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雨と風の音と光と:20140814 [訪れたところ色々]

ようやくのお盆休み

のんびりと箱根の温泉に浸かってきました

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これまでのこと色々と露天につかりながら考えたりして


雨の音

トイから落ちる音

温泉の湯気   表面に映る優しい光

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時間をかけて 目をつぶって

ゆっくり 時間に身を任せたら とても心地よくなりました

それまで見えていなかったもの 感じていなかったもの

とても近くに感じました

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柄にもなくすこし疲れたので 笑

ブログはここで お休みにしたいと思います

明日は横浜も良い天気 相棒を連れて写真を撮りに行ってきます ^^

moz
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三菱一号館美術館ヴァロットン展:20140809 [絵画]

3月にビアズリーを唯美主義展で見て、

バルテュス展を4月に見て以来、美術展には行っていませんでした。

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友達と展覧会に行こうと約束をしていたのですが、友達のお母さんの具合が悪くしばらく行けそうにありません。

高校生の頃から色々とお世話になったお母さんです。

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一緒に行けるようになるまで、展覧会はやめようと思っていたのですが、そんなことはしないで行っての一言。

こだわるのもかえって良くないなと思い、今年3つ目の展覧会に出かけてきました。

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10時の開館時間に合わせ、

いえ、それよりも少し早めに家を出ました。

三菱一号館美術館がある東京丸の内近辺、休みの朝の感じはとても素敵です。

東京駅がすぐそばにあるとは思えない、静かで落ち着いた雰囲気、柔らかい優しい木漏れ日の似合うところ。

美術館に入る前に相棒の520を連れて30分ばかり散歩をしてしまいました。

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フェリックス・ヴァロットン(1865年~1925年)、
スイス出身、パリで創作活動を続けたナビ派に属する画家。ヴァロットン展、初めて見る絵画たちでした。
今年はバルテュスと言い、はじめての出会いの画家が多いです。

ヴァロットン展に行こうと思ったきっかけは、この≪ボール≫をポスターで見たから。
小さな少女が赤いボールを追いかけていて、とても可愛いなと思い実際の画を見てみたいと思いました。

確かに実物は可愛いと思ったのですが、

≪ボール≫ 1899年 オルセー美術館
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良く見てみると少女が追いかけている赤いボールの他に、左下の方に褐色のボール? がもう一つあるのを見つけました。

あれっ? どうしてボールが2つあるの?

そう思って改めて画を見始めると、可愛かった画が違って見えるようになりました。
時間とかパースペクティヴとかが一定でない感じです。
どこかゆがんだ感がして、これは単に可愛いと見る画ではないのかもしれない、ヴァロットンってそういう画家ではないなと思いました。


≪夕食、ランプ≫の一部分ですが、結婚したガブリエルと連れ子達とヴァロットンの食事の光景。ヴァロットン自身は手前に大きなシルエットとして描かれていて、正面に向かい合っているのは女の子。

ぱっちりと目は大きく開かれているのですが、何を見ているのでしょう? 虚ろな感じ?

食事を楽しんでいるようにも寛いでいるようにも見えません。

≪夕食、ランプの光≫ 1899年 オルセー美術館
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コの字型のソファで帽子をかぶりコートを着たまま、二人の男性と向い合っているシュザンヌは、娼婦だそうです。

≪貞節なシュザンヌ≫の飾られているところから、前の展示室の≪夕食、ランプの光≫の少女が、黒い目が見えました。

ぼくが見ているのではなくて・・・、

2枚の画から見られているような不思議な感じがしました。

≪貞節なシュザンヌ≫ 1922年 ローザンヌ州立美術館
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この頃の西洋の画家達の多くが影響を受けたように、ヴァロットンも日本絵画の影響を受けていたようです。

自信、浮世絵も何点か所蔵していたようで、今回それも展示されていました。画かれた画の中にも浮世絵が作中画として登場したりしています。

≪残照≫ 1911年 カンベール美術館
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肖像画、裸婦、静物画 etc etc ・・・、色々なジャンルの画が展示されていましたが、ヴァロットンの風景画も気に入りました。

上の≪残照≫は象徴主義の絵画のように思えます。 なぜだか惹かれてしばらく前にたたずんでいました。

きっとヴァロットンの風景画は見たままを画くのではなくて、一度心で咀嚼してそれから書き始めるのでしょう。

思いっきりデフォルメした木々は彼の得意な版画にも通じているように思えます。

≪カーニャの俯瞰的眺望≫は構図と言い色彩と言い、日本画の様でした。
ジャポニズムってある意味すごい。こんなにも影響を与えているのですね。

≪カーニュの俯瞰的眺望≫ 1921年 ローザンヌ州立美術館
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裸婦もヴァロットンの作品の中で数多く画かれたものだそうです。実際今回の展覧会でも、多くの裸婦の作品が展示されていました。

どれも特色のある作品ですが、アングルの画いた裸婦に質感も肌の画き方も etc etc ・・・良く似ています。

≪休息≫ 1911年 シカゴ美術館
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それもそのはず、ヴァロットンはアングルの裸婦を見てとても衝撃を受けたとのことです。この画、≪トルコ風呂≫もアングルの系譜をたどることができる感じです。もっともアングルのような異国趣味もないし女性の官能的な色気も感じられませんけれど。

犬がいたり、左手の女性は手拭のような模様のタオル?を持っていたり、外反母趾のような脚の女性もいたり 笑。

≪トルコ風呂≫ 1907年 ジュネーヴ美術・歴史美術館
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それにしても、どこかよそよそしさを感じる女性たち・・・。

ヴァロットンは裸婦を画く時、デッサンだけして、後はモデルなしにアトリエで画いていったようです。
また、時にはモデルもいなくて裸婦の写真をもとに画いていったとか。

そんなことも影響しているのかもしれませんが、裸婦画であるにもかかわらず、冷静でどこか冷めた感じがする女性たち。

裸婦画、男性にとっては最も美しくて、神秘的なカーヴ、究極の曲線です。そんなに冷静には画けないとは思うのですが?

≪赤い絨毯に横たわる裸婦≫ 1909年 プティ・パレ美術館
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ヴァロットンは若い頃、版画家として登場したのだそうです。

今回の展覧会の一つの目玉として、三菱一号館美術館が所蔵するヴァロットンの版画コレクションが展示されていました。 これだけシリーズものがちゃんと揃ったコレクションはないとのこと。

じぶんは版画というと、ビアズリーが好きなのですが、ヴァロットンの版画を見て、これもすごいなぁ~と思いました。

白と黒。大胆で、風刺がきいていて動きもすごく感じます。

≪学生たちのデモ行進 <息づく街パリ>Ⅴ≫ 1893年 三菱一号館美術館
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アングル、フレーミングアウト、デフォルメされたフォルム etc etc ・・・、素晴らしい。

≪街頭デモ≫ 1893年 三菱一号館美術館
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絵画とはすこし違うヴァロットンがここにはいました。

≪突風≫ 1894年 三菱一号館美術館
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今年3つ目の展覧会、いつもの年よりもずっと回数は少ないですが、ゆっくりと初めてのヴァロットンの絵たちと会うことができました。


美術館の中はとてもひんやりしていて、長くいると半袖一枚では寒くなるほどでした。展示室の入り口にはショールが置かれていて「ご自由にお使いください」との用意もあるほど。

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外に出て歩いていても、しばらくは暑さを感じませんでした。 ^^;

本当に暑い夏です。 そして、まだまだ続きそうです。

かき氷やスイカを食べるのも良いですが、三菱一号館美術館で冷え冷え~ !! になるのも良いかもしれません 笑

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フェリックス・ヴァロットン、

はじめて見た画家でしたが、≪ボール≫を見て気付いた様に、見終わってみるととても不思議さを感じる画家でした。

ナビ派の絵画はいくつか見たことがあり、その中には暖かさを感じるものがたくさんありました。でも、ヴァロットンの絵画は暖色系の色彩を使っていても決して暖かみを感じません。

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何かな? 不安感?

黒くてもやもやしたもの、
春樹さんの小説に登場してくる、どこか違う世界から不可思議な穴を通って暗闇から現れる小人や形の定かでない怪物のようなものたち、そんなものが静かに息をひそめどこかに隠れているかのような・・・。

生きているだけで不安になるような何か。 明日への不安、存在することさえの不安・・・。

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また、ヴァロットンの作品には女性がたくさん画かれていますが、

手放しで可愛いとか、 綺麗とか、

または色っぽいとか、エロスを感じるとか、

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そんな女性は感じられませんでした。

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潜在意識の中に人に対する不安感があるのかな?

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女性に対しての不安感なのかな?

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資産家の娘である3人の子連れのガブリエルとの結婚生活はどんなものだったのでしょう?

幸せだったのかな ? ヴァロットン。

どうして、前の恋人と別れたのかな?

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ヴァロットンの画、不思議でよく分からなくて、今ももやもやしています。

見たらよけいに分からなくなって、底なし沼に脚を踏み入れたかのようです。

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バルテュスを見た時もそうでしたが、良き時代の絵画たちとは違って、現代に近づくにつれて複雑になって、違う視点を持たないと絵画たちと話ができないのかもしれません。

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美はやはり色々なものが混じり合っているのかな。

バルテュスとかヴァロットンとか、これらを十分に鑑賞するには、画と一枚一枚話をするには、感性を磨くこと、色々なものを見たり聴いたり知識を得たりすることも大切なことなのだと、改めて思いました。

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今年も早、折り返し点を過ぎてしまいましたが、季節は秋と冬に向かっていきます。芸術鑑賞の季節ももうすぐです。

これからはコンサートだけではなくて、もう少し展覧会へも足を運びたいと思います。

友達とも、また一緒に展覧会に行って、帰りに美味しいビールを頂きたいです。 ^^v

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ヴァロットン展を見た後、ブリックスクエァのエシレで久しぶりにクロワッサンを買ってきました。

午前中ならまだ売り切れていません。 

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ここのクロワッサン、やはり美味しいです。 

心の栄養と一緒に、やはり体にも栄養。 ^^


展覧会のことと東京丸の内界隈の優しい光たちの余韻に浸りながら、そして、少し消化不良のヴァロットンの画のこと
もう一度考えながら、ワインとチーズと一緒に頂きました。

謎が深まるのはますますいい? 笑

" 2014/08/02 Mitsubishi 1gokan Museum Valloton "
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墓参りと岡谷観光荘のウナギ&かもめのジョナサン完成版:20140726 [訪れたところ色々]

ずっと気になっていたのですが、実現できていなくて、

いつも申し訳ないと思っていました。

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先日、母と会った時に、この日に一緒に行こうと決めて、ようやく父のお墓に行くことができました。

やはり思っているだけではだめで、言葉に出してちゃんと決めないといけないものですね。

父はぼくの小さい頃に亡くなっています。それから何回も通っている信州のお墓。
もう少し近いと、もう少しはお線香をあげに来られるのですが。 ちょっと言い訳っぽいかな?

草がボーボーでしたので、引っこ抜いて、綺麗にして、お線香。

この前来た後のこと、
それ以降のことを父に報告しました。 娘のこと、仕事のこと、その間に起った色々なこと etc etc ・・・。  
なんだか、こころも幾分軽くなったような気がしました。

また、来るから・・・。

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お墓に来た時に寄るのはここです。

鰻を全部食べてしまいます。 骨も頭もです。 ビールのつまみに最高です。

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岡谷観光荘さん。

ここの鰻は、祖父も好きだったもの。 

小さい頃に良く連れて来てもらいました。その当時は梁が(川の中に木や竹ですのこ状のものを作ってそこにかかった魚を捕ります)まだあったなぁ~。
きっとその時食べた鰻は天竜川の鰻だったのだと思います。

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東京や横浜で食べる鰻とは違っていて、蒸さずにそのまま焼いて出してくれます。都会の上品な鰻と違ってワイルドで?
ふわふわで美味しいです。
たれもウナギのかば焼きって感じの少し甘めの味付け。

普通のたれに加えて、わさびだれと言うのがあって、わさびかピリッときいていて、このたれで頂いても美味しいです。

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じぶんにとっては、子供の頃からの懐かしい味です。

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今度は娘を連れてこないといけないな。

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デザート、

この日は山梨の叔母の家に泊めてもらうことになっていましたが、向かう途中で冷たいもの。

出かけると、よくその場所のご当地ソフトクリーム? を頂きます。ご当地ソフトクリームも色んなものがあっておもしろいです。

信州らしく、しゃきしゃきのリンゴソフトを頂きました。甘酸っぱくて、とっても美味しかったです。今まで食べた中でも三本指に入るかも?

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お墓参りも済ませ、美味しい鰻とリンゴソフトを頂いて身も心も満足 笑

アカマツ林に夕方の光が差し込んでいました。 ひっそりとした大気、きれいな風景。 ゆっくり写真を撮りに来たいな。

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叔母の家のそばの果樹園のブドウはだいぶ大きくなっていました。

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もう少し経つと美味しくなります。

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晩御飯は、叔母が育てた夏の野菜たち。

キュウリ、ナス、トマト、オクラ、しし唐、紫芋 etc etc・・・。 テレビで、隅田川の花火大会と27時間テレビを見ながら、
スーパードライで美味しくいただきました。

夏の野菜も大好きです。何よりのご馳走。

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山梨ですけれど、甲府からは少し離れていて、小高い丘の上にある家なので、エアコンというものがありません。

窓を開けておくと涼しい風~ ^^

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ゆっくりと眠ることができました。

下界ではきっとこの日も蒸し暑かったことでしょう? 笑

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本を一冊持っていったので、叔母の家のテラスに椅子を持ち出して、南アルプスを眺めながら読書です。

朝起きた頃は水蒸気? で少しぼんやりとしていましたが、南アルプスは緑の夏の姿を少しずつ見せてくれました。
涼しい風と一緒に読書できるなんて最高です。 ここなら何冊でも本が読めそう。

リタイアしたら、ここに住まわせてもらおうかな? 笑

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叔母の家の猫、ミーとは仲良くなるにはもう少し時間がかかるのかもしれません。

この猫、人見知りします。

叔母以外だと、一定の距離を保っている。 

少しだけこの前よりも縮まった気はしますが、もうちょっと。 
本を読んでいる間、お気に入りの決まりの場所で、寝転んだり毛繕いをしていました。

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読んだのは、リチャード・バックの「かもめのジョナサン」。

もうずっと昔ですが、夏休みに田舎の祖母のところで過ごしている時に、岡谷の本屋さんでこの本を買って読みました。
粗筋さえ忘れてしまったけれど、あの挿絵のかもめの姿だけはずっと覚えていました。

何十年ぶりですが、「かもめのジョナサン」の完成版が出版されたと聞いたので、買っておいたものです。

今までは Part Three まででしたが、新たにジョナサンが去った後のことが書かれた Part Four が加わりました。

正直、全然覚えていなかったので、まったく新しく読んだのと同じです。


食べるためにだけ飛ぶのではなくて、かもめは飛ぶことそのことに対して真剣に取り組める・・・、そんな風変わりな考え方を持っているジョナサン・リビングストン。 いつか群のだれよりも早く遠く飛べるようになるのですが、風変わりなことをする者ははじかれるもの。
おきてを破ったとのことで、群から追放されます。

それでも、飛ぶことを極めたいジョナサンは飛行の研究をし続けます。あるとき、白く輝くかもめたちが現れて、ジョナサンを未知の世界へいざなっていきます・・・。

お話自体は、仏教とか道教とか・・・そんな感じもします、ぼくは読んでいてヘッセの「シッダールタ」を思い出しました。

本にはに何ページもカモメの写真が挿入されています。
見ていると、飛ぶこと・・・、極めるってこと、皆と同じでなくてもいいよな・・・、何より飛べたらいいな。

風、
頬を涼しげに風が吹き抜けていきます。 今度はちゃんと粗筋も覚えました。 笑

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お土産に、超辛口の日本酒を買って来ていたのを忘れていました。

さっき冷蔵庫を開けたら、ちゃんと鎮座していました 笑

昨日は、久しぶりに展覧会、東京の三菱一号館美術館のヴァロットン展を見てきました。おもしろかったので、ブログにもアップしたいと思っています。
版画ではビアズリーがとても好きですが、ヴァロットンの版画は白と黒が大胆。これも素敵でした。その他、もちろん絵画もです。
が、今日は一日、のんびりと部屋で過ごしています。

オーケストラが聴きたいので、懐かしいアンドレ・クリュインタンスのベートーベンの交響曲全集(廉価版でEMI からレコードが出ていました)を聴いています。今、第6番「田園」也。

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これから冷えた日本酒も頂きながらベートーベン三昧です ^^


" 2014/07/26~27 Nagano & Yamanashi &Jonathan Livingston Seagull "
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札幌と神戸に行ってきました純連&白樺山荘&会さん:201407 [訪れたところ色々]

暑い毎日が続いています。

外を歩くと汗が噴き出してきて、アイスクリームのように溶けてきてしまいそうなほどですが、

でも、夏は嫌いではありません。

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気が付けば8月。 

トウモロコシ、オクラ、キュウリにナス、美味しいです。  夏の野菜たち最高です。

それに、ギンギンに冷やしたビールももちろん ^^v

食べ物だけではなくて、夏にしかできないこと、夏にしか撮れないものも色々とあります。

大好きな夏、8月、これからたくさん楽しみたい。

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そんな夏、

先月となってしまいましたが、7月に出張で札幌と神戸に出かけてきました。

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先ずは札幌です。

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札幌は素敵な街。

もしもどこかに引っ越すのなら、絶対候補にあげる街です。

朝の札幌の地下街、この雰囲気、東京の地下街とも違っているし、落ち着いていてちょっとサイバーチック。
ここで、展覧会とかイベントをしても面白そうです。

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札幌に来れば楽しみなのはラーメン。

札幌から少しだけ脚を伸ばして、地下鉄南北線で澄川駅まで。

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味噌ラーメンは何軒か食べ歩きをしましたが、札幌に来たら絶対に寄りたいお店、純連さん。

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味は濃いめ、油のまくがあって時間がたっても熱々です。

野菜の旨みと味噌の味わいが絶妙にバランスが取れていて、メンマにモヤシと玉ねぎのしゃきしゃき感がとっても良い。

麺はしこしこ、こしがあって中太の縮れ麺、森住製麺さん  ^^

値段は、20円値上げされていました。 消費税等の影響なんでしょうね。
でも、このクオリティー、許してしまいます。 笑

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仕事が済んで、空港で少し時間があったので、もう一杯、味噌ラーメンを頂きました。

白樺山荘さん。 白樺山荘さんは、ぼくはあと、南平岸とラーメン横丁、ラーメン道場の3店舗でも頂いたことがあります。

雪が降っている寒ーーい冬に頂いたラーメン横丁での一杯が特に美味しかった。 夏ももちろんですが、札幌の冬の時期に頂く味噌ラーメンは最高です。
やっぱり気候に合った味なのでしょうね。

白樺山荘さんの麺も森住製麺さん。 ここの麺は美味しい。


2種類の味噌のブレンド、純連さんよりは少しあっさり目ですが、それでもスープは色々で調合されていてうまーーい。 
お腹はいっぱいのはずなんですが、最後までスープをついつい飲み干してしまいます。

ここの味噌ラーメンも札幌に来たら絶対に食べたい味です。

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純連さん、白樺山荘さん、気に入っているお店の味噌ラーメン、両方頂いてしまいました。

ちょっとお腹に入れすぎですが、久しぶり。 十分に楽しませてもらいました。

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帰って来て、サッポロクラシックでお疲れ様~ ^^

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続いて神戸に出かけました。

神戸はほんとーに暑かったです。 30分くらい外を歩いていたらハンドタオルは汗でびっしょり。

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それでも、2度目のN700Aに乗ることができたし(グリーン車ではありません ^^; )

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神戸港では、修理中? たぶん海上自衛隊の潜水艦なんだと思います、会うことができました。

普段見られないものと出会えるのもうれしい。

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昼は神戸駅のそばの「ラーメン会」さんに行きました。

ブログでお世話になっているばー助さんのところで教えて頂いたお店。

色々と種類がありましたが、ここは初めてのラーメン屋さんでの選び方。  券の販売機の向かって左の一番上のメニュー。

鶏豚節ラーメンにしました。

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名前の通り、鶏と豚のスープにサバやウルメイワシ、煮干しなどの魚介のダシを合わせたラーメンです。

合わせてあるだけにとても奥深い味わい。 
それと、魚介系だからなのでしょうか?  独特のスモークのような風味も。 うん、これ、結構病み付きになるお味かも?

麺は細めのストレート麺でした。スープに良くあっています。

神戸のラーメン、「ラーメン会」さんの一杯も美味しかった。

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朝早く出て、日帰りで、ほとんどの出張は帰ってきます。 
少し疲れますが、それでも色々なものに出会えるし、知らない通りを歩くだけでも楽しいし、何より、食べたことのないものやそこでしか頂けないものを、決して高いものではないですが、頂くことができるので、出張も悪くはないかなぁ~。

でも、この時期はいつもより余分にタオルを持って、あとペットボトルは忘れてはいけません ^^

今日もこれから出かけてきます。関東なのでそれほどは遠くはないけれど、昼過ぎは天気はあまりよくないみたい。
雷雨とかにならないとよいのですが。

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横浜、うちの近所でもラーメンいただきました。

札幌と神戸で頂いたら、地元の横浜家系ラーメンも食べたくなりました。

家系ラーメンも美味しいです。 笑

" 2014/07 Sapporo & Koube "

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もう一度鎌倉八幡宮の蓮です&もう少し休みたい ^^; :20140725 [鎌倉]

金曜日は一日お休み。

2回続けての3連休です。

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ものすごく暑くて ( 外を歩いていると空気の密度を感じますね ) 、

少し疲れてきた体にも優しいし、
忙しくて相変わらずバタバタしていて、 落ち着きなく波の様にざわざわしている心にも良いお休みです。

神戸の出張もあって疲れていたので、金曜日はおとなしくしていようと思ったのですが、

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目が覚めて、ビリスの新譜のベートーベンのピアノコンチェルト3番を聴きながら、ゴールドブレンドを飲んでメールのチェック等をしていると・・・、

休みの日のコーヒーって、どうしてこんなに美味しいのでしょう?

右側の窓からは黄金色の朝日が差し込んできました。

夏でも・・・とっても朝日はやさしいです。

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おーい、出かけないの~ ?

この光にあたってしまうと、いてもたってもいられなくなるもの。

デバッグに510と520を突っ込んで、汗拭きタオル、ハンドタオルとハンカチサイズで2枚、それから文庫本は春樹さん。
Walkmanと鍵をポケットに入れて飛び出しました。

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出かけるつもりがなかったので、少し遅めの出発です。

鎌倉の小町通りは開店前の準備の時間。まだ目覚めたばかり。


この日気になっていたのは八幡宮の蓮。一度見てその後がとても気になっていました。

蓮を見に行くには、少し遅くなってしまったかな? 急ぎ足で小町通りを歩きます。

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この前来た時はつぼみばかりで、花はちらほらでしたが、

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この日は見頃 ?

源氏池、平家池、たくさんの白とピンクの花たちが咲いていました。

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八幡宮では、子供たちが、

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保護者の方達と写生をしていました。

基本、土日等休みの日にしか来たことがないのですが、ウィークデーだとこんな感じなんですね。 いいな。

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そう言えば・・・、

娘が小学生の頃、

横浜港の氷川丸の写生大会に一緒に行ったことがあります。

そうそう、
なぜか大会運営委員会の賞もなぜか? 頂いたことも思い出しました。 賞状も頂きました。

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ちょこっと、娘の絵を画くのを手伝ってしまいましたが。 ^^;

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トンボがたくさん飛んでいます。

色んな種類のトンボたち。 糸トンボは小さいので、他のトンボが通り過ぎると、ほっと蓮の葉っぱの上、なのかもしれません。

ゆっくり休めるといいね。

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金曜日、

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ウィークデーの鎌倉の早朝。

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申し訳ないのですが、みなさんが働いている時に

純白のすごく綺麗な真っ白の蓮たちと一緒にいられるのって、すごく贅沢な気分です。

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休みだと混雑している観光地の鎌倉、八幡宮。

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ウィークデーは別の顔。 夏の日差しもゆっくり落ちてくるような感じがします。

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子供たちと、お母さんたちの優しくて、暖かくて、

ちょっと真剣な時間。

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あの、

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少し、手伝っても大丈夫です。  

たぶん。

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鎌倉鶴岡八幡宮の2014年の蓮、白い蓮、

純白の色彩、
とっても素敵な色でした。 とても好きです。 鎌倉の朝の光があたると、花弁の中から光を発しているよう。
連れて行ったビリスのベトPコン3番も良かった。機会があればブログにも改めて書きたいと思います。

去年は工事中で、フラストレーションが少したまってしまっていましたが、純白の八幡宮の蓮、ピンクの蓮は素敵な色彩です。

今年は、ちゃんと、鎌倉花暦の一ページ、 

十分に楽しませていただきました。

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小町通りも目覚めたもよう、
でも、まだ寝ぼけているのも 笑


いつもここに来るとのぞいてしまう手拭屋さん 「くるり」さん。 

通り過ぎようと思ったら、目についてしまった一枚。

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ぼくの手拭コレクションに2014年夏です。

「ほおずき」 が加わりました。 ほおずきと、風鈴が気に入りました。

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お腹が空いたので、これも鎌倉に行った時の定番です。

湘南の味、

大船軒、鯵の押し寿司を買ってきました。 遅いけれど美味しい朝食です。

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鯵の押し寿司とビールと

美味しくいただきました。

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この後、

日曜日から、父のお墓にお参りに行きました。 久しぶりのお墓参り。

草がボーボーでしたが、すっきり綺麗に引っこ抜いて、色々なことを報告してきました。 もう少し近いといいのですが。


ただ、生まれ故郷、たまに訪れるのはとても良いことですね。 母と叔母と、のんびりしました。


涼し風、夏の南アルプスと、甲斐駒ケ岳。 ゆっくり寝ることもできました。 美味しい鰻もいただいたり ^^v

これはまたアップしたいと思っています。

やりたいことはできたけれど、3日間では足りません。 ^^;

" 2014/07/25 Kamakura Hachimangu "


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北鎌倉東慶寺&ile de TERRASSE:20140712 [鎌倉]

ようやく辿り着いた3連休。

札幌にいたかと思うと六本木、
名古屋にいて、帰りの新幹線で駅弁の手羽先をかじりながら黒ラベル飲んだりしていました。

なぜか? しめくくりはドームで都市対抗とか?

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それでなくても時間の流れが速いなと思っているのに、疾風怒濤、シュトゥルム・ウント・ドラングの一週間。

そうそう、この前テレビを見ていたら、時間の流れる速さは、年齢の平方根に比例するとか?

10歳の時に比べると、40歳で2倍、60歳で2.4倍になるようです。なるほど、なんとなく納得です。

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この3連休は特に予定もないし、昨日の帰りには成城石井で安いけれど3本の赤ワインを買ってきました。

HMV から送ってきたCD も

≪ ビリス グラムフォン録音20枚組 ≫  大好きなビリスが20枚も ♪
≪ ボレット ショパン 24の前奏曲 ≫   ボレットのショパンは初めて聴きます。
≪ ディーリアスの管弦楽集 ≫  昔からイギリスの作曲家ディーリアス静かに?好きなのです 笑
≪ ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団 ショスタコーヴィチ/チャイコフスキー交響曲第6番 ≫ 6番の聴き比べ。
≪ ビリス ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番/第4番     ビリスの新譜楽しみ。
≪ アリシア・デ・ラローチャ シューベルトソナタ第13番/第21番 ≫ 13番は可愛くて大好き。

まだ聴いていないものがたくさんあります。 ワインを昼間っからちびちびと飲みながら、のんびりクラシックタイムを楽しみたいと思います。

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天気がよくなったら相棒を連れて出かけたいと思いますが、

とりあえず、先週の土曜日に出かけてきたときのことをアップします。

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忙しいと、たくさんの人に会ったりすると、

その反動でしょうか? 休みの時は一人でいたくなるもの?

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朝起きて、ゴールドブレンドだけ頂いて、この日は北鎌倉へ出かけてきました。

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東慶寺は暑いですが、人がいなくてとても静か。

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北鎌倉も紫陽花の季節が一段落して、いつもの静寂さを取り戻していました。

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木陰でひっそりとギボウシ

オレンジ色のヒオウギズイセン

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白と藍色のキキョウ

時はじぶんの年だと、2.何倍かで流れていくはずですが、夏の花たちの色彩をファインダーから見ていると、その間だけわずかですが、ゆっくりと流れてくれるようです。

普段見えないときの流れを感じることができるようです・・・。

ときって空間って何って時々思うのですが、人間が便宜上作り上げた概念なのでしょうか? それともときはそもそも存在していて、本能的にそれを感じ取っているものなのでしょうか?

わたしたちの時間は過去から未来に流れますが、その逆もあるかもしれないとのこと・・・。なるほど、そういう世界があってもおかしくはないのですね。

静かな空間で一人でいると、普段考えないことを考えたります。

答えは出ないけれど、色々と考えるのも楽しいです、こういう時も大切にしたい。

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この時期は、とりたてて目立つ花はないけれど、どれもひっそり、でも凛って咲いています。

光の当たる緑色もくっきりと清々しく、素敵な色合いです。


東慶寺、ゆっくりとした時間を過ごさせてもらいました。 こういう時間はやっぱり一週間に一度は持った方が良いなと思いました。

脳みその違う部分が働くような気がします。 笑

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そして、

北鎌倉から、みなとみらい赤レンガへ。

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Khatia Buniatishvili のMotherland を聴いていて、なんとなく母と会いたくなりました。

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土曜日に桜木町で待ち合わせてランチを一緒にすることに。

駅の改札で母と娘と待ち合わせて、赤レンガへ。

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それから、汽車道の " ile de TERRASSE " さんに。

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チョイスランチ、
前菜とメイン料理をいくつかの中から選べるランチを頂きました。

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ぼくは前菜はお店自慢の " 田舎風パテ " (これだけでもお腹いっぱい?)

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メインは " 牛バベットステーキ 温野菜のジャルダン ドゥ レギューム " というのを頼みました。

たまにはがっつり、肉尽くしで !!

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母と娘も、海老とか白身魚のポワレ etc etc ・・・、好きなものをチョイスして頂きます。

パンとデザートも、話しながらペロリ。

普段はこんなに食べない母も一人前完食です。

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静かな雰囲気だし、明るくて開放的なロケーション。

ゆっくり時間をかけて、久しぶりの話をしながら美味しくいただきました。

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ナイフとフォークの食事は休みの日はあまりしたくはないのですが、ここのランチタイムならゆっくりできるし明るいし、
ビールも美味しく飲めるので大丈夫です 笑

もちろん、ビールも何杯か頂きました。

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お腹いっぱいで、この日は夕食抜き。

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でも、帰りに見つけた " あげぱん " のワゴン車には後ろ髪をぐいぐいと ^^;

懐かしくて、良い匂いで、買って帰ってくればよかったです。

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Moterland 聴いて母に会って、来週は父のお墓参りに行くことにしました。

これも久しぶりになってしまいます。きっと草がたくさん生えているんだろうな?

虫よけと軍手を用意していきます。

" 2014/07/12 Kitakamakura Tokeiji & ile de TERASSE "
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猫弁と指輪物語 & 鎌倉妙本寺のノウゼンカズラ&八幡宮の蓮の具合:20140706 [鎌倉]

一作目が売れたので、

「続きの作品を」ということが良くあると思いますが、一作目が素晴らしければ素晴らしいほど、なかなか前の作品を超えるのは困難なのだと思います。

それで、映画も、音楽も小説等も、二作目が素晴らしいというものは少ないのかもしれません。

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続きものの小説を読んだときにも良く思います。

でも、つい最近読み終わった「猫弁」の三作目「猫弁と指輪物語」は以前の一作目と二作目と比べても、一番良い作品かなと思いました。

まだ、読んだ後の暖かい感じが心に残っています。

そんな、読書後の余韻を残したまま、7月6日の日曜日、家を朝7時過ぎに出発して鎌倉へと向かいました。

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気になっていたのは2つ。

妙本寺のノウゼンカズラと鎌倉鶴岡八幡宮の蓮たちです。

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前日の雨、
のんびりゆっくりさせてくれた雨も上がって、鎌倉も朝から良い天気でした。

朝の妙本寺の感じ・・・やっぱりいいです。

この日も、大好きな木漏れ日の下、犬を連れて散歩されている方たちがいらっしゃいました。
静けさの中、毎日散歩できるなんて素敵ですね。

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妙本寺のノウゼンカズラは・・・、

時期的に少し遅かったのでしょうか? 山門を入って向かって左側のノウゼンカズラは大分花が落ちていました。
右側は咲いてはいますが、花の数は少なめです。

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それとも、雨のせい?

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初夏の妙本寺の雰囲気は鎌倉の雰囲気の中でも気に入っているものの一つ。

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ここの広い空間の、空気の感じというとおかしいのかもしれませんが、

その質量を感じる中、
オレンジ色のトロピカルな花を、緑の葉っぱとの間に咲かせるノウゼンカズラは、とても似合っています。

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今年も、咲いている間に訪れることができてよかった。 週末ブロガーのじぶんです 笑

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次は八幡宮の蓮へ。

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確か、八幡宮の池、昨年は工事をしていたのだと思います。

それで、いつものような源平池全体に咲く蓮は見ることができませんでした。

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今年はどうなのかと心配していました。

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行ってみれば、

源氏池も平家池も緑の大きな蓮の葉っぱで覆われていました。

どうやら今年の八幡宮の蓮は例年通り、綺麗な純白色とピンク色を見せてもらえそうです。

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肝心の蓮の花は、こちらは少し早かったようで、ちゃんと? 咲いているものは数は少なく、写真もあまり撮って来ることはできませんでした。

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つぼみはたくさんあったので、今週末辺り、台風は心配ですが、見頃かもしれません。

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気になっていたノウゼンカズラと蓮の具合を確かめることができたので、麩饅頭でもお土産に買って帰ろうと小町通り。

小町通りはようやく目覚めたところ。 開店準備の店がちらほら、長嶋屋さんはまだ開いていません。

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人力車のお兄さんたちも、小町通りの清掃中。始業前の職場の掃除 ?

こういう光景を見ると、鎌倉の人力車のお兄さん達に向ける眼差しは、尊敬の眼差しに。

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人っていいな。暖かいこころ。

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猫弁、

テレビでドラマ化されて特別番組で放映されたものを見て良いなと思い、それから文庫本を買いました。

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吉岡秀隆さんが主人公の百瀬太郎、猫弁、猫の弁護士(動物関係の事案を多く手がけテレビにも取り上げられたことから猫の弁護士=猫弁と呼ばれるように)を演じていて、
もじゃもじゃのくせっ毛、
丸渕のメガネ(おじいさんの形見)、
悩むと前頭葉に空気を入れるために上を向くくせ、

ぼくから見るとドストエフスキーの白痴のムイシュキン公爵の様な無垢な心、放っておけない独特の世界を作っていました。

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本も設定は少し変わっているものの、ドラマの雰囲気のまま、とても良い感じ。 

その世界が気に入って二作目も三作目も読みました。

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今回の三作目は登場人物たちの心の描写が素晴らしく、出てくる人たちがみんな善意の人たちで、
読み終えても心がぽかぽか。

婚約者、大福亜子とのなかなか進捗しない結婚話もどうなるのか興味津々で、続きが楽しみです。

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一冊数百円の文庫本、

夏ですが、懐炉を入れている様にこころはぽかぽか、まだ暖かい。

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そろそろ読む本がなくなってきたので、今週末は本屋さんにも行きたいと思います。

Amazon で買うことはできますが、本はやはり本屋さんに行って、店員さんのポップを見ながら、そして、あれこれと迷いながら買うのが楽しいです。

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台風の具合はどうなんでしょう? 土曜と日曜、色々とやりたいことがあるのですが。

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相棒たちを連れて、写真も撮りに行きたいし・・・。

" 2014/07/06 Kamakura Myohonji & Hachimangu & Nekoben "
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Khatia Buniatishivili " Motherland "を聴きながら・・・今日は梅雨らしい天気です_異人館の後は元町を歩きました:20140629 [横浜街歩き]

起きてみれば しずかな雨

雨の朝もいいな

出かけようと思っていましたが パジャマのまま  ^^;

気に入りのカップを取り出して のんびりとコーヒーを頂きます 

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CD は

この前の散歩も一緒だった カティアさんの( KHATIA BUNIATISHIVILI ) " Motherland "

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現役の若手のピアニストでは、一番気に入っている彼女の3枚目のアルバムです。

・J.S.バッハ/エゴン・ペトリ編:カンタータ第208番~アリア「羊は憩いて草を食み」
・チャイコフスキー:四季 Op.37b~『10月』
・メンデルスゾーン:無言歌 嬰ヘ短調Op.67-2『失われた幻影』
・ドビュッシー:月の光
・カンチェリ:When Almonds Blossomed
・リゲティ:ムジカ・リチェルカータ第7番
・ブラームス:3つの間奏曲 Op.117~第2番変ロ短調
・リスト:子守歌 S.198
・ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 Op.72~第2番ホ短調
・ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
・ショパン:練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7
・スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 Op.2-1
・D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380
・グリーグ:抒情小曲集 Op.57~第6番『郷愁』
・トラディショナル/ブニアティシヴィリ編:Vagiorko mai / Don't You Love Me?
・ヘンデル/ケンプ編:組曲ト短調 HWV.439~メヌエット

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静かな雨音

メランコリックな短調の  優しいピアノの音色たち

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このアルバムも大好きになりました。

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" Motherland "

はじめは彼女にとっての母国である、グルジアのことを思って弾いているのかと思いましたが、

聴いていて、そうではないことに気が付きました。 

ノスタルジック・・・、誰もが持っている祖国への、Motherland への郷愁、懐かしさ、暖かさ、思った時のほろ苦いような・・きゅんとするような切なさ、etc etc ・・・。

そんなものを弾いてくれているんだと、気が付きました。  静かな雨の朝に とっても心にしみるのだと。


聴いていて、最近電話だけ

しばらく会っていない母のことを急に思い出したり・・・。


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17曲とも素敵ですが、

ドビュッシー、ブラームス、ラベルは特に美しいです。 透明感、そして弱音がとても愛しい。

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明日雨が上がれば

また一緒に散歩に出かけたいと思います。

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コーヒーを飲みながらのカティアさんの話ばかりになってしまいましたが、

雨が降っていて写真が撮りにいけないので、

この前の散歩の続きをアップしてしまいます。 ^^;

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街全体ではなくて、一部分だけしか写してきませんでした。

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それでも

電線にも 青い瓶にも繰り返しのリズム

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光と影と

お酒と 写り込んだ青空と

ビッグマック?  可愛い豚と黒い犬 etc etc

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一つ一つがみんな 元町です

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コーヒーを美味しく頂いて そろそろビール 

明日は 雨が上がるとよいな

" 20140629 Yokohama Motomachi & Khatia Buniatishvili Motherland "
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日曜日のことです_雨はやんだのでブラフ18番館:2014-06-30 [横浜街歩き]

日本フィルとPietari Inkinen とのコンサートの余韻

ブログをアップして 焼きたてのクロワッサンといれたてのコーヒーの香り

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気が付いたら 雨は止んでいました

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窓から 

濱の街に降る雨の音 とっても落ち着く音

雨の音って 音って



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雨が上がってくれたら 相棒を連れて 写真を撮りたいと 思っていました

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しばらく 相棒たちとちゃんと 付き合っていません

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散歩を始めたころは もっともっと ワクワクしながら

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相棒たちを連れて 散歩をしていました

もっともっと 見るものが きらきらきらきら 輝いて 

ファインダーからの新しい世界が とても楽しみでした  

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初めての花の名前を調べて 

なるほどって

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世界が どんどん 広がって



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写真を撮るのがうれしくて



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カメラって

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写真って

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やっぱりいいな

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音楽を聴きながらの 散歩は

僕の散歩の原点

雨上がり

大好きな KHATIA BUNIATISHIVILI さんの新しいアルバムを聴いていました

こころに しみてます

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横浜異人館 ブラフ18番館

お気に入りの異人館  誰もいなくて  

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ゆっくりと

少しだけ じかんも ゆっくりと

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流れていたのかも

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ひと時

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久しぶりに 相棒たちと 一緒

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素敵な時間を

ありがとう 

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もっともっと

ファインダーを覗いて

少しだけ ゆっくりと流れる時間を相棒たちといっしょに


へたくそでも いいや ^^

" 2019/06/29 Bluff No.18 & Nice My Times "
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Pietari Inkinen 日本フィル第661回演奏会 Mahler Symphony No.6:20140628 [音楽]

本年7度目のコンサート。

今年は展覧会よりもコンサートに足しげく通っています。 ずーっと以前は? 一ヶ月に2度くらいはライヴの音楽を聴いていたけれど、こんなに聴けているのは久しぶり。

SACD とかの音はとても素晴らしいですが、ライヴのヴァイオリンやホルンの音ってその数倍素敵です。やはり一期一会の音に敵うものはないな。

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6月28日(土)、チケットをゲットしておいた、日本フィルのコンサートへ行ってきました。

新橋で銀座線に乗り換え、溜池山王から歩いて6分~7分で久しぶりのサントリーホール。

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あいにくの雨模様です。 
早めに着いたので、サントリーホールの周りも散歩したかったのですが、仕方ないです、そそくさとホール内に入りました。

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じぶんは交響曲を良く聴きますが、その中でもMahler の第6シンフォニーは大切な曲の一つです。

色々と聴きましたが、中でも気に入っているのはバーンスタインとマイケル・ティルソン・トーマスの録音。

マイケル・ティルソン・トーマスはバーンスタインの弟子なので、演奏スタイルは似ているのかもしれません。ただ、バーンスタインのは、世紀末のどろどろとした欲望と熟し切った果実のような甘美さと危うさが感じられるのに対して、ティルソン・トーマスのはもっと繊細で洗練さを感じます。

今気に入っているのは、ティルソン・トーマス。
この演奏は9.11同時多発テロの直後に録音されたとのこと。
第1楽章のアルマのテーマも第3楽章のアンダンテも本当に美しいです。

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さて、Pietari Inkinen 、ナクソスのシベリウスの演奏に出会ってから気になって仕方なくなった指揮者です。
3月にシベリウス交響曲第2番を聴いて以来2回目のコンサート。

最初はシベリウス: 交響詩≪夜の騎行と日の出≫op.55 の演奏でした。
Inkinen のシベリウスはご当地ものだけあって(フィンランド出身です)、のびのびとしていて素敵な演奏。夜がギャラップしている様子がイメージできます。
Inkinen のシベリウスは良いな。
日本フィルとのシベリウスの全集もこの後リリースが予定されているようです。楽しみ ^^

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そして、マーラー : 交響曲第6番イ短調 ≪悲劇的≫

一時間半くらいの演奏時間を要する大作です。マーラーの中では最も古典的で形がきちっとしている曲。

書いたように、好きな所が2か所あります。
一ヶ所は第1楽章の「アルマのテーマ」と呼ばれている旋律のところ。ちなみにアルマってグスタフ・マーラーの奥さん。
奥さんのことを思って書いた曲なんだと思います。日本人ではきっとしないこと 笑

Inkinen はこのテーマが初めて出てくるところを(曲の中では何度も繰り返されます)、十分にためにためて、思い入れたっぷりに演奏してくれました。
この瞬間、この演奏、良いなって実感しました。事実、第1楽章は緊張感がありとても素晴らしい演奏でした。

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そして、第3楽章のアンダンテ。
マーラーの中で、これも二つなんですが、聴くたびに背骨の辺りがふるえてしまうものがあります。一つは交響曲3番の旋律、そしてもう一つがこの6番のアンダンテの後半の部分、弦楽器がなくところ・・・その旋律です。

聴くたびにこころと背骨がふるえます。

Inkinen 聴かせどころを良く知っています、こころの琴線がこらえ切れる、ちょうどそのあたり、日本フィルの弦楽器もとても美しい。

2回目、シベリウスを聴いてマーラーを聴いてみました。
まだちゃんとは分からないけれど、Inkinen おもしろい指揮者だと思います。

今回の6番はテンポは遅めにとって、情緒たっぷりに歌わせるところは歌わせて、でもそれに流されるところはない。
結構、計算して音楽が作られている感じがしました。

マーラーとしてはどちらかというとすっきりとした演奏だったかもしれません。

日本フィルも素晴らしい演奏で、金管楽器のパワーもすごかったです。

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マーラー良いな、6番良いな~ ( 帰ってからまた復習をしてしまいました。 笑 ) 。

演奏が終わればブラボーの嵐。うーん、良い演奏会でした。満足 !!

余韻に浸りながら、ビールと軽めのつまみで一杯 ^^ これはまた最良の時間です。

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Pietari Inkinen もう少し聴いてみたいので、11月の演奏会のチケットも早速ゲットしました。

11月、今度はマーラーの7番です。

7番はマーラーの中で一番の難曲?
あまり聴かないし、じぶんの中でまだ消化できていません。 Inkinen がどんな演奏を聴かせてくれるかとても楽しみです。

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日曜日、今日も横浜は雨模様です。

写真撮りに行きたいのですが、少し小降りになってくれないかなぁ~。 

やまないと、引き続き復習。 ビールをお供に・・・になりそうです。 ^^;

" 2014/06/28 Inkinen & Japan Philharmonic No.661 Concerts "
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