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北鎌倉東慶寺2014残りの梅と彼岸桜:20140323 [鎌倉]

ビアズリーに刺激を受けたり、ビリスの極限のピアニシモを聴いてしまうと、

3連休の自分のリソースも、美術館かコンサートホールで過ごしたいと強く思ったりするのですが、

部屋の窓から差し込んでくる朝日の優しさを感じてしまうと、北鎌倉の東慶寺の様子が気になって仕方ありませんでした。 

3月1日に訪れてから花たちはどうしているのかな? 、ようやく巡ってきた春の光の具合はどうなんだろう。

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叔母の体調がすぐれず入院しているので、この日は妹たちと待ち合わせをしてお見舞いに行く予定でした。

短い時間しかありませんが、目覚めのゴールドブレンドを一杯頂き、相棒たちをディバックに押し込んでJRに飛び乗ります。

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友人のお母さんも具合が悪く入退院を繰り返しているとのこと。学生の頃、可愛がっていただき、友達とそろいのセーターを編んで頂いたり、食事をご馳走して下さったり・・・、本当にお世話になりました。
友達も毎週末に実家に帰っているとのことです。

年を取るのは避けられないこととはいえ、病気がちになっていくのは・・・、闘病で細くやせてしまって・・・それを見ていることしか出来ないのはとても辛いことです。

少しでも、良くなってほしい。

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北鎌倉は蕎麦屋さんの暖簾がそよっと揺れて、冬の風たちが名残惜しそう。

それでも東慶寺の山門をくぐれば春めいた光たちでいっぱいでした。

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1日に訪れた時は蕾もたくさん付いていて、「これから咲くよ」という頃でしたが、

この日22日は粉雪の様な梅の花びらが石畳の道に・・・、ほとんどの梅が散り終わっていました。

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それでも遅咲きの白と紅の枝垂れ梅が、待っていてくれたように、ちょうど見頃。

やわらかな光があたった花を見ていたら、胸の辺りが暖かくなってなんだか「ほっ」としました。

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二度の大雪で押しつぶされて、今年はちゃんと咲くのかなと心配していたミツマタも、

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紅梅との見事なツーショットです。

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この季節ならではの、とっても素敵な景色。

優しい色彩、こころの奥の方に大切にしまっておこう。

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梅が花びらを散らしている東慶寺でしたが、

見上げれば彼岸桜が優しい花を咲かせていました。

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少し小ぶりで痩せていて、

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可愛くて、

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どこか儚げな東慶寺の彼岸桜、大好きです。

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会えるとは思っていませんでした・・・。

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今週には東京、そして横浜でも桜が咲くことでしょう。凛とした梅たちから、華やかな桜へと季節は少しだけ前に進みます。

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暖かく、明るい春の光でいっぱいになって、満開の桜の下で賑やかなお花見も。

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少しでも、みんなが幸せに、心が穏やかになってくれるといいな。

あまり時間がなくて、一時間くらいしか一緒にいられませんでしたが、たぶん今年最後の東慶寺の梅たち、
そして咲き始めの、彼岸桜の優しい花に会うことができました。

色々と考えながらでしたが、花はやっぱり優しいです。

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そして、北鎌倉に行って良かった。

"2014/03/23 Kitakamakura Tokeiji"a
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