Pietari Inkinen 日本フィル第661回演奏会 Mahler Symphony No.6:20140628 [音楽]
本年7度目のコンサート。
今年は展覧会よりもコンサートに足しげく通っています。 ずーっと以前は? 一ヶ月に2度くらいはライヴの音楽を聴いていたけれど、こんなに聴けているのは久しぶり。
SACD とかの音はとても素晴らしいですが、ライヴのヴァイオリンやホルンの音ってその数倍素敵です。やはり一期一会の音に敵うものはないな。
6月28日(土)、チケットをゲットしておいた、日本フィルのコンサートへ行ってきました。
新橋で銀座線に乗り換え、溜池山王から歩いて6分~7分で久しぶりのサントリーホール。
あいにくの雨模様です。
早めに着いたので、サントリーホールの周りも散歩したかったのですが、仕方ないです、そそくさとホール内に入りました。
じぶんは交響曲を良く聴きますが、その中でもMahler の第6シンフォニーは大切な曲の一つです。
色々と聴きましたが、中でも気に入っているのはバーンスタインとマイケル・ティルソン・トーマスの録音。
マイケル・ティルソン・トーマスはバーンスタインの弟子なので、演奏スタイルは似ているのかもしれません。ただ、バーンスタインのは、世紀末のどろどろとした欲望と熟し切った果実のような甘美さと危うさが感じられるのに対して、ティルソン・トーマスのはもっと繊細で洗練さを感じます。
今気に入っているのは、ティルソン・トーマス。
この演奏は9.11同時多発テロの直後に録音されたとのこと。
第1楽章のアルマのテーマも第3楽章のアンダンテも本当に美しいです。
さて、Pietari Inkinen 、ナクソスのシベリウスの演奏に出会ってから気になって仕方なくなった指揮者です。
3月にシベリウス交響曲第2番を聴いて以来2回目のコンサート。
最初はシベリウス: 交響詩≪夜の騎行と日の出≫op.55 の演奏でした。
Inkinen のシベリウスはご当地ものだけあって(フィンランド出身です)、のびのびとしていて素敵な演奏。夜がギャラップしている様子がイメージできます。
Inkinen のシベリウスは良いな。
日本フィルとのシベリウスの全集もこの後リリースが予定されているようです。楽しみ ^^
そして、マーラー : 交響曲第6番イ短調 ≪悲劇的≫
一時間半くらいの演奏時間を要する大作です。マーラーの中では最も古典的で形がきちっとしている曲。
書いたように、好きな所が2か所あります。
一ヶ所は第1楽章の「アルマのテーマ」と呼ばれている旋律のところ。ちなみにアルマってグスタフ・マーラーの奥さん。
奥さんのことを思って書いた曲なんだと思います。日本人ではきっとしないこと 笑
Inkinen はこのテーマが初めて出てくるところを(曲の中では何度も繰り返されます)、十分にためにためて、思い入れたっぷりに演奏してくれました。
この瞬間、この演奏、良いなって実感しました。事実、第1楽章は緊張感がありとても素晴らしい演奏でした。
そして、第3楽章のアンダンテ。
マーラーの中で、これも二つなんですが、聴くたびに背骨の辺りがふるえてしまうものがあります。一つは交響曲3番の旋律、そしてもう一つがこの6番のアンダンテの後半の部分、弦楽器がなくところ・・・その旋律です。
聴くたびにこころと背骨がふるえます。
Inkinen 聴かせどころを良く知っています、こころの琴線がこらえ切れる、ちょうどそのあたり、日本フィルの弦楽器もとても美しい。
2回目、シベリウスを聴いてマーラーを聴いてみました。
まだちゃんとは分からないけれど、Inkinen おもしろい指揮者だと思います。
今回の6番はテンポは遅めにとって、情緒たっぷりに歌わせるところは歌わせて、でもそれに流されるところはない。
結構、計算して音楽が作られている感じがしました。
マーラーとしてはどちらかというとすっきりとした演奏だったかもしれません。
日本フィルも素晴らしい演奏で、金管楽器のパワーもすごかったです。
マーラー良いな、6番良いな~ ( 帰ってからまた復習をしてしまいました。 笑 ) 。
演奏が終わればブラボーの嵐。うーん、良い演奏会でした。満足 !!
余韻に浸りながら、ビールと軽めのつまみで一杯 ^^ これはまた最良の時間です。
Pietari Inkinen もう少し聴いてみたいので、11月の演奏会のチケットも早速ゲットしました。
11月、今度はマーラーの7番です。
7番はマーラーの中で一番の難曲?
あまり聴かないし、じぶんの中でまだ消化できていません。 Inkinen がどんな演奏を聴かせてくれるかとても楽しみです。
日曜日、今日も横浜は雨模様です。
写真撮りに行きたいのですが、少し小降りになってくれないかなぁ~。
やまないと、引き続き復習。 ビールをお供に・・・になりそうです。 ^^;
" 2014/06/28 Inkinen & Japan Philharmonic No.661 Concerts "
今年は展覧会よりもコンサートに足しげく通っています。 ずーっと以前は? 一ヶ月に2度くらいはライヴの音楽を聴いていたけれど、こんなに聴けているのは久しぶり。
SACD とかの音はとても素晴らしいですが、ライヴのヴァイオリンやホルンの音ってその数倍素敵です。やはり一期一会の音に敵うものはないな。
6月28日(土)、チケットをゲットしておいた、日本フィルのコンサートへ行ってきました。
新橋で銀座線に乗り換え、溜池山王から歩いて6分~7分で久しぶりのサントリーホール。
あいにくの雨模様です。
早めに着いたので、サントリーホールの周りも散歩したかったのですが、仕方ないです、そそくさとホール内に入りました。
じぶんは交響曲を良く聴きますが、その中でもMahler の第6シンフォニーは大切な曲の一つです。
色々と聴きましたが、中でも気に入っているのはバーンスタインとマイケル・ティルソン・トーマスの録音。
マイケル・ティルソン・トーマスはバーンスタインの弟子なので、演奏スタイルは似ているのかもしれません。ただ、バーンスタインのは、世紀末のどろどろとした欲望と熟し切った果実のような甘美さと危うさが感じられるのに対して、ティルソン・トーマスのはもっと繊細で洗練さを感じます。
今気に入っているのは、ティルソン・トーマス。
この演奏は9.11同時多発テロの直後に録音されたとのこと。
第1楽章のアルマのテーマも第3楽章のアンダンテも本当に美しいです。
さて、Pietari Inkinen 、ナクソスのシベリウスの演奏に出会ってから気になって仕方なくなった指揮者です。
3月にシベリウス交響曲第2番を聴いて以来2回目のコンサート。
最初はシベリウス: 交響詩≪夜の騎行と日の出≫op.55 の演奏でした。
Inkinen のシベリウスはご当地ものだけあって(フィンランド出身です)、のびのびとしていて素敵な演奏。夜がギャラップしている様子がイメージできます。
Inkinen のシベリウスは良いな。
日本フィルとのシベリウスの全集もこの後リリースが予定されているようです。楽しみ ^^
そして、マーラー : 交響曲第6番イ短調 ≪悲劇的≫
一時間半くらいの演奏時間を要する大作です。マーラーの中では最も古典的で形がきちっとしている曲。
書いたように、好きな所が2か所あります。
一ヶ所は第1楽章の「アルマのテーマ」と呼ばれている旋律のところ。ちなみにアルマってグスタフ・マーラーの奥さん。
奥さんのことを思って書いた曲なんだと思います。日本人ではきっとしないこと 笑
Inkinen はこのテーマが初めて出てくるところを(曲の中では何度も繰り返されます)、十分にためにためて、思い入れたっぷりに演奏してくれました。
この瞬間、この演奏、良いなって実感しました。事実、第1楽章は緊張感がありとても素晴らしい演奏でした。
そして、第3楽章のアンダンテ。
マーラーの中で、これも二つなんですが、聴くたびに背骨の辺りがふるえてしまうものがあります。一つは交響曲3番の旋律、そしてもう一つがこの6番のアンダンテの後半の部分、弦楽器がなくところ・・・その旋律です。
聴くたびにこころと背骨がふるえます。
Inkinen 聴かせどころを良く知っています、こころの琴線がこらえ切れる、ちょうどそのあたり、日本フィルの弦楽器もとても美しい。
2回目、シベリウスを聴いてマーラーを聴いてみました。
まだちゃんとは分からないけれど、Inkinen おもしろい指揮者だと思います。
今回の6番はテンポは遅めにとって、情緒たっぷりに歌わせるところは歌わせて、でもそれに流されるところはない。
結構、計算して音楽が作られている感じがしました。
マーラーとしてはどちらかというとすっきりとした演奏だったかもしれません。
日本フィルも素晴らしい演奏で、金管楽器のパワーもすごかったです。
マーラー良いな、6番良いな~ ( 帰ってからまた復習をしてしまいました。 笑 ) 。
演奏が終わればブラボーの嵐。うーん、良い演奏会でした。満足 !!
余韻に浸りながら、ビールと軽めのつまみで一杯 ^^ これはまた最良の時間です。
Pietari Inkinen もう少し聴いてみたいので、11月の演奏会のチケットも早速ゲットしました。
11月、今度はマーラーの7番です。
7番はマーラーの中で一番の難曲?
あまり聴かないし、じぶんの中でまだ消化できていません。 Inkinen がどんな演奏を聴かせてくれるかとても楽しみです。
日曜日、今日も横浜は雨模様です。
写真撮りに行きたいのですが、少し小降りになってくれないかなぁ~。
やまないと、引き続き復習。 ビールをお供に・・・になりそうです。 ^^;
" 2014/06/28 Inkinen & Japan Philharmonic No.661 Concerts "
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014:20140503&04 [音楽]
2014年のGW もだいぶ前のこととなってしまいました。
今更みたいな感じもしないではないですが・・・、 ^^;
ブログに残しておきたいので、遅ればせながらアップしておこうと思います。
今年も5月3日~5日の3日間、東京有楽町の東京フォーラムを中心として、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンが開催されました。
記念すべき10周年。 テーマも「今までのもの全て」。
即ち、今までテーマとして取り上げてきた作曲家全てが演奏会の対象となるというものでした。
ちなみに、じぶんは10年間で、1回目は行けなかったけれど2回目からは参加しており、2011年の東日本大震災の年を除いて(予約で買っておいたものが全てキャンセルになってしまいました)、後の8回は全て参加しています。
ここのところ、GW といえばこのクラシックのお祭りが楽しみとなっていて、じぶんには欠かすことのできない大切なイベントになっています。
大好きな作曲家たちの素晴らしい作品がまとまって聴ける、クラシックのお祭りは、とっても大切です。
いつまでも続いて欲しいです。
10周年のラ・フォル・ジュルネ、
今年は、3日と4日、3つのコンサートのチケットを発売と同時に申し込んで買いました。
5月3日
ラフマニノフ ピアノコンチェルト第2番 ボリス・ベレゾフスキー (ピアノ)、ドミトリー・リス(指揮) ウラル交響楽団
5月4日
チャイコフスキー交響曲第5番 ドミトリー・リス(指揮) ウラル交響楽団
ショパンチェロソナタ & ピアノ三重奏曲 ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ) アンリ・ドマルケット(チェロ)
ドミトリー・マフチン(ヴァイオリン)
意図した訳ではないのですが、ピアノのベレゾフスキーさんと指揮とオケのリスさんとウラル交響楽団はそれぞれ2回ずつ聴くことになりました。
器楽曲、室内曲、管弦楽曲、様々なコンサートのメニューの中から、ああでもない、こうでもないと選んだ3曲がこれ。
タイムスケジュールの中から、曲と演奏者と時間でコンサートを決める時間(悩む時間?)はとても楽しいです。
ラフマニノフは、ちょうどボレットの演奏で聴いていた時期で、この曲がとても聴きたくなっていましたし、ショパンのチェロソナタは好きな曲ですが、まだ一度もライヴでは聴いたことがなかったので、どうしてもライヴで聴きたかった。
チャイコフスキーは、娘の好きな曲です。
連れて行けとせがまれました。 笑
ラフマニノフのピアノコンチェルト第2番はベレゾフスキーさんのピアノが前面に出た演奏だと思いました。
ロシアのシロクマ? (笑)
体の大きなベレゾフスキーさんらしく、力強く、ぐんぐんと前に出る演奏。
その頃ずっと聴いていたボレットとは、また違った演奏でした。
ただ、会場が広すぎてせっかくの珠玉の音達が吸い込まれてしまうかのよう。
ここホールAは一番大きなホールです。
ロックの様にマイクとスピーカーによる演奏には適しているのかもしれませんが、楽器の音をそのまま楽しむクラシックだと、あまり向いていないのかもしれないです。
チャイコフスキー交響曲5番は会場もホールC、席も前から4番目という好条件に恵まれたコンサートでした。
演奏は、チャイコフスキーのメランコリックな部分を排除したかのよう。
ものすごーーく、爽快さを感じる演奏でした。 真夏のビールの喉越しのよう !! 笑
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが空を滑走していく~、 みたいな。 ^^
聴いて、スカッとしたチャイコフスキーの5番は初めて。
これはこれでありかな ?
リスさんの指揮も小澤さんのような、いえ、それよりもっと体全体を使ったダイナミックな指揮。
指揮しながらの息、時折・・・旋律を歌っている声まで聞こえて来ました。
この指揮者、面白いかも。
リスさんのチャイコの5番のCD を探しましたが、録音はないみたいです、残念。
ショパンのチェロソナタはフォーラムではなく読売ホールでの演奏でした。
こちらも前から3番目、すぐそこにソリストたちが~!!
臨場感満点です。
早めにチケットを申し込んでいて正解です。
ここのところラ・フォル・ジュルネでは毎年、チェロの曲を一つは聴いています。
去年は宮川大くんのサンサーンスのチェロコンチェルト。
一昨年は、これも大好きなラフマニノフのチェロソナタをエドガー・モローくんの演奏で聴きました。
今年は~ !! ということで? 選んだショパンのソナタでした。
チェロとピアノ、やはり良い曲です、ショパンのチェロソナタ。 ショパンらしく、チェロソナタですが、ピアノも素敵なんです。
ライヴで聴けてよかった。
他のコンサートでは、交響曲やコンチェルトにどうしても目が向いてしまって、なかなか室内楽に足を運ぶことが少なくなってしまうのですが、
ラ・フォル・ジュルネでは室内楽もたくさん企画してくれるので、聴き易いです。
これもこのお祭りの良いところ。 室内楽も良いなぁ~。 来年もチェロの曲を何か聴きに行こうと思います。
もちろん、
有料のコンサートだけでなく、半券があれば聴くことができるコンサートも幾つか聴かせていただきました。
モーツァルトの魔笛も、オペラの形式で楽しく聴かせていただきました。
シューベルトのピアノソナタを題材にした子供向けのものもありました。 子供たちも元気、とっても楽しんでいましたよ。
これも、とっても楽しい、素晴らしい企画だと思います。
子供の頃から、良い音楽を聴けるなんて、すごーーく幸せなことですね。今の子供たちは恵まれています。
ビールもそこそこ? 飲ませてもらったし (笑) 、外の屋台でケバブサンドも頂きました。
どっぷりとつかった2014年のラ・フォル・ジュルネ、
いつもと同じく、
いえ、例年以上に、東京駅の周辺で2日間楽しませていただきました。
まだ、正式な発表はないと思うのですが、うわさでは来年2015年のラ・フォル・ジュルネはバロックがテーマになるとか。
バッハやヴィヴァルディーをまた聴くことができそうです。 出来たら、バッハの無伴奏のチェロを聴いてみたいな。
来年も今から楽しみです。
GW 、クラシックのコンサート三昧でした。とても良い時間を過ごせました。満足!!
" 2014/05/03 & 04 10aus LA FOLLE JOURNEE au JAPON "
今更みたいな感じもしないではないですが・・・、 ^^;
ブログに残しておきたいので、遅ればせながらアップしておこうと思います。
今年も5月3日~5日の3日間、東京有楽町の東京フォーラムを中心として、
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンが開催されました。
記念すべき10周年。 テーマも「今までのもの全て」。
即ち、今までテーマとして取り上げてきた作曲家全てが演奏会の対象となるというものでした。
ちなみに、じぶんは10年間で、1回目は行けなかったけれど2回目からは参加しており、2011年の東日本大震災の年を除いて(予約で買っておいたものが全てキャンセルになってしまいました)、後の8回は全て参加しています。
ここのところ、GW といえばこのクラシックのお祭りが楽しみとなっていて、じぶんには欠かすことのできない大切なイベントになっています。
大好きな作曲家たちの素晴らしい作品がまとまって聴ける、クラシックのお祭りは、とっても大切です。
いつまでも続いて欲しいです。
10周年のラ・フォル・ジュルネ、
今年は、3日と4日、3つのコンサートのチケットを発売と同時に申し込んで買いました。
5月3日
ラフマニノフ ピアノコンチェルト第2番 ボリス・ベレゾフスキー (ピアノ)、ドミトリー・リス(指揮) ウラル交響楽団
5月4日
チャイコフスキー交響曲第5番 ドミトリー・リス(指揮) ウラル交響楽団
ショパンチェロソナタ & ピアノ三重奏曲 ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ) アンリ・ドマルケット(チェロ)
ドミトリー・マフチン(ヴァイオリン)
意図した訳ではないのですが、ピアノのベレゾフスキーさんと指揮とオケのリスさんとウラル交響楽団はそれぞれ2回ずつ聴くことになりました。
器楽曲、室内曲、管弦楽曲、様々なコンサートのメニューの中から、ああでもない、こうでもないと選んだ3曲がこれ。
タイムスケジュールの中から、曲と演奏者と時間でコンサートを決める時間(悩む時間?)はとても楽しいです。
ラフマニノフは、ちょうどボレットの演奏で聴いていた時期で、この曲がとても聴きたくなっていましたし、ショパンのチェロソナタは好きな曲ですが、まだ一度もライヴでは聴いたことがなかったので、どうしてもライヴで聴きたかった。
チャイコフスキーは、娘の好きな曲です。
連れて行けとせがまれました。 笑
ラフマニノフのピアノコンチェルト第2番はベレゾフスキーさんのピアノが前面に出た演奏だと思いました。
ロシアのシロクマ? (笑)
体の大きなベレゾフスキーさんらしく、力強く、ぐんぐんと前に出る演奏。
その頃ずっと聴いていたボレットとは、また違った演奏でした。
ただ、会場が広すぎてせっかくの珠玉の音達が吸い込まれてしまうかのよう。
ここホールAは一番大きなホールです。
ロックの様にマイクとスピーカーによる演奏には適しているのかもしれませんが、楽器の音をそのまま楽しむクラシックだと、あまり向いていないのかもしれないです。
チャイコフスキー交響曲5番は会場もホールC、席も前から4番目という好条件に恵まれたコンサートでした。
演奏は、チャイコフスキーのメランコリックな部分を排除したかのよう。
ものすごーーく、爽快さを感じる演奏でした。 真夏のビールの喉越しのよう !! 笑
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが空を滑走していく~、 みたいな。 ^^
聴いて、スカッとしたチャイコフスキーの5番は初めて。
これはこれでありかな ?
リスさんの指揮も小澤さんのような、いえ、それよりもっと体全体を使ったダイナミックな指揮。
指揮しながらの息、時折・・・旋律を歌っている声まで聞こえて来ました。
この指揮者、面白いかも。
リスさんのチャイコの5番のCD を探しましたが、録音はないみたいです、残念。
ショパンのチェロソナタはフォーラムではなく読売ホールでの演奏でした。
こちらも前から3番目、すぐそこにソリストたちが~!!
臨場感満点です。
早めにチケットを申し込んでいて正解です。
ここのところラ・フォル・ジュルネでは毎年、チェロの曲を一つは聴いています。
去年は宮川大くんのサンサーンスのチェロコンチェルト。
一昨年は、これも大好きなラフマニノフのチェロソナタをエドガー・モローくんの演奏で聴きました。
今年は~ !! ということで? 選んだショパンのソナタでした。
チェロとピアノ、やはり良い曲です、ショパンのチェロソナタ。 ショパンらしく、チェロソナタですが、ピアノも素敵なんです。
ライヴで聴けてよかった。
他のコンサートでは、交響曲やコンチェルトにどうしても目が向いてしまって、なかなか室内楽に足を運ぶことが少なくなってしまうのですが、
ラ・フォル・ジュルネでは室内楽もたくさん企画してくれるので、聴き易いです。
これもこのお祭りの良いところ。 室内楽も良いなぁ~。 来年もチェロの曲を何か聴きに行こうと思います。
もちろん、
有料のコンサートだけでなく、半券があれば聴くことができるコンサートも幾つか聴かせていただきました。
モーツァルトの魔笛も、オペラの形式で楽しく聴かせていただきました。
シューベルトのピアノソナタを題材にした子供向けのものもありました。 子供たちも元気、とっても楽しんでいましたよ。
これも、とっても楽しい、素晴らしい企画だと思います。
子供の頃から、良い音楽を聴けるなんて、すごーーく幸せなことですね。今の子供たちは恵まれています。
ビールもそこそこ? 飲ませてもらったし (笑) 、外の屋台でケバブサンドも頂きました。
どっぷりとつかった2014年のラ・フォル・ジュルネ、
いつもと同じく、
いえ、例年以上に、東京駅の周辺で2日間楽しませていただきました。
まだ、正式な発表はないと思うのですが、うわさでは来年2015年のラ・フォル・ジュルネはバロックがテーマになるとか。
バッハやヴィヴァルディーをまた聴くことができそうです。 出来たら、バッハの無伴奏のチェロを聴いてみたいな。
来年も今から楽しみです。
GW 、クラシックのコンサート三昧でした。とても良い時間を過ごせました。満足!!
" 2014/05/03 & 04 10aus LA FOLLE JOURNEE au JAPON "
Bartok Violin Concerto No.1 Isabelle Faust & 日曜日のコーヒー:20140413 [音楽]
横浜港に日の出を見に行こうと思ったのですが、
なんだか疲れていて、結局出かけられませんでした。 4月は何かと飲む機会が多く、先週も何回も。
体の中からトトト ツーツーツー、休みたいとの信号が発せられています。
来週も飲み会が3回あるし、飲むのは嫌いではないのですが、胃の調子を整えておかないと。
今日はおとなしく部屋で過ごそうと、コーヒー豆をコリコリ。
「喫茶店タレーランの事件簿」の切間美星さんほどにはうまく挽けないけれど、切間美星さんが師匠から教わったように、
「ただただおいしくなりますように」それだけを考えて、コリコリコリ。
友達から頂いたコーヒー豆を挽きながら、バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番。
ヴァイオリン イザベル・ファウスト
指揮 ダニエル・ハーディング
オーケストラ スウェーデン放送交響楽団
現代の有数な実力派ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの新譜です。
バルトークには2曲のヴァイオリン協奏曲がありますが、一番はバルトーク(1881-1945)の死後1956年に発見されるまで存在が知られていなかった作品。
若いころの作品で、あこがれていた? 女性ヴァイオリニスト、ゲイエル・シュテフィに献呈されたのですが、一度も演奏されずに彼女の死後、遺品の中から発見されたのだそうです。
それって、せっかく作曲したバルトークに対して、あまりにあまりな・・・なんて思いますが、男女の恋心なんてこんなものなのでしょうか?
作曲家の一方的な片思いって、モーツァルトにもその他の作曲家にもありますね。芸術家って惚れやすいのかな? それでいてアプローチが下手なのかも?
うーん、良い匂いです ♪
世界の中で一番好きな匂いは、コーヒーを挽く時の匂いかもしれません。 ドリップのペーパーに移してお湯をゆっくり注いでコーヒーのやわらかなボールを作っていきます。
ふわっとしたコーヒーの小さなボール。 崩さないよう、あとは少しずつお湯を注いで。
「カフェ、それは悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純で、まるで恋のように甘い」
シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール
注いだお湯が、タレーランの言葉を借りれば、悪魔のように黒くなって落ちていきます。
悪魔の色だけれど、でもその味は恋のように甘い ♪
バルトークのゲイエル嬢への恋心は報われなかったようですが、コンチェルトは天使のように純で、まるで恋のように甘い。
イザベル・ファウストのヴァイオリン、1704年製のストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」が奏でる音色は艶があって透明、とても綺麗です。
イザベル・ファウストはこの曲を「ラブソング」って言っているようですが、確かに第一楽章は抒情的、最後の方の旋律は特に美しいです。
「バルトークさん、恋しているね」。
切間美星さんほどには上手く淹れられなかったけれど、「おいしくなれ」と思ったせい?
それとも、ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」の美声のおかげでしょうか?
美味しいコーヒーを頂くことができました。
昨日は仕事だったし、今日はゆっくり過ごそう。 びろーーんと羽を伸ばします。
「喫茶店タレーランの事件簿」も3冊目です。いつもとは違った感じですが、切間美星さんの推理はいつも通り。
コーヒーを飲みながら、バルトークのコンチェルトを聴きながらどうぞ 笑
写真は以前撮ってぼつにしておいたものです。のせる写真がないので ^^;
" 2014/04/13 Bartok Violin Concerto No.1 Isabelle Faust & Sleeping Beauty "
なんだか疲れていて、結局出かけられませんでした。 4月は何かと飲む機会が多く、先週も何回も。
体の中からトトト ツーツーツー、休みたいとの信号が発せられています。
来週も飲み会が3回あるし、飲むのは嫌いではないのですが、胃の調子を整えておかないと。
今日はおとなしく部屋で過ごそうと、コーヒー豆をコリコリ。
「喫茶店タレーランの事件簿」の切間美星さんほどにはうまく挽けないけれど、切間美星さんが師匠から教わったように、
「ただただおいしくなりますように」それだけを考えて、コリコリコリ。
友達から頂いたコーヒー豆を挽きながら、バルトークのヴァイオリン協奏曲第1番。
ヴァイオリン イザベル・ファウスト
指揮 ダニエル・ハーディング
オーケストラ スウェーデン放送交響楽団
現代の有数な実力派ヴァイオリニスト、イザベル・ファウストの新譜です。
バルトークには2曲のヴァイオリン協奏曲がありますが、一番はバルトーク(1881-1945)の死後1956年に発見されるまで存在が知られていなかった作品。
若いころの作品で、あこがれていた? 女性ヴァイオリニスト、ゲイエル・シュテフィに献呈されたのですが、一度も演奏されずに彼女の死後、遺品の中から発見されたのだそうです。
それって、せっかく作曲したバルトークに対して、あまりにあまりな・・・なんて思いますが、男女の恋心なんてこんなものなのでしょうか?
作曲家の一方的な片思いって、モーツァルトにもその他の作曲家にもありますね。芸術家って惚れやすいのかな? それでいてアプローチが下手なのかも?
うーん、良い匂いです ♪
世界の中で一番好きな匂いは、コーヒーを挽く時の匂いかもしれません。 ドリップのペーパーに移してお湯をゆっくり注いでコーヒーのやわらかなボールを作っていきます。
ふわっとしたコーヒーの小さなボール。 崩さないよう、あとは少しずつお湯を注いで。
「カフェ、それは悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純で、まるで恋のように甘い」
シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール
注いだお湯が、タレーランの言葉を借りれば、悪魔のように黒くなって落ちていきます。
悪魔の色だけれど、でもその味は恋のように甘い ♪
バルトークのゲイエル嬢への恋心は報われなかったようですが、コンチェルトは天使のように純で、まるで恋のように甘い。
イザベル・ファウストのヴァイオリン、1704年製のストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」が奏でる音色は艶があって透明、とても綺麗です。
イザベル・ファウストはこの曲を「ラブソング」って言っているようですが、確かに第一楽章は抒情的、最後の方の旋律は特に美しいです。
「バルトークさん、恋しているね」。
切間美星さんほどには上手く淹れられなかったけれど、「おいしくなれ」と思ったせい?
それとも、ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」の美声のおかげでしょうか?
美味しいコーヒーを頂くことができました。
昨日は仕事だったし、今日はゆっくり過ごそう。 びろーーんと羽を伸ばします。
「喫茶店タレーランの事件簿」も3冊目です。いつもとは違った感じですが、切間美星さんの推理はいつも通り。
コーヒーを飲みながら、バルトークのコンチェルトを聴きながらどうぞ 笑
写真は以前撮ってぼつにしておいたものです。のせる写真がないので ^^;
" 2014/04/13 Bartok Violin Concerto No.1 Isabelle Faust & Sleeping Beauty "
2014年3月11日横浜みなとみらい_マリア・ジョアン・ビリス_ピアノ・リサイタル:20140311 [音楽]
2014年、いつになく、クラシックをライヴで聴くことができています。
それも・・・、学生の頃と同じように、背中で、 背骨の辺りでも 聴くことができています。
音楽って、耳だけではなくて、心で、体全体で聴くものですね。
コンサートホールのじぶんの席で聴いているだけなのに、
気が付けば汗をかいて、鼓動が早くなっていて、背骨の辺りが、ぞくぞくして、こころがふるえて、
本当に、至福の一時。
お酒を頂いている時も、とても素敵な一時ですが、それにも増して、 いえ、同じくらいかな? 笑
じぶんの時間の中で大切な一時。
今年はたくさん味わえている・・・。 うん、とっても良い年なのです。 ^^
そして、
11日の晩は、じぶんの人生の中でも、特別、とっても、極めつけ、マックスに記憶の引き出しの一番上に、最上のかけがえのない時間になってしまったのでした。
「ごめん、先に帰る」
定時のチャイムが鳴ると共に会社を飛び出しました。 開場の18時30分にはコンサートホールに着きたい。
ゆっくりと食事をする時間はないので、この日も立ち食い蕎麦です。
桜木町の老舗の立ち食い蕎麦屋さん、創業明治33年の「川村屋」さんで、得意の 天玉蕎麦を頂いて、
エネルギー充電 OK !!
準備完了 !!
2014年3月11日(火) 午後7時 横浜みなとみらいホール
シューベルト 4つの即興曲D.899 Op.90
ドビュッシー ピアノのために
シューベルト ピアノソナタ第21番変ロ長調D.960
マリア・ジョアン・ビリス 1944年ポルトガル生れのぼくが今一番好きなピアニストです。
小さい頃から神童と呼ばれるほど才能を開花させ、色んな賞を受賞していたけれど、手首を故障して1980年代に復活を果たしています。
ぼくは、その後の、特に最近のビリスの演奏が大好きです。
絵画には「内面的必然性」っていうのがあると思うのですが、ビリスの演奏もまさに内面的必然性だと思います。
作曲家が書いた曲と真摯に向き合い、そこに解釈をするのではなくて、楽譜と真摯に向かった結果、必然的に紡がれていく究極の音色たち・・・。
ピアノが弦をたたいて音を奏でる楽器だとは思えないほど、一音一音大切に紡ぎだされるビリスの音色。
どうやればそんな音が出るんだろう。
レースを揺らすそよ風が、部屋の中に一瞬春の香りを運んできて、かすかにかすかに・・・きえいっていくかのような弱音は何物にも替えがたい・・・。
最後の最後まで余韻を逃さないように聴き入ってしまいます。こんなピアニスト他にはいません。
この日も、シューベルトの「4つの即興曲」のNo.1アレグロ・モルト・モデラートの最初の一音を聴いたときから、ビリスの世界に引き込まれてしまいました。
大ホールには2,000人近くの観客の方達がいらっしゃったのだと思いますが、誰もがビリスの音を愛している、一音一音を大切にしている・・・、快い緊張感、ホール全体がそんな感じに包まれていました。
ドビュッシーの「ピアノのために」も素敵な曲、ビリスのドビッシーは聴いたことがありませんでしたが、ジャズのようなこの曲、
とても好きになってしまいました。
そして、ソナタ21番、シューベルトの最後のピアノソナタ。
広大な第一楽章が静かな深遠な主題で始まります。
最後のピアノソナタと思うせいでしょうか・・・シューベルトの歌うようなきれいな旋律の中にも、ふと悲しさを感じてしまう。
ビリスは小さい体で、全身全霊でピアノに向かい、時折体を深く折ってミューズの神様に祈りをささげているかのよう・・・。
華奢な体のどこにそんなパワーがあるのでしょう?
劇的な中に光が影が交錯し、激しさの中に悲しみがにじんでいる。静寂さの中に静かな喜びが光っている・・・。
ビリスのシューベルトは格別です。
鳴り止まない拍手、アンコールは、シューマン「森の情景」作品82から、第7曲「予言の鳥」でした。
ランドマークを抜けて、日本丸から運河の方を眺めながら、ビリスのピアノの音たちの余韻を楽しみました。
コンサート良かった。
ビリスの音たちを実際のライヴで聴くことができてよかったです。 2014年3月11日 午後7時から9時、じぶんの大切な大切な宝物になりました。
年は取ったけれど、素敵な可愛いビリス。
オードリー・ヘップバーンも好きですが、今一番好きな女性かもしれないです。もっともっと、ビリスを聴いてみたい。
今日はこれから映画を見に行ってきます。
アニメを見て好きになって、文庫本も読みました。鋼の錬金術師を書いた荒川弘さんの「銀の匙」。とても良い話。
花粉がすごいので、完全防備で出かけてきます。
" 2014/03/11 Maria Joao Pires Piano Recital in YokoHama Minatomirai "ٓ
それも・・・、学生の頃と同じように、背中で、 背骨の辺りでも 聴くことができています。
音楽って、耳だけではなくて、心で、体全体で聴くものですね。
コンサートホールのじぶんの席で聴いているだけなのに、
気が付けば汗をかいて、鼓動が早くなっていて、背骨の辺りが、ぞくぞくして、こころがふるえて、
本当に、至福の一時。
お酒を頂いている時も、とても素敵な一時ですが、それにも増して、 いえ、同じくらいかな? 笑
じぶんの時間の中で大切な一時。
今年はたくさん味わえている・・・。 うん、とっても良い年なのです。 ^^
そして、
11日の晩は、じぶんの人生の中でも、特別、とっても、極めつけ、マックスに記憶の引き出しの一番上に、最上のかけがえのない時間になってしまったのでした。
「ごめん、先に帰る」
定時のチャイムが鳴ると共に会社を飛び出しました。 開場の18時30分にはコンサートホールに着きたい。
ゆっくりと食事をする時間はないので、この日も立ち食い蕎麦です。
桜木町の老舗の立ち食い蕎麦屋さん、創業明治33年の「川村屋」さんで、得意の 天玉蕎麦を頂いて、
エネルギー充電 OK !!
準備完了 !!
2014年3月11日(火) 午後7時 横浜みなとみらいホール
シューベルト 4つの即興曲D.899 Op.90
ドビュッシー ピアノのために
シューベルト ピアノソナタ第21番変ロ長調D.960
マリア・ジョアン・ビリス 1944年ポルトガル生れのぼくが今一番好きなピアニストです。
小さい頃から神童と呼ばれるほど才能を開花させ、色んな賞を受賞していたけれど、手首を故障して1980年代に復活を果たしています。
ぼくは、その後の、特に最近のビリスの演奏が大好きです。
絵画には「内面的必然性」っていうのがあると思うのですが、ビリスの演奏もまさに内面的必然性だと思います。
作曲家が書いた曲と真摯に向き合い、そこに解釈をするのではなくて、楽譜と真摯に向かった結果、必然的に紡がれていく究極の音色たち・・・。
ピアノが弦をたたいて音を奏でる楽器だとは思えないほど、一音一音大切に紡ぎだされるビリスの音色。
どうやればそんな音が出るんだろう。
レースを揺らすそよ風が、部屋の中に一瞬春の香りを運んできて、かすかにかすかに・・・きえいっていくかのような弱音は何物にも替えがたい・・・。
最後の最後まで余韻を逃さないように聴き入ってしまいます。こんなピアニスト他にはいません。
この日も、シューベルトの「4つの即興曲」のNo.1アレグロ・モルト・モデラートの最初の一音を聴いたときから、ビリスの世界に引き込まれてしまいました。
大ホールには2,000人近くの観客の方達がいらっしゃったのだと思いますが、誰もがビリスの音を愛している、一音一音を大切にしている・・・、快い緊張感、ホール全体がそんな感じに包まれていました。
ドビュッシーの「ピアノのために」も素敵な曲、ビリスのドビッシーは聴いたことがありませんでしたが、ジャズのようなこの曲、
とても好きになってしまいました。
そして、ソナタ21番、シューベルトの最後のピアノソナタ。
広大な第一楽章が静かな深遠な主題で始まります。
最後のピアノソナタと思うせいでしょうか・・・シューベルトの歌うようなきれいな旋律の中にも、ふと悲しさを感じてしまう。
ビリスは小さい体で、全身全霊でピアノに向かい、時折体を深く折ってミューズの神様に祈りをささげているかのよう・・・。
華奢な体のどこにそんなパワーがあるのでしょう?
劇的な中に光が影が交錯し、激しさの中に悲しみがにじんでいる。静寂さの中に静かな喜びが光っている・・・。
ビリスのシューベルトは格別です。
鳴り止まない拍手、アンコールは、シューマン「森の情景」作品82から、第7曲「予言の鳥」でした。
ランドマークを抜けて、日本丸から運河の方を眺めながら、ビリスのピアノの音たちの余韻を楽しみました。
コンサート良かった。
ビリスの音たちを実際のライヴで聴くことができてよかったです。 2014年3月11日 午後7時から9時、じぶんの大切な大切な宝物になりました。
年は取ったけれど、素敵な可愛いビリス。
オードリー・ヘップバーンも好きですが、今一番好きな女性かもしれないです。もっともっと、ビリスを聴いてみたい。
今日はこれから映画を見に行ってきます。
アニメを見て好きになって、文庫本も読みました。鋼の錬金術師を書いた荒川弘さんの「銀の匙」。とても良い話。
花粉がすごいので、完全防備で出かけてきます。
" 2014/03/11 Maria Joao Pires Piano Recital in YokoHama Minatomirai "ٓ
Pietari Inkinen & Japan Philharmonic Orchestra in Suginami Koukaidou:20140223 [音楽]
時計を見上げると、時を刻む音が急に聞こえてきました。
暗かった窓が灰色に変わった休みの朝。
ゴールドブレンドの瓶を振って、いつもの様に適当の量。ポットからお湯を注いで朝の匂いを楽しみます。
外はあいにくの天気ですが、休みの日の朝、まだ誰も起きていない、この時間が好きです。
PC を立ち上げ、昨日撮ってきた写真を整理をしながら Sibelius Symphony No.2。
2月23日にコンサートに行って来てから、ずっとシベリウスの2番ばかり聴いています。
ピエタリ・インキネン指揮
日本フィルハーモニーオーケストラ演奏の杉並公会堂でのコンサート、とても楽しみにしていました。
京浜東北線が脱線事故で動かなかった日、
遠回りをして荻窪までたどり着きましたが、これもコンサートの前のプチ冒険のよう。
荻窪といえば美味しいラーメン屋さんがたくさんあるところです。春木屋さんでと思っていましたが、かなりの人が並んでいらっしゃって時間的に無理。
結局、昔懐かしい、コンサートの前の立ち食いそばとなりました。独身の頃は、コンサートの前に良く立ち食いそばを頂いたものです。
仕事場から駆けつけて、時間がない時の腹ごしらえには最適です。
天玉そば、自分の定番。
思ってもいなかったことが重なるって、なんとなく楽しい 笑。
友達を誘ったけれど、都合がつかずということで、久しぶりに一人で行ったコンサートです。
やはり、誰かと一緒の方が楽しいに決まっていますが、
NAXOS の全集を聴き、どうしても聴いてみたかった、ピエタリ・インキネンです。
しかも、シベリウスとは強い絆のある日本フィルハーモニーの演奏(日本フィルは渡邉暁雄さんの指揮で世界初のステレオでの交響曲全集を録音しています)。
ピエタリ・インキネン(Pietari Inkinen)はフィンランド出身で1980年生まれ。指揮者でありヴァイオリニストでもあります。
2008年からニュージーランド交響楽団の音楽監督に、2009年には日本フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者に就任。その他、たくさんのオーケストラと演奏を行い、CD の録音も積極的に行っています。
この機会を逃したくはありませんでした。
コンサートは次のプログラムで、チャイコのPコンの後には、清水和音さんによる「6つの小品」op51より「感傷的なワルツ」、
2番の後には組曲「カレリア」op11より「行進曲風に」のアンコールがありました。
シベリウス:交響詩「フィンランディア」op26
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op23、Pf 清水和音
シベリウス:交響曲第2番ニ長調op43
2月8日~2月19日まで九州で10回の演奏会を行い、最後にこの杉並公会堂での演奏会だったようです。
ツアーの締めくくりということもあり、演奏は本当に素晴らしかった。
シベリウスは西洋の作曲家ではないんだなと、改めて感じました。
黒く深い針葉樹の森の中を、垂れこめた冷たい靄がゆっくりと流れていくような弦楽のアンサンブル。低音の弦の音色がとても心地よい。
フォルテの箇所では、腰を深く折り、タクトを持った右手を腕ごと強く降るマエストロの指揮に、オケが敏感に反応していきます。
トロンボーン、トランペット、ホルン、金管楽器もすごい迫力。
強音だけでなく、弱音も素晴らしかった。
インキネンの特色の一つと思いましたが、 弱音がとってもきれいでした。それに、間の取り方が何とも言えません。
あの、静寂さ・・・。
きっとこの場所にいた全員がこの一瞬を大切にしようと思ったその時だったのだと思います。コンサートホールに1000人以上の人々がいるとは思えない緊張感の刹那。
コンサートホールにいた全員が一つになったように思いました。
最終楽章、唸るようなシベリウスサウンド、心地よい・・・。 音楽に全身を包まれてこれ以上の至福の時はありません。
金管楽器の、弦楽器の音が、音波となって体に突き刺さるかのよう。
本当に素晴らしいコンサートでした。
もちろん、6月の28日のサントリーホールでのコンサートのチケットも買いました。
シベリウス:交響詩「夜の騎行と日の出」
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
とても待ち遠しいです。
今年は、展覧会にまだ行っていません。そろそろ、何か見たいとは思っているのですが、機会がなくて。
代わりにではないのですが、コンサートは順調に聴くことができています。この後も、
3月は大好きなピアニスト、ビリスのピアノコンサート、
5月はクラシックのお祭りです、ラ・フォル・ジュルネのコンサートを3つ
6月はこのインキネンのチケットをおさえています。
聴き始めるとライヴの迫力と素敵さに勝るものはありません。 次のコンサートがとっても待ち遠しいです。^^v
" 2014/02/23 Pietari Inkinen & Japan Philharmonic Orchestra in Suginami Koukaidou "
暗かった窓が灰色に変わった休みの朝。
ゴールドブレンドの瓶を振って、いつもの様に適当の量。ポットからお湯を注いで朝の匂いを楽しみます。
外はあいにくの天気ですが、休みの日の朝、まだ誰も起きていない、この時間が好きです。
PC を立ち上げ、昨日撮ってきた写真を整理をしながら Sibelius Symphony No.2。
2月23日にコンサートに行って来てから、ずっとシベリウスの2番ばかり聴いています。
ピエタリ・インキネン指揮
日本フィルハーモニーオーケストラ演奏の杉並公会堂でのコンサート、とても楽しみにしていました。
京浜東北線が脱線事故で動かなかった日、
遠回りをして荻窪までたどり着きましたが、これもコンサートの前のプチ冒険のよう。
荻窪といえば美味しいラーメン屋さんがたくさんあるところです。春木屋さんでと思っていましたが、かなりの人が並んでいらっしゃって時間的に無理。
結局、昔懐かしい、コンサートの前の立ち食いそばとなりました。独身の頃は、コンサートの前に良く立ち食いそばを頂いたものです。
仕事場から駆けつけて、時間がない時の腹ごしらえには最適です。
天玉そば、自分の定番。
思ってもいなかったことが重なるって、なんとなく楽しい 笑。
友達を誘ったけれど、都合がつかずということで、久しぶりに一人で行ったコンサートです。
やはり、誰かと一緒の方が楽しいに決まっていますが、
NAXOS の全集を聴き、どうしても聴いてみたかった、ピエタリ・インキネンです。
しかも、シベリウスとは強い絆のある日本フィルハーモニーの演奏(日本フィルは渡邉暁雄さんの指揮で世界初のステレオでの交響曲全集を録音しています)。
ピエタリ・インキネン(Pietari Inkinen)はフィンランド出身で1980年生まれ。指揮者でありヴァイオリニストでもあります。
2008年からニュージーランド交響楽団の音楽監督に、2009年には日本フィルハーモニー交響楽団首席客演指揮者に就任。その他、たくさんのオーケストラと演奏を行い、CD の録音も積極的に行っています。
この機会を逃したくはありませんでした。
コンサートは次のプログラムで、チャイコのPコンの後には、清水和音さんによる「6つの小品」op51より「感傷的なワルツ」、
2番の後には組曲「カレリア」op11より「行進曲風に」のアンコールがありました。
シベリウス:交響詩「フィンランディア」op26
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op23、Pf 清水和音
シベリウス:交響曲第2番ニ長調op43
2月8日~2月19日まで九州で10回の演奏会を行い、最後にこの杉並公会堂での演奏会だったようです。
ツアーの締めくくりということもあり、演奏は本当に素晴らしかった。
シベリウスは西洋の作曲家ではないんだなと、改めて感じました。
黒く深い針葉樹の森の中を、垂れこめた冷たい靄がゆっくりと流れていくような弦楽のアンサンブル。低音の弦の音色がとても心地よい。
フォルテの箇所では、腰を深く折り、タクトを持った右手を腕ごと強く降るマエストロの指揮に、オケが敏感に反応していきます。
トロンボーン、トランペット、ホルン、金管楽器もすごい迫力。
強音だけでなく、弱音も素晴らしかった。
インキネンの特色の一つと思いましたが、 弱音がとってもきれいでした。それに、間の取り方が何とも言えません。
あの、静寂さ・・・。
きっとこの場所にいた全員がこの一瞬を大切にしようと思ったその時だったのだと思います。コンサートホールに1000人以上の人々がいるとは思えない緊張感の刹那。
コンサートホールにいた全員が一つになったように思いました。
最終楽章、唸るようなシベリウスサウンド、心地よい・・・。 音楽に全身を包まれてこれ以上の至福の時はありません。
金管楽器の、弦楽器の音が、音波となって体に突き刺さるかのよう。
本当に素晴らしいコンサートでした。
もちろん、6月の28日のサントリーホールでのコンサートのチケットも買いました。
シベリウス:交響詩「夜の騎行と日の出」
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
とても待ち遠しいです。
今年は、展覧会にまだ行っていません。そろそろ、何か見たいとは思っているのですが、機会がなくて。
代わりにではないのですが、コンサートは順調に聴くことができています。この後も、
3月は大好きなピアニスト、ビリスのピアノコンサート、
5月はクラシックのお祭りです、ラ・フォル・ジュルネのコンサートを3つ
6月はこのインキネンのチケットをおさえています。
聴き始めるとライヴの迫力と素敵さに勝るものはありません。 次のコンサートがとっても待ち遠しいです。^^v
" 2014/02/23 Pietari Inkinen & Japan Philharmonic Orchestra in Suginami Koukaidou "
だいぶ経ってしまいましたが・・・2013年ラ・フォルジュルネ&佐伯祐三 : 20130504 [音楽]
ずいぶんと経ってしまったのですが、
毎年のGWの楽しみでもあるし、今年だけブログにないのも寂しいので残しておこうと思います。
また、この日は見たいと思っていてなかなか見られなかった佐伯祐三の絵を6枚も見ることができたので、
その時のじぶんの思いも書いておきたいと思います。
2013年5月4日、色々とバタバタしている時期で、直前まで休めるかどうか分からなかった頃。
例年なら、2日間のチケットを買っておくのですが、「行けない」リスクもあって5月4日の分だけにしておきました。
ただ、朝10時から夜は20時頃まで、飛び飛びですが3つのコンサート。2013年のラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン。
朝一番、10時からは、今売り出し中の若手チェリスト、小澤征爾さんなどの先生である斉藤秀雄先生のチェロ「テストーレ」を引き継いだ宮田大君。
以前にテレビで見て一度ライヴでと思っていました。
曲はラヴェルの「 クープランの墓」、フォーレの「 エレジー op.24(チェロとオーケストラのための)」、
サン=サーンスの「チェロ協奏曲 第1番 イ短調 op.33」。
オーケストラはイプ・ウィンシー指揮、香港シンフォニエッタ。
宮田大君、思ったより小柄。体をいっぱいに使って出てくる音はダイナミックかつ瑞々しい。
フォーレのエレジーは好きな曲ですがオーケストラの入った演奏は聴いたことがなくて、サンサーンスの協奏曲も初めての曲。
きっと1700年代に生まれた「テストーレ」って気難しいのでしょうが、大君との相性も良い感じ。
席は2階でしたが、上まで熱気が伝わってきて若さあふれる演奏。言葉が足りないかもしれませんが、
「誠実さ」をすごく感じました。
こころが洗われるようです。忙しかったバタバタとか、たまった埃とか・・・それまでの色んなものを洗い流してくれて、
2013年のクラシックのお祭りもよいスタート。
2つ目のコンサートは夕方からなのでしばらく時間があります。
GWの丸の内、都会の真ん中。
お洒落なビルに囲まれて木漏れ日の下。 ふと掌を見れば柔らかい緑色です。
しばらく、PEN E-PL3 をつれてぶらぶらと。
この日のWalkman にはList の巡礼の年が入っていました。
前にも書きましたが、多崎作君の物語で知った曲。リストの概念を壊してくれた曲です。
優しい木漏れ日とお気に入りのピアノ曲。
丸の内の木漏れ日の下でも、一人だけのコンサートを楽しんでしまいました。
コンサートの合間にと、丸の内から八重洲方面に抜けてブリヂストン美術館へ。
せっかくの一人だけの時間です。
詰め込めるだけ好きなことを詰め込んでしまおうと、「Paris 、パリ、巴里 日本人が描く1900-1945」展を見に行きました。
以前訪れたときに、予告のポスターを見て絶対にと思っていた展覧会です。
目当ては、もちろん佐伯祐三。
折々の展覧会で何回か見たことはあるものの、今回の様に6枚も一度に見たことはありません。
美術館の2階に向かうエレベーターに乗った途端、わくわく、というよりも、好きなあの子に会うときのような、若い頃のドキドキとした胸の高鳴り。
黒田清輝、浅井忠、坂本繁二郎、藤田嗣治、岡鹿之助 etc etc ・・・。
そうそうたる画家たちの作品の中、展示室に入ると・・・その絵たちしか見えなくなりました。
≪ガラージュ 1927-28 60.6×73.6≫
フランスでブラマンクから、アカデミックと罵倒され、自分の表現方法を模索しこのような画風にたどり着いた佐伯祐三。
確かに、ブラマンク等のフォヴィズムの影響とちょうどこの頃見たのでしょう、ユトリロの影響がとても大きいのだと思います。
≪テラスの広告 1927 54.2×65.4≫
でも、その二人ともまた違う。
もっと繊細で、アルファベットの文字のせいでしょうか? リズムがあります。
≪レストラン 1927 54.5×65.4≫
佐伯祐三の絵を見ていると、純粋さ、ピュア・・・、そんなものがとても感じられます。
もちろん自分なんかとは比べられないけれど、カメラを連れて散歩していて、街の中で、そこだけ明るく見える新しいもの、ピカピカに綺麗なものや、しみじみとものを語ってくれるようなフォルムたちを見つけると、ファインダーを夢中で覗くことがあります。
そのときの気持ちは子供の頃と同じような気がしますが、パリで夢中になってキャンバスに見たもの気に入ったものを画いた佐伯祐三。
きっと、そんな感じだったのではないかな ?
≪広告貼り 1927 73.4×60.2≫
残念ながら31歳で命を燃やし切ってしまったけれど、彼の足跡を辿ると悲しさや憐憫さを感じてしまうけれど、ここで会った絵たちからはそんなことは感じられません。突き放される孤独感とか悲壮さ等はなくて、どこか優しい。
とても優しい・・・。
≪休息(鉄道工夫) 1927 59.4×71.3≫
ぼくは今、佐伯祐三が好きです。
どの絵を見てもドキドキしてしまう。
いつまでもこの絵たちと一緒にいたかったのですが、そろそろ次のコンサートの時間。
後ろ髪を引かれながら、また訪れることを楽しみにして有楽町の方に向かいました( 実際、もう一度5月の末にもこの展覧会を見に行きました)。
次のコンサートは有楽町の読売ホールが会場でしたので、東京駅の前、丸の内を駆け足です。
若い頃から、綺麗だなぁ~。
年を経て女性としての魅力も、ピアノも円熟味が益々加わってきた仲道郁代さんと、
Ravel のCD を聴いてとても感動した、アンヌ・ケフェレックさんのピアノのデュオを聴きました。
仲道郁代さんのソロでドビュッシーの「子供の領分」、アンヌ・ケフェレックさんでラヴェルの「鏡」、そして二人のデュオでラヴェルの「マ・メール・ロワ」。
それぞれのソロも聴けたし、大好きなピアニストであるお二人の連弾を聴けたのも本当に嬉しかった。
ケフェレックさんの優しい素敵な笑顔が忘れられません。
人って、年をとるときれいになるんだとお二人を見て思いました。
なんだか、ほっとして? 展示ホール「エッフェル」で一休み。
本日一杯目のビール、
心が潤っているし、サントリーのプレミアモルツも最高においしかったです。
ビールも音楽を聴かせると余計美味しくなるのかもしれない 笑 。
この展示ホールには、コンサートのチケット(聴いた後の半券でも)があればいつでも入れます。
無料のコンサートを聴くことができます。
待ち時間をここで飲みながら過ごすのも素敵な時間。但し、飲みすぎには注意。
最後のコンサートは娘も聴きたいというので、この後は娘たちと合流しました。
貴重な一人の時間はここまで。
コンサートの前に腹ごしらえです。
新しい東京駅が正面から見ることができるということで、丸ビルの「CASABLANCA SILK 」さんへ。
ベトナム料理を頂きながら、本日2杯目のビール。
生春巻き、トムヤムクン etc etc ・・・。
ちょっと辛めでしたが、それも食欲とビールを誘います。
東京駅は、夕暮れ時。
5月の夕日は、
新しい駅舎のレンガに似合いの色。
ちょうど真正面から
優しい色。
改めて、東京駅、素敵になったな。
今年の自分のラ・フォルジュルネのしめは、コンセール・ラムルー管弦楽団、指揮はフェイサル・カルイさん、
ピアノは小山 実稚恵さんで、Ravel のピアノコンチェルトと、オケは亡き王女のためのパヴァーヌ。
フランス音楽が今年のテーマでしたが両方とも好きな曲です。
小山さんの Ravel 、さすが巨匠の雰囲気も漂わせる円熟のピアニストです、安心して聴けるピアノコンチェルトに満足して大きな拍手。
ところがこのコンサートはこれだけでは終わりませんでした。
何回か指揮者が舞台に現れた後に、主催者のピエール・マルタンさんが舞台に登場。
コンサートでサプライズがあると・・・、そして、その後、佐渡裕さんの登場。
聴衆は全員ビックリ、本当のサプライズでした。
佐渡さんの指揮で、同じくラベルのボレロを聴きました。
佐渡さん、そういえばコンセール・ラムルー管弦楽団を長年指揮していたのですね。フェイサルさん以上に、オーケストラも乗りに乗った演奏だったと思います。
ダイナミックで素敵な演奏に大きな拍手はいつまでも鳴り止みませんでした。コンサートホールから出ると汗がびっしょり。
今年のラ・フォルジュルネ、3つのコンサートともそれぞれ素晴らしかった。
来年は10周年なんだそうです。今までのテーマから何でもありとのこと。また、Mozart、 Beethoven、 Brahms なども聴けそうです、待ち遠しい。 ^^
2013年5月4日はとても良い日になりました。
朝、家を出るときには一人でこんなに長い時間過ごせるのかと思いましたが、いえいえ、時間は足りないくらい。
フランス生まれの音楽たちと、佐伯祐三がパリで画いた絵で、プチフランス旅行みたいな 笑。
バラの色の夕陽と東京駅の赤レンガ。2杯のビールもとても美味しかった。
" 2013/05/04 La Folle Journée & Saeki Yuzo"
毎年のGWの楽しみでもあるし、今年だけブログにないのも寂しいので残しておこうと思います。
また、この日は見たいと思っていてなかなか見られなかった佐伯祐三の絵を6枚も見ることができたので、
その時のじぶんの思いも書いておきたいと思います。
2013年5月4日、色々とバタバタしている時期で、直前まで休めるかどうか分からなかった頃。
例年なら、2日間のチケットを買っておくのですが、「行けない」リスクもあって5月4日の分だけにしておきました。
ただ、朝10時から夜は20時頃まで、飛び飛びですが3つのコンサート。2013年のラ・フォルジュルネ・オ・ジャポン。
朝一番、10時からは、今売り出し中の若手チェリスト、小澤征爾さんなどの先生である斉藤秀雄先生のチェロ「テストーレ」を引き継いだ宮田大君。
以前にテレビで見て一度ライヴでと思っていました。
曲はラヴェルの「 クープランの墓」、フォーレの「 エレジー op.24(チェロとオーケストラのための)」、
サン=サーンスの「チェロ協奏曲 第1番 イ短調 op.33」。
オーケストラはイプ・ウィンシー指揮、香港シンフォニエッタ。
宮田大君、思ったより小柄。体をいっぱいに使って出てくる音はダイナミックかつ瑞々しい。
フォーレのエレジーは好きな曲ですがオーケストラの入った演奏は聴いたことがなくて、サンサーンスの協奏曲も初めての曲。
きっと1700年代に生まれた「テストーレ」って気難しいのでしょうが、大君との相性も良い感じ。
席は2階でしたが、上まで熱気が伝わってきて若さあふれる演奏。言葉が足りないかもしれませんが、
「誠実さ」をすごく感じました。
こころが洗われるようです。忙しかったバタバタとか、たまった埃とか・・・それまでの色んなものを洗い流してくれて、
2013年のクラシックのお祭りもよいスタート。
2つ目のコンサートは夕方からなのでしばらく時間があります。
GWの丸の内、都会の真ん中。
お洒落なビルに囲まれて木漏れ日の下。 ふと掌を見れば柔らかい緑色です。
しばらく、PEN E-PL3 をつれてぶらぶらと。
この日のWalkman にはList の巡礼の年が入っていました。
前にも書きましたが、多崎作君の物語で知った曲。リストの概念を壊してくれた曲です。
優しい木漏れ日とお気に入りのピアノ曲。
丸の内の木漏れ日の下でも、一人だけのコンサートを楽しんでしまいました。
コンサートの合間にと、丸の内から八重洲方面に抜けてブリヂストン美術館へ。
せっかくの一人だけの時間です。
詰め込めるだけ好きなことを詰め込んでしまおうと、「Paris 、パリ、巴里 日本人が描く1900-1945」展を見に行きました。
以前訪れたときに、予告のポスターを見て絶対にと思っていた展覧会です。
目当ては、もちろん佐伯祐三。
折々の展覧会で何回か見たことはあるものの、今回の様に6枚も一度に見たことはありません。
美術館の2階に向かうエレベーターに乗った途端、わくわく、というよりも、好きなあの子に会うときのような、若い頃のドキドキとした胸の高鳴り。
黒田清輝、浅井忠、坂本繁二郎、藤田嗣治、岡鹿之助 etc etc ・・・。
そうそうたる画家たちの作品の中、展示室に入ると・・・その絵たちしか見えなくなりました。
≪ガラージュ 1927-28 60.6×73.6≫
フランスでブラマンクから、アカデミックと罵倒され、自分の表現方法を模索しこのような画風にたどり着いた佐伯祐三。
確かに、ブラマンク等のフォヴィズムの影響とちょうどこの頃見たのでしょう、ユトリロの影響がとても大きいのだと思います。
≪テラスの広告 1927 54.2×65.4≫
でも、その二人ともまた違う。
もっと繊細で、アルファベットの文字のせいでしょうか? リズムがあります。
≪レストラン 1927 54.5×65.4≫
佐伯祐三の絵を見ていると、純粋さ、ピュア・・・、そんなものがとても感じられます。
もちろん自分なんかとは比べられないけれど、カメラを連れて散歩していて、街の中で、そこだけ明るく見える新しいもの、ピカピカに綺麗なものや、しみじみとものを語ってくれるようなフォルムたちを見つけると、ファインダーを夢中で覗くことがあります。
そのときの気持ちは子供の頃と同じような気がしますが、パリで夢中になってキャンバスに見たもの気に入ったものを画いた佐伯祐三。
きっと、そんな感じだったのではないかな ?
≪広告貼り 1927 73.4×60.2≫
残念ながら31歳で命を燃やし切ってしまったけれど、彼の足跡を辿ると悲しさや憐憫さを感じてしまうけれど、ここで会った絵たちからはそんなことは感じられません。突き放される孤独感とか悲壮さ等はなくて、どこか優しい。
とても優しい・・・。
≪休息(鉄道工夫) 1927 59.4×71.3≫
ぼくは今、佐伯祐三が好きです。
どの絵を見てもドキドキしてしまう。
いつまでもこの絵たちと一緒にいたかったのですが、そろそろ次のコンサートの時間。
後ろ髪を引かれながら、また訪れることを楽しみにして有楽町の方に向かいました( 実際、もう一度5月の末にもこの展覧会を見に行きました)。
次のコンサートは有楽町の読売ホールが会場でしたので、東京駅の前、丸の内を駆け足です。
若い頃から、綺麗だなぁ~。
年を経て女性としての魅力も、ピアノも円熟味が益々加わってきた仲道郁代さんと、
Ravel のCD を聴いてとても感動した、アンヌ・ケフェレックさんのピアノのデュオを聴きました。
仲道郁代さんのソロでドビュッシーの「子供の領分」、アンヌ・ケフェレックさんでラヴェルの「鏡」、そして二人のデュオでラヴェルの「マ・メール・ロワ」。
それぞれのソロも聴けたし、大好きなピアニストであるお二人の連弾を聴けたのも本当に嬉しかった。
ケフェレックさんの優しい素敵な笑顔が忘れられません。
人って、年をとるときれいになるんだとお二人を見て思いました。
なんだか、ほっとして? 展示ホール「エッフェル」で一休み。
本日一杯目のビール、
心が潤っているし、サントリーのプレミアモルツも最高においしかったです。
ビールも音楽を聴かせると余計美味しくなるのかもしれない 笑 。
この展示ホールには、コンサートのチケット(聴いた後の半券でも)があればいつでも入れます。
無料のコンサートを聴くことができます。
待ち時間をここで飲みながら過ごすのも素敵な時間。但し、飲みすぎには注意。
最後のコンサートは娘も聴きたいというので、この後は娘たちと合流しました。
貴重な一人の時間はここまで。
コンサートの前に腹ごしらえです。
新しい東京駅が正面から見ることができるということで、丸ビルの「CASABLANCA SILK 」さんへ。
ベトナム料理を頂きながら、本日2杯目のビール。
生春巻き、トムヤムクン etc etc ・・・。
ちょっと辛めでしたが、それも食欲とビールを誘います。
東京駅は、夕暮れ時。
5月の夕日は、
新しい駅舎のレンガに似合いの色。
ちょうど真正面から
優しい色。
改めて、東京駅、素敵になったな。
今年の自分のラ・フォルジュルネのしめは、コンセール・ラムルー管弦楽団、指揮はフェイサル・カルイさん、
ピアノは小山 実稚恵さんで、Ravel のピアノコンチェルトと、オケは亡き王女のためのパヴァーヌ。
フランス音楽が今年のテーマでしたが両方とも好きな曲です。
小山さんの Ravel 、さすが巨匠の雰囲気も漂わせる円熟のピアニストです、安心して聴けるピアノコンチェルトに満足して大きな拍手。
ところがこのコンサートはこれだけでは終わりませんでした。
何回か指揮者が舞台に現れた後に、主催者のピエール・マルタンさんが舞台に登場。
コンサートでサプライズがあると・・・、そして、その後、佐渡裕さんの登場。
聴衆は全員ビックリ、本当のサプライズでした。
佐渡さんの指揮で、同じくラベルのボレロを聴きました。
佐渡さん、そういえばコンセール・ラムルー管弦楽団を長年指揮していたのですね。フェイサルさん以上に、オーケストラも乗りに乗った演奏だったと思います。
ダイナミックで素敵な演奏に大きな拍手はいつまでも鳴り止みませんでした。コンサートホールから出ると汗がびっしょり。
今年のラ・フォルジュルネ、3つのコンサートともそれぞれ素晴らしかった。
来年は10周年なんだそうです。今までのテーマから何でもありとのこと。また、Mozart、 Beethoven、 Brahms なども聴けそうです、待ち遠しい。 ^^
2013年5月4日はとても良い日になりました。
朝、家を出るときには一人でこんなに長い時間過ごせるのかと思いましたが、いえいえ、時間は足りないくらい。
フランス生まれの音楽たちと、佐伯祐三がパリで画いた絵で、プチフランス旅行みたいな 笑。
バラの色の夕陽と東京駅の赤レンガ。2杯のビールもとても美味しかった。
" 2013/05/04 La Folle Journée & Saeki Yuzo"
2012年も終わりですね_Windows8&Vermeerショック&Khatia Buniatishvili&E-PL3:20121230 [音楽]
早いものであと2日で2012年もお仕舞い。
年々、一年と言う時間が相対的に短くなっていく気がします。
今年の仕舞いには鎌倉が良いかなぁ~と思っていたのですが、仕事納めの翌日は、ちゃんと大掃除が家で待っていました。
今も足腰が痛くなっていますが、窓と風呂と台所と自分の部屋とetc etc ・・・、それなりの活躍、ビールが美味しかった。
やはり、掃除をせずにカメラをぶら下げて一人で散歩と言う訳には行きませんよね。
今日は家族でちょっと出かけてきます。天気予報は全国的に雨模様ですけれど。
そんな訳で結局、色々なことでお茶を濁しての2012年お仕舞いです。 じぶんらしい?
先ずはWindows8 のことです。
家では2台のデスクトップを使っているのですが、そのうちの一台を12月のはじめにwindows8 に入れ替えました。
予約をしておいたので、ヨドバシから10月26日の発売日には届いていたのですが、なかなか時間が取れなくて12月までほったらかしだったもの。 ^^;
せっかくOSを入れ替えるので、ついでですから起動ドライブもHDD からSSD (Solid State Drive) に換えてみました。
中をあけるのも久しぶりなので、ちょうど良いお掃除タイム。
HDD を外して変わりに秋葉で8,000円くらいだったでしょうか? 東芝のSSD に交換です。
シリアルATA に変わってからドライブ類を交換するのも色んなことを考える必要がなくなり、より簡単になりました。
Windows8 は1月末まで限定発売のアップグレード版を買いましたが、確か6,000円位だったかな?
値段も今までのWindows に比べてお安いのですが、何より驚いたのは、アップグレード版なのにフォーマットしたSSD にまっさらでクリーンインストールできてしまったことです。
来月末までですけれど、もう一つこのパッケージの8買っておこうか?
ただ、タブレットとかを非常に意識して作られているWindows8。
インターフェイスが大幅に変わっていて、インストールした当初はとても使い辛かったです。慣れてしまえばそういうものか? と言う感じなのですが。
それと、今までのWindows には必ずあったスタートボタンがないです。
これは使いづらいなぁ~と思いました。マウスのポインターで向かって右上か右下を触ってやるとポップウインドが開き、そこで例えば電源を切る等を操作します。
まあ、裏技的なものはあるのですが、マイクロソフトさん、やっぱりスタートボタンはあった方がよかったと思います。
次は展覧会のこと。
2012年、あまり展覧会には行けませんでした。
理由をそれなりに考えてみましたが、どうも今年はフェルメールを見すぎたせいなのではと・・・。
オランダからベルリンから、数多くのフェルメールが来てくれた2012年ですが、そのあまりの素晴らしい作品達に、他の絵が見られなくなってしまったのではと・・・。
今までフェルメールの中ではタンネカがモデルかな? " ミルクを注ぐ女 " が一番好きでしたが、" 真珠の首飾りの少女 " を見てこちらも一番になりました。今のじぶんの中では両方とも一番。
光の魔術師みたいな表現をされるフェルメールですが、その言葉を自分の目で確かめてしまって、しばらくで釘付けになってしまった光たち。なんて静寂で落ち着いていて、優しいのでしょう。究極の、時間を越えた穏やかな輝きがそこにありました。
すごい絵。
" ミルクを注ぐ女 " は展覧会で会ったとき、この絵だけが輝いていてびっくりしたのですが、" 真珠の首飾りの少女 " はとにかく光です。フェルメールの光大好きです。
フェルメールショックから早く抜け出して、来年は新たな目で、こころで、素晴らしい絵たちに会いたいと思っています。
エル・グレコが来るしラファエロも来るのですよね。
そして、今年もたくさん買ってしまったCD たち。
HMV さん、お世話になりました。やはり、飲んでサイトを覗くのは危険です・・・ ^^;
今年聴いた中で自分なりに気に入ったのは、
メータがウィーンフィルを振ったマーラーの2番。今までどうしてこんなに良い演奏を聴かなかったのかと思いました。
バーンスタインが一番好きですが、マーラーのどろどろした呪縛の面から解き放たれて、それでいて世紀末の脆弱さと絢爛さがない交ぜになったような、そんな感じがひしひしと迫ってくる演奏です。聴くたびに感動。
古い録音のものでも、聴いてみてすごいと思うものがまだまだたくさんあるのだと思いました。
そして、大好きな指揮者のマイケル・ティルソン・トーマスが振ったベートーベンの7番。
すっきりとした爽やかなベートーベンだと思います。モーツアルトの系譜が見えるような透明感の高い演奏。
最終楽章を聴くたびにこちらも感動 !!
ティルソン・トーマスにはぜひとも新しいベートーベン全集を録音して欲しいと思いました。
でも、今年の新譜の中で一番気に入ったのはなんと言っても、カティア・ブニアティシヴィリさん。
コンサートまで行きましたが、このChopin のアルバムはとても素晴らしい。
ピリスが好きですが、それとはまた違った弱音の綺麗さです。愛聴版というと言いすぎかも知れませんが、でもそのくらい気にいってます。
最初のワルツもいいですが、最後のマズルカがとってもいいです。
彼女25歳です、これからの活躍を静かに注目していきたいと思います。
このCD に会えたのはビールのおかげ、酔っ払った勢いでした。 ^^;
酔っ払って、マウスをクリック・・・。
今年最後は、あまりのお安さにAmazon にてポチッ。
オリンパスのPEN E-PL3 を買ってしまいました。ミラーレスは2代目、PL1sに引き続いてです。
カメラ業界も大変ですね、一年毎に新製品を出して、以前のモデルは一年経つと値段が下がってしまう。
我々消費者は最新のものでなければ、一年待つとほぼ半額でカメラも手に入る。
MZUIKO との互換リングがあるので、こんな風にして写真を撮ってみようと思います。
レンズがでかすぎるだろ~という突込みが、どこかから聴こえるような気もしますが・・・。
しめに、
デイバッグもお一つ・・・ポチッとな。
来年はこの中に E-PL3 を入れて写真を撮りに行きたいと思います。ビールを飲みながらのネットは危険・・・。 ^^;
2012年最後の記事にしようと思います。
今年も、ぼくの拙いブログに足を運んでいただいて、本当にありがとうございました。
2012年、色々なことがあった年です。じぶんももう若くないぞと、止めを刺されるような悲しい別れもありました。
私的にも苦しいことがたくさん・・・。
でも、この場所でまた他の場所で、皆さんから励まされて何とか乗り越えてこられたんだと思います。
頑張ればなんとかなる、あきらめなければ、なんて今更ながら思った年でもありました。
2013年、フェルメールショックから早く抜け出し、ビールをたくさん飲まずに? 地道に? ブログも続けて行きたいと思います。
本当に2012年、一年間ありがとうございました。
そして、来年もよろしくお願いします。 moz m(__)m
" 2012/12/30 2012Last etc etc・・・ ^^; "
年々、一年と言う時間が相対的に短くなっていく気がします。
今年の仕舞いには鎌倉が良いかなぁ~と思っていたのですが、仕事納めの翌日は、ちゃんと大掃除が家で待っていました。
今も足腰が痛くなっていますが、窓と風呂と台所と自分の部屋とetc etc ・・・、それなりの活躍、ビールが美味しかった。
やはり、掃除をせずにカメラをぶら下げて一人で散歩と言う訳には行きませんよね。
今日は家族でちょっと出かけてきます。天気予報は全国的に雨模様ですけれど。
そんな訳で結局、色々なことでお茶を濁しての2012年お仕舞いです。 じぶんらしい?
先ずはWindows8 のことです。
家では2台のデスクトップを使っているのですが、そのうちの一台を12月のはじめにwindows8 に入れ替えました。
予約をしておいたので、ヨドバシから10月26日の発売日には届いていたのですが、なかなか時間が取れなくて12月までほったらかしだったもの。 ^^;
せっかくOSを入れ替えるので、ついでですから起動ドライブもHDD からSSD (Solid State Drive) に換えてみました。
中をあけるのも久しぶりなので、ちょうど良いお掃除タイム。
HDD を外して変わりに秋葉で8,000円くらいだったでしょうか? 東芝のSSD に交換です。
シリアルATA に変わってからドライブ類を交換するのも色んなことを考える必要がなくなり、より簡単になりました。
Windows8 は1月末まで限定発売のアップグレード版を買いましたが、確か6,000円位だったかな?
値段も今までのWindows に比べてお安いのですが、何より驚いたのは、アップグレード版なのにフォーマットしたSSD にまっさらでクリーンインストールできてしまったことです。
来月末までですけれど、もう一つこのパッケージの8買っておこうか?
ただ、タブレットとかを非常に意識して作られているWindows8。
インターフェイスが大幅に変わっていて、インストールした当初はとても使い辛かったです。慣れてしまえばそういうものか? と言う感じなのですが。
それと、今までのWindows には必ずあったスタートボタンがないです。
これは使いづらいなぁ~と思いました。マウスのポインターで向かって右上か右下を触ってやるとポップウインドが開き、そこで例えば電源を切る等を操作します。
まあ、裏技的なものはあるのですが、マイクロソフトさん、やっぱりスタートボタンはあった方がよかったと思います。
次は展覧会のこと。
2012年、あまり展覧会には行けませんでした。
理由をそれなりに考えてみましたが、どうも今年はフェルメールを見すぎたせいなのではと・・・。
オランダからベルリンから、数多くのフェルメールが来てくれた2012年ですが、そのあまりの素晴らしい作品達に、他の絵が見られなくなってしまったのではと・・・。
今までフェルメールの中ではタンネカがモデルかな? " ミルクを注ぐ女 " が一番好きでしたが、" 真珠の首飾りの少女 " を見てこちらも一番になりました。今のじぶんの中では両方とも一番。
光の魔術師みたいな表現をされるフェルメールですが、その言葉を自分の目で確かめてしまって、しばらくで釘付けになってしまった光たち。なんて静寂で落ち着いていて、優しいのでしょう。究極の、時間を越えた穏やかな輝きがそこにありました。
すごい絵。
" ミルクを注ぐ女 " は展覧会で会ったとき、この絵だけが輝いていてびっくりしたのですが、" 真珠の首飾りの少女 " はとにかく光です。フェルメールの光大好きです。
フェルメールショックから早く抜け出して、来年は新たな目で、こころで、素晴らしい絵たちに会いたいと思っています。
エル・グレコが来るしラファエロも来るのですよね。
そして、今年もたくさん買ってしまったCD たち。
HMV さん、お世話になりました。やはり、飲んでサイトを覗くのは危険です・・・ ^^;
今年聴いた中で自分なりに気に入ったのは、
メータがウィーンフィルを振ったマーラーの2番。今までどうしてこんなに良い演奏を聴かなかったのかと思いました。
バーンスタインが一番好きですが、マーラーのどろどろした呪縛の面から解き放たれて、それでいて世紀末の脆弱さと絢爛さがない交ぜになったような、そんな感じがひしひしと迫ってくる演奏です。聴くたびに感動。
古い録音のものでも、聴いてみてすごいと思うものがまだまだたくさんあるのだと思いました。
そして、大好きな指揮者のマイケル・ティルソン・トーマスが振ったベートーベンの7番。
すっきりとした爽やかなベートーベンだと思います。モーツアルトの系譜が見えるような透明感の高い演奏。
最終楽章を聴くたびにこちらも感動 !!
ティルソン・トーマスにはぜひとも新しいベートーベン全集を録音して欲しいと思いました。
でも、今年の新譜の中で一番気に入ったのはなんと言っても、カティア・ブニアティシヴィリさん。
コンサートまで行きましたが、このChopin のアルバムはとても素晴らしい。
ピリスが好きですが、それとはまた違った弱音の綺麗さです。愛聴版というと言いすぎかも知れませんが、でもそのくらい気にいってます。
最初のワルツもいいですが、最後のマズルカがとってもいいです。
彼女25歳です、これからの活躍を静かに注目していきたいと思います。
このCD に会えたのはビールのおかげ、酔っ払った勢いでした。 ^^;
酔っ払って、マウスをクリック・・・。
今年最後は、あまりのお安さにAmazon にてポチッ。
オリンパスのPEN E-PL3 を買ってしまいました。ミラーレスは2代目、PL1sに引き続いてです。
カメラ業界も大変ですね、一年毎に新製品を出して、以前のモデルは一年経つと値段が下がってしまう。
我々消費者は最新のものでなければ、一年待つとほぼ半額でカメラも手に入る。
MZUIKO との互換リングがあるので、こんな風にして写真を撮ってみようと思います。
レンズがでかすぎるだろ~という突込みが、どこかから聴こえるような気もしますが・・・。
しめに、
デイバッグもお一つ・・・ポチッとな。
来年はこの中に E-PL3 を入れて写真を撮りに行きたいと思います。ビールを飲みながらのネットは危険・・・。 ^^;
2012年最後の記事にしようと思います。
今年も、ぼくの拙いブログに足を運んでいただいて、本当にありがとうございました。
2012年、色々なことがあった年です。じぶんももう若くないぞと、止めを刺されるような悲しい別れもありました。
私的にも苦しいことがたくさん・・・。
でも、この場所でまた他の場所で、皆さんから励まされて何とか乗り越えてこられたんだと思います。
頑張ればなんとかなる、あきらめなければ、なんて今更ながら思った年でもありました。
2013年、フェルメールショックから早く抜け出し、ビールをたくさん飲まずに? 地道に? ブログも続けて行きたいと思います。
本当に2012年、一年間ありがとうございました。
そして、来年もよろしくお願いします。 moz m(__)m
" 2012/12/30 2012Last etc etc・・・ ^^; "
Khatia Buniatishvili Piano Recital 浜離宮ホール:20121106 [音楽]
毎月、それほど多くない小遣いですが、何分の一かはCD を買ってしまいます。
リラックスして、ビールを飲んでいるときが一番危ない (笑) 。
HMV の戦略? は上手で、3枚買うと30%引きであるとか4枚なら40% とか、そのまま1枚や2枚を買うよりも、もう一枚買った方がお得だったり。
これに乗ってしまい、欲しいものの他にもオーダーしてしまうことが多いかもしれません。 ^^;
今回もそんな、HMV の商売上手に乗っかってのことなのですが、
欲しいCD 2枚、
Tchaikovsky Piano Concerto No.1 Daniil Trifonov Piano Valery Gergiev Mariinsky Orchestra
Rachmaninov Piano Sonatas 1&2 Nikolai Lugansky Piano
ついでにもう一枚買いました。
Khatia Buniatishvili (カティア・ブニアティシヴィリ) " Chopin "
いやーーーっ、全然ないとは言い切れませんけれど・・・、別に、ジャケットの彼女の美しさとナイスボディに惹かれて買った訳ではないです。 笑
ついでに買ったCD。
でも、最近、新しいCD を聴いてこんな風に聞き耳を立てたことはありませんでした。
普段は何かしながら、本を読みながら、ブログを書きながらCD を聴くのですが、スピーカーから流れる心地よい音色に自然に聴き入っていました。
素敵なピアニストです、ブニアティシヴィリさん。
最初の Waltz in C-scharp minor op.64/2 から、情感あふれるピアニシモのタッチ、なんともいえない間のとり方、すぐに魅了されてしまいました。
弱音が綺麗なピアニストというと、じぶんの中ではピリスが思い浮かぶのですが、ピリスにも負けないくらい心のこもった一音一音愛しい繊細な音たち。鍵盤を忘れさせるようなフェザータッチ ♪
素晴らしいピアニストをもう一人見つけてしまいました。
Waltz in C-Sharp minor op.64/2
Sonata No.2 op.35
Ballade No.4 op.52
Concerto No.2 op.21
Mazurka in A minor op.17/4
収録されている曲も盛り沢山。そして、どれも素敵な演奏です。ショパンの好きな方は一度是非聴いてみてください。
もちろん、美人でナイスボディ (笑)
こんな話を友達にしたところ、コンサートを見つけた、一緒に行こうと誘われました。
正直どちらが誘ったことになるのかは分らないのですが、11月6日(火) 東京浜離宮ホール19時開演。
初めて行くホール、雨の中でしたがワクワクしながらでかけました。
ショパン:ピアノソナタ第2番 変ロ短調op.35「葬送」
ショパン:バラード第4番 ヘ短調op.52
リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」
シューベルト/リスト編:3つの歌曲
ストラヴィンスキー:ぺトルーシュカより3楽章
アンコールを含めて2時間の演奏。
舞台に出て、ソナタ2番の最初の一音はとても力強い音。
少し、CD のイメージと違うぞって思いながらも、彼女の奏でる音達に興味深く聞き入ります。上腕部をあまり動かさずに強い音がバンバン出てきて、綺麗なだけではなく、やはり共鳴版? 日本人とは違うのだと思いました。
カティアさん、繊細なだけではなくて、強い音もすごい。
リストなどは、腕だけでなく、腰を浮かせてピアノを叩きます。弾いている間に椅子がずれたのか?
片手で椅子を引く。
一連の動きが曲そのものです。
圧倒されて、気が付くとインターバル20分。
そして、後半、シューベルトの歌曲はピアノが良く歌っていました。ロシアのピアニストはよくピアノが歌うと思うのですが、カティアさんも同じです。
これだこれ、優しい音達。
同じピアノから、とても繊細な音が出るし、とても迫力ある音も出るし、恐るべき若きピアニストです。
最後のストラビンスキーはものすごかった。一人で弾いているのですが、まるで連弾しているかのように、腕が何本あるんだ・・・、技術的にも完璧な演奏だと思いました。
全ての演奏が終わった後は、スタンディングです。
比較的お客さんの年齢層は高かったと思うのですが、中高年が、おじさんも、おばさんもみんなスタンディング、拍手 !!
硬かった表情のカティアさんも、最後にとてもキュートな笑顔。またまた、ハートをわしづかみにされてしまいました (笑) 。
とにかく、圧倒されて・・・、あっと言う間の2時間のコンサート。
友達よ、コンサート、見つけてくれてありがとう。 笑
もちろん、帰りは汐留で友達と焼き鳥を食べながらビールで乾杯です。
素敵なコンサートの締めくくりとしました。
カティア・ブニアティシヴィリ
1987年グルジアに生まれました。6歳からリサイタルやオーケストラとの共演を行っているそうです。小さい頃から才能あふれた方なんですね。
2003年ホロヴィッツ国際コンクールでは特別賞受賞。
2008年ショパン:ピアノ協奏曲第2番でカーネギー・ホールにデビュー。
アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール3位並びに最優秀ショパン演奏賞、オーディエンス・フェイバリット賞受賞。
受賞の経歴もさることながら、とても素敵なピアノの音色、それに彼女の演奏には「間」があると思いました。微妙な空間の感覚・・・。
次の録音がとても楽しみです。
それから、チャイコフスキーのピアノ三重奏を今回の来日で演奏したようで、それがTVで放送されるとのことです。いつなのか分らないのですが、アンテナを伸ばしておいて是非録画したいと思っています。
タレーランの喫茶店を読んでからまたコーヒー豆のコリコリを再開しました。
秋の夜長、Chopin を聴きながら、コリコリ ♪
香りがとても良いです。
カップも久しぶりに渋草焼のものを引っ張り出しました。カップが変わると一味違う気がします。
コンサート良かった。たまにはライヴで音楽を聴きたいです。
一期一会の音の震え、何ものにも換えがたい。良い一時を過ごすことが出来ました。
" 2012/11/06 Khatia Buniatishvili Piano Recital "
リラックスして、ビールを飲んでいるときが一番危ない (笑) 。
HMV の戦略? は上手で、3枚買うと30%引きであるとか4枚なら40% とか、そのまま1枚や2枚を買うよりも、もう一枚買った方がお得だったり。
これに乗ってしまい、欲しいものの他にもオーダーしてしまうことが多いかもしれません。 ^^;
今回もそんな、HMV の商売上手に乗っかってのことなのですが、
欲しいCD 2枚、
Tchaikovsky Piano Concerto No.1 Daniil Trifonov Piano Valery Gergiev Mariinsky Orchestra
Rachmaninov Piano Sonatas 1&2 Nikolai Lugansky Piano
ついでにもう一枚買いました。
Khatia Buniatishvili (カティア・ブニアティシヴィリ) " Chopin "
いやーーーっ、全然ないとは言い切れませんけれど・・・、別に、ジャケットの彼女の美しさとナイスボディに惹かれて買った訳ではないです。 笑
ついでに買ったCD。
でも、最近、新しいCD を聴いてこんな風に聞き耳を立てたことはありませんでした。
普段は何かしながら、本を読みながら、ブログを書きながらCD を聴くのですが、スピーカーから流れる心地よい音色に自然に聴き入っていました。
素敵なピアニストです、ブニアティシヴィリさん。
最初の Waltz in C-scharp minor op.64/2 から、情感あふれるピアニシモのタッチ、なんともいえない間のとり方、すぐに魅了されてしまいました。
弱音が綺麗なピアニストというと、じぶんの中ではピリスが思い浮かぶのですが、ピリスにも負けないくらい心のこもった一音一音愛しい繊細な音たち。鍵盤を忘れさせるようなフェザータッチ ♪
素晴らしいピアニストをもう一人見つけてしまいました。
Waltz in C-Sharp minor op.64/2
Sonata No.2 op.35
Ballade No.4 op.52
Concerto No.2 op.21
Mazurka in A minor op.17/4
収録されている曲も盛り沢山。そして、どれも素敵な演奏です。ショパンの好きな方は一度是非聴いてみてください。
もちろん、美人でナイスボディ (笑)
こんな話を友達にしたところ、コンサートを見つけた、一緒に行こうと誘われました。
正直どちらが誘ったことになるのかは分らないのですが、11月6日(火) 東京浜離宮ホール19時開演。
初めて行くホール、雨の中でしたがワクワクしながらでかけました。
ショパン:ピアノソナタ第2番 変ロ短調op.35「葬送」
ショパン:バラード第4番 ヘ短調op.52
リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」
シューベルト/リスト編:3つの歌曲
ストラヴィンスキー:ぺトルーシュカより3楽章
アンコールを含めて2時間の演奏。
舞台に出て、ソナタ2番の最初の一音はとても力強い音。
少し、CD のイメージと違うぞって思いながらも、彼女の奏でる音達に興味深く聞き入ります。上腕部をあまり動かさずに強い音がバンバン出てきて、綺麗なだけではなく、やはり共鳴版? 日本人とは違うのだと思いました。
カティアさん、繊細なだけではなくて、強い音もすごい。
リストなどは、腕だけでなく、腰を浮かせてピアノを叩きます。弾いている間に椅子がずれたのか?
片手で椅子を引く。
一連の動きが曲そのものです。
圧倒されて、気が付くとインターバル20分。
そして、後半、シューベルトの歌曲はピアノが良く歌っていました。ロシアのピアニストはよくピアノが歌うと思うのですが、カティアさんも同じです。
これだこれ、優しい音達。
同じピアノから、とても繊細な音が出るし、とても迫力ある音も出るし、恐るべき若きピアニストです。
最後のストラビンスキーはものすごかった。一人で弾いているのですが、まるで連弾しているかのように、腕が何本あるんだ・・・、技術的にも完璧な演奏だと思いました。
全ての演奏が終わった後は、スタンディングです。
比較的お客さんの年齢層は高かったと思うのですが、中高年が、おじさんも、おばさんもみんなスタンディング、拍手 !!
硬かった表情のカティアさんも、最後にとてもキュートな笑顔。またまた、ハートをわしづかみにされてしまいました (笑) 。
とにかく、圧倒されて・・・、あっと言う間の2時間のコンサート。
友達よ、コンサート、見つけてくれてありがとう。 笑
もちろん、帰りは汐留で友達と焼き鳥を食べながらビールで乾杯です。
素敵なコンサートの締めくくりとしました。
カティア・ブニアティシヴィリ
1987年グルジアに生まれました。6歳からリサイタルやオーケストラとの共演を行っているそうです。小さい頃から才能あふれた方なんですね。
2003年ホロヴィッツ国際コンクールでは特別賞受賞。
2008年ショパン:ピアノ協奏曲第2番でカーネギー・ホールにデビュー。
アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール3位並びに最優秀ショパン演奏賞、オーディエンス・フェイバリット賞受賞。
受賞の経歴もさることながら、とても素敵なピアノの音色、それに彼女の演奏には「間」があると思いました。微妙な空間の感覚・・・。
次の録音がとても楽しみです。
それから、チャイコフスキーのピアノ三重奏を今回の来日で演奏したようで、それがTVで放送されるとのことです。いつなのか分らないのですが、アンテナを伸ばしておいて是非録画したいと思っています。
タレーランの喫茶店を読んでからまたコーヒー豆のコリコリを再開しました。
秋の夜長、Chopin を聴きながら、コリコリ ♪
香りがとても良いです。
カップも久しぶりに渋草焼のものを引っ張り出しました。カップが変わると一味違う気がします。
コンサート良かった。たまにはライヴで音楽を聴きたいです。
一期一会の音の震え、何ものにも換えがたい。良い一時を過ごすことが出来ました。
" 2012/11/06 Khatia Buniatishvili Piano Recital "
Scriabin Piano Sonata No.2 & Spring Valley : 20120923 [音楽]
鈍い銀色の窓、雨の気配。
Scriabin Piano Sonata No.2 In G Sharp Minor, Op. 19, "Sonata Fantasy"
Vladimir Ashkenazy
ティーバッグをポットに落とすと、琥珀の香り、色が少しずつ滲んでいきました。
過ぎ行くまま、" とき " にそのままにしばらく身を委ねてみます・・・、雨の音。
Scriabin Piano Sonata No.2 、1楽章の優しさと2楽章の激しさ、夜の黒い海、凪と嵐を象徴するとか。
美しくロマンチックで幻想的な曲。こんな日曜日にはぴったりかもしれない。
スクリャービンのピアノソナタ、
今まで聴いたことがありませんでした。
今年のラ・フォル・ジュルネでプログラムにたくさん載っていてとても気になっていました。
Ashkenazy のソナタ全集を買って聴いています。まだ2番までですが、1番はChopin のよう。
聴きやすい曲ですが、それに比べて2番はもう少し複雑。
でも、しばらくDebussy を聴いていた自分には、割と聴きやすく感じました。旋律もちゃんとあって歌えそう (笑)。
Ashkenazy のせいもあるのでしょうが、1楽章の後半部分、なんて美しい。
優しく微かに、薄いレースとそっとあそんでいる風の音たちのよう。
思わず目をとじて聴き入ってしまいます。
天気がよければ、相棒達を連れて出かけようと思っていたのですが、
あいにくの雨模様。
せっかくの休みですが、一日中部屋の中。
でも、少し体がだるく、体温を測ったら少しだけ熱がありました。 土曜日も仕事でしたし、色々とバタバタしているので疲れているのかな?
この雨も、神様から、体を安めなさいとの思し召しなのかもしれない。
ならば、家族は出かけてしまったし・・・、黒ビールで滋養をつけて、ゆっくりとしてしまおう (笑)。
Scriabin 、アルコールと共に心地よく・・・、こころにしみて来ます。いつもよりボリュームは大きめで。
さすが Ashkenazy 、Scriabin も良いです。
雨の日は音楽、素敵な時間。
写真も撮りに行っていないので、先日ランドマークのあたりに散歩に行ったときのもの。
良い天気でとても気持ちよかった。
横浜、
緑も、海もあって、潮風の香り、青い大きな空、
赤レンガ。
Scriabin どうして今まで聴かなかったのだろう?
すごく聴くものが偏っています。まだまだたくさんの良い曲があるのですね。
これから、どのくらい素敵な曲に会えるのでしょう?
とても楽しみ。
そうだ、
高校生の頃、本に関して、そんなことを考えたことがありました。
本ってたくさんあります。どれもじぶんの一生の時間では経験しきれない事柄を教えてくれる貴重なもの。
この先、どのくらい面白くて、ワクワクする本に出会うことが出来るのかと。
それから、うん十年・・・
最近も素敵な本との出会いがありました。機会があればブログにも残しておきたいと思っていますが。
" 天地明察 " 、" 猫鳴り " 、" 深読みフェルメール " etc etc ・・・。面白かった。
" 天地明察 " 、ストーリー自体も面白いですが、安井算哲とえんという主人公達の人柄にとても惹かれました。
映画も見てみたいです。
" 猫鳴り "、沼田まほかるさん、すごいです。
映像で見た訳ではないけれど、思い返すとそのシーンが脳裏に鮮やかに、まるで見た来たかのように浮かんくる、そんな作品が稀にあるのですが、まほかるさんのこれは、正にそういう作品でした。もう少し、他の作品も読んでみたい。
" 深読みフェルメール "、フェルメール好きなら、絶対読んだ方が良いです。
37作品のうちで盗難にあって鑑賞することのできない" 合奏 " がもうすぐ見つかるとかの情報も (笑)
脱線しすぎてしまいましたが、そんなこと、
これからどのくらい素敵な曲に出会えるのかと言うこと・・・、音楽でも思っています。
この前の散歩でも頂いた、赤レンガの美味しいビール。
スプリングバレー、大好きです。
出来れば、素敵な出会いと共に、一杯ずつ杯を重ねていきたい。
天気が良くなったらまた飲みに行こうかと。
本も、音楽も、ビールも、とっても大切。
おやっ、Scriabin Piano Sonata No.3 In F Sharp Minor, Op. 23 もなかなかのもの。
" 2012/09/23 Scriabin Piano Sonata No.2 In G Sharp Minor, Op. 19 "Sonata Fantasy" "
Scriabin Piano Sonata No.2 In G Sharp Minor, Op. 19, "Sonata Fantasy"
Vladimir Ashkenazy
ティーバッグをポットに落とすと、琥珀の香り、色が少しずつ滲んでいきました。
過ぎ行くまま、" とき " にそのままにしばらく身を委ねてみます・・・、雨の音。
Scriabin Piano Sonata No.2 、1楽章の優しさと2楽章の激しさ、夜の黒い海、凪と嵐を象徴するとか。
美しくロマンチックで幻想的な曲。こんな日曜日にはぴったりかもしれない。
スクリャービンのピアノソナタ、
今まで聴いたことがありませんでした。
今年のラ・フォル・ジュルネでプログラムにたくさん載っていてとても気になっていました。
Ashkenazy のソナタ全集を買って聴いています。まだ2番までですが、1番はChopin のよう。
聴きやすい曲ですが、それに比べて2番はもう少し複雑。
でも、しばらくDebussy を聴いていた自分には、割と聴きやすく感じました。旋律もちゃんとあって歌えそう (笑)。
Ashkenazy のせいもあるのでしょうが、1楽章の後半部分、なんて美しい。
優しく微かに、薄いレースとそっとあそんでいる風の音たちのよう。
思わず目をとじて聴き入ってしまいます。
天気がよければ、相棒達を連れて出かけようと思っていたのですが、
あいにくの雨模様。
せっかくの休みですが、一日中部屋の中。
でも、少し体がだるく、体温を測ったら少しだけ熱がありました。 土曜日も仕事でしたし、色々とバタバタしているので疲れているのかな?
この雨も、神様から、体を安めなさいとの思し召しなのかもしれない。
ならば、家族は出かけてしまったし・・・、黒ビールで滋養をつけて、ゆっくりとしてしまおう (笑)。
Scriabin 、アルコールと共に心地よく・・・、こころにしみて来ます。いつもよりボリュームは大きめで。
さすが Ashkenazy 、Scriabin も良いです。
雨の日は音楽、素敵な時間。
写真も撮りに行っていないので、先日ランドマークのあたりに散歩に行ったときのもの。
良い天気でとても気持ちよかった。
横浜、
緑も、海もあって、潮風の香り、青い大きな空、
赤レンガ。
Scriabin どうして今まで聴かなかったのだろう?
すごく聴くものが偏っています。まだまだたくさんの良い曲があるのですね。
これから、どのくらい素敵な曲に会えるのでしょう?
とても楽しみ。
そうだ、
高校生の頃、本に関して、そんなことを考えたことがありました。
本ってたくさんあります。どれもじぶんの一生の時間では経験しきれない事柄を教えてくれる貴重なもの。
この先、どのくらい面白くて、ワクワクする本に出会うことが出来るのかと。
それから、うん十年・・・
最近も素敵な本との出会いがありました。機会があればブログにも残しておきたいと思っていますが。
" 天地明察 " 、" 猫鳴り " 、" 深読みフェルメール " etc etc ・・・。面白かった。
" 天地明察 " 、ストーリー自体も面白いですが、安井算哲とえんという主人公達の人柄にとても惹かれました。
映画も見てみたいです。
" 猫鳴り "、沼田まほかるさん、すごいです。
映像で見た訳ではないけれど、思い返すとそのシーンが脳裏に鮮やかに、まるで見た来たかのように浮かんくる、そんな作品が稀にあるのですが、まほかるさんのこれは、正にそういう作品でした。もう少し、他の作品も読んでみたい。
" 深読みフェルメール "、フェルメール好きなら、絶対読んだ方が良いです。
37作品のうちで盗難にあって鑑賞することのできない" 合奏 " がもうすぐ見つかるとかの情報も (笑)
脱線しすぎてしまいましたが、そんなこと、
これからどのくらい素敵な曲に出会えるのかと言うこと・・・、音楽でも思っています。
この前の散歩でも頂いた、赤レンガの美味しいビール。
スプリングバレー、大好きです。
出来れば、素敵な出会いと共に、一杯ずつ杯を重ねていきたい。
天気が良くなったらまた飲みに行こうかと。
本も、音楽も、ビールも、とっても大切。
おやっ、Scriabin Piano Sonata No.3 In F Sharp Minor, Op. 23 もなかなかのもの。
" 2012/09/23 Scriabin Piano Sonata No.2 In G Sharp Minor, Op. 19 "Sonata Fantasy" "
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2012:20120505 [音楽]
2012年のGWはゆっくりと過ごすことができました。
その反動?
と言うわけでもないのでしょうが、GW 明けから怒涛のような毎日で(実はGW 前からなのですが・・・)、昨日も今日も仕事です・・・ ^^;
まあ、これはこれでもよいのですが、じぶんの時間がないのが一番辛い。
写真も撮りにいけませんし、音楽もゆっくりと聴けないし、コーヒーも、クロワッサンも、ワインたちも、etc etc ・・・、楽しむことができません(笑)
出勤前にちょっと時間があったので、
どうしてもこのことは残しておきたかったし、ずいぶん前の話にはなってしまいますが、アップしておこうと思います。
今年のラ・フォル・ジュルネ ♪ ♪
とても楽しかった !!
いつもなら友人と1日、家族と1日出かけるのですが、
今年は友達が具合が悪いということで、このお祭りに参加するようになって初めて1日は一人で出かけました。
と言うのも、4日にぼくの好きな曲が2曲も演奏されたのです。
4日はあいにくの天気。
今年のGW は東京、横浜は総じて天気はあまり良くはありませんでした。GW としては珍しかった。
でも、一人でのラ・フォル・ジュルネもなかなかのものでした。ゆっくりと、クラシックのお祭りに参加して、好きなクラシックの音符達に囲まれて・・・至福の一時。
気持ちよかった。
聴いたのは、
Rachmaninov Symphony No.2 下野竜也指揮 読売交響楽団
Rachmaninov Sonata For Cello & Piano Edgar Moreauチェロ Pierre Yves Hodirueピアノ
両方とも大好きな曲です。
ラフマニノフの甘くて哀愁が漂う、時間を超越してるメロディの美しさを堪能できる曲達。
2つとも正式な出会いは、藤谷治さんの「船に乗れ!!」を読んだときなのですが、それ以来、かなりラフマの曲をたくさん聴くようになりました。本のおかげ、この2曲のおかげ。
交響曲の2番はCD を3枚持っていますが、下野竜也さんと読売日響のこの日のホールCでの演奏は名演!!
ものすごく感動してしまいました。きびきびとした下野さんの指揮、それにぴったりと寄り添うような読響の演奏。特に3楽章 Adagio 最高でした。ヴィオラ最高!! クラ最高!!
3枚のCD も名演ですが、この日の読響の演奏はぼくの中では人生最高のラフマ2番でした。
チェロソナタは、イケメンのチェリストモロー君と、こちらもハリーポッターなんかに出演しそうなメガネがちょっと可愛い二枚目ピアニスト、イヴ・オディック君。
東京フォーラムの普段は会議室なのでしょう、G402という部屋でのサロンのような感じの小コンサート ♪
席はようやく取れたもので、あまり良い席ではなく、前のフランス人の方の肩と頭が大きくて・・・、せっかくのイケメン2人の演奏の様子をあまり見ることはできませんでした。
でも、若々しい2人の演奏。ラフマニノフらしい3楽章、よかったなぁ~。
それから、4楽章冒頭にチェロが滔滔と歌うところ。聞かせどころだと思うのですが、エッジがたった演奏、青春って感じがひしひしと伝わって来ました。
実はこの曲はこの日はじめてライヴで聴いたもの。
CD とは違ったチェロソナタの世界。 他の演奏も聴きたくなりました。
室内楽はライヴがよいのかもしれません。
4日はこんなに素晴らしい演奏を2曲も聴き、本当はビールも頂きたかったんですが、一人だし、5日にとっておこうと、
ソフトクリームで我慢し帰りました(笑)
変わって5日はこれぞGW の良い天気。
この日は娘のリクエストで Tchaikovsky を聴きました。
5番が聴きたいと言っていたのですが、東京都交響楽団、小泉和弘さんの指揮の6番の方が絶対に良いからと、こちらにしたもの。
第5番、確かに良い曲。
チャイコフスキーの交響曲を聴くのでしたら、先ずは5番が良いのでしょう。
最後、フィナーレも大音響、交響曲の終わりらしく締めくくってくれます。
それに引き換え、第6番の4楽章の終わり方は、チェロの最弱音で終わるというもの。
チャイコフスキー、意識はしていなくても、自信の最後の交響曲・・・(初演の3日後になくなっています)。
そんなことを予感して書かれたのでしょうか?
交響曲としては異例かもしれないし、聴いた後の爽快感も。
でも、素晴らしい作品。
東京都交響楽団の演奏はしばらく聴いていなかったので、娘をむりやり、色んなエピソードを話して、誘ってさそって・・・こちらにしてしまいました。
東京都交響楽団は、今年インバルの指揮でマーラーの全曲演奏を行うそうです。
うーーんこのオケ、素晴らしい音色。
昔から弦楽器の音色がとても綺麗でしたが、しばらく聴かない間に格段に素晴らしいオーケストラになっていたのですね、
都響 ♪
是非、都響のマーラー、聴いてみたい。 いくぞ!!
一糸乱れぬ小泉さんとの演奏。金管楽器も弦楽器も全力を出し切っての演奏でした。
チャイコフスキーを堪能した後は、大学生のブラスを聴きました。
若々しくて、心の底から元気をもらえるような、うれしい演奏、ありがとう。
聴き終わって、少し、遅いランチです。
会場でも色々と選択肢はあったのですが、
せっかくなので、GW の丸の内を散歩しました。
休みの日の東京、丸の内。
ここも、ぼくの大好きな場所です。
素敵な風が吹いています。
その中でも、三菱一号館美術館の裏庭になるこの場所は、
本当に、東京にいるとは思えない場所。
首都、東京に、ぽっかりと浮かんだ、オアシスのようなところ・・・。
丸の内、ブリックスクウェアーの " A 16 " さんで、ちょっと遅いですが、ランチを頂きました。
ほんとに、良い天気。
昨日から飲みたかったビールも最高です。
ここに集まった? 皆さんも、とても満足げ ^^
ピッツァ、ロマーノもとても美味しかった。
このお店の、ピッツァの生地、とっても美味しい。
良い一日。
東京って、良い街です。
GW のクラシツクのお祭り、ラ・フォル・ジュルネ、
東京フォーラム。
これからも、ずーーっと、続けて欲しい。
とても、素敵なGW を過ごしました。
ラフマニノフ、チャイコフスキー。
もっともっと、たくさん聴きたかった。
その反面、読響のラフマ2番、都響のチャイコ6番" 悲愴 " 、ぼくの人生の中で、忘れられない演奏・・・。
満足した2日間。
出かける前に書きかけの想い出・・・、仕事から帰ってきて簡単ですが、書き上げました。
ほんとに、素敵な演奏でした。今もラフマの2番Adagioを聴いています。
バタバタしていて、コメントのお返しも、ご訪問も滞っています。 m(__)m
今週末には休めると思います。それまで、すいません・・・。
" 2012/05/04&05 LaFolle Journee 2012 "
その反動?
と言うわけでもないのでしょうが、GW 明けから怒涛のような毎日で(実はGW 前からなのですが・・・)、昨日も今日も仕事です・・・ ^^;
まあ、これはこれでもよいのですが、じぶんの時間がないのが一番辛い。
写真も撮りにいけませんし、音楽もゆっくりと聴けないし、コーヒーも、クロワッサンも、ワインたちも、etc etc ・・・、楽しむことができません(笑)
出勤前にちょっと時間があったので、
どうしてもこのことは残しておきたかったし、ずいぶん前の話にはなってしまいますが、アップしておこうと思います。
今年のラ・フォル・ジュルネ ♪ ♪
とても楽しかった !!
いつもなら友人と1日、家族と1日出かけるのですが、
今年は友達が具合が悪いということで、このお祭りに参加するようになって初めて1日は一人で出かけました。
と言うのも、4日にぼくの好きな曲が2曲も演奏されたのです。
4日はあいにくの天気。
今年のGW は東京、横浜は総じて天気はあまり良くはありませんでした。GW としては珍しかった。
でも、一人でのラ・フォル・ジュルネもなかなかのものでした。ゆっくりと、クラシックのお祭りに参加して、好きなクラシックの音符達に囲まれて・・・至福の一時。
気持ちよかった。
聴いたのは、
Rachmaninov Symphony No.2 下野竜也指揮 読売交響楽団
Rachmaninov Sonata For Cello & Piano Edgar Moreauチェロ Pierre Yves Hodirueピアノ
両方とも大好きな曲です。
ラフマニノフの甘くて哀愁が漂う、時間を超越してるメロディの美しさを堪能できる曲達。
2つとも正式な出会いは、藤谷治さんの「船に乗れ!!」を読んだときなのですが、それ以来、かなりラフマの曲をたくさん聴くようになりました。本のおかげ、この2曲のおかげ。
交響曲の2番はCD を3枚持っていますが、下野竜也さんと読売日響のこの日のホールCでの演奏は名演!!
ものすごく感動してしまいました。きびきびとした下野さんの指揮、それにぴったりと寄り添うような読響の演奏。特に3楽章 Adagio 最高でした。ヴィオラ最高!! クラ最高!!
3枚のCD も名演ですが、この日の読響の演奏はぼくの中では人生最高のラフマ2番でした。
チェロソナタは、イケメンのチェリストモロー君と、こちらもハリーポッターなんかに出演しそうなメガネがちょっと可愛い二枚目ピアニスト、イヴ・オディック君。
東京フォーラムの普段は会議室なのでしょう、G402という部屋でのサロンのような感じの小コンサート ♪
席はようやく取れたもので、あまり良い席ではなく、前のフランス人の方の肩と頭が大きくて・・・、せっかくのイケメン2人の演奏の様子をあまり見ることはできませんでした。
でも、若々しい2人の演奏。ラフマニノフらしい3楽章、よかったなぁ~。
それから、4楽章冒頭にチェロが滔滔と歌うところ。聞かせどころだと思うのですが、エッジがたった演奏、青春って感じがひしひしと伝わって来ました。
実はこの曲はこの日はじめてライヴで聴いたもの。
CD とは違ったチェロソナタの世界。 他の演奏も聴きたくなりました。
室内楽はライヴがよいのかもしれません。
4日はこんなに素晴らしい演奏を2曲も聴き、本当はビールも頂きたかったんですが、一人だし、5日にとっておこうと、
ソフトクリームで我慢し帰りました(笑)
変わって5日はこれぞGW の良い天気。
この日は娘のリクエストで Tchaikovsky を聴きました。
5番が聴きたいと言っていたのですが、東京都交響楽団、小泉和弘さんの指揮の6番の方が絶対に良いからと、こちらにしたもの。
第5番、確かに良い曲。
チャイコフスキーの交響曲を聴くのでしたら、先ずは5番が良いのでしょう。
最後、フィナーレも大音響、交響曲の終わりらしく締めくくってくれます。
それに引き換え、第6番の4楽章の終わり方は、チェロの最弱音で終わるというもの。
チャイコフスキー、意識はしていなくても、自信の最後の交響曲・・・(初演の3日後になくなっています)。
そんなことを予感して書かれたのでしょうか?
交響曲としては異例かもしれないし、聴いた後の爽快感も。
でも、素晴らしい作品。
東京都交響楽団の演奏はしばらく聴いていなかったので、娘をむりやり、色んなエピソードを話して、誘ってさそって・・・こちらにしてしまいました。
東京都交響楽団は、今年インバルの指揮でマーラーの全曲演奏を行うそうです。
うーーんこのオケ、素晴らしい音色。
昔から弦楽器の音色がとても綺麗でしたが、しばらく聴かない間に格段に素晴らしいオーケストラになっていたのですね、
都響 ♪
是非、都響のマーラー、聴いてみたい。 いくぞ!!
一糸乱れぬ小泉さんとの演奏。金管楽器も弦楽器も全力を出し切っての演奏でした。
チャイコフスキーを堪能した後は、大学生のブラスを聴きました。
若々しくて、心の底から元気をもらえるような、うれしい演奏、ありがとう。
聴き終わって、少し、遅いランチです。
会場でも色々と選択肢はあったのですが、
せっかくなので、GW の丸の内を散歩しました。
休みの日の東京、丸の内。
ここも、ぼくの大好きな場所です。
素敵な風が吹いています。
その中でも、三菱一号館美術館の裏庭になるこの場所は、
本当に、東京にいるとは思えない場所。
首都、東京に、ぽっかりと浮かんだ、オアシスのようなところ・・・。
丸の内、ブリックスクウェアーの " A 16 " さんで、ちょっと遅いですが、ランチを頂きました。
ほんとに、良い天気。
昨日から飲みたかったビールも最高です。
ここに集まった? 皆さんも、とても満足げ ^^
ピッツァ、ロマーノもとても美味しかった。
このお店の、ピッツァの生地、とっても美味しい。
良い一日。
東京って、良い街です。
GW のクラシツクのお祭り、ラ・フォル・ジュルネ、
東京フォーラム。
これからも、ずーーっと、続けて欲しい。
とても、素敵なGW を過ごしました。
ラフマニノフ、チャイコフスキー。
もっともっと、たくさん聴きたかった。
その反面、読響のラフマ2番、都響のチャイコ6番" 悲愴 " 、ぼくの人生の中で、忘れられない演奏・・・。
満足した2日間。
出かける前に書きかけの想い出・・・、仕事から帰ってきて簡単ですが、書き上げました。
ほんとに、素敵な演奏でした。今もラフマの2番Adagioを聴いています。
バタバタしていて、コメントのお返しも、ご訪問も滞っています。 m(__)m
今週末には休めると思います。それまで、すいません・・・。
" 2012/05/04&05 LaFolle Journee 2012 "