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プレGW _村上龍「55歳からのスローライフ」とみなとみらい散歩&5/2アナスターシア・エヴシナコンサート20140501&02 [好きなもの]

4連休の3日目です。

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昨日までアナスタシア・エヴシナさんのコンサート

そして、ラ・フォル・ジュルネと、

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クラシック漬けの3日間でした。

充実しまくりの3日間。

ちょっと贅沢をし過ぎかもしれませんが、一年で一回くらいはこういう贅沢、濃密な時間を過ごしても罰は当たらないですよね。

今日は、その余韻に浸りながら、部屋でゆっくりと過ごしています。

買っておいた本も読みたいし(ケルトの封印上巻を読んで下巻に取り掛かっています)、ヘンリク・グレツキの全集も届いてるのでCD も聴きたい。
天気が良ければ写真を撮りに行くつもりでしたが、横浜は小雨です。

これはこれで、良いです、天の神様。

ゆっくりと、したいことをする時間をありがとう。

いつもより、濃密な時を過ごせている気がします。

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ラ・フォルジュルネと4連休のことは、ブログにも後で残しておきたいと思いますが(リスさんとウラルフィルのチャイコの5番がすごかったです)、プレGW の5月1日と2日、みなとみらいに続けて行って来ました。

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1日はお休み。

ぶらりと、文庫本を抱えてみなとみらいに出かけました。
GW 中ですが、休みではないのでランドマークのくるくるのオブジェものんびりと、たゆたゆたゆ~。

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自然の中を歩くのもこころが落ち着きますが、

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こういう商業施設の中も、

人が少ないと、なんとなく、ゆっくり。こころはラルゴな感じ。広い空間のおかげなのでしょうか?

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ならば、ゆっくりと、ランドマークで遅めのランチです。 笑

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ビールを飲みながら文庫本を読ませていただきました。

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ここから眺めるドックヤードガーデンの眺めが好きです。

進水式に送られて、真っ白な雲を見ながら多くの船がここから大洋に出港していったのでしょう。
世界へと通じる第一歩の場所だったところ。

広い大海原を希望をいっぱい、全速力でまっすぐに疾走。色々な国の色々な港に立ち寄って、色々な美味しいビールを頂いたりして。 笑

冷たいビールを一口。 文庫本から目を移して、外の景色。

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文庫本は村上龍さんの「55歳からのスローライフ」。

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6月14日からNHKでドラマ化され放送されるようです。

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「結婚相談所」

「空を飛ぶ夢をもう一度」

「キャンピングカー」

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「ペットロス」

「トラベルヘルパー」

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どれも55歳以上

定年の後とか、子育てが終わった後の夫婦とかのお話、5編の短編集です。

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村上龍さんはあまり読んだことがなかったのですが、

この短編集は良かったです。特に、「結婚相談所」は志津子をどんな女優さんが演じて、ドラマがどんなふうに作られるのかとても楽しみになりました。

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旦那さんの定年退職後、熟年離婚をした中米志津子。

派遣でスーパーの売り場のマネキンをしながら暮らしていますが、とあるきっかけで結婚相談所に登録します。色々な人と出会い、元夫との再会も。

もう一度結婚したいと思いつつ、なかなか良い相手に巡りあえない時に、あるパーティーの夜、一つの出会いが・・・。

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5編の短編集、どれも良い出来で、ビールを飲みながらの読書は、かなりジーン。

人って、年をとって外見は変わっても精神は年を取らないのですね。主人公たちは20代や30代の頃と同じように恋をしたり、悩んだりします。

もうすぐ誕生日で、また年を一つ重ねてしまいますが、年を取るのも悪くないなって、思わせてくれる小説でした。

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みなとみらいからの帰り道、新緑がとてもきれいです。

初夏、清々しい空気。 

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そして、5月の2日です。

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恒例の? 天玉蕎麦を桜木町駅前の川村屋さんで頂いて( 変わらず美味しい ^^  )、

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横浜みなとみらいホールへ向かいました。

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じぶんのGW クラシックコンサートの第一弾です。

アナスタシア・エヴシナ バロック・クラシック・ロマン ― 巨星たちの音楽の時代

Bach         パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825
Beethoven     ピアノソナタ Op.111 ハ短調
Rachmaninov   ピアノソナタ 第1番Op.28

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アナスタシア・エヴシナ
1987年ロシアのペルミ市に生まれ4歳からピアノを始めたのだそうです。現在はモスクワチャイコフスキー音楽院大学院コース最終学期に在籍中で、ロシア国内外でいくつかのリサイタルを開催しているとのこと。
日本でも過去にも何回か演奏会を開いているようですね。


19時、リサイタルがはじまり登場したアナスタシアさん、ピアノの脇できちんとお辞儀です。背筋ピーン。
真っ白な肌に藍色のドレスがステージで光っているかのよう。背も高い方なのではないかな?

本当に綺麗なピアニストさんです。

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ピアニストでなくてモデルでも食べて行けるかもしれない、天は二物を与えてしまったな~。
感じはテニスプレイヤーのシャラポワに似ているかもしれません。

演奏が始まり、Beethoven の辺りで分かってきたのですが、演奏スタイルはかなり豪快。

目は薄く閉じられて、真剣な表情( 前から2番目の席でしたので表情もばっちりでした )、ガンガンと腕、体全体で演奏していきます。そういえば、二の腕もシャラポワ並みかもしれない。

3つの曲の中ではやはり、ラフマニノフが一番素敵でした。スタイルに合っています。
結構、長い曲ですが、それを長いと感じさせません、この曲にオケのパートを付けたらコンチェルトになるかもしれないと思うほどの熱演。

まだ26歳と若いから、今はこれでいいのかなと思いました。
きっと、もう少し年を取って色々と経験すると、緩徐楽章がもっと歌えるようになって、もっともっと素晴らしいピアニストになるのでは。

アナスタシアさん、これからが楽しみなピアニストです。

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アンコールも一曲弾いてくれましたが、「メッドネルアラリミニシェンサ」という曲でした。

どういう曲なの ?

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今年のGW のクラシックコンサート第一弾、アナスタシアさんのピアノコンサートはとってもきれいでした。
いえいえ、良い演奏でした 笑

と、ちょっと欲張って2日分書いてしまい長くなってしまいましたが、4連休前のプレGW はこんな感じでスタートしたのでした。

連休も5日と6日とあと2日です。4日間ではなくて、もう少し長ければよかったけれど・・・ゆっくりと、でも色々と楽しみたいと思います。

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