北鎌倉円覚寺の桜&光則寺の海棠&長谷寺と長兵衛さんの元祖鎌倉丼_Beethoven Piano Sonata No.32:20140406 [鎌倉]
仕事の合間に、ちょっと息抜き。
コーヒーを飲みながら何気なく窓から見下ろすと、外の景色は薄ピンク色でいっぱいになっていました。
春らしい暖かな夕暮れ。
桜たちのセンサーはとても繊細なのですね。
朝は灰色の枝たちの色だったのに、時間がハイスピードで送られたかのようで、びっくりしました。
空を流れていく雲もですが、改めて気が付く時があります。
自然って刻々と変わっていて留まってはいないのだな。4月、季節の変わるスピードはかなりのものなんだなと。
薄いピンク色の花が、4月の街をどんどん華やかにしていくのを見ていて、
それからは毎日、桜のことばかり考えていました。
先週は2日続けて雨が降ってしまうし、花びらが道路に落ちているのを見ると、今年はきちんと会う前に終わってしまうのではと心配ばかり。
4月5日土曜日はいつもより早く目が覚めました。
コーヒーだけ飲んで、何だかそわそわ待ちきれずに、7時過ぎに家を飛びだしました。
カメラを2台と広角レンズを替えに持って、文庫本は「喫茶店タレーランの事件簿3」。
Walkman には、ベートーベンのピアノソナタ No.32 。
これから授業なのかな? それとも部活? 学生服姿の高校生がたくさん降ります。
彼らに混ざって北鎌倉の駅の改札口から出ると、左手に綺麗な桜が一本。朝日を浴びて花びらがきらきら輝いていました。
北鎌倉の桜、どうにか間に合ったようです。
円覚寺は4月から10月までは8時の開門です。流石にこの時間だと山門の石段を登っていく人も多くはありません。
横浜とはまた違った北鎌倉の空気を胸いっぱいに吸い込んで気持ち良い。
あっ、じぶんは花粉症でした。 ^^;
木曜日金曜日と悪天候でしたから、円覚寺の桜も散り始めていて、葉も出始めていました。
それでも、いいなぁ~。
来て良かったなぁ~。
この日も不安定な天気になるとの予報の通り、雲がかなりの速さで流れていて、陽が差したり曇ったりの天気でしたが、
花たちと一緒にいられる、この春の日を共有できていると思うだけで、自然に心が明るく軽くなります。
でも、ほんとうは、
もう少し、一緒にいて欲しいと思うのです。
じっと我慢して、寒い中を少しずつ咲いていく梅と違って、桜は不意を突かれるくらい急に咲いて、
何かにせかされるように散って行ってしまいます。
華やかなピンク色の色彩をぼくらの心の奥にまで焼き付けて。
それって、少しずるい。
気が付けば、 4月。
4月から仕事も立場もちょっとだけ変わりました。
自然だけではなく人間界も4月は変化の大きい月。
温度も高くなってきたし、インドアの生活から抜け出し部屋からそろそろ飛び出したいと思います。活動開始 !!
ゴールデンウィークも近くなって、大好きなクラシックのお祭り、ラ・フォル・ジュルネももうすぐです。
今年もチケットを何種類かゲットしました。
ラフマのピアノコンチェルトNo.2 、
チャイコフスキーの交響曲第5番と、ショパンのチェロソナタと好きな曲ばかり。
有楽町の東京フォーラムでのコンサートがとても楽しみ。
その前に、ラ・フォル・ジュルネとは別に、5月2日のみなとみらいのコンサートのチケットも買いました。ゴールデンウィークは泊りがけでは出かけられません。音楽三昧のお休み 笑
ロシアの美人ピアニスト アナスタシア・エヴシナさんのコンサート。ビリスさんのコンサートに行った時にチラシをもらって
一目惚れしてしまいました ♪
ほんとにきれいなピアニスト。 ピアニストの方って美人さんが多いですよね。
アナスタシア・エヴシナ
1987年ロシア生。4歳からピアノを学び始め、現在、モスクワチャイコフスキー音楽院在籍。
演奏曲
バッハ パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825
ベートーベン ピアノソナタ ハ短調 Op.111
ラフマニノフ: ピアノソナタ 第1番 Op.28
アナスタシアさんに会えるのが、いえいえ、素敵な演奏が楽しみです。 笑
Walkman のルドルフ・ゼルキンのベートーベンピアノソナタを聴きながら円覚寺の境内を散策です。
桜たちの写真を撮っていると心が温かくなって、エネルギー充填120% に。
この季節、気になるところがもう一ヶ所あります。
予定ではなかったのですが、横須賀線に乗って一駅、鎌倉駅で江ノ電に乗り換えて、長谷の光則寺まで足を伸ばしました。
桜のピンクよりもう少し濃いピンク色、
つぼみがサクランボウのようにチャーミング、
鎌倉光則寺の花海棠です。
光則寺には立派な花海棠の樹があります。鎌倉市指定天然記念物です。
鎌倉には、扇が谷の海臧寺、鎌倉の妙本寺、長谷の長谷寺、それからいつもお世話になっている北鎌倉の東慶寺等にも花海棠がありますが、ぼくの知っているうちでは、ここ光則寺のものが一番大きな樹。
鎌倉の花海棠の長老格です。
樹齢200年くらいなのではないでしょうか? 花も大振りでとても立派で美しい。
陽がたっぷりと降り注いでくれたら、もっともっと素敵なのですが、
それでも、十分に見頃な光則寺の花海棠に会うことができました。
海棠、
ぼくの花暦には欠かせない花です。遠慮がちの淡いピンク色がとても可愛い。桜は少し遅かったですが、花海棠はちょうどの時に訪れることができました。
人知れず、密かに鬼瓦フェチです。今年は何年かぶりに鬼瓦に少しこだわってみたいと思います。
少しずつ、またブログにアップしていきます。
光則寺にも本堂に立派な鬼瓦がありました。
Walkman からはルドルフ・ゼルキンの演奏で、ベートーベンのピアノソナタ 第32番 作品111。
ベートーベンの最後のピアノソナタ。5月2日のコンサートの前に久しぶりに聴いてみようと連れてきました。
三大ピアノソナタ、8番「悲愴」、14番「月光」、23番「熱情」、その他にも21番「ワルトシュタイン」、17番「テンペスト」、26番「告別」 etc etc ・・・、表題のついているものを中心として有名な曲がたくさんあります。
ベートーベンのピアノソナタは素敵な曲の宝箱ですね。
その中でも最後のこの曲は別格。
ベートーベンは他の多くの曲と一緒に3楽章とするつもりだったと思うのですが、結局は2楽章の32番。
アパショナータと書かれた第一楽章、カンタービレと書かれた第二楽章とは正反対の楽章のように思えます。
でも、聴き応えがあり、ぼくらのこころの深いところに訴えてくるという事では同じ。
心の中の必然性。
こころの中に湧き上がってくるもの。
天上からの啓示、静かに感情の発露、抒情性、宗教的であるのかもしれません。
それでいて、哲学的、深い精神と達観の世界も感じられます。
天才作曲家が最後にたどり着いた至高のピアノ曲、そんな感じがする32番。
最後というと、聴く側の思い入れも入ってしまうのでしょうが、特に第二楽章はベートーベンの深い精神性を感じます。
第2楽章 Arietta. Adagio molto, semplice e cantabile
深い精神性、その精神性は穏やかでエッジは決して立っていません。何物にも執着することなく淡々と物語を語っていきます。それが、とても美しい・・・。
ルドルフ・ゼルキンの演奏は、透明な響き、どこかメランコリック。美しいピアニシモの音色が心にしみ込んでくるかの様です。
散り始めた桜の花びらが舞っていく先を追っていきます・・・、ぴったりの曲かもしれません。
光則寺の隣には長谷観音がいらっしゃる長谷寺があります。
すぐ隣なのに、静かな光則寺とは違って長谷寺は観光客でいっぱいでした。
家族連れ、海外からのツアー客の方たち。
特に外国からのお客さんが多かったです。春の観光シーズンなのでしょうか? 北鎌倉と違って、鎌倉は外国の方も大勢訪れる有名観光地なのですね。
本堂の前には大きな桜が咲いていました。
ここからの見晴らしは素敵です。湘南の風を感じながら海側を一望に出来ます。
いつの間にか、天気も落ち着きぽかぽかの太陽の光を浴びていたら、そろそろお腹も減ってきました。
長谷にも色々なお店がありますが、この日は元祖鎌倉丼のお店、長兵衛さんで頂きました。
長兵衛さんは、江ノ電の長谷駅の、本当にまん前のお店です。
暖簾がかかっていて、中が見えないこともあり、知らないと入りづらいかもしれませんが、元祖鎌倉丼のお店。
もちろん鎌倉丼をお願いしました。
店の上側の角にはテレビがあって、ヤンキース、マー君の大リーグデビュー戦を放送していました。
料理を待つ間、テレビで野球中継を見るなんていい雰囲気。
本当に駅のまん前にあるので、江ノ電が通るとガタガタと揺れます。これもいい感じ。
鎌倉にはおしゃれな店も多いですが、こんなレトロな感じの昔からのお店もあります。色々とあって鎌倉なのでしょうね。
長兵衛さんの鎌倉丼、並と上がありましたが、ここは奮発して1,350円の上にしました。
エビフライが3本、真ん中で切られているのは食べやすい。
フライが6つ、出汁と卵でとじられていて、熱々フーッフーッ。
天金さんと以志橋さんでも頂いたことがあるので、鎌倉丼は3軒目です。
夫々特色がありますが、長兵衛さんの鎌倉丼は素朴な感じ、味噌汁のワカメも新鮮で美味しく頂きました。
店を出て道路を渡れば江ノ電長谷駅です。
電車は行ったばかり、次の電車が来るまでのんびりと待つのも良いな。
春の陽だまり。見ているだけで暖かいです。
そして、鎌倉駅まで可愛い電車です。
季節が突然変わるのを目の当たりにし、ビックリしてスタートした4月。
桜のことばかり考えていましたが、
5日の土曜日、
円覚寺、光則寺、長谷寺。桜の他にも色彩たっぷりに、海棠、ミツマタやバイモ、スノーフレーク等たくさんの花を見てくることができました。
春の鎌倉、天気も途中から良くなって、ベートーベンのソナタを聴きながらのんびりの散策。
元祖鎌倉丼も頂いたし、満足な時間。
写真を撮りに行っていませんでしたが、春の色彩の素晴らしさを改めて認識してしまいました。
季節も良くなりこれから少しずつ散歩を多くしたいと思います。
それから、
絵もたくさん見たいし、音楽もたくさん聴きたい。
アナスタシアさんのコンサートも楽しみです。
4月になった途端に、少し、欲張りでしょうか ?
“ 2014/04/05 Enkakuji & Kousokuji & Hasedera & Beethoven Piano Sonata No.32 ”
コーヒーを飲みながら何気なく窓から見下ろすと、外の景色は薄ピンク色でいっぱいになっていました。
春らしい暖かな夕暮れ。
桜たちのセンサーはとても繊細なのですね。
朝は灰色の枝たちの色だったのに、時間がハイスピードで送られたかのようで、びっくりしました。
空を流れていく雲もですが、改めて気が付く時があります。
自然って刻々と変わっていて留まってはいないのだな。4月、季節の変わるスピードはかなりのものなんだなと。
薄いピンク色の花が、4月の街をどんどん華やかにしていくのを見ていて、
それからは毎日、桜のことばかり考えていました。
先週は2日続けて雨が降ってしまうし、花びらが道路に落ちているのを見ると、今年はきちんと会う前に終わってしまうのではと心配ばかり。
4月5日土曜日はいつもより早く目が覚めました。
コーヒーだけ飲んで、何だかそわそわ待ちきれずに、7時過ぎに家を飛びだしました。
カメラを2台と広角レンズを替えに持って、文庫本は「喫茶店タレーランの事件簿3」。
Walkman には、ベートーベンのピアノソナタ No.32 。
これから授業なのかな? それとも部活? 学生服姿の高校生がたくさん降ります。
彼らに混ざって北鎌倉の駅の改札口から出ると、左手に綺麗な桜が一本。朝日を浴びて花びらがきらきら輝いていました。
北鎌倉の桜、どうにか間に合ったようです。
円覚寺は4月から10月までは8時の開門です。流石にこの時間だと山門の石段を登っていく人も多くはありません。
横浜とはまた違った北鎌倉の空気を胸いっぱいに吸い込んで気持ち良い。
あっ、じぶんは花粉症でした。 ^^;
木曜日金曜日と悪天候でしたから、円覚寺の桜も散り始めていて、葉も出始めていました。
それでも、いいなぁ~。
来て良かったなぁ~。
この日も不安定な天気になるとの予報の通り、雲がかなりの速さで流れていて、陽が差したり曇ったりの天気でしたが、
花たちと一緒にいられる、この春の日を共有できていると思うだけで、自然に心が明るく軽くなります。
でも、ほんとうは、
もう少し、一緒にいて欲しいと思うのです。
じっと我慢して、寒い中を少しずつ咲いていく梅と違って、桜は不意を突かれるくらい急に咲いて、
何かにせかされるように散って行ってしまいます。
華やかなピンク色の色彩をぼくらの心の奥にまで焼き付けて。
それって、少しずるい。
気が付けば、 4月。
4月から仕事も立場もちょっとだけ変わりました。
自然だけではなく人間界も4月は変化の大きい月。
温度も高くなってきたし、インドアの生活から抜け出し部屋からそろそろ飛び出したいと思います。活動開始 !!
ゴールデンウィークも近くなって、大好きなクラシックのお祭り、ラ・フォル・ジュルネももうすぐです。
今年もチケットを何種類かゲットしました。
ラフマのピアノコンチェルトNo.2 、
チャイコフスキーの交響曲第5番と、ショパンのチェロソナタと好きな曲ばかり。
有楽町の東京フォーラムでのコンサートがとても楽しみ。
その前に、ラ・フォル・ジュルネとは別に、5月2日のみなとみらいのコンサートのチケットも買いました。ゴールデンウィークは泊りがけでは出かけられません。音楽三昧のお休み 笑
ロシアの美人ピアニスト アナスタシア・エヴシナさんのコンサート。ビリスさんのコンサートに行った時にチラシをもらって
一目惚れしてしまいました ♪
ほんとにきれいなピアニスト。 ピアニストの方って美人さんが多いですよね。
アナスタシア・エヴシナ
1987年ロシア生。4歳からピアノを学び始め、現在、モスクワチャイコフスキー音楽院在籍。
演奏曲
バッハ パルティータ 第1番変ロ長調 BWV825
ベートーベン ピアノソナタ ハ短調 Op.111
ラフマニノフ: ピアノソナタ 第1番 Op.28
アナスタシアさんに会えるのが、いえいえ、素敵な演奏が楽しみです。 笑
Walkman のルドルフ・ゼルキンのベートーベンピアノソナタを聴きながら円覚寺の境内を散策です。
桜たちの写真を撮っていると心が温かくなって、エネルギー充填120% に。
この季節、気になるところがもう一ヶ所あります。
予定ではなかったのですが、横須賀線に乗って一駅、鎌倉駅で江ノ電に乗り換えて、長谷の光則寺まで足を伸ばしました。
桜のピンクよりもう少し濃いピンク色、
つぼみがサクランボウのようにチャーミング、
鎌倉光則寺の花海棠です。
光則寺には立派な花海棠の樹があります。鎌倉市指定天然記念物です。
鎌倉には、扇が谷の海臧寺、鎌倉の妙本寺、長谷の長谷寺、それからいつもお世話になっている北鎌倉の東慶寺等にも花海棠がありますが、ぼくの知っているうちでは、ここ光則寺のものが一番大きな樹。
鎌倉の花海棠の長老格です。
樹齢200年くらいなのではないでしょうか? 花も大振りでとても立派で美しい。
陽がたっぷりと降り注いでくれたら、もっともっと素敵なのですが、
それでも、十分に見頃な光則寺の花海棠に会うことができました。
海棠、
ぼくの花暦には欠かせない花です。遠慮がちの淡いピンク色がとても可愛い。桜は少し遅かったですが、花海棠はちょうどの時に訪れることができました。
人知れず、密かに鬼瓦フェチです。今年は何年かぶりに鬼瓦に少しこだわってみたいと思います。
少しずつ、またブログにアップしていきます。
光則寺にも本堂に立派な鬼瓦がありました。
Walkman からはルドルフ・ゼルキンの演奏で、ベートーベンのピアノソナタ 第32番 作品111。
ベートーベンの最後のピアノソナタ。5月2日のコンサートの前に久しぶりに聴いてみようと連れてきました。
三大ピアノソナタ、8番「悲愴」、14番「月光」、23番「熱情」、その他にも21番「ワルトシュタイン」、17番「テンペスト」、26番「告別」 etc etc ・・・、表題のついているものを中心として有名な曲がたくさんあります。
ベートーベンのピアノソナタは素敵な曲の宝箱ですね。
その中でも最後のこの曲は別格。
ベートーベンは他の多くの曲と一緒に3楽章とするつもりだったと思うのですが、結局は2楽章の32番。
アパショナータと書かれた第一楽章、カンタービレと書かれた第二楽章とは正反対の楽章のように思えます。
でも、聴き応えがあり、ぼくらのこころの深いところに訴えてくるという事では同じ。
心の中の必然性。
こころの中に湧き上がってくるもの。
天上からの啓示、静かに感情の発露、抒情性、宗教的であるのかもしれません。
それでいて、哲学的、深い精神と達観の世界も感じられます。
天才作曲家が最後にたどり着いた至高のピアノ曲、そんな感じがする32番。
最後というと、聴く側の思い入れも入ってしまうのでしょうが、特に第二楽章はベートーベンの深い精神性を感じます。
第2楽章 Arietta. Adagio molto, semplice e cantabile
深い精神性、その精神性は穏やかでエッジは決して立っていません。何物にも執着することなく淡々と物語を語っていきます。それが、とても美しい・・・。
ルドルフ・ゼルキンの演奏は、透明な響き、どこかメランコリック。美しいピアニシモの音色が心にしみ込んでくるかの様です。
散り始めた桜の花びらが舞っていく先を追っていきます・・・、ぴったりの曲かもしれません。
光則寺の隣には長谷観音がいらっしゃる長谷寺があります。
すぐ隣なのに、静かな光則寺とは違って長谷寺は観光客でいっぱいでした。
家族連れ、海外からのツアー客の方たち。
特に外国からのお客さんが多かったです。春の観光シーズンなのでしょうか? 北鎌倉と違って、鎌倉は外国の方も大勢訪れる有名観光地なのですね。
本堂の前には大きな桜が咲いていました。
ここからの見晴らしは素敵です。湘南の風を感じながら海側を一望に出来ます。
いつの間にか、天気も落ち着きぽかぽかの太陽の光を浴びていたら、そろそろお腹も減ってきました。
長谷にも色々なお店がありますが、この日は元祖鎌倉丼のお店、長兵衛さんで頂きました。
長兵衛さんは、江ノ電の長谷駅の、本当にまん前のお店です。
暖簾がかかっていて、中が見えないこともあり、知らないと入りづらいかもしれませんが、元祖鎌倉丼のお店。
もちろん鎌倉丼をお願いしました。
店の上側の角にはテレビがあって、ヤンキース、マー君の大リーグデビュー戦を放送していました。
料理を待つ間、テレビで野球中継を見るなんていい雰囲気。
本当に駅のまん前にあるので、江ノ電が通るとガタガタと揺れます。これもいい感じ。
鎌倉にはおしゃれな店も多いですが、こんなレトロな感じの昔からのお店もあります。色々とあって鎌倉なのでしょうね。
長兵衛さんの鎌倉丼、並と上がありましたが、ここは奮発して1,350円の上にしました。
エビフライが3本、真ん中で切られているのは食べやすい。
フライが6つ、出汁と卵でとじられていて、熱々フーッフーッ。
天金さんと以志橋さんでも頂いたことがあるので、鎌倉丼は3軒目です。
夫々特色がありますが、長兵衛さんの鎌倉丼は素朴な感じ、味噌汁のワカメも新鮮で美味しく頂きました。
店を出て道路を渡れば江ノ電長谷駅です。
電車は行ったばかり、次の電車が来るまでのんびりと待つのも良いな。
春の陽だまり。見ているだけで暖かいです。
そして、鎌倉駅まで可愛い電車です。
季節が突然変わるのを目の当たりにし、ビックリしてスタートした4月。
桜のことばかり考えていましたが、
5日の土曜日、
円覚寺、光則寺、長谷寺。桜の他にも色彩たっぷりに、海棠、ミツマタやバイモ、スノーフレーク等たくさんの花を見てくることができました。
春の鎌倉、天気も途中から良くなって、ベートーベンのソナタを聴きながらのんびりの散策。
元祖鎌倉丼も頂いたし、満足な時間。
写真を撮りに行っていませんでしたが、春の色彩の素晴らしさを改めて認識してしまいました。
季節も良くなりこれから少しずつ散歩を多くしたいと思います。
それから、
絵もたくさん見たいし、音楽もたくさん聴きたい。
アナスタシアさんのコンサートも楽しみです。
4月になった途端に、少し、欲張りでしょうか ?
“ 2014/04/05 Enkakuji & Kousokuji & Hasedera & Beethoven Piano Sonata No.32 ”