年末の色々_2011年N響べトNo.9&銀座 berry cafeさん:20111226&27 [音楽]
いつもなら、忘年会続きのこの時期なのですが、
今年は禁酒命令が出ているので、暇で暇で・・・?、時間があって 仕方ありません (笑)
だからと言う訳ではないのですか、いつもとは少し違った年末の行動を取っていました。
たまには忘年会抜きの、酒なしの、こういう年末も良いかもしれません。
いえ、負け惜しみでなく、本当に ^^;
先ずは、12月26日(月)
本当に久しぶりの「第9」の演奏会に行く事ができました。
何年振りでしょう?? 娘が生まれてからは・・・、そう、思い出すのも大変なくらい以前に行ったっきり。
学生の頃は、年末のアルバイト代は全てと言うくらい、第9のコンサートのチケットに費やしていたし、社会人になっても
しばらくの間は、1シーズンに2~3回は必ず第9のコンサートに出かけていました。
子育てに手一杯だった訳でもないし、仕事が忙しくてたまらなかった訳ではないのに。
たぶん、第9だけでなくコンサートに足を運ぶ気力が無かったというところだと思うのですが・・・。
会場のNHKホールも懐かしくなるくらいのご無沙汰でした。
それに、家族3人での第9は、初めてのこと。ぼくが " 暇な " せいもあるのですが、今年N響の第9が聴けたのは、
娘の「第9のコンサートに行ったことない ~ (>_<) 」の一言のおかげ (笑)
会社の終業のチャイムの音が全て消えてしまう前に、既に、猛然と門を飛び出していました。
渋谷での待ち合わせも、うん10年ぶりかもしれません。田園都市線の出口を上がった、東急フードショーの入り口のところで待ち合わせ。
そう言えば、ここで色んな友達と待ち合わせをしたものです。
あいつとも、彼女とも・・・、お店やこの地下街の壁の色とかも変わってしまいましたが・・・、セピア色の色んな思い出が短い間に頭をよぎったり。
2011年 NHK交響楽団 ベートーベン交響曲第9番ニ短調 Op.125 演奏会
指揮 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
ソプラノ 安藤赴美子
アルト 加納悦子
テノール 福井敬
バリトン 福島明也
合唱 国立音楽大学
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキさんは、2010年3月まで読売交響楽団の第8代常任指揮者として、日本でも何回も演奏を聴かせてくれていた指揮者。ブルックナー、ブラームス、ベートーベンが特にお得意とのこと。
今年で88歳と、最高齢の指揮者の一人。
確かに、ステージへの登場は幾分足を引きずるようで、指揮台へも「よいしょ」という感じだったのですが、タクトを振り上げた途端、年齢がどこかへ吹っ飛んでしまったかの様な、ダイナミックな歯切れのよい音が溢れ出してびっくり。
シュトゥルム・ウント・ドラングの第1楽章、これで先ずはガツンと脳天を叩かれたようなショックを受け、あとはもう、スクロヴァチェフスキさんの世界に引きずり込まれたように聴き入るのみでした。
第2楽章スケルツォもリズミカルで思わず踊りだしてしまうような軽快でしかも優雅なベートーベン、3楽章の弦楽合奏は、どこかマーラーのアダージョを思わせるようなロマンチックな感じ ♪
ベートーベンって、古典派だけれど、やっぱりロマン派でもあって、それがマーラーとかにも、特にこの第9は色濃くつながっているんだと、スクロヴァチェフスキさんの演奏を聴いて再認識してしまいました。
4楽章・・・、ただもう、昇天あるのみ・・・。早いテンポで最後のフィナーレまで休む間もなくぐいぐいぐい~。
本当に御年88歳なのでしょうかと、いぶかることしばし。
ベートーベンは結局完成した交響曲は9曲残したけれど、この第9は中でも別格な曲なのだと、この夜改めて思いました。
8番を書いてから確か10年くらい開いているのですが、他の交響曲とはぜんぜん違います。
そしてこの曲も、神様がベートーベンを通して下さった、我々人類へのプレゼントなんだと思います。
大切にしなくてはいけない。
コンサートが終わり、娘との会話も興奮冷めやらず。
「すごかったねぇ~、今日の演奏」
「ベートーベンってすごいね」 「バロックみたいで、チャイコフスキーみたいで、マーラーみたいで・・・」
何となく、娘もぼくと同じような感想を持ったようです。少し、大きくなって、こんな話もできるようになったこと、思いがけず、
娘の成長を確認できました。
神様、ベートーベン、第9をありがとう。
そして、12月27日(火)
年末なので、色んな人と会う機会が多かったのですが、この日はコンサルタントの友達と食事をする約束をしていました。
銀座、数寄屋橋のソニービルの前、寒かったらビルの中でとの待ち合わせ。
これもすごく久しぶりのソニービルでの待ち合わせでした。
この12月は懐かしいところの虫干しみたいな感じ。銀座も学生の頃京橋でバイトしていたので、とても懐かしい場所です。昔は、美味しい焼き鳥屋さんとか、地下のバーとかで良く一杯やったものです。
あの頃の店はまだあるのかな?
食事をして、友達も酒は飲まないので、甘いものでお茶をと言うことに。
銀座 berry cafe さんで、フルーツのタルトを頂きました。
洋ナシ、ラ・フランスのタルト。
何種類かの美味しそうなフルーツのタルトがあったのですが、ぼくはMozart を聴かせて熟させたというこの洋ナシのタルトにしました。
Mozart はこんなところでも活躍しているのですね(笑)
洋ナシ、絶妙な熟し方、独特の柔らか過ぎない、でも口に入れると融けてしまいそうな食感、鼻に抜けるのが心地よい甘い香り、タルト生地と生クリームが合わさって絶品でした。ものすごく美味しかった。
次に銀座に来た時にも訪れたいお店でした、berry cafe さん。
こんな感じで年末を過ごしています。体調を崩し、酒が飲めませんでしたが、その分、色々と別のやり方で楽しんでいます。
こういう、年末の過ごし方も良いものですね。
N響の第9ですが、Eテレで 12月31日 20:00 ~ 21:20 に放送されます。録画の予約をしました。
もう一度、スクロヴァチェフスキさんの指揮の第9聴いてみたい。
" 2011/12/26&27 Beethoven Symphony No.9 & Ginza berry cofe "
今年は禁酒命令が出ているので、暇で暇で・・・?、時間があって 仕方ありません (笑)
だからと言う訳ではないのですか、いつもとは少し違った年末の行動を取っていました。
たまには忘年会抜きの、酒なしの、こういう年末も良いかもしれません。
いえ、負け惜しみでなく、本当に ^^;
先ずは、12月26日(月)
本当に久しぶりの「第9」の演奏会に行く事ができました。
何年振りでしょう?? 娘が生まれてからは・・・、そう、思い出すのも大変なくらい以前に行ったっきり。
学生の頃は、年末のアルバイト代は全てと言うくらい、第9のコンサートのチケットに費やしていたし、社会人になっても
しばらくの間は、1シーズンに2~3回は必ず第9のコンサートに出かけていました。
子育てに手一杯だった訳でもないし、仕事が忙しくてたまらなかった訳ではないのに。
たぶん、第9だけでなくコンサートに足を運ぶ気力が無かったというところだと思うのですが・・・。
会場のNHKホールも懐かしくなるくらいのご無沙汰でした。
それに、家族3人での第9は、初めてのこと。ぼくが " 暇な " せいもあるのですが、今年N響の第9が聴けたのは、
娘の「第9のコンサートに行ったことない ~ (>_<) 」の一言のおかげ (笑)
会社の終業のチャイムの音が全て消えてしまう前に、既に、猛然と門を飛び出していました。
渋谷での待ち合わせも、うん10年ぶりかもしれません。田園都市線の出口を上がった、東急フードショーの入り口のところで待ち合わせ。
そう言えば、ここで色んな友達と待ち合わせをしたものです。
あいつとも、彼女とも・・・、お店やこの地下街の壁の色とかも変わってしまいましたが・・・、セピア色の色んな思い出が短い間に頭をよぎったり。
2011年 NHK交響楽団 ベートーベン交響曲第9番ニ短調 Op.125 演奏会
指揮 スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ
ソプラノ 安藤赴美子
アルト 加納悦子
テノール 福井敬
バリトン 福島明也
合唱 国立音楽大学
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキさんは、2010年3月まで読売交響楽団の第8代常任指揮者として、日本でも何回も演奏を聴かせてくれていた指揮者。ブルックナー、ブラームス、ベートーベンが特にお得意とのこと。
今年で88歳と、最高齢の指揮者の一人。
確かに、ステージへの登場は幾分足を引きずるようで、指揮台へも「よいしょ」という感じだったのですが、タクトを振り上げた途端、年齢がどこかへ吹っ飛んでしまったかの様な、ダイナミックな歯切れのよい音が溢れ出してびっくり。
シュトゥルム・ウント・ドラングの第1楽章、これで先ずはガツンと脳天を叩かれたようなショックを受け、あとはもう、スクロヴァチェフスキさんの世界に引きずり込まれたように聴き入るのみでした。
第2楽章スケルツォもリズミカルで思わず踊りだしてしまうような軽快でしかも優雅なベートーベン、3楽章の弦楽合奏は、どこかマーラーのアダージョを思わせるようなロマンチックな感じ ♪
ベートーベンって、古典派だけれど、やっぱりロマン派でもあって、それがマーラーとかにも、特にこの第9は色濃くつながっているんだと、スクロヴァチェフスキさんの演奏を聴いて再認識してしまいました。
4楽章・・・、ただもう、昇天あるのみ・・・。早いテンポで最後のフィナーレまで休む間もなくぐいぐいぐい~。
本当に御年88歳なのでしょうかと、いぶかることしばし。
ベートーベンは結局完成した交響曲は9曲残したけれど、この第9は中でも別格な曲なのだと、この夜改めて思いました。
8番を書いてから確か10年くらい開いているのですが、他の交響曲とはぜんぜん違います。
そしてこの曲も、神様がベートーベンを通して下さった、我々人類へのプレゼントなんだと思います。
大切にしなくてはいけない。
コンサートが終わり、娘との会話も興奮冷めやらず。
「すごかったねぇ~、今日の演奏」
「ベートーベンってすごいね」 「バロックみたいで、チャイコフスキーみたいで、マーラーみたいで・・・」
何となく、娘もぼくと同じような感想を持ったようです。少し、大きくなって、こんな話もできるようになったこと、思いがけず、
娘の成長を確認できました。
神様、ベートーベン、第9をありがとう。
そして、12月27日(火)
年末なので、色んな人と会う機会が多かったのですが、この日はコンサルタントの友達と食事をする約束をしていました。
銀座、数寄屋橋のソニービルの前、寒かったらビルの中でとの待ち合わせ。
これもすごく久しぶりのソニービルでの待ち合わせでした。
この12月は懐かしいところの虫干しみたいな感じ。銀座も学生の頃京橋でバイトしていたので、とても懐かしい場所です。昔は、美味しい焼き鳥屋さんとか、地下のバーとかで良く一杯やったものです。
あの頃の店はまだあるのかな?
食事をして、友達も酒は飲まないので、甘いものでお茶をと言うことに。
銀座 berry cafe さんで、フルーツのタルトを頂きました。
洋ナシ、ラ・フランスのタルト。
何種類かの美味しそうなフルーツのタルトがあったのですが、ぼくはMozart を聴かせて熟させたというこの洋ナシのタルトにしました。
Mozart はこんなところでも活躍しているのですね(笑)
洋ナシ、絶妙な熟し方、独特の柔らか過ぎない、でも口に入れると融けてしまいそうな食感、鼻に抜けるのが心地よい甘い香り、タルト生地と生クリームが合わさって絶品でした。ものすごく美味しかった。
次に銀座に来た時にも訪れたいお店でした、berry cafe さん。
こんな感じで年末を過ごしています。体調を崩し、酒が飲めませんでしたが、その分、色々と別のやり方で楽しんでいます。
こういう、年末の過ごし方も良いものですね。
N響の第9ですが、Eテレで 12月31日 20:00 ~ 21:20 に放送されます。録画の予約をしました。
もう一度、スクロヴァチェフスキさんの指揮の第9聴いてみたい。
" 2011/12/26&27 Beethoven Symphony No.9 & Ginza berry cofe "
Du Pre & Elger Cello Concerto_北鎌倉東慶寺:20100911 [音楽]
うつうつとしていて、HMVへの " ポチッ " が増えています。今月の " ポチッ " は既に12枚ほどに・・・。
時間がない中で、ビールを飲みながらPCの前に座ると、いつもより多めにCD を頼んでる。
飲んで帰って来ない分、CD に替わっていると思えばよいので・・・、まあ、良いか (笑)
ただ、届いた分、全部fは聴いていません。
移動しながら聴くことが多くなっていますが、
Walkman など、圧縮しすぎると音の広がりがなくなって、クラシックはかなり印象が変わってしまう。
いつもより、圧縮率をかなり下げて新たに5枚のCD を格納してから出かけました。
相棒は、E-510 CX3 Walkman。 それにしても、なんとなく、開き直りができてきたのかも。
聴けるだけ聴いてしまおうと思っていたのですが、最初の一枚が素晴らしくて・・・、結局それだけをずうっと聴いていました。
ELGER Cello Concerto
Jacqueline Du Pre London Symphony Orchestra Sir John Barbirolli
エルガーの哀愁を帯びた旋律、最初はすうっとは心に落ちてこなくて、この名曲、なかなかぼくの傍に来てくれませんでした。
こんな感じ、昔もありました。ジャンルは違いますが、例えばオフコースなどでも。
どんなに好きなアーティストでも新譜が出た時は、全ての曲が新しい出会いです。前のイメージがあるので、新しければ新しいほど最初は違和感があって、慣れるまで少し時間がかかる。
でも、その違和感が大きいほど、後々まで忘れられない名アルバムになったりする・・・。
ちょうどそんな感じだったのかもしれません。
ここのところチェロの作品を聴く機会が多くなっていますが、音楽の聴き方にすごく偏りがあるので、最近聴いている曲は全てはじめて聴く曲ばかり。クラシックはほんと奥深いです。
エルガーはこのコンチェルトだけでなく、あまり聴いていない作曲家なので、その語り口に慣れていなくて、それがすうっと落ちてこなかった原因だと思うのですが、
でも、演奏者のジャクリーン・デュプレの、心を引き裂かれそうなチェロの音色がとても気にかかって、他の曲に浮気をすることができませんでした。
2週続けての北鎌倉です。
鬱々とはしているものの、少し開き直れるようになってきて、心に余裕が生まれたのかもしれません。
木陰の風はいつの間にか古都の秋の涼風。
でも、日向はまだまだ夏が続いていて、季節の端境期の鎌倉は人は少なめです。
夏から秋色に変わっていくグラデーションの季節の北鎌倉、
空間を独り占めできて・・・、とても贅沢なゆったりとした時間が流れている。
この日は、東慶寺だけでなく明月院も散策です。
派手な色彩や、秋の目立つ花々はこれから。
太陽の光とくっきりとした影、濃い緑が主役のこの時期ですが、そこここに眼をやると、小さな花たちが目立たないけれど、静かに咲いているのに気が付きます。
しばらくなかったけれど、彼らとファインダーを通して少しだけ話ができたのかもしれません。
次の花に移ろうとした時、
デュプレのチェロが心の線にびりっと触れました。背中がぞくぞくってして、これも曲を聴いていて久しぶりの感覚。
演奏者のデュプレは1987年に42歳でこの世を去った夭折の天才チェリスト。若い頃から才能を開花させ、素晴らしい名演奏を残していますが、多発性硬化症により28歳で事実上の引退、そして、42歳という若さで逝ってしまいました。
このエルガーのコンチェルトは彼女が残した中でも最高の演奏といわれているもの。
ぼくは他のチェリストの演奏はもちろん聴いたことはないのですが、
帰ってきて、ネットで色々と調べると、皆さん、この曲はデュプレの曲だと口をそろえて言っていらっしゃいます。
彼女以外の演奏はありえないとかも。このCD でのちょっとした弦の振るえなども曲の一部なんだと・・・。
彼女とコンサートで競演した指揮者のズービン・メータは、デュプレが亡くなってからはこの曲を一度も演奏していないとか・・・。
彼女以上のエルガー弾きは考えられない、強烈な印象と思い入れがそこにはあるのでしょうね。
じぶんにとっても、印象的な話。よけいにこの演奏が忘れられなくなりました。
彼女の映画もあるようなので、そのうちTSUTAYA で借りてこようと思います。
それにしても、今まで聴いていなかったのはとても残念。
何回目かのデュプレの演奏を聴きながら、東慶寺から明月院へ向かいました。
水の流れがきらきら、まだ蝉も鳴いています。明月院へ向かう道も好きな道のひとつ。
喫茶店? お茶屋さん? 入ってみたいお店が何軒かあります。
明月院も、この日は静かな佇まい。
紫陽花のアーケードになるあの階段も、移り行く色彩のグラデーションの季節は・・・、ひっそりと、そして心地よい・・・。
でも、暑い(笑)、。
CX3 でも、この日は何枚か撮ってみました。蝶の2枚の写真とか他にも、これはミニチュアライズっていう機能で撮った一枚。
色々と遊べて面白いです。
久しぶりに良い散歩ができたような気がしました。
イギリスの20世紀の作曲家のエルガー、特徴あるな。
色々と聴いてみたくなりました。
このチェロコンチェルトも、チェロがピッチカートで演奏する箇所があるのですが、 " 琵琶 " の様にも聴こえて、なんとなく和のテイストも・・・。
イギリスは絵画もそうですが、音楽も独特なものがあるのかもしれません。
いつもの通りまとまりがつかなくなりました・・・(笑)
写真もたくさんアップしてしまった・・・。 今日はもう一日、ゆっくりしようと思います。
" 2010/09/11 Kitakamakura & Elger Cello Concerto "
時間がない中で、ビールを飲みながらPCの前に座ると、いつもより多めにCD を頼んでる。
飲んで帰って来ない分、CD に替わっていると思えばよいので・・・、まあ、良いか (笑)
ただ、届いた分、全部fは聴いていません。
移動しながら聴くことが多くなっていますが、
Walkman など、圧縮しすぎると音の広がりがなくなって、クラシックはかなり印象が変わってしまう。
いつもより、圧縮率をかなり下げて新たに5枚のCD を格納してから出かけました。
相棒は、E-510 CX3 Walkman。 それにしても、なんとなく、開き直りができてきたのかも。
聴けるだけ聴いてしまおうと思っていたのですが、最初の一枚が素晴らしくて・・・、結局それだけをずうっと聴いていました。
ELGER Cello Concerto
Jacqueline Du Pre London Symphony Orchestra Sir John Barbirolli
エルガーの哀愁を帯びた旋律、最初はすうっとは心に落ちてこなくて、この名曲、なかなかぼくの傍に来てくれませんでした。
こんな感じ、昔もありました。ジャンルは違いますが、例えばオフコースなどでも。
どんなに好きなアーティストでも新譜が出た時は、全ての曲が新しい出会いです。前のイメージがあるので、新しければ新しいほど最初は違和感があって、慣れるまで少し時間がかかる。
でも、その違和感が大きいほど、後々まで忘れられない名アルバムになったりする・・・。
ちょうどそんな感じだったのかもしれません。
ここのところチェロの作品を聴く機会が多くなっていますが、音楽の聴き方にすごく偏りがあるので、最近聴いている曲は全てはじめて聴く曲ばかり。クラシックはほんと奥深いです。
エルガーはこのコンチェルトだけでなく、あまり聴いていない作曲家なので、その語り口に慣れていなくて、それがすうっと落ちてこなかった原因だと思うのですが、
でも、演奏者のジャクリーン・デュプレの、心を引き裂かれそうなチェロの音色がとても気にかかって、他の曲に浮気をすることができませんでした。
2週続けての北鎌倉です。
鬱々とはしているものの、少し開き直れるようになってきて、心に余裕が生まれたのかもしれません。
木陰の風はいつの間にか古都の秋の涼風。
でも、日向はまだまだ夏が続いていて、季節の端境期の鎌倉は人は少なめです。
夏から秋色に変わっていくグラデーションの季節の北鎌倉、
空間を独り占めできて・・・、とても贅沢なゆったりとした時間が流れている。
この日は、東慶寺だけでなく明月院も散策です。
派手な色彩や、秋の目立つ花々はこれから。
太陽の光とくっきりとした影、濃い緑が主役のこの時期ですが、そこここに眼をやると、小さな花たちが目立たないけれど、静かに咲いているのに気が付きます。
しばらくなかったけれど、彼らとファインダーを通して少しだけ話ができたのかもしれません。
次の花に移ろうとした時、
デュプレのチェロが心の線にびりっと触れました。背中がぞくぞくってして、これも曲を聴いていて久しぶりの感覚。
演奏者のデュプレは1987年に42歳でこの世を去った夭折の天才チェリスト。若い頃から才能を開花させ、素晴らしい名演奏を残していますが、多発性硬化症により28歳で事実上の引退、そして、42歳という若さで逝ってしまいました。
このエルガーのコンチェルトは彼女が残した中でも最高の演奏といわれているもの。
ぼくは他のチェリストの演奏はもちろん聴いたことはないのですが、
帰ってきて、ネットで色々と調べると、皆さん、この曲はデュプレの曲だと口をそろえて言っていらっしゃいます。
彼女以外の演奏はありえないとかも。このCD でのちょっとした弦の振るえなども曲の一部なんだと・・・。
彼女とコンサートで競演した指揮者のズービン・メータは、デュプレが亡くなってからはこの曲を一度も演奏していないとか・・・。
彼女以上のエルガー弾きは考えられない、強烈な印象と思い入れがそこにはあるのでしょうね。
じぶんにとっても、印象的な話。よけいにこの演奏が忘れられなくなりました。
彼女の映画もあるようなので、そのうちTSUTAYA で借りてこようと思います。
それにしても、今まで聴いていなかったのはとても残念。
何回目かのデュプレの演奏を聴きながら、東慶寺から明月院へ向かいました。
水の流れがきらきら、まだ蝉も鳴いています。明月院へ向かう道も好きな道のひとつ。
喫茶店? お茶屋さん? 入ってみたいお店が何軒かあります。
明月院も、この日は静かな佇まい。
紫陽花のアーケードになるあの階段も、移り行く色彩のグラデーションの季節は・・・、ひっそりと、そして心地よい・・・。
でも、暑い(笑)、。
CX3 でも、この日は何枚か撮ってみました。蝶の2枚の写真とか他にも、これはミニチュアライズっていう機能で撮った一枚。
色々と遊べて面白いです。
久しぶりに良い散歩ができたような気がしました。
イギリスの20世紀の作曲家のエルガー、特徴あるな。
色々と聴いてみたくなりました。
このチェロコンチェルトも、チェロがピッチカートで演奏する箇所があるのですが、 " 琵琶 " の様にも聴こえて、なんとなく和のテイストも・・・。
イギリスは絵画もそうですが、音楽も独特なものがあるのかもしれません。
いつもの通りまとまりがつかなくなりました・・・(笑)
写真もたくさんアップしてしまった・・・。 今日はもう一日、ゆっくりしようと思います。
" 2010/09/11 Kitakamakura & Elger Cello Concerto "
La Folle Journee au JAPON 2010 :20100504 [音楽]
GW 最終日です。
始まるまで、あの本を読もう、CD も聴こう、散らかっている部屋を片付けなくては、 etc etc ・・・ と考えていましたが、
毎年同じ・・・、あまり出来ませんでした。
5日間は長いようで短過ぎます(笑)。
それでも、今年は5日間のうちの2日、クラシックにどっぷりと浸りきることが出来ました。
毎年盛大になる La Folle Journee au JAPON 。 ショパンイヤーのお祭りに2日間、参加できました。
最終日の4日は昼前に出かけて、帰って来たのは翌日の5日。最終日の最後までいました。
有料のコンサートは2つでしたが、その他にも色々な演奏や講演など、飽きることはありません。
のどが渇けばプレミアモルツ、そして、赤ワイン(笑)。
出演者のサイン会もあり、
3台のピアノの演奏もあり、
この日も、" のだめオーケストラ "の方たちの演奏がありました。
小さい子供達は大喜びです。
La Folle Journee au JAPON の一つのスタンスとして、0歳からコンサートがあります。実際、有料のコンサートにも、ベビーカーで来ている家族連れの方も多数いらっしゃいました。
クラシックが好きな方でも、子育て中は普通、コンサート会場に出かけて生の演奏を聴くことはできません。
うちもそうでした。娘が小学校に入って少し経ってから、ようやくコンサートに行くことができるようになりました。
でも、子育て中だからこそ、こういう良い音楽でこころを「やわやわ」にすることが必要なのではないかな?
そういう意味では、とても共感するポリシーです。
こうやって育った子の中から、未来の演奏家が誕生するかも。
このお祭り、6年目の今年、完全に東京のGW の目玉として定着した感があります。
きっと、以前はGW 中の丸の内って閑散としていたのでしょうが、このイベントが始まってオフィス街にも商業施設にも人がたくさん集まるようになったのだと思います。
企画者のルネ・マルタンさん、すごいです。
ここ東京フォーラムだけではなくて、
期間中、丸の内のいくつかの会場で、無料のコンサートがたくさん開催されました。
時間の都合で聴きに行くことができませんでしたが、以前ブログで書かせていただいた、
チェロの " 新倉瞳 " さんのコンサートも、3日の18時に丸ビルの1F で行われたり・・・。
ほんとうに聴けなくて残念でした。曲も好きな曲でしたのに・・・。
4日は、小山実稚恵さんの Piano Concerto No.1 と、
マエストロ、ミシェル・コルボ 指揮の Mozart Requiem を聴きました。
小山さんのピアノは聴いていてとても安心できます。Chopin のコンチェルトを十分堪能できました。
アンコールは、ワルツの7番。
とても速いテンポ、でも、高音の繊細さと優しさ・・・、絹のカーテンが初夏の風に少しそよいで音色を立てているような、そんな心地よさ・・・、素晴らしかったです。
最終日の最後に、ルネ・マルタンさんの講演を聴きましたが、来年の La Folle Journee au JAPON のテーマは、BRAHMS !!
なんと、大好きな BRAHMS です。
そして、同時代の作曲家ということで、MAHLER も登場するとか。これは、大変です!! 来年は2日間ではなくて、全期間参加しなくては・・・(笑)。
交響曲とピアノコンチェルト、弦楽5重奏 や6重奏、チェロソナタetc etc ・・・。
MAHLER も全交響曲 etc etc ・・・、聴きたい曲が目白押しです。
そして、ミシェル・コルボ 指揮の Mozart Requiem 。
この演奏はすごかったです。何年かぶりで曲を聴き終わって、立って拍手をしました。
76歳のマエストロ、ほとんど椅子に座っての指揮でしたが、演奏の端々で立ち上がり、腕を大きく振っての熱のこもった指揮。
手兵ローザンヌ声楽アンサンブルを率いての名演でした。
プログラムも「ショパンの葬送」と銘打ち、1849年10月、ショパンの葬儀が営まれた際に演奏された曲目を、再現したもの。
その意味でも、とても貴重なコンサートだったのだと思います。
帰りに思わず、やっぱりMozart は良いなぁ~ (笑)
" 2010/05/04 La Folle Journee au JAPON 2010 "
始まるまで、あの本を読もう、CD も聴こう、散らかっている部屋を片付けなくては、 etc etc ・・・ と考えていましたが、
毎年同じ・・・、あまり出来ませんでした。
5日間は長いようで短過ぎます(笑)。
それでも、今年は5日間のうちの2日、クラシックにどっぷりと浸りきることが出来ました。
毎年盛大になる La Folle Journee au JAPON 。 ショパンイヤーのお祭りに2日間、参加できました。
最終日の4日は昼前に出かけて、帰って来たのは翌日の5日。最終日の最後までいました。
有料のコンサートは2つでしたが、その他にも色々な演奏や講演など、飽きることはありません。
のどが渇けばプレミアモルツ、そして、赤ワイン(笑)。
出演者のサイン会もあり、
3台のピアノの演奏もあり、
この日も、" のだめオーケストラ "の方たちの演奏がありました。
小さい子供達は大喜びです。
La Folle Journee au JAPON の一つのスタンスとして、0歳からコンサートがあります。実際、有料のコンサートにも、ベビーカーで来ている家族連れの方も多数いらっしゃいました。
クラシックが好きな方でも、子育て中は普通、コンサート会場に出かけて生の演奏を聴くことはできません。
うちもそうでした。娘が小学校に入って少し経ってから、ようやくコンサートに行くことができるようになりました。
でも、子育て中だからこそ、こういう良い音楽でこころを「やわやわ」にすることが必要なのではないかな?
そういう意味では、とても共感するポリシーです。
こうやって育った子の中から、未来の演奏家が誕生するかも。
このお祭り、6年目の今年、完全に東京のGW の目玉として定着した感があります。
きっと、以前はGW 中の丸の内って閑散としていたのでしょうが、このイベントが始まってオフィス街にも商業施設にも人がたくさん集まるようになったのだと思います。
企画者のルネ・マルタンさん、すごいです。
ここ東京フォーラムだけではなくて、
期間中、丸の内のいくつかの会場で、無料のコンサートがたくさん開催されました。
時間の都合で聴きに行くことができませんでしたが、以前ブログで書かせていただいた、
チェロの " 新倉瞳 " さんのコンサートも、3日の18時に丸ビルの1F で行われたり・・・。
ほんとうに聴けなくて残念でした。曲も好きな曲でしたのに・・・。
4日は、小山実稚恵さんの Piano Concerto No.1 と、
マエストロ、ミシェル・コルボ 指揮の Mozart Requiem を聴きました。
小山さんのピアノは聴いていてとても安心できます。Chopin のコンチェルトを十分堪能できました。
アンコールは、ワルツの7番。
とても速いテンポ、でも、高音の繊細さと優しさ・・・、絹のカーテンが初夏の風に少しそよいで音色を立てているような、そんな心地よさ・・・、素晴らしかったです。
最終日の最後に、ルネ・マルタンさんの講演を聴きましたが、来年の La Folle Journee au JAPON のテーマは、BRAHMS !!
なんと、大好きな BRAHMS です。
そして、同時代の作曲家ということで、MAHLER も登場するとか。これは、大変です!! 来年は2日間ではなくて、全期間参加しなくては・・・(笑)。
交響曲とピアノコンチェルト、弦楽5重奏 や6重奏、チェロソナタetc etc ・・・。
MAHLER も全交響曲 etc etc ・・・、聴きたい曲が目白押しです。
そして、ミシェル・コルボ 指揮の Mozart Requiem 。
この演奏はすごかったです。何年かぶりで曲を聴き終わって、立って拍手をしました。
76歳のマエストロ、ほとんど椅子に座っての指揮でしたが、演奏の端々で立ち上がり、腕を大きく振っての熱のこもった指揮。
手兵ローザンヌ声楽アンサンブルを率いての名演でした。
プログラムも「ショパンの葬送」と銘打ち、1849年10月、ショパンの葬儀が営まれた際に演奏された曲目を、再現したもの。
その意味でも、とても貴重なコンサートだったのだと思います。
帰りに思わず、やっぱりMozart は良いなぁ~ (笑)
" 2010/05/04 La Folle Journee au JAPON 2010 "
La Folle Journee au JAPON 2010 :20100503 [音楽]
2日から始まっているラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに行ってきました。
最終日の今日4日も出かけるのですが、昨日とても楽しい一時を過ごせたので簡単に書いておこうと思います。
13時45分開場なので、13時に有楽町で待ち合わせです。
初夏の風が街路樹の葉っぱを明るい緑色に揺らしていました。
都会の駅前での待ち合わせですが、新緑の香りがしてとても気持ちよい。5月は良い季節。じぶんの誕生月でもあります(笑)。
心地よい日差しも。
東京フォーラムの会場内に入ると無料のコンサートを聴くことができます。
期間中のどのコンサートのものでも、チケットの半券を持っていればいつでもここには入場できます。
昨日は、こんなコンサートをやっていました。
のだめのマングースも出演。のだめオーケストラの方たちです。
ピアノ3台の演奏も。ショパンの曲をアレンジして3台で演奏していました。
どれも、ただで聴いては申し訳ない素敵な演奏です。ぼくらは、プレミアモルツを片手に持ちながら聴かせて頂きました。
飲みながら演奏を聴かせて頂くなんて、なんて贅沢なんでしょう。
ヨーロッパの王侯貴族の感じかも b^^
そして、昨日のコンサートのプログラムは次の通りでした。
エルスネル:交響曲 ハ長調 op.11
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
エルスネルの曲ははじめて聴きました。ポーランドの作曲家でショパンの恩師だそうです。
交響曲は古典派的でハイドン、モーツァルト、初期のベートーベンの感じがしました。そして、やはり舞曲的かな? 初めての作曲家の初めての交響曲、面白かったです。
そして、メインのイーヴォ・ポゴレリッチ登場。ショパンのPcon No.2。
イーヴォ・ポゴレリッチ、51歳になるんですね。すごい貫禄、隣の席の女性達いわく・・・、
「マフィアのボスみたい」
確かに・・・、ゴッド・ファーザーかなんかのような風格。ピアノが心もち小さく見えました(笑)。
馬力あります。ピアノがこわれるーーーっ。
反対にピアニシモを弾くときなどは、それこそ鍵盤を触っているのか指でほんの少し触れているだけ、そんな感じ。
でも、出だしはまだ体が温まっていないような、ウォーミングアップ不足じゃないの~と、ちょっと心配になりました。
でも、曲が流れていくと知らず知らずのうちに演奏に引き込まれていきました。あっという間に終曲。
ゲオルグ・チチナゼの指揮するシンフォニア・ヴァルソヴィアも軽快、時に重厚、きれいな音色でした。
ヴラボォー !! コンサートホールに鳴り響く拍手の嵐・・・。
アンコールはなんと第2楽章そのまま丸ごと。
このアンコールが絶品でした。あと、3回くらい弾くともっとすごいのではって思いました(笑)。
いえいえ、不満足、食い足りない、そんな感じではないです。底知れぬパワーみたいなものを感じてしまったので。
イーヴォ・ポゴレリッチ、恐るべし。
昨日の戦利品(笑)
買ってくるものはいつも決まっています。
その年のピンバッジと La Folle Journee Official CD 。今年は、ショパンキューピーもゲットしてきました。
さてと、シャワー浴びて今日も出かけてきます。
" 2010/05/03 La Folle Journee au JAPON 2010 "
最終日の今日4日も出かけるのですが、昨日とても楽しい一時を過ごせたので簡単に書いておこうと思います。
13時45分開場なので、13時に有楽町で待ち合わせです。
初夏の風が街路樹の葉っぱを明るい緑色に揺らしていました。
都会の駅前での待ち合わせですが、新緑の香りがしてとても気持ちよい。5月は良い季節。じぶんの誕生月でもあります(笑)。
心地よい日差しも。
東京フォーラムの会場内に入ると無料のコンサートを聴くことができます。
期間中のどのコンサートのものでも、チケットの半券を持っていればいつでもここには入場できます。
昨日は、こんなコンサートをやっていました。
のだめのマングースも出演。のだめオーケストラの方たちです。
ピアノ3台の演奏も。ショパンの曲をアレンジして3台で演奏していました。
どれも、ただで聴いては申し訳ない素敵な演奏です。ぼくらは、プレミアモルツを片手に持ちながら聴かせて頂きました。
飲みながら演奏を聴かせて頂くなんて、なんて贅沢なんでしょう。
ヨーロッパの王侯貴族の感じかも b^^
そして、昨日のコンサートのプログラムは次の通りでした。
エルスネル:交響曲 ハ長調 op.11
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
エルスネルの曲ははじめて聴きました。ポーランドの作曲家でショパンの恩師だそうです。
交響曲は古典派的でハイドン、モーツァルト、初期のベートーベンの感じがしました。そして、やはり舞曲的かな? 初めての作曲家の初めての交響曲、面白かったです。
そして、メインのイーヴォ・ポゴレリッチ登場。ショパンのPcon No.2。
イーヴォ・ポゴレリッチ、51歳になるんですね。すごい貫禄、隣の席の女性達いわく・・・、
「マフィアのボスみたい」
確かに・・・、ゴッド・ファーザーかなんかのような風格。ピアノが心もち小さく見えました(笑)。
馬力あります。ピアノがこわれるーーーっ。
反対にピアニシモを弾くときなどは、それこそ鍵盤を触っているのか指でほんの少し触れているだけ、そんな感じ。
でも、出だしはまだ体が温まっていないような、ウォーミングアップ不足じゃないの~と、ちょっと心配になりました。
でも、曲が流れていくと知らず知らずのうちに演奏に引き込まれていきました。あっという間に終曲。
ゲオルグ・チチナゼの指揮するシンフォニア・ヴァルソヴィアも軽快、時に重厚、きれいな音色でした。
ヴラボォー !! コンサートホールに鳴り響く拍手の嵐・・・。
アンコールはなんと第2楽章そのまま丸ごと。
このアンコールが絶品でした。あと、3回くらい弾くともっとすごいのではって思いました(笑)。
いえいえ、不満足、食い足りない、そんな感じではないです。底知れぬパワーみたいなものを感じてしまったので。
イーヴォ・ポゴレリッチ、恐るべし。
昨日の戦利品(笑)
買ってくるものはいつも決まっています。
その年のピンバッジと La Folle Journee Official CD 。今年は、ショパンキューピーもゲットしてきました。
さてと、シャワー浴びて今日も出かけてきます。
" 2010/05/03 La Folle Journee au JAPON 2010 "
" Largo " HITOMI NIIKURA san & Kitakamakura:20100221 [音楽]
2月も終わろうとしています。
光陰矢のごとし・・・。どなたかのブログで矢ではなくて弾だと書かれていましたが、その通りかもしれません。
今月は出張も多くてバタバタの一ヶ月でした(宇都宮と札幌2回と博多)。それなりに時間を縫って美味しいものも食べてきましたが、ただ、せわしなくて写真を撮りに行っていないし、本もあまり読めていないし、なんと気が付けば・・・今年になって美術館に
一度も行っていません。こころのビタミンが足りなくなっているのが良く分かります。
こころの栄養は本と絵画と音楽・・・。その中でも、じぶんの場合は一番は音楽です。
どんなに疲れていても、しずんでいても、良い音楽を聴くと深い霧もすぐに晴れ渡ります。
眠くても、レミオロメンのスタンドバイミーを聴くと自転車のペダルを漕いだりしている(笑)。ピリスのChopin
Piano Sonata No.3 を聴くとその日一日、ものごとがうまくいったりします。
じぶんにとって大切な音楽がいくつかあるのですが、その中に新しいCD が一枚加わりました。
チェロの新倉瞳さんの3rd アルバム " Largo " 。
ブログで知った素晴らしいチェリスト。
1838年にイギリスで作られた、トーマス・ドットのチェロを弾かれていますが、チェロ特有のこころをすべて預けられるような落ち着きのある音色。つややかで、しかも、若鹿のようにしなやかな音色でもあります。
ソナタも含みChopin の曲を中心としたアルバム。
日差しがまだ弱く、何もなければ少し孤独で寒いだけの北鎌倉でしたが、" 04 別れの曲 " 、" 07~10 チェロソナタ " 、
" 12 愛の挨拶 " 、" 13 歌の翼に " などを聴いていると、こころはぽかぽかになりました。
光りも、そのときにはスポットライトのように差し込んでくれたりして、不思議なものです。
" Largo " を聴きながら、短めの散歩です。
毎週、欠かさずに見続けてきた東慶寺の梅たち、紅梅もかなり咲いてきました。
他のところではもっと咲いていて、気の早いものははらはらと花びらが散り始めているのに、ここではまだ半分くらい。大事に大事に少しずつ咲いてくれています。
ここのところ気温が高めなので(札幌もほとんど雪がなかった)、今週はもっとにぎやかになっているのでしょうが、
横浜は、今日は朝から雨。
雨は嫌いではありません。
静かに降る雨音・・・、好きな音の一つ。
枝垂れ梅が咲き始めていたので、少し気にはなりますが、写真も撮りにいけないので、あきらめもつくし(笑)。
梅のほかも、福寿草が咲きはじめていました。
優しい枝の曲線が魅力の、三椏の蕾も大きくなっています。
春はもうすぐそこです。この雨が次の季節を運んでくるのでしょう。
そろそろ、桜も気になり始めます。ちょっと早いか(笑)。
前の記事に書くのを忘れてしまいましたが、宝戒寺で買ってきたお守り。この季節だけでしょうか?
萩で有名なお寺ですが、梅の時期にはこんなものもあるのですね。
" Largo "
雨の休みの日にも似合います。
雨の音をバックに、優しい音色が部屋全体を包み込んでくれます。コーヒーの香りも、いつもと違う。
馥郁とした香り、そして味。音楽って良いな。
雨の日のチェロの音色・・・、" 愛の挨拶 " " 歌の翼に " etc etc ・・・。
それに、とても美人さんです、新倉瞳さん。
天の神様は、ここのところとても寛容で優しくなっているようで、二つも三つも一人の方に与えているよう・・・。
コンサートを、コンチェルトとか無伴奏のものとか、好きなブラームスのソナタとか聴いてみたいチェリストさんです。
" 2010/02/27 HITIMI san & Tokeiji "
光陰矢のごとし・・・。どなたかのブログで矢ではなくて弾だと書かれていましたが、その通りかもしれません。
今月は出張も多くてバタバタの一ヶ月でした(宇都宮と札幌2回と博多)。それなりに時間を縫って美味しいものも食べてきましたが、ただ、せわしなくて写真を撮りに行っていないし、本もあまり読めていないし、なんと気が付けば・・・今年になって美術館に
一度も行っていません。こころのビタミンが足りなくなっているのが良く分かります。
こころの栄養は本と絵画と音楽・・・。その中でも、じぶんの場合は一番は音楽です。
どんなに疲れていても、しずんでいても、良い音楽を聴くと深い霧もすぐに晴れ渡ります。
眠くても、レミオロメンのスタンドバイミーを聴くと自転車のペダルを漕いだりしている(笑)。ピリスのChopin
Piano Sonata No.3 を聴くとその日一日、ものごとがうまくいったりします。
じぶんにとって大切な音楽がいくつかあるのですが、その中に新しいCD が一枚加わりました。
チェロの新倉瞳さんの3rd アルバム " Largo " 。
ブログで知った素晴らしいチェリスト。
1838年にイギリスで作られた、トーマス・ドットのチェロを弾かれていますが、チェロ特有のこころをすべて預けられるような落ち着きのある音色。つややかで、しかも、若鹿のようにしなやかな音色でもあります。
ソナタも含みChopin の曲を中心としたアルバム。
日差しがまだ弱く、何もなければ少し孤独で寒いだけの北鎌倉でしたが、" 04 別れの曲 " 、" 07~10 チェロソナタ " 、
" 12 愛の挨拶 " 、" 13 歌の翼に " などを聴いていると、こころはぽかぽかになりました。
光りも、そのときにはスポットライトのように差し込んでくれたりして、不思議なものです。
" Largo " を聴きながら、短めの散歩です。
毎週、欠かさずに見続けてきた東慶寺の梅たち、紅梅もかなり咲いてきました。
他のところではもっと咲いていて、気の早いものははらはらと花びらが散り始めているのに、ここではまだ半分くらい。大事に大事に少しずつ咲いてくれています。
ここのところ気温が高めなので(札幌もほとんど雪がなかった)、今週はもっとにぎやかになっているのでしょうが、
横浜は、今日は朝から雨。
雨は嫌いではありません。
静かに降る雨音・・・、好きな音の一つ。
枝垂れ梅が咲き始めていたので、少し気にはなりますが、写真も撮りにいけないので、あきらめもつくし(笑)。
梅のほかも、福寿草が咲きはじめていました。
優しい枝の曲線が魅力の、三椏の蕾も大きくなっています。
春はもうすぐそこです。この雨が次の季節を運んでくるのでしょう。
そろそろ、桜も気になり始めます。ちょっと早いか(笑)。
前の記事に書くのを忘れてしまいましたが、宝戒寺で買ってきたお守り。この季節だけでしょうか?
萩で有名なお寺ですが、梅の時期にはこんなものもあるのですね。
" Largo "
雨の休みの日にも似合います。
雨の音をバックに、優しい音色が部屋全体を包み込んでくれます。コーヒーの香りも、いつもと違う。
馥郁とした香り、そして味。音楽って良いな。
雨の日のチェロの音色・・・、" 愛の挨拶 " " 歌の翼に " etc etc ・・・。
それに、とても美人さんです、新倉瞳さん。
天の神様は、ここのところとても寛容で優しくなっているようで、二つも三つも一人の方に与えているよう・・・。
コンサートを、コンチェルトとか無伴奏のものとか、好きなブラームスのソナタとか聴いてみたいチェリストさんです。
" 2010/02/27 HITIMI san & Tokeiji "
Otmar Suitner :20100108 [音楽]
こころの中の大きな樹がゆっくりと、低いバスの音を立てながら倒れました。
色んな樹を一本ずつ植えてきて、今の心の森が出来上がっているのだと思います。
それが、また姿を消していきます。もちろん、樹は倒れても、その記憶は残っているのですが、特別な思い出が一本ずつ倒れていくのは、とても残念・・・。
20世紀は偉大な指揮者が多く輩出された世紀だと思います。
カラヤン、バーンスタイン、ベーム etc etc ・・・。
しかし、その多くは、レコードやCD で聴くことはあってもライヴでは聴いたことのない、この目で見たことがなくて、同じ空気を共有したことのない歴史上の人物。
でも、クラシックを聴き始めた頃、良く通ったNHKホールで名演奏を聴かせてくれた指揮者達。
カラヤンやバーンスタインよりも一世代若く、作り出してくれた感動を熱を共有できた指揮者達には、特別な思い入れがあります。
80年代だったと思うのですが、N響が演奏したベートーベンの第九を聴いたときの感動は、演奏が終わった後の余韻まで、空気の震えの一つ一つまで今でも覚えています。
そんな感動を味わってしまうと、その世界からなかなか抜け出せなくなる。
今でも、ブラームスの一番 "1988年6月23日 サントリーホール シューターツカペレ・ベルリン" のライヴCD 、モーツァルトの交響曲達と魔笛のCD 、そして、第九のレコードなどは宝物。
クラシックの素晴らしさを教えてくれた Otmar Suitner (オトマール・スイトナー)さんが2010年1月8日に87歳で亡くなりました。
1990年から実質引退していて、それ以降は音楽活動をせずに暮らされていたようですが、今年の初めになくなられたとのこと。
自分の中の一つの時代が終わった、そんな気がしました。
ドイツ人の父、お母さんはイタリア系のせいなのでしょうか、ベートーベンやブラームス、モーツァルトなど伝統的なクラシックを渋く響かせる中で、時折聴かせてくれる熱いパッションを感じさせる演奏。そんなところが魅力でした・・・。
奇しくも、本日2月7日、N響アワー(NHK教育)21:00-22:00で " 名誉指揮者・スイトナーをしのぶ " が放送されるそうです。ブラームスの3番。
今から、PCのBSで録画設定しておきます。
スイトナー、素晴らしい指揮者でした。心からのご冥福をお祈りします。
" 2010/02/07 Otmar Suitner"
色んな樹を一本ずつ植えてきて、今の心の森が出来上がっているのだと思います。
それが、また姿を消していきます。もちろん、樹は倒れても、その記憶は残っているのですが、特別な思い出が一本ずつ倒れていくのは、とても残念・・・。
20世紀は偉大な指揮者が多く輩出された世紀だと思います。
カラヤン、バーンスタイン、ベーム etc etc ・・・。
しかし、その多くは、レコードやCD で聴くことはあってもライヴでは聴いたことのない、この目で見たことがなくて、同じ空気を共有したことのない歴史上の人物。
でも、クラシックを聴き始めた頃、良く通ったNHKホールで名演奏を聴かせてくれた指揮者達。
カラヤンやバーンスタインよりも一世代若く、作り出してくれた感動を熱を共有できた指揮者達には、特別な思い入れがあります。
80年代だったと思うのですが、N響が演奏したベートーベンの第九を聴いたときの感動は、演奏が終わった後の余韻まで、空気の震えの一つ一つまで今でも覚えています。
そんな感動を味わってしまうと、その世界からなかなか抜け出せなくなる。
今でも、ブラームスの一番 "1988年6月23日 サントリーホール シューターツカペレ・ベルリン" のライヴCD 、モーツァルトの交響曲達と魔笛のCD 、そして、第九のレコードなどは宝物。
クラシックの素晴らしさを教えてくれた Otmar Suitner (オトマール・スイトナー)さんが2010年1月8日に87歳で亡くなりました。
1990年から実質引退していて、それ以降は音楽活動をせずに暮らされていたようですが、今年の初めになくなられたとのこと。
自分の中の一つの時代が終わった、そんな気がしました。
ドイツ人の父、お母さんはイタリア系のせいなのでしょうか、ベートーベンやブラームス、モーツァルトなど伝統的なクラシックを渋く響かせる中で、時折聴かせてくれる熱いパッションを感じさせる演奏。そんなところが魅力でした・・・。
奇しくも、本日2月7日、N響アワー(NHK教育)21:00-22:00で " 名誉指揮者・スイトナーをしのぶ " が放送されるそうです。ブラームスの3番。
今から、PCのBSで録画設定しておきます。
スイトナー、素晴らしい指揮者でした。心からのご冥福をお祈りします。
" 2010/02/07 Otmar Suitner"
明日は諏訪湖 [音楽]
なんにも、やる気が起こらず・・・、
一日、自分の部屋で過してしまいました。
こころが澄んでいないので、ものがきれいに見えていません。 当然、写真も・・・。 (>_<)
キリンの発泡酒をくいくい、6本パックものこりあと1本。
Coldplay が聴きたくなって・・・、クリスのボーカルも久しぶりだけれど、しぶくてやっぱりいいね。
Life In Technicolor
Viva La Vida
http://www.youtube.com/watch?v=htvV-AhAPk8
マックのテキサスバーガー、なかなかおいしかった。
明日は、生まれ故郷の諏訪に帰ります。 パワーを少しもらってこようと思います。
諏訪湖、会うのが楽しみです。
" 2010/01/16 Coldplay "
一日、自分の部屋で過してしまいました。
こころが澄んでいないので、ものがきれいに見えていません。 当然、写真も・・・。 (>_<)
キリンの発泡酒をくいくい、6本パックものこりあと1本。
Coldplay が聴きたくなって・・・、クリスのボーカルも久しぶりだけれど、しぶくてやっぱりいいね。
Life In Technicolor
Viva La Vida
http://www.youtube.com/watch?v=htvV-AhAPk8
マックのテキサスバーガー、なかなかおいしかった。
明日は、生まれ故郷の諏訪に帰ります。 パワーを少しもらってこようと思います。
諏訪湖、会うのが楽しみです。
" 2010/01/16 Coldplay "
大晦日_第9:20091231 [音楽]
窓を磨いて(驚く程部屋が明るくなってびっくりしてます)、エアコンと照明の掃除も完了。腕が少し疲れました。
バスマジックリンで風呂の掃除をして、カビキラーでカビ落としもやりました。
ぴかぴかになった風呂を沸かして、掃除をした者の特権、一番風呂で、体もぴかぴか(笑)にしてきました。
大晦日、よく働いた・・・ ふうーーっ。
あとは家族で夕食を食べながら、紅白を見たり裏番組をのぞいたりして年を越すだけ・・・のはず・・・。
いや、でも・・・、何か大切なものを忘れている ?????
そうだ !!
いつもはBeethoven Symphony No.9 を年末の休みのうちに聴いているのでした。今年はまだ聴いていない。
2009年は新しい第9は買っていない。
でも、新しいものをいくつか聴きました。
バルトークのコンチェルトとか、ラフマニノフのソナタとか、ピアノ曲も幅が少しだけ広がりました。
クリムゾンとか、リンダ・ロンシュタット、ホイットニー・ヒューストンとかも。クララ、エアさん、miya_gonさん、本当にありがとうございました。
聴いているものにとても偏りがあります。皆さんのお奨め、来年も教えて下さい。 m(__)m
そうそう、何を聴こう?
去年買ったフルトヴェングラーのベト9にしようか?
それとも、新しい風 ? 導入で、昨日届いた ブーレーズのストラビンスキー全集でも聴こうか?
別に毎年、第9にこだわらなくてもよいかな・・・。
考えること、しばし・・・。
結局、今年、一番最後にうちに来たCD を聴くことにしました。
レオナルド・バーンスタイン ベルリンフィル マーラー 交響曲第九番
ベルリンフィルと言えば、当時は帝王カラヤンが君臨していました。カラヤンとバーンスタインは相容れない仲。
当然、ベルリンフィルをバーンスタインが指揮をすることは、非常に難しかったはずです。
ですから、ほとんど録音もありません。
そんな背景もあってか、このマーラーはすごいと評判のCD です。今まで2枚組みで出ていたものを1枚にしてリーズナブルなお値段に。そして、音質もリマスターによって、良くなっているとのこと。
とても、期待してHMV にオーダーしたものです。
琥珀エビスも用意しました (笑)
すごい、1楽章からすごいです。ぶっ飛びです。これはでも、マーラーっぽくない。
すごい迫力の演奏です。バーンスタインに負けないようにと、ベルリンフィルが吼えています。咆哮ってこういうのを言うのでしょう。
最初の楽章から、背中に電流が走りまくりです。エビス、一気飲みです!!
そして、最終楽章。
すごい・・・。 バーンスタイン、やはりすごい指揮者です。
今年はもう間に合わないので、来年は、まじでバーンスタインをたくさん聴いてみようと思います。まだまだ、クラシックは奥深い。
今年は色々と、色々とありすぎの一年でした。義父と従兄弟をなくし、会社でも変化がありました。
何よりも、もう若くないと、かなり自覚した年になりました。
親友を2年前になくして、少し軌道修正がじぶんの中に入りましたが、今年はそれがもう少しかかる年になったと思います。
もう少しだけ、アグレッシブに生きてみようと思います。
今が一番若いのですよね。できることはどんどんやってみようと、たくさん見てみようと、そして、出会いもたくさんあればよいなと、そんな風に思っています。
バーンスタインとベルリンフィルの咆哮を聴きながら、そんなことを思いました。
こんなことを考えながら、今年ももう2時間をきりました。
本当は、東慶寺の今年最後の写真を撮ってきたので、それをアップしようと思ったのですが、新しいレンズ(オリンパス1454)がまだ慣れなくて、アップできそうなのが一枚もありませんでした。
来年早々、リベンジで出かけようと思います。
せっかくなので一枚だけ・・・ 笑
そんなこんなで、じぶんの大晦日は過ぎていきます。21世紀になってはじめての10年の区切りである2010年。皆さんにとって良い年になりますように。
平和で、喜びにあふれた年になりますように・・・。
今年は、本当に色々とお世話になりました。来年も、きっと不定期なアップが続くと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
結局、CD ではなくて、Beethoven No.9
NHK で クルト・マズア 指揮の N響のを全曲聴きました。マズアの第九、エッジが立っていて、切れ味鋭く、しかし、歌うところは良く歌っていて、すばらしかった。
年末の第九は途切れていません ^^
" 2009/12/31 No.9 Symphony "
バスマジックリンで風呂の掃除をして、カビキラーでカビ落としもやりました。
ぴかぴかになった風呂を沸かして、掃除をした者の特権、一番風呂で、体もぴかぴか(笑)にしてきました。
大晦日、よく働いた・・・ ふうーーっ。
あとは家族で夕食を食べながら、紅白を見たり裏番組をのぞいたりして年を越すだけ・・・のはず・・・。
いや、でも・・・、何か大切なものを忘れている ?????
そうだ !!
いつもはBeethoven Symphony No.9 を年末の休みのうちに聴いているのでした。今年はまだ聴いていない。
2009年は新しい第9は買っていない。
でも、新しいものをいくつか聴きました。
バルトークのコンチェルトとか、ラフマニノフのソナタとか、ピアノ曲も幅が少しだけ広がりました。
クリムゾンとか、リンダ・ロンシュタット、ホイットニー・ヒューストンとかも。クララ、エアさん、miya_gonさん、本当にありがとうございました。
聴いているものにとても偏りがあります。皆さんのお奨め、来年も教えて下さい。 m(__)m
そうそう、何を聴こう?
去年買ったフルトヴェングラーのベト9にしようか?
それとも、新しい風 ? 導入で、昨日届いた ブーレーズのストラビンスキー全集でも聴こうか?
別に毎年、第9にこだわらなくてもよいかな・・・。
考えること、しばし・・・。
結局、今年、一番最後にうちに来たCD を聴くことにしました。
レオナルド・バーンスタイン ベルリンフィル マーラー 交響曲第九番
ベルリンフィルと言えば、当時は帝王カラヤンが君臨していました。カラヤンとバーンスタインは相容れない仲。
当然、ベルリンフィルをバーンスタインが指揮をすることは、非常に難しかったはずです。
ですから、ほとんど録音もありません。
そんな背景もあってか、このマーラーはすごいと評判のCD です。今まで2枚組みで出ていたものを1枚にしてリーズナブルなお値段に。そして、音質もリマスターによって、良くなっているとのこと。
とても、期待してHMV にオーダーしたものです。
琥珀エビスも用意しました (笑)
すごい、1楽章からすごいです。ぶっ飛びです。これはでも、マーラーっぽくない。
すごい迫力の演奏です。バーンスタインに負けないようにと、ベルリンフィルが吼えています。咆哮ってこういうのを言うのでしょう。
最初の楽章から、背中に電流が走りまくりです。エビス、一気飲みです!!
そして、最終楽章。
すごい・・・。 バーンスタイン、やはりすごい指揮者です。
今年はもう間に合わないので、来年は、まじでバーンスタインをたくさん聴いてみようと思います。まだまだ、クラシックは奥深い。
今年は色々と、色々とありすぎの一年でした。義父と従兄弟をなくし、会社でも変化がありました。
何よりも、もう若くないと、かなり自覚した年になりました。
親友を2年前になくして、少し軌道修正がじぶんの中に入りましたが、今年はそれがもう少しかかる年になったと思います。
もう少しだけ、アグレッシブに生きてみようと思います。
今が一番若いのですよね。できることはどんどんやってみようと、たくさん見てみようと、そして、出会いもたくさんあればよいなと、そんな風に思っています。
バーンスタインとベルリンフィルの咆哮を聴きながら、そんなことを思いました。
こんなことを考えながら、今年ももう2時間をきりました。
本当は、東慶寺の今年最後の写真を撮ってきたので、それをアップしようと思ったのですが、新しいレンズ(オリンパス1454)がまだ慣れなくて、アップできそうなのが一枚もありませんでした。
来年早々、リベンジで出かけようと思います。
せっかくなので一枚だけ・・・ 笑
そんなこんなで、じぶんの大晦日は過ぎていきます。21世紀になってはじめての10年の区切りである2010年。皆さんにとって良い年になりますように。
平和で、喜びにあふれた年になりますように・・・。
今年は、本当に色々とお世話になりました。来年も、きっと不定期なアップが続くと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
結局、CD ではなくて、Beethoven No.9
NHK で クルト・マズア 指揮の N響のを全曲聴きました。マズアの第九、エッジが立っていて、切れ味鋭く、しかし、歌うところは良く歌っていて、すばらしかった。
年末の第九は途切れていません ^^
" 2009/12/31 No.9 Symphony "
BEATLES リマスター盤:20090922 [音楽]
クラシック以外で初めて買ったレコードは、BEATLES の「No.5」。
今でも、大切な宝物です。
BEATLES の初めてのものとしては、ちょっと渋めなのかもしれません。日本で発売されたもので5枚目のアルバム、
そして、日本独自編集版。 「I FEEL FINE」のモノラルオリジナルはシングルとこのアルバムだけに収録されています。
その他にも、「のっぽのサリー」「抱きしめたい」「アイ・コール・ユア・ネイム」etc etc ・・・。
No.5 以外にも「Let it be」「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band 」「HELP!」「Abbey Road 」等、数枚アナログを持っているので、BEATLES のアルバムは今まで何度かCD 化されたのですが、CDはチャートで一位になった曲を集めた
「The Beatles 1」の一枚だけ。
そんなぼくですが、09,09,09 に世界同時発売されたBEATLES のリマスター盤には興味がありました。何しろ4年がかりでアビイロードスタジオで作業が行われたとのこと。
そして、「オリジナルのリリース以来、最も原音に近いサウンドとなった」と評価の全14タイトルがいっせいに発売されたのですから(この他にもBOXセットが発売されています)。
RUBBER SOUL
REVOLVER
ABBEY ROAD
とりあえず、上の3枚をゲットしてみました。
皆さんなら、どんなチョイスなんでしょうか?
本当に音がクリアです。素晴らしい !! リンゴのドラムがライヴで、目の前で叩かれているように聴こえます。
うーーん、
アナログの柔らかい音も素晴らしいですが、リマスター盤のクリアな音は捨てがたい。
Come Together 、少し大きめの音で聴くと・・・、良いなぁ~。
14枚、全部欲しくなってしまう(笑)。
初期の4枚は今回のCD化がはじめてのステレオでのCD なんだそうです。と、言われると・・・、ほっ、ほしぃ~ ^^;
BEATLES との出会いは、既に解散した後。
アナログ盤でしかサウンドに触れることはできませんでした。でも、一時、狂ったように毎日、Abbey Road 聴いていました。レコードのA面とB面でずい分違った印象のこのアルバム。
擦り切れるほど聴いていました。
Something よいです。
Here Comes The Sun 大好きです。
若い頃聴いた曲って、きっと、自分自身の血や肉になっているのだと思います。
自分自身のリズム、メロディーってあると思うのですが、ぼくの場合は、それが BEATLES なんだと。
そういう意味では、Mozart や Mahler よりも付き合い、長いです。
そういえば、一緒にBEATLES 聴いていた仲間たち・・・、みんなどうしているのかな?
大学では、音楽鑑賞会という怪しいサークル? に所属していましたが、親友たちは(男も女も ^^ ) みんな、
BEATLES 大好きでした。
音楽鑑賞会・・・、クラシックを聴くクラブだったのですが・・・ ^^;
BEATLES 聴いていたら・・・、
久しぶりに、大学時代の仲間達と、吉祥寺で会いたくなりました。 焼き鳥のいせやで(笑)。
" 2009/09/23 BEATLES "
今でも、大切な宝物です。
BEATLES の初めてのものとしては、ちょっと渋めなのかもしれません。日本で発売されたもので5枚目のアルバム、
そして、日本独自編集版。 「I FEEL FINE」のモノラルオリジナルはシングルとこのアルバムだけに収録されています。
その他にも、「のっぽのサリー」「抱きしめたい」「アイ・コール・ユア・ネイム」etc etc ・・・。
No.5 以外にも「Let it be」「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band 」「HELP!」「Abbey Road 」等、数枚アナログを持っているので、BEATLES のアルバムは今まで何度かCD 化されたのですが、CDはチャートで一位になった曲を集めた
「The Beatles 1」の一枚だけ。
そんなぼくですが、09,09,09 に世界同時発売されたBEATLES のリマスター盤には興味がありました。何しろ4年がかりでアビイロードスタジオで作業が行われたとのこと。
そして、「オリジナルのリリース以来、最も原音に近いサウンドとなった」と評価の全14タイトルがいっせいに発売されたのですから(この他にもBOXセットが発売されています)。
RUBBER SOUL
REVOLVER
ABBEY ROAD
とりあえず、上の3枚をゲットしてみました。
皆さんなら、どんなチョイスなんでしょうか?
本当に音がクリアです。素晴らしい !! リンゴのドラムがライヴで、目の前で叩かれているように聴こえます。
うーーん、
アナログの柔らかい音も素晴らしいですが、リマスター盤のクリアな音は捨てがたい。
Come Together 、少し大きめの音で聴くと・・・、良いなぁ~。
14枚、全部欲しくなってしまう(笑)。
初期の4枚は今回のCD化がはじめてのステレオでのCD なんだそうです。と、言われると・・・、ほっ、ほしぃ~ ^^;
BEATLES との出会いは、既に解散した後。
アナログ盤でしかサウンドに触れることはできませんでした。でも、一時、狂ったように毎日、Abbey Road 聴いていました。レコードのA面とB面でずい分違った印象のこのアルバム。
擦り切れるほど聴いていました。
Something よいです。
Here Comes The Sun 大好きです。
若い頃聴いた曲って、きっと、自分自身の血や肉になっているのだと思います。
自分自身のリズム、メロディーってあると思うのですが、ぼくの場合は、それが BEATLES なんだと。
そういう意味では、Mozart や Mahler よりも付き合い、長いです。
そういえば、一緒にBEATLES 聴いていた仲間たち・・・、みんなどうしているのかな?
大学では、音楽鑑賞会という怪しいサークル? に所属していましたが、親友たちは(男も女も ^^ ) みんな、
BEATLES 大好きでした。
音楽鑑賞会・・・、クラシックを聴くクラブだったのですが・・・ ^^;
BEATLES 聴いていたら・・・、
久しぶりに、大学時代の仲間達と、吉祥寺で会いたくなりました。 焼き鳥のいせやで(笑)。
" 2009/09/23 BEATLES "
Mahler No.9 & Egon Schiele : 20090830 [音楽]
音楽が好きで、特にモーツァルトにとても惹かれていて、このブログでも moz と名乗ったりしています(笑)。
そして、同じくらい好きなのが Mahler 。
ややこしいですが?、マーラーの最期の言葉は、「Mozart」・・・。
ぼくには、なんとなく分かる気がします。
マーラーのCD もかなり持っていて、秋や冬にはマーラーばかり。
ゆっくりとウイスキーを飲みながら本を読んでマーラーを聴く・・・。もう、その季節ですね。
ただ、偏りがあって、マーラーは5番か6番ばかり。でも、このジャケットを見て、迷わず、HMV でクリックしていました。
以前に記事にしたことがある、エゴン・シーレ。
その時は人物でしたが、シーレの風景画、「4本の木」。
かなり有名な絵のようですが、ぼくはこのジャケットではじめて見ました。強烈な個性を持つ絵です。ジャケットではほんとうの色や大きさがわかりはしません。でも、そのすごさは、CD のジャケットからでも届いてくるのです。
まだ見たことがなくて、実物を見たい絵はフェルメールを筆頭として何枚かあるのですが、今回、そのリストに一枚加わってしまいました。
多分、夕陽を背景とした4本の木なのだと思います。
色彩も構図も良いなぁ~。
大きく見えるはずの沈み行く太陽を小さく・・・、しかも画面中央・・・、というよりも、ど真ん中に配置するという、それだけでも大胆な構図。
晩秋なのでしょう。紅く染まった木々の葉っぱたち。しかし、向かって左から2本目の木には、もうわずかの葉っぱしか残っていません。この木はどうして・・・。
初めて見た絵なのですが、見てすぐに、シーレだと分かりました。シーレの色彩と輪郭。
茜色と薄い青色のコントラスト、グラデーションがとても好きです・・・。幾重にもわかれていく夕方特有の移り行く空・・・。
ずうっと、
ずうっと、この絵を見ていたい。
ウィーンのベルヴェデーレ宮殿の美術館にある絵とか。
そういえば、ベルヴェデーレには行ったことがあります。でも、見てこなかった・・・ (>_<) シーレ・・・。
シーレの絵があるのを知らなかったのです。
なんて、残念なことをしているんだろう・・・。でも、この絵を見るために、ウィーンをまた訪れてみたいと思います。思えば海外には、絵を見に行っているような。
肝心のCD の方ですが、 ^^; これも、もちろん良い演奏。
名門バンベルク交響楽団。
巨匠、ヨーゼフ・カイルベルトが長く指揮者を勤めていたドイツのオーケストラです。そうそう、カイルベルトはあのカラヤンと同年同月の生まれ。ただ、60歳という若さでなくなってしまって、とても残念。
現在の指揮者(このCDの指揮者)はジョナサン・ノット(Jonathan Nott, 1963年 - )。イギリスの出身だそうです。フルトヴェングラーやカイルベルトなどのドイツの巨匠に育てられた、ゲルマン魂のオーケストラがイギリスの指揮者を迎えてどうなんだろうと、こんな意味でも興味津々でしたが、深い弦の音色・・・。ゲルマンの森の様にいぶし銀の弦の低音。
特に4楽章・・・、感動なしでは聴けません。夏の間には感じなかった、体の芯が震えるような演奏でした。
音楽の秋、近し !!
食欲とビールの秋も(ビールは一年中か・・・ ^^; )
" 2009/09/06 Mahler No.9 & Egon Schiele "
前記事では、色々とご心配頂きありがとうございました。ブログに載せようかどうか迷ったのですが、でも、大切なことなのでやはりアップさせて頂きました。 それでも・・・、日一日と、秋は深まっていく感じです。 さあ、写真、撮りに行かなくっちゃ どなたか行きますか? (笑)
そして、同じくらい好きなのが Mahler 。
ややこしいですが?、マーラーの最期の言葉は、「Mozart」・・・。
ぼくには、なんとなく分かる気がします。
マーラーのCD もかなり持っていて、秋や冬にはマーラーばかり。
ゆっくりとウイスキーを飲みながら本を読んでマーラーを聴く・・・。もう、その季節ですね。
ただ、偏りがあって、マーラーは5番か6番ばかり。でも、このジャケットを見て、迷わず、HMV でクリックしていました。
以前に記事にしたことがある、エゴン・シーレ。
その時は人物でしたが、シーレの風景画、「4本の木」。
かなり有名な絵のようですが、ぼくはこのジャケットではじめて見ました。強烈な個性を持つ絵です。ジャケットではほんとうの色や大きさがわかりはしません。でも、そのすごさは、CD のジャケットからでも届いてくるのです。
まだ見たことがなくて、実物を見たい絵はフェルメールを筆頭として何枚かあるのですが、今回、そのリストに一枚加わってしまいました。
多分、夕陽を背景とした4本の木なのだと思います。
色彩も構図も良いなぁ~。
大きく見えるはずの沈み行く太陽を小さく・・・、しかも画面中央・・・、というよりも、ど真ん中に配置するという、それだけでも大胆な構図。
晩秋なのでしょう。紅く染まった木々の葉っぱたち。しかし、向かって左から2本目の木には、もうわずかの葉っぱしか残っていません。この木はどうして・・・。
初めて見た絵なのですが、見てすぐに、シーレだと分かりました。シーレの色彩と輪郭。
茜色と薄い青色のコントラスト、グラデーションがとても好きです・・・。幾重にもわかれていく夕方特有の移り行く空・・・。
ずうっと、
ずうっと、この絵を見ていたい。
ウィーンのベルヴェデーレ宮殿の美術館にある絵とか。
そういえば、ベルヴェデーレには行ったことがあります。でも、見てこなかった・・・ (>_<) シーレ・・・。
シーレの絵があるのを知らなかったのです。
なんて、残念なことをしているんだろう・・・。でも、この絵を見るために、ウィーンをまた訪れてみたいと思います。思えば海外には、絵を見に行っているような。
肝心のCD の方ですが、 ^^; これも、もちろん良い演奏。
名門バンベルク交響楽団。
巨匠、ヨーゼフ・カイルベルトが長く指揮者を勤めていたドイツのオーケストラです。そうそう、カイルベルトはあのカラヤンと同年同月の生まれ。ただ、60歳という若さでなくなってしまって、とても残念。
現在の指揮者(このCDの指揮者)はジョナサン・ノット(Jonathan Nott, 1963年 - )。イギリスの出身だそうです。フルトヴェングラーやカイルベルトなどのドイツの巨匠に育てられた、ゲルマン魂のオーケストラがイギリスの指揮者を迎えてどうなんだろうと、こんな意味でも興味津々でしたが、深い弦の音色・・・。ゲルマンの森の様にいぶし銀の弦の低音。
特に4楽章・・・、感動なしでは聴けません。夏の間には感じなかった、体の芯が震えるような演奏でした。
音楽の秋、近し !!
食欲とビールの秋も(ビールは一年中か・・・ ^^; )
" 2009/09/06 Mahler No.9 & Egon Schiele "
前記事では、色々とご心配頂きありがとうございました。ブログに載せようかどうか迷ったのですが、でも、大切なことなのでやはりアップさせて頂きました。 それでも・・・、日一日と、秋は深まっていく感じです。 さあ、写真、撮りに行かなくっちゃ どなたか行きますか? (笑)