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北鎌倉東慶寺_ホトトギス&竜胆&喫茶店タレーランの事件簿:20121027 [鎌倉]

秋になるとどうして?

音楽が心の奥にまで響いてきます。
乾いた大気、澄み渡った青いそら・・・、こころのパラソルもしまって、直接音たちを感じるからなのでしょうか。
音の響きが心地よい季節。

ピアノ曲をずうっと聴いていました。
カティア・ブリティアシヴィリ、グルジアの素敵な美人ピアニスト。
ChopinのCD がとても良いです。友達が誘ってくれたので、6日にコンサートに行ってきます。

今日はマリオ・ブルネロ、
このチェリストも大好きなのですが、ドボルザークのコンチェルトのCD が出たのでそれを聴いています。

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秋は、チェロの音色。
いつもよりボリュームを大きくすると、音の響きが心地よい。たまには空気の震えを感じるくらいの大きな音でもいいでしょう。

バッハの無伴奏チェロ組曲も好きだし、ブラームスのソナタも良いです。

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でも、チェロは、やはりラフマニノフ。

ヨーヨーマもいいですが、なぜか廉価版で買った、NAXOS のグレバニールの演奏が好きです。1,200円だったかな?

藤谷さんの「船に乗れ」を読んでから、ずうっとラフマニノフのチェロといえば、このCD 。値段じゃない(笑)。
そうそう、この前本屋に行くと、文庫版で「船に乗れ」が出ていました。また、読んでみようかとも思っています。

本も結構読んでいます。
「喫茶店タレーランの事件簿」、喫茶店の文字に誘われて御茶ノ水の丸善で買いました。新人の岡崎琢磨さんの作品。
タレーランとは、フランス革命期の政治家で、コーヒーに関して次のような格言を残しているとか。
「良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘い。」
こんな格言を残したタレーランの名前の付いた喫茶店を舞台とする謎解きの物語です。
文章のリズムはもう少しと思いましたが、登場人物は個性的でお話しは面白かった。なんと言っても、この喫茶店のバリスタ、切間美星さんがかわいいです。次の作品が楽しみ。

今朝は久しぶりにミルでコーヒーを挽きました。喫茶店タレーランの切間美星バリスタのようにコリコリ。
やはり、ちゃんと豆を挽くとコーヒーは美味しいですね。

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線香がなくなったので、先週また北鎌倉東慶寺まで散歩がてら出掛けて来ました。

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とても気持ちの良い秋の朝の軽めの空気。
肺と心にたくさん補給をしてきました。

たくさんの種類のホトトギス、それほど大きくない庭に、こんなに色々なホトトギスがあってびっくり。

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東慶寺の店では、じぶんが行くと最近挨拶をしてくれます。
かなり、通っているので・・・かな?

お願いする前に、「鈴虫ですね」。 

この香り、好きです。あいつにも・・・。

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紅葉前の静かな北鎌倉。

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野葡萄、十月桜、

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朝のやさしい木漏れ日たち。

竜胆の蒼色、好きな色です。

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色々とご心配をおかけして申し訳ありません。

まだ、心のエッジはとがったままですが、少しだけ前を向けるようになりました。
皆さんと、友達たちのおかげです。

それと、やっぱり音楽はいいです。この秋は、いつもよりたくさん音楽を聴こうと思います。

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" 2012/10/27 Kitakamakura Tokeiji "
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