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猫弁と指輪物語 & 鎌倉妙本寺のノウゼンカズラ&八幡宮の蓮の具合:20140706 [鎌倉]

一作目が売れたので、

「続きの作品を」ということが良くあると思いますが、一作目が素晴らしければ素晴らしいほど、なかなか前の作品を超えるのは困難なのだと思います。

それで、映画も、音楽も小説等も、二作目が素晴らしいというものは少ないのかもしれません。

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続きものの小説を読んだときにも良く思います。

でも、つい最近読み終わった「猫弁」の三作目「猫弁と指輪物語」は以前の一作目と二作目と比べても、一番良い作品かなと思いました。

まだ、読んだ後の暖かい感じが心に残っています。

そんな、読書後の余韻を残したまま、7月6日の日曜日、家を朝7時過ぎに出発して鎌倉へと向かいました。

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気になっていたのは2つ。

妙本寺のノウゼンカズラと鎌倉鶴岡八幡宮の蓮たちです。

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前日の雨、
のんびりゆっくりさせてくれた雨も上がって、鎌倉も朝から良い天気でした。

朝の妙本寺の感じ・・・やっぱりいいです。

この日も、大好きな木漏れ日の下、犬を連れて散歩されている方たちがいらっしゃいました。
静けさの中、毎日散歩できるなんて素敵ですね。

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妙本寺のノウゼンカズラは・・・、

時期的に少し遅かったのでしょうか? 山門を入って向かって左側のノウゼンカズラは大分花が落ちていました。
右側は咲いてはいますが、花の数は少なめです。

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それとも、雨のせい?

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初夏の妙本寺の雰囲気は鎌倉の雰囲気の中でも気に入っているものの一つ。

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ここの広い空間の、空気の感じというとおかしいのかもしれませんが、

その質量を感じる中、
オレンジ色のトロピカルな花を、緑の葉っぱとの間に咲かせるノウゼンカズラは、とても似合っています。

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今年も、咲いている間に訪れることができてよかった。 週末ブロガーのじぶんです 笑

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次は八幡宮の蓮へ。

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確か、八幡宮の池、昨年は工事をしていたのだと思います。

それで、いつものような源平池全体に咲く蓮は見ることができませんでした。

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今年はどうなのかと心配していました。

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行ってみれば、

源氏池も平家池も緑の大きな蓮の葉っぱで覆われていました。

どうやら今年の八幡宮の蓮は例年通り、綺麗な純白色とピンク色を見せてもらえそうです。

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肝心の蓮の花は、こちらは少し早かったようで、ちゃんと? 咲いているものは数は少なく、写真もあまり撮って来ることはできませんでした。

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つぼみはたくさんあったので、今週末辺り、台風は心配ですが、見頃かもしれません。

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気になっていたノウゼンカズラと蓮の具合を確かめることができたので、麩饅頭でもお土産に買って帰ろうと小町通り。

小町通りはようやく目覚めたところ。 開店準備の店がちらほら、長嶋屋さんはまだ開いていません。

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人力車のお兄さんたちも、小町通りの清掃中。始業前の職場の掃除 ?

こういう光景を見ると、鎌倉の人力車のお兄さん達に向ける眼差しは、尊敬の眼差しに。

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人っていいな。暖かいこころ。

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猫弁、

テレビでドラマ化されて特別番組で放映されたものを見て良いなと思い、それから文庫本を買いました。

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吉岡秀隆さんが主人公の百瀬太郎、猫弁、猫の弁護士(動物関係の事案を多く手がけテレビにも取り上げられたことから猫の弁護士=猫弁と呼ばれるように)を演じていて、
もじゃもじゃのくせっ毛、
丸渕のメガネ(おじいさんの形見)、
悩むと前頭葉に空気を入れるために上を向くくせ、

ぼくから見るとドストエフスキーの白痴のムイシュキン公爵の様な無垢な心、放っておけない独特の世界を作っていました。

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本も設定は少し変わっているものの、ドラマの雰囲気のまま、とても良い感じ。 

その世界が気に入って二作目も三作目も読みました。

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今回の三作目は登場人物たちの心の描写が素晴らしく、出てくる人たちがみんな善意の人たちで、
読み終えても心がぽかぽか。

婚約者、大福亜子とのなかなか進捗しない結婚話もどうなるのか興味津々で、続きが楽しみです。

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一冊数百円の文庫本、

夏ですが、懐炉を入れている様にこころはぽかぽか、まだ暖かい。

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そろそろ読む本がなくなってきたので、今週末は本屋さんにも行きたいと思います。

Amazon で買うことはできますが、本はやはり本屋さんに行って、店員さんのポップを見ながら、そして、あれこれと迷いながら買うのが楽しいです。

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台風の具合はどうなんでしょう? 土曜と日曜、色々とやりたいことがあるのですが。

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相棒たちを連れて、写真も撮りに行きたいし・・・。

" 2014/07/06 Kamakura Myohonji & Hachimangu & Nekoben "
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