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カンディンスキーと青騎士展:20101123 [絵画]

" そろそろ展覧会に行こう。 "     " 賛成。 ^^ "
" 一杯飲みながら行こうか ? "    " ゴメン、アルコールは今はドクターストップ・・・。 ^^; "
" 了解 !! 飲みなしで行きましょう。 " 残念だけど・・・。

友達とのメールでのやりとり。

今年多くは展覧会に行けなかったけれど、それなりにはツボは押さえて見る事ができたのだと思います。
マネ、オルセー、ドガ、そして、青騎士。
今年の最後は 青騎士で締めくくりです。

丸の内の、三菱一号館美術館で11月23日から開催されている " カンディンスキーと青騎士展 " に行って来ました。

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初日マニア? のじぶん達は11月23日午前10時10分前に美術館にたどり着きました。
ぼくは9番目、友人は10番目の入場です。

初日って実は空いている ?  
 
ドガ展に引き続き展覧会の初日に訪れて、ふと、そんなことを思いました。
友人と,次も初日に行こうと(たぶんレンブラント?)。

面白い展覧会だったので、もっと早くアップするつもりだったのですが、
カタログの表紙にもなっている " 印象Ⅲ(コンサート) " 。 カンディンスキーがシェーンベルクの弦楽四重奏を聴いて描いたものだと知ったものですから、それでは是非その曲を聴いてからにしよう、そう思い今まで記事にしませんでした。
表紙にまでなる、シェーンベルクのこの曲、まだ聴いたことがなかったのです。

ようやく HMV からCD が届いたので、アップします(笑)

" フランツ・フォン・レンバッハ<自画像> " 1903年 99.0×87.5cm
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カンディンスキーが活躍する前の芸術の都ミュンヘンのカリスマは、フランツ・フォン・レンバッハ。
ビスマルクやワグナーの肖像画で有名。1904年に没するまでかなりの影響力を持っていたそうです。
カンディンスキー達に対して保守派と言われていますが、じぶんには、十分に表現主義の画家だと思えました。

眼光、鋭すぎます。実は、最初の方に飾ってあったこの絵、しばらく眼光に負けまいと見つめていました。すごい絵だなって・・・。

" カンディンスキー <ガブリエーレ・ミュンターの肖像> " 1905年 45.2×45.0cm
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彼女に出会う前にカンディンスキーは結婚をしていたので、宗教上の制約から結婚はできませんでしたが、事実上の伴侶として製作期間の長い時を共に過ごしたミュンターの、カンディンスキーが描いた唯一の肖像画です。

美術学校の教え子だったそうです。なかなか、きれいな方ですよね。

" カンディンスキー <花嫁> " 1903年 41.5×28.8cm
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「彩色ドローイング」と呼ばれる技法で描かれているそうです。
暗色のカードボードにさまざまな大きさの色班をのせて描かれていますが、まるでステンドグラスのよう。
カンディンスキーの祖国ロシアを思い出して、メルヘンチックに描かれた作品かと。
カンディンスキーにこんな作品があるなんて知りませんでした。

" カンディンスキー <室内(私の食堂)> " 1909年 50.0×54.5cm
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見てきたあと、少し物足りない気が実はしていました。
それは、展覧会のテーマを的確に把握していなかったせい・・・。カンディンスキーの展覧会だと思って出かけたのですが、
この展覧会は「カンディンスキーと青騎士展」なのです。

カンディンスキーといえば抽象画の祖ですから、もっと抽象画の大作が来ているのだと。

" カンディンスキー <ムルナウ近郊の鉄道> " 1909年 36.0×49.0cm
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でも、展覧会のテーマは1911年から1914年の短い期間ですが、その後の美術界に大きな影響を与えた活動である青騎士。

そういう目で、もう一度見てみると貴重な絵画が今回来ているのだと思いました。

" カンディンスキー <冬Ⅱ>のための習作 " 1911年 33.1×45.0cm
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もう一度見に行く必要があるかもしれません (笑)

カンディンスキーは、ある展覧会で光り輝いている作品を見て衝撃を受けたそうです。その絵とはモネの"積み藁"。
ても、展覧会ではそれが積んだ藁に光が当たって輝いているのだとは分からなかった。
また、別の日、自分のアトリエに午後帰ってきたときのこと。床に倒れていて光が当たっている絵がとても素晴らしく、しばらくじっと見つめていたことがあったそうです。
気が付くとその絵はじぶんの描いた馬の絵。それがが倒れていて、いつもと違う角度から見たものだと。
そう分かると感動はなくなってしまったのだと。

こんな経験から、絵画において実はフォルム、形というものが邪魔なものではないかと。形のないものこそが純粋な芸術ではないかと。

青騎士年鑑表紙
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それでは絵画は何を描けばよいのか?

そこにあるものをそのままに描いてきた具象絵画、あるべく姿をそのまま残すすべは唯一絵画が持っていたものですし、それにより絵画の価値があった。

書くべき具体的なものがなくなったその時、絵画は何を描けばよいのか???

まるで一休さんのとんち話のよう。

" カンディンスキー <印象Ⅲ(コンサート)> " 1911年 77.5×100.0cm
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ちょうど、カンディンスキーたちがそれを試行錯誤していた時、それが青騎士の時代だったのではないかと。

" カンディンスキー <万聖節Ⅰ> " 1911年 502×54.8cm
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同じ頃、フォビズムやキュビズムが統一した画法を模索していたとき、青騎士は緩やかなしばり? 形式の中で、その答えのない(じぶんはそう思います)問いを解くべく試行錯誤を重ねていたのだと思います。

" カンディンスキー <コンポジションⅦ>のための習作2 " 1913年 100.0×140.0cm
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カンディンスキーは、確か? 「内面的必然性により絵画を描く・・・」 と言っていたそうですが、この意味はとても良く分かります。

芸術って、たぶん、絵画だけではなく、心の成長の積み重ねの中で育まれて来た感性がほとばしりざるを得ない、そんな環境の中から必然的にいずるもの・・・。

後代のじぶんは、ルネッサンスの絵画も、アカデミズムの時代も、印象派も、大好きなフェル様も、ルオーの絵画も、そして、抽象画も、そんな内面的必然性・・・、画家たちの心の中から出ざるを得ないほどのパワーの迸りを、自分なりの感性のアンテナで受けとめているのだと。

すいません、カンディンスキー。
心を打つ芸術。時代を超えて、技法や画法を越えて、ぼくらはあなたの言う内面的必然性を受けとめているのだと思います。

いえいえ、決してあなたを否定しているのではありません。青騎士、抽象画、それはやはり素晴らしい。

絵画の新しい姿を模索しそしてあなたは作り上げたのだと思います。

" フランツ・マルク <牛、黄-赤-緑> " 1911年 62.5×88.5cm
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それにしても、その感性の素晴らしさ・・・。
青騎士に集った画家達の内面的必然性の優しいこと・・・。その後の彼らのことを知るから余計そう思うのでしょうか。

じぶんは、マルクのこの絵が気に入りました。第一次世界大戦に出征し36歳でなくなってしまった。

" アウグスト・マッケ <遊歩道> " 1913年 51.0×57.0cm
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マッケ、彼も同じ戦争で27歳で早世してしまいました。もっと生きて・・・たくさんのあなたの絵を見たかった。

なんと優しい、彼の目。心の目なのでしょう。

" アウグスト・マッケ <私たちの大通り、灰色の空> " 1911年 80.0×57.5cm
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この絵も好きです。どこがルソーにも通じるところがあるような気がします。どうしてこんなに惹かれるのか?
マッケのこの絵の前でしばらくたたずんでいました。

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なんとなくの知識でしかなかった青騎士。

今回の展覧会で、そして、ブログを書くことによって、
なんとなくですが、自分なりに少しだけ理解できたような気になりました? (笑)

なかなか、日本では見ることのできない絵画たちだと思います。2010年を締めるにあたってよい展覧会だったのだと思います。

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そうだ、
それでシェーンベルクの弦楽四重奏第2番ですが(笑)、昔だったらじぶんには聴くことができなかった音楽なのだと思います。
Mozart Beethoven の四重奏と比べるとやはり聴きづらい。
でも、石田さんの本でバルトークを知り、ピアノ曲を聴いたことによりラベルの四重奏の素晴らしさに出会うことができ、そんな今の自分にはすっとシェーンベルクのこの曲も心に入っていきました。
きれいなものだけが美しいのではない、こころにぴったり来るものがそれが音楽も美しい。

シェーンベルクの、ちょうど、崩壊が? が始まるその頃の曲なのだと思います。調性から無調へ向かっていく正にその頃の作品。
その意味では、カンディンスキーの青騎士の頃とぴったりの曲なんだと。
第四楽章には四重奏なのにソプラノ独唱が加わるという、これも正に形式が崩れていく・・・、そんな曲。

シェーンベルク、ヴェーベルン、ベルク:弦楽四重奏曲集
ペーターゼン四重奏団、シェーファー(ソプラノ)

2番目に入っている Webern のLangsamer Satz for String Quartet, M 78 もとても素敵な曲です。

CD を聴きながら買ってきた図録をぱらぱらとめくっていきます。もちろん、ビールも (笑)

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"2010/11/23 Kandinsky and the Blue Rider & Schonberg Streichquartett Nr.2 "
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kaoru

こんにちは。
ご訪問下さり有難うございます。
by kaoru (2010-12-12 15:57) 

ハーボット好き

色彩豊かな展覧会なのですね
mozさんが芸術に関して色々と感じ取ったり学んだり
とても良い時間を過ごされたのですね

花嫁さんの白と青系統で描かれた絵好きだなぁ

展覧会の初日は空いているのですね、良い時間行かれていいなぁ~
私が展覧会行く時は混んでいる時が多いかなぁ、
混んでいるとゆっくり落ち着いて見ようとしないので空いている時いきたいです
by ハーボット好き (2010-12-12 18:35) 

ulyssenardin36000

鉄道の絵が好きですね!^^
by ulyssenardin36000 (2010-12-12 22:47) 

Anchor

絵画のことはよくわかりませんが...当時の世相で考えると、
1900年代初頭の欧州は、パワーバランス・ゲームと戦争に明け暮れていた時代ですね。そんな影響はあるのでしょうか。
by Anchor (2010-12-13 00:07) 

toshi

いい展覧会ですね。
私も飲み過ぎに注意します。
by toshi (2010-12-13 05:20) 

pandan

絵画鑑賞、好きです。
色彩がきれいですね、地方でも
いろいろ頻繁にやって欲しいです。
by pandan (2010-12-13 07:46) 

はくちゃん

おはようございます
展覧会、久しぶりに行ってみたくなりました
(^^)/

by はくちゃん (2010-12-13 09:38) 

長森建設

先日ようやく横浜美術館の「ドガ展」へ足を運べました!
mozさんが初日に見られた「エトワール」の衣装はすでになく、
残念でしたが、だいぶ空いていたので小学生の娘と一緒に
丁寧に鑑賞することが出来てよかったです。

私も「私たちの大通り、灰色の空」好きです。

by 長森建設 (2010-12-13 11:33) 

rappi

カンディンスキーの自分の描いた馬の絵を見つめている話、
面白いですね。
青騎士だからでしょうか、青色を大切に、印象的に使っている
絵が多いように見えますね。(^^)
by rappi (2010-12-13 12:53) 

tomoe

いや・・・カンディンスキーいいですね~
今まであえて意識してみたことがほとんどなかったのです。
三菱一号館美術館も気になっているんだけど、なかなか
いけてなくて、来年こそは、ですよ。
最近、昔から名前は知っているけどあえて注目していなかったという
画家さんに目覚めることが多くて、今はまっているのはルソーです(笑)
ルソーが描いたパリをポーラ美術館でやっていてお奨めですよ、箱根だけどね。

by tomoe (2010-12-13 13:04) 

さる1号

カンデンスキーは今まで特に気にしていませんでしたがmozさんの解説で興味が・・・・シェ-ンベルグまで気になります。
レンバッハ自画像の眼光には一瞬たじろぎました。すごいパワーを感じます。

by さる1号 (2010-12-13 19:10) 

リュカ

この記事待ってました!!
カンデンスキーというと、抽象画。
だから、そういう絵しか知らなかったので
ガブリエーレ・ミュンターの肖像はとっても新鮮です。
とても心優しい感じの人物ですね。
私は今年の展覧会。このあいだ行ったオルメカ展で最後になりそうです。
来年もたくさん見られたらいいな♪

by リュカ (2010-12-13 20:20) 

ナビパ

芸術に疎くて。。。^^;
当日券を支えているロボットは確か鉄人28号のキャラですよね。
名前を忘れてしまいました。^^;
by ナビパ (2010-12-13 22:08) 

hrd

いつもmozさんの芸術に関する記事の素晴しさ唸ってしまいます。
僕の友達に展覧会へ行こうと誘う友達も誘われる友達もいません^^;
ただ飲み友はいます。
by hrd (2010-12-14 10:04) 

pegasas

カンデンスキーの絵はあまり見たことがなかったですが、
前衛画家とは思えないほど優しく明るい色調とタッチに
印象派とは又違った心に感じるものがありますね。
青騎士は年に何回位出して、どんなものだったのでしょうか。
by pegasas (2010-12-14 13:48) 

sunset

こんばんは。
カンディンスキーって抽象画しか見たことが
なかったのですが、いろいろな作品が
あるんですね~
by sunset (2010-12-14 22:19) 

lamer

私は12月4日に行ってきました。
カンディンスキーと青騎士展。
この展覧会で初めてミュンターの作品をみて惹かれました。
by lamer (2010-12-15 10:44) 

chinoji

音楽と絵画、リンクしているってことですね~(〃ω〃)素敵です。
そういえばここ2年くらい展覧会には行ってないかも、、、
時間を見つけてゆっくり芸術に浸るのもいいリフレッシュですよね♪
お友達と飲めなかったのは残念でしたけど、いつもに増していい休日でしたね~(^^)

by chinoji (2010-12-15 12:49) 

pastel

今年は美術展に一度も行かず仕舞いになりそうです^^;
三菱一号館美術館も、外から見ただけですし・・・・(笑)
カンディンスキーは、実はよく知らない画家さんです。
でもmozさんの解説で、興味がわきましたよ^^
カンディンスキーゆかりの音楽を引き連れて行かれるなんて
さすがmozさんですね♪
by pastel (2010-12-15 14:54) 

Azumino_Kaku

こんばんは。
時代を超え、国境を越えて語りかけてくる絵たち。
はるか昔の作者の魂の叫びを聴き取れるほど、mozさんの感性が研ぎ澄まされているのだと思います。
暮れの気ぜわしい時期ではありますが、良い絵や音楽たちと真剣勝負で向き合う時間をつくりたいと思いました。


by Azumino_Kaku (2010-12-15 23:04) 

hidens

おはようございます。
私の食堂、っていう絵の色がすごく綺麗!
こういう画いいですねぇ。

たまに絵画展、行きたいなと思うのですが、、なかなか行けません。
こういう場所にメールで連絡を取り合って出かけられるお友達がいるのも素晴らしい。
by hidens (2010-12-16 10:02) 

エア

基本的に芸術に疎いもので、カンディンスキーを初めほとんど
知りませんがジェネシスのジャケットに似ているなと(笑)
「内面的必然性」「心の成長の積み重ねの中で育まれて来た感性」
知識、環境、経験は基本的な方向性を強くしてくれる。それも生命に関ると
考えさせられます。結論はありませんが
優しさ・・・私はそのようなこと・・・経験が、感受性が鈍いんだろうな。
そのような意味でいうとmozさんはブログから穏かな人間性が感じられる。
うらやましい人柄。
シェーンベルク、こちらも初めて聞く名前で^^
チューブで聞いて見ましたが・・・一度入ると抜け出せないような
これは聞き手を選ぶ音。

「きれいなものだけが美しいのではない、こころにぴったり来るものがそれが音楽も美しい。」
同感です。

今回の記事素晴らしいですね。当日券画像も含め!

by エア (2010-12-18 08:53) 

GRACE

お友達と芸術鑑賞☆
相変わらずステキなご趣味ですねぇ~
たしかに芸術は予備知識と復習によって、より理解を深められますよね。
先日は温かい励ましのコメントありがとうございました!
by GRACE (2010-12-18 09:48) 

ははぽん

やっぱりmozさんは、芸術に生きていらっしゃいますね~☆
色合いがとても綺麗ですね。
そして〆の画像にはビール♪ですよね~☆

by ははぽん (2010-12-18 23:55) 

ももこ

どんなに深夜だろうとmozにはコメントすることにしました(笑)
年賀状書き終えてほっとしてます。
そんなときふと行きたくなるのが此処かな♪
しばらくお邪魔してなかったので早とちりしてご病気かとびっくりしました。
いい絵も見たいし樫本大進さんのバイオリン聴きたいですね。



by ももこ (2010-12-19 03:27) 

moz

kaoruさん、おはようございます。
いえいえ、こちらこそ、ご訪問とコメントありがとうございます。
これからも、よろしくお願いします。 m(__)m
by moz (2010-12-19 10:08) 

moz

ハーボット好きさん、そうですね、記事には書かなかったですが、
カンディンスキーは色彩にとても注目していた画家さんなんです。さすが、勉強されているだけあります。すごい!!
正直、もう少し勉強してから行けばよかったと思っています。
良く分からなかったので、美術の本とか少し読みました。そしたら、あらあら、すごい絵が来ているんだと・・・(笑)
この絵も良いですよね。カンディンスキーの叙情性があふれていると思います。
ぼくも好きですよ。

どうも、巷でTVで紹介されると混むような気がします。良いか悪いか分からないけれど、とりあえず初日に行くのが、混んでいなくてよいかもしれません(爆) ^^;
そうですね、できればゆっくり見たいですよね。
ただ、ほんとにすごい絵は色んなこと関係なくなってしまいます。混んでてもきみとだけっ、みたいな(笑)
by moz (2010-12-19 10:14) 

moz

ulyssendin36000さん、よい絵、インパクトのある絵ですよね。
ある種のリズムを感じます。
by moz (2010-12-19 10:15) 

moz

Anchorさん、ぼくもそんなにはよく分からないのですが、
今回の展覧会は帰ってきてから少し本を読んだりしました。少し、納得しました(笑)
あるとおもいます、芸術家たちにすごく影響を与えていると思います。
終末観とか、とくにマルクの絵には影響を与えているのだと。
by moz (2010-12-19 10:17) 

moz

toshiさん、はい、良い展覧会だと思います。
たぶん、レンバッハ美術館が改装だから、日本で見ることができるのだと。
この機会は逃せません。 ^^
じぶんも飲みすぎに注意します(笑)
by moz (2010-12-19 10:18) 

moz

pandanさん、絵画、ぼくも好きなんです。
今年はあまり行けませんでしたが、でも、よい絵は見られたのだと思います。 ^^
東京のよいところの一つでもあります。混んでいてうるさいけれど、情報はたくさん。
by moz (2010-12-19 10:20) 

moz

はくちゃん、おはようございます。
いつもありがとうございます。
たまには、美術展もよいです。どうですか?  ^^
by moz (2010-12-19 10:21) 

moz

長森建設さん、ドガ展いかれたんですね。横浜ではもう終わってしまったのかな?
滑り込みセーフですね ^^
そうですか? 衣装は最初だけだったのかな? やはり、初日マニアが良いようですね(笑)
娘さん、小学生なんですね。子供のうちから良いものを見るのってすごく大切ですよね。うちの娘は、最近行きたがりません。

ねっ、この絵、良いですよね。ずうっと見ていたくなります。マルケ、もっと生きていてほしかったです
by moz (2010-12-19 10:25) 

moz

rappiさん、この話、すごく象徴的ですよね。
ぼくもこの話を読んでなんとなく理解できることが多かったです。
青騎士たち、色に色んな解釈をしていたようです。青は理性とか落ち着きとか・・・、だったと。
基調の色なのかもしれませんね。 ^^
by moz (2010-12-19 10:27) 

moz

tomoさん、色々とありがとうございます(笑)
カンディンスキー良いですよね。ぼくも惚れ直しました。いや、正確に言うと青騎士の画家達に。
この美術館も東京じゃないみたいなので? 是非機会があれば行ってみてください。
そうなんですね、ルソーかぁ? じぶんもなぜか惹かれる画家なんです。
叙情性が、詩がすごくあふれている画家さんですよね。それ、見たいです!!
でも、ちょっと遠いですね。 ^^
温泉のついでにでもいけると良いのですけれど・・・。
by moz (2010-12-19 10:30) 

moz

さる1号さん、20世紀の美術の運動は、よく見てみるととても興味深いですよね。
音楽もシェーンベルクとか、よく分からないところもありますが、
興味だけはたくさんあります(笑)
そうですよね、レンバッハ、この肖像がの雰囲気どこかで見た気がします。どこだったかなぁ~、美術書で・・・、マニエリスムの画家だったような記憶があるのですけれど。
by moz (2010-12-19 10:32) 

moz

リュカさん、そんなにたいしたものではないです・・・ ^^;
お恥ずかしい。
自分にしては珍しく、帰ってきてから本を何冊か読んだり(斜め読みですけど)しました。ある種の思想的な運動でもあるので、それを少しは理解しないとって思ったので。
まだまだ、理解不足ではありますが、年を越してはと思ったので。
抽象画の前のカンディンスキーも良いですよね。肖像画は書いている彼の重いがこめられているように思います。 ^^
リュカさんは今年、すごくたくさんごらんになられていますよね。@@;
すごいし、ちょっとうらやましいです(笑)
by moz (2010-12-19 10:36) 

moz

ナビバさん、いえいえ、じぶんもただ好きなだけなんです ^^;
ブログは日記なので、感じたこととか書いているだけです。
そうです、オックスって言いますよ。鉄人28号に出てくるちょっとかわいそうなロボットです。
by moz (2010-12-19 10:38) 

moz

hrdさん、じぶんで見てきたものの日記で書いているだけです。 ^^;
彼とは高校生からの付き合いです。なんとなく好みが似ているし、
長い間に同じものに興味を持つようになってます(笑)
ちなみに、飲み友達でもあります。
by moz (2010-12-19 10:41) 

moz

pegasasさん、ぼくもおなじように感じました。抽象画?
こんな絵から、そういう方向になったのだと・・・、なんとなく納得(笑)
カンディンスキーも印象派と同じく色彩に強く惹かれた画家さんのようです。
それも、なんとなく(笑)
青騎士の運動自体は、みんな戦争で死んでしまったので、わずか数年のものだったようです。
でも、その後にはとても大きな影響を与えていますよね。 ^^
by moz (2010-12-19 10:44) 

moz

sunsetさん、おはようございます。
ぼくもそうです。カンディンスキー = 抽象画 だったので、
とても新鮮で、興味津々でした。よい絵がありますよね。 ^^v
by moz (2010-12-19 10:45) 

moz

lamerさん、12月4日に行かれたんですね。混雑の具合はどうでしたか?
ミュンター、素敵ですよね。
カンディンスキーもかなり彼女からの影響を受けているようです。 ^^
by moz (2010-12-19 10:46) 

moz

chinojiさん、青騎士の辺りはとくにそうではないのでしょうか?
カンディンスキーも音楽の抽象性にはとても興味があったようですし、
シェーンベルクも音楽の色彩性を実験的に進めていたようです。
総合芸術?
そうですか、2年行っていらっしゃらない・・・(笑)、音楽も好きですが、静かなところで絵と話をするのもたまにはよいものですよ。ぜひぜひ ^^
あいつが、少し調子悪いので、こっちにも「飲めない」っていう影響が出ています(笑)
by moz (2010-12-19 10:49) 

moz

pastelさん、あらら、お忙しいのですね。ベルちゃんも一緒に行けるとよいですが、なかなかそれは難しいですよね。 ^^;
カンディンスキー、抽象画なので、ぼくもひいてしまうところがありました。
でも、こうやって、青騎士の辺りから見ていくと、なんとなくその後の抽象画も違ったように見え始めました。
いえいえ、解説だなんて、ぼくの日記です。
シェーンベルク、少し恐かったのですが、きいてみると、結構、すっと落ち着いて聴けました。
じぶんも混沌としてきたのかも(笑) ^^
by moz (2010-12-19 10:52) 

moz

Azumino_Kakuさん、おはようございます。
絵って書かれている通り、時代も国も、超越しているのだと思います。
その意味では、音楽よりも汎用性が高い芸術なのかもしれませんね。 ^^
いえいえ、感性はどつぼです ^^;
師走ですけど、
休めるときは、120%だらーーってしたいですよね。
そして、疲れがとれたら、絵や音楽で違う意味のリフレッシュ b^^
by moz (2010-12-19 10:55) 

moz

hidensさん、おはようございます。そうですね、この色彩、じぶんもひかれました。
少し違うかもしれませんが、マティスの絵とかを想像しましたよ。よい絵です ^^

絵画もなかなか良いです。時間がなくてなかなか? いけませんが、
たまに行くと気持ちがリフレッシュできます。お酒付ならもっとなんですが(笑)
そうですね、そういうのが2人いたんですが、一人になってしまいました。
大切な友人です。
by moz (2010-12-19 10:58) 

moz

エアさん、さっき覗いたら、またまた、不穏な動きで・・・、ちょっと心配です。
そうですね、ジェネシスのジャケットかぁ~、さすがエアさん b^^
同じものを見てもじぶんでも年齢によって、経験によって感じ方は違いますものね。それぞれの解釈があって、また、感情もうれしい、悲しいでも、文字は同じでも、本当の気持ち的なもの、感情って違うのだと思います。
同感です、答えはない、数式ではないので、人間の感性には政界はないのだと思います。じぶんの中でも・・・。
優しさ、文字で書くと優しさですが、哀愁の漂うもの、真に心の底からわいてくるような母性的な優しさ、はかないもの・・・、優しさの中にも色合いの違うものがたくさん含まれていると思います。
ただ、優しいと言うのはあまり良い表現ではありませんでしたね。
じぶんはマルケの絵にはかなさとかを感じます。でも、それでいてそれに流されずにとても優しいって、そんな風に感じます。
いえいえ、そんなことないですよ。会えば一目でこいつは違うって思われるかもしれません(笑)
シェーンベルク、じぶんもCD は3枚しかないです。そんなに聴く音楽ではないですが、青騎士にはとても関係の深い作曲家です。ただ、この弦楽四重奏は聴きやすかった(感性がひねくれてきたのかも(笑))
わざわざ、聴いていただいてありがとうございます。

ぴったり来るもの、それがやっぱり良いですよね。 ^^

あはは、秋葉で買ったフィギアです。定価○千円、投売りで380円也(笑)
by moz (2010-12-19 11:08) 

moz

GRACEさん、素敵かどうか??
ただ、とても良い時間ですよ。ほんとはビールが飲めれば最高なんですけど。 ^^;
分からずに見るのと、そうでないのとではぜんぜん違うなと、今回の展覧会では特にそう思いました。
青騎士は運動なんですね。
ちょっと心配です。なんとか、早く決着できると良いですね。
by moz (2010-12-19 11:10) 

moz

ははぽんさん、いえいえ、芸術に生きていられれば良いのですけど、
そういう柄じゃなく・・・ ^^;
青騎士の色彩、さすがですよね。
はい、ビール命です(笑)
by moz (2010-12-19 11:12) 

moz

ももさん、ありがとうございます。うれしいです。 ^^
年賀状書き終えられたんですね。うちはまだです・・・ ^^; いつも休みに入ってからしかかけないんですけど・・・。
病気ではないですが、今年は後半、色々とあって、心が晴れない、ストレス溜まっています(笑)
ブログも放置してます ^^;
そうですね、よい絵、ヴァイオリンもよいですよね。
最近は、ぼくは色々と聞いていますよ。また、ラフマのPコン3番、4番、交響曲、
今はラフマです。 ^^v
by moz (2010-12-19 11:15) 

エア

[不穏な動き]新たに作るということで
了解いただいているかと
画像は今回色々作ったので・・・いつでも^^
余計な事書いてしまいました。言われるように
優しさに内包されている数々の思い
さすがmozさん。


by エア (2010-12-19 14:56) 

yuuri37

芸術に触れるって心が豊かになりますよね。でも、心が荒んでる時って、芸術に触れる時間さ得ないのが悲しいです。
by yuuri37 (2010-12-19 15:51) 

Bon-Papa

mozさん 絵がお好きなようですね。 私も好きなんですよ^^
月に1~2度はどっかの美術館へ行きます♪ 
横浜に帰ったら毎週行ってるんだろうな きっと!
何故か?観賞した後は頭がスッキリ クリアになるんですよ^^

by Bon-Papa (2010-12-19 20:51) 

うさ

ああ、またmozさんの記事を読んでいて行きたくなってしまいました。カンディンスキー。もともとちょっと興味があったから…。そして眼光のするどいおじさんの絵も生で見たいですね〜。シェーンベルクの弦楽四重奏曲を聴いて描いたとなるとなおのこと。私も聴いたことがありませんが…。というか、シェーンベルクという名前だけで実はちょっと拒否反応というか、無視しちゃうというか(笑)。だけど…別の角度から向き合ってみると意外と受け容れられちゃったりしそうな気もしてきました。ところで…プーシキン展は行かれますか?(まだ先でしたっけ?)こちらも興味があったりします^^
by うさ (2010-12-21 15:42) 

moz

いえいえ、言葉に最近、敏感なので・・・ ^^;
色々と作られたんですね。それはとても楽しみです。
by moz (2010-12-26 05:49) 

moz

yuuri37さん、そうですね、芸術、本当に美しいものって心に訴えかけてくると思います。なるべくこころは刺激したほうがよいですよね。 ^^
心が荒んでいる時は余裕がないので無理と思いますが、少し余裕が出たら、
心のリハビリにもなりますよね ^^v
by moz (2010-12-26 05:51) 

moz

Bon-Papaさん、好きです、去年は何回か行けたのですが、
今年は5つか6つの展覧会しかいけませんでした。来年は頑張るぞ!! (笑)
すごいですね、1ヶ月に1~2回って ^^
頭脳のストレッチになるのかもしれませんね。
by moz (2010-12-26 05:52) 

moz

うささん、ぜひぜひ、カンディンスキーも行っちゃってください(笑)
来ている絵たちも、美術館自体も素敵ですし、帰りにj丸の内周辺も色々と楽しめます ^^
レンバッハともにらめっこして欲しいです(爆)
シェーンベルク、無調音楽、十二音技法・・・、名前だけで、難解、理解不能、生理的に受け付けない・・・ etc etc 思いますけれど、初期の浄夜なんかもきれいな曲ですよね。弦楽四重奏は、そのちょうど変わり目の曲なので、まだじぶんでも聴くことができました ^^;
あれっ、結構よいかもって。
プーシキン展は知りませんでした・・・、今調べたら4月から横浜美術館で開催されるんですね。
もちろん b^^ 近いですし、行きます、行きます(笑)
情報、ありがとうございました。
by moz (2010-12-26 06:05) 

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