぼくも入れ替えしないといけないのですがまだなんです。この日もジャケットの下は半袖でした 笑
昔の銀ブラよりも良いかもしれません。ぜひぜひこういち3さんも ^^v
東京の丸の内川もお勧めです。
by moz (2013-11-05 17:37)
キャスリーン・ケリーさん、いえいえ、こちらこそご訪問、ありがとうござます。
いやですね、忘れるわけないじゃないですか～ 笑
ありがとうございます、ターナーには悪いですが、そんな風に思っていただいてみて頂けたなんて、絵が好きなぼくにとってはとてもうれしいです。気に入ったのはここにはった絵でした。ただ、もっとたくさんあったのですが、はりきれません。
ミルバンクは素敵ですよね。見ていて、夕陽ではないけれど、朝の横浜の日の出をまた見に行きたくなりました。水彩画もたくさんありましたよね。筆運びとフォルムのとらえ方がすごいなって思いました。
そうなんですか、都美術館、良い企画がたくさんあるのでよく通ってます。今年も何回も行きましたよ。そうですね、かなり力が入っていたと思います。
楽しみにしています、ぜひぜひアップしてくださいね。 ^^
by moz (2013-11-05 17:42)
ターナー展、フランスに引っ越した年にパリでちょうど開催されてたんですが観に行けず・・・。
本屋さんの棚のやたら目立つ所にターナーの画集が置いてあったので、
もしや展覧会開催中？と気付いた時には、終わってました・・・。
mozさんの食後のお散歩写真に、スペイン語 LAS MENINAS RENACEN DE NOCHE 発見。
"LAS MENINAS" といえば、スペインの画家のベラスケスの絵。
その関連の展示があるのかしら。 奥に映ってる行列は、その入場のためのかな。
by Inatimy (2013-11-05 21:46)
takenokoさん、そうですね、１か月ですごく気温が下がった気がします。
体がそれについていけなくて、すごく疲れました。
じぶんも寒くてセーター来たりしています。
野点は初めて知りました。銀座の方達も色々と考えているんですね。 ^^
by moz (2013-11-06 05:35)
ぜふさん、そうですね、絵を見ると写真のべ゜んきょうにもなりますよね。構図とか対象の見方とか。ただ、じぶんの場合、なかなかそれを活かすことはできないんですけど ^^;
そうなんですか、TV で松のことに関してやっていたんですね。見ればよかったです。
トーハクも混雑しているようですね、行かれたら、ブログにアップされるのかな?
どんな感じだったか、教えて頂けると嬉しいです。 ^^
by moz (2013-11-06 05:37)
hrdさん、はい、秋の銀座、天気も良くてとても清々しかったです。
銀座も東京もよいところ、たまに散歩したくなる街です。 ^^
ほろ酔い気分でぶらぶらが一番楽しいかもしれません。
by moz (2013-11-06 05:50)
TaekoLovesParisさん、大丈夫です ^^v ちゃんと読めます。
認証、必要なのかもしれませんが、結構大変ですよね。特に文字と数字の組み合わせはなかなか手ごわいのがあります。
そうなんですね、ターナー、確かに男性にファンが多いのかもしれません。良く見ると男性的で力強いのかも。あまりロマンチックって感じではないのかもしれません。
なるほど、おっしゃる通り「雪崩」のイメージなのかも ^^b
ぼくもあの絵を見て、また港の日の出を見たくなりました。自転車掃除してお休みにまた出かけたいと思います。思い出していただけたなんて光栄です!!
前のはたしか水彩画中心だったと思います。今度のは色々なものが来ているので、パレットまでありましたし、ターナーをもっともっとよく知る良い機会だと思います。おもしろかったですよ。
TaekoLovesParisさんのアップも楽しみにしてます。
by moz (2013-11-06 06:04)
さる１号さん、今週なんですね。 ^^
はい、色々と見せてもらいながら、考えた展覧会でした。タッチとか見ると、じぶんなりに色々な新しい発見がありました。
カイユボット展、ブリヂストン美術館でしたっけ、これも行きたいなぁ～。美術館も好きな所だし、カイユボットにも興味津々です。
by moz (2013-11-06 06:07)
ターナーを知りませんでした。
独特の表現をされる画家ですね、神戸市立博物館で
プーシキン美術館展の次にターナーの特別展が開催されるようです。
機会を見つけて見に行きたいと思います・・・(^.^)
by ken (2013-11-06 19:50)
さきしなのてるりんさん、ターナーは色々と読んでみると、どうも気難しやだったみたいです。気分もコロコロと変わって・・・。たぶん付き合いにくい感じだったんではないでしょうか?
画家のこと知ってから見るとまたおもしろいですよね。
ぼくも、もう一度見たいです。 ^^
by moz (2013-11-07 05:55)
獏さん、夏目漱石の小説に出てくることでも有名なんですよね。
絵もなかなか良かったですよ。
もう一度見たいなって思っています。 ^^
by moz (2013-11-07 05:56)
rappiさん、全部素敵かもしれないな～なんて思って帰ってきました 笑
どれか一枚を決めないといけないって言われると、とても困る画家です。
そうですね、音楽もですけれど、受信機である我々の心の状態によって、色々に変わりますよね。そこがまた面白いところだとも思います。
ほぼ、ほろ酔い気分なのかもしれません・・・少し飲み過ぎかも ^^;
by moz (2013-11-07 06:01)
cocoa051さん、そうですね、良い状態でないと、理解できるもの、感じられるものも受け取れないと思います。余裕がないと絵も見られないですよね。
ただ、時間だけではだめですよね。
by moz (2013-11-07 06:11)
よいものを見て、美味しいものを食べ、
ほろ酔いで銀座を散歩するの、いいですね。素敵。
私もそうしたいな～。
でも銀座行く時はだいたい出張だから
無理なんですよね(´;д;`)残念
by 今造ROWINGTEAM (2013-11-07 14:22)
toshiさん、はい、とっても幸せでした (笑)
良い天気、のんびりとほろ酔い加減はターナーの余韻 ♪
東京、銀座、よい街ですよね。
by moz (2013-11-08 06:35)
ayaさん、そうなんです!! ターナー、2次元の中に空気があるんです。
その技はすごいなぁ～と見てびっくりでした。 ^^
大阪ではないですが、神戸には1月に行くようです。ぜひぜひ、直接その空気感を確かめられてください。おすすめです b^^
10月は暑い日もありましたものね。でも、来週から本格的に寒くなるみたいですね。ぼくはこれから盛岡です。
風も強いし・・・さむそーーー ^^;
by moz (2013-11-08 06:38)
mamiiさん、ターナー、今年の初めから楽しみにしていました。
期待通り、とっても良かったです ^^v
by moz (2013-11-08 06:39)
(○´∪｀●)φ...【ｫﾊｮｩｺﾞｻﾞｨﾏｽ】 お気に入りの絵をゆっくり眺めながらって憧れます。いつものお店には行けなかったけど初めてのランチはいかがでしたか？ぶらっと行ける銀座に行ける距離で暮らしたいなぁ。(* >ω<)=３
by チョコシナモン (2013-11-09 09:43)
yuzuhaneさん、ご賢察の通り、ぼくとしてはかなり頭がくるくると回っていたので、クールダウンのビールはとても美味しかったです。笑
そうですね、芸術の秋、見たい展覧会が目白押しです。何に行くのかしぼらないといけないというのも幸せなのでしょうか? どうしても見に行きたいものがあと3つあります。行けるか? 2013年? ^^;
ぼくも散歩中に気が付きました。かなり本腰を入れているイベントだと思いました。阿川さんとか来ていましたよ。 ^^
by moz (2013-11-10 06:40)
はなだ雲さん、会社の方もターナーがお好きなんですね。結構、ターナーファンの方っているみたいですね。僕の友達にもターナー「いのち!!」みたいな人がいます。山下達郎の曲ですね、ターナーの汽罐車って。「雨、蒸気、スピード」の絵だと思うのですが、今回は来ていませんが「雨、蒸気、スピード」あの絵も傑作ですよね。曲は聞いたことないんです、youtube で今度探して聞いてみますね。山下達郎、お好きなんですか? ^^
書いて頂いた通りなんです。見たままの風景というよりもターナーのはもっと心情、こう画かざるを得ないというような強い意志を感じます。内面的必然性だと・・・。^^
いえいえ、何の参考にもなっていないと思いますが、やっぱりたくさん撮ることですよね。写真っておもしろい。お互いたくさん撮りましょうね ^^
by moz (2013-11-10 06:54)
ナビバさん、そうですね、リフレッシュしすぎで、食べ過ぎ、飲みすぎです・・・^^;
by moz (2013-11-10 06:55)
hieroh66さん、そうですか?
陸前高田の一本松がこんな形なんですね。見てみたいです。 ^^
by moz (2013-11-10 06:57)
リュカさん、そうですよね、とても作品数が多くて、見所が多くて、充実しているすごい展覧会だったと思います。好奇心を揺さぶられて、とても面白かったです。
ターナーがそこまで考えていたのかはわかりませんが、散逸しないで初期から晩年の最後までの作品がそろっているのはターナーみたいな有名な画家としては珍しいのではないかなって思います。色々な発見があったみたいですし、これからもまだきっとあるのだと。楽しみですよね。 ^^
入った時は空いていましたが、すぐに席はいっぱいになりましたし、帰る時には並んでいたので、もしかすると有名なお店だったのかもしれません。はい、コストパフォーマンスの良いお店でした。友達のカニのパスタはカニがゴロゴロ、娘のウニもゴロゴロでしたよ 笑
by moz (2013-11-10 07:02)
fraiseさん、fraiseさんはテート美術館で何度もご覧になっているんですよね。
いいな～ ^^; 。
やはり、よそ行きでない顔が絵にもあるんだと思います。ターナーのこれらの絵もイギリス、テート美術館で見るとまた一味違うのだと。イギリスにはまだいったことがなくて、一度行きたいな。
そうですよね、水彩画も初期の絵も晩年の印象派を追い越してしまったような絵画も、みんなすごかったですよね。また、何年かたったら会ってみたい絵たちですよね。おんなじ展覧会を見てブログでお話しできるっていうのもいいですね ^^
by moz (2013-11-10 07:07)
Inatimyさん、そうなんですか～ ^^; それは残念でしたね。
もうちょっと早く本屋さんに行かれれば良かったですね。うちにはこれでターナーの図録が2冊になりました。3冊になってくれるといいなぁ～。ただ、図録はかなりかさばるので、そろそろ本箱に収まらなくなってます ^^;
流石、Inatimyさん、細かいところにもよく気が付かれますね。そうです、ベラスケスのイベント? って言ってよいのかな? ベラスケスに関係するちょっと変わった展覧会を銀座の資生堂ギャラリーでちょうどやっていました(http://group.shiseido.co.jp/gallery/?rt_pr=tr073)。秋だし、東京ですから、いろんなイベントが開かれているんですね。
後ろの列は野点の整理券をもらう人たちの列でした。お茶とお菓子がいただけたみたいです。 ^^
by moz (2013-11-10 07:14)
kenさん、東京の後は1月から兵庫で展覧会のようです。
充実した良い展覧会だと思いました。ぜひぜひ、実際のターナーをご覧になってみてください。おすすめです ^^v
by moz (2013-11-10 07:18)
今造ROWINGTEAMさん、コメントありがとうございます。 ^^
そうなんですよね、出張だと飲めないんですよね・・・、じぶんもいつもそうなのでよく分かります ^^;
ランチの時、ここ手いっぱい飲みたいなぁ～なんて思うことが多いです。
仕方がないので?、帰りにビールを一本買って新幹線でささやかに飲んだり 笑
by moz (2013-11-10 07:21)
チョコシナモンさん、おはようございます。 m(__)m
最近は東京に絵を見に行った後は、銀座でランチっていうパターンが多いです。娘だと、ランチがケーキになりますけれど・・・。 笑
大規模改装中なので、良い機会ですから、新規開拓していきたいと思います。そうですね、いつものビールは飲めなかったけれど、値段の割にとても質が良いなと思いました。また、行ってみたいお店です。
ぶらっとではないけれど、たまに、行きたくなるところです。銀座、東京、今とても素敵なスポットです。 ^^
by moz (2013-11-10 07:24)
ターナー展、いいですね。
近かったら、是非鑑賞したいと思うことです。
優しい哀愁を帯びたような筆使い、気持ちを落ち着かせてくれるような
雰囲気のある絵ですよね。
銀座での野点の茶会、興味をひかれます。
お抹茶を点てて飲みたくなってきました＾＾
by アールグレイ (2013-11-10 16:59)
素晴らしい絵ですね、見て見たくなってきました、紅葉と迷ってしまいます。
by ゆうくん (2013-11-10 23:23)
アールグレイさん、ターナー、もともと気になる画家ですが、今回展覧会を見に行って、もっと気になる画家になってしまいました。多様性、表現力、心に訴えてくるもの、良い展覧会でした。 ^^
そうですね、神戸にはこの後行くようですが、そちらからはまだ遠いですよね。もしも、行かれる用事があれば、ぜひぜひ見に行かれてください。
野点、日本髪の方もいらっしゃいましたし、銀座がぐっと和的な街に変わっていました。良いですね、お茶、点てられるんですね、素敵です。 ^^
by moz (2013-11-11 16:23)
ゆうくんさん、上野に行くと両方見ることができますよ。
去年ですが、銀杏の紅葉がとても素敵でした。ぼくもまた、行こうかと ^^v
by moz (2013-11-11 16:24)
ターナー、140点もの作品を一同に見てしまうとそれは頭の中で
収拾がつかなくなってしまいそうですね。雪崩を描くなんて発想はどこにも
ないと思います。新宿で野点？これ、ひょっとして阿川佐和子さんでしょか？
面白いことを考えるんですね。やっぱり都会は違うわーと
思ってしまいました。12回目ということは12年目？続いてほしいイベント
ですね。ターナーはとにかくインプット、福岡に来るのなら是非見たいと
思ってしまいました。mozさんは紹介が上手だから、ついその気に
なってしまいます（笑）
by miya_gon (2013-11-15 10:42)