北鎌倉浄智寺&明月院_秋の気配を感じました&シモーネ・ヤング_ブラームス3番・4番:20130831 [鎌倉]
一瞬涼しげな風。
両手で掴めそうなほどの重い空気。 その中を、明らかに性質が違う風がひゅっと踏み切りを渡って吹き抜けていきました。
見上げると白い雲、ミンミンゼミとアブラゼミの鳴き声、強い日差し。
季節の変わり目が確実に近づいているのを一瞬の風は教えてくれました。
今年初めての秋との出会いかもしれない。
前回の学習から、 首に巻ける大き目のタオルと着替えのTシャツまで持って出かけた8月下旬の北鎌倉。
駅を降りていつものように東慶寺に向かいましたが、入れはするものの東慶寺の山門のところの石の階段は工事中。
邪魔になってもいけないので、この日は東慶寺さんの散歩は自粛して浄智寺へ向かいました。
夏の浄智寺。大きな木が茂って木陰はとても涼しい。
前に訪れたときには、この石段の脇にシャガが咲いていたので、本当に久しぶり。
秋をはじめて感じたこの日も、浄智寺ではいくつかの花との出会いがありました。
たぶん鎌倉でははじめて見たかもしれません。
キクイモの花だと思うのですが、黄色くて背が高い花がお寺の入り口のところに咲いていました。
蝶たちが何頭も遊びに来ていました。
セセリチョウ君、アカタテハ、忙しそうに蜜を吸っています。
ケイトウの花にもセセリチョウ。
ファインダーから覗いているのが分かったみたい。
逆にこちらをじっと見つめられてしまいました。 ^^;
静かな境内・・・、柔らかな木漏れ日、ゆっくりと時間が流れていきます。
本堂の木造三世仏坐像さま、現在、過去、未来の優しいお顔。
ビャクシンの古木、
東慶寺の梅の古木とは違ったたくましさと厳かさ・・・、
ごつごつとして、でも長い間に風や雨に打たれ丸く滑らかになった太い幹。
内には時の流れのパワーが、たくさん込められている。
懐かしい、おじいゃんの手の様なやさしさと・・・。
そっと木の肌に触れてみました。
強さと優しさと、掌からこころに温かさが伝わってきました。
浄智寺の中庭、
夏草が生い茂っていました。
もみじの木でしょうか? 北鎌倉の小さな竜がここにも。
鎌倉のお寺のアートです。
栗もイガのついた実を落としていました。
踏切の風だけではなく、秋は本当にそこまで来ているのだと思いました。
おやっ、
いたずらっ子のリス君。
ファインダーを覗いていたら、気づかれてしまいました。 ^^;
浄智寺の萩も咲き始めています。
夏の浄智寺でよい時間を過ごさせてもらいました。
ビャクシンの温かさ・・・、このまま帰るのが惜しく、もう少しと北鎌倉の散歩を続けました。
明月院の通りの小川、木漏れ日は柔らかく涼しげ。
水辺って、川の流れって、どうしてこんなに落ち着くのでしょう。
明月院。
夏の静けさ、
葉っぱの透過光とそれが作るやわらかな影。
この日のWalkman には、シモーネ・ヤングのブラームス交響曲3番と4番のCD をいれていきました。
女性の指揮者、ハンブルグ・フィルハーモニーの音楽監督を2005年から務めていて、CDの録音も積極的に行っています。
ぼくもブルックナーの交響曲のCDを何枚かは持っていて、時々聴いていました。
そのシモーネ・ヤングのブラームス、
伝統のハンブルグ・フィル(かつてカール・ベームやクリストフ・フォン・ドホナーニが指揮者でした)とどんな演奏をしてくれるのか楽しみにしていました。
シモーネ・ヤング、素晴らしい指揮者。
よく統率されて一糸乱れぬハンブルグ・フィルのオーケストラサウンド。鳴らすところは派手に鳴らすし、でも、それもちゃんと指揮者のコントロールの中。
曲全体のディテールまで計算され4楽章の交響曲の良さがよくわかる演奏です。
そして、何よりも、ブラームスのロマンチックなところが素晴らしい。例えば3番の有名な第3楽章は、身震いするほど。
秋の夜長にこんな音たちに抱きしめられたらたまらない。
4番のフィナーレ4楽章もすごいです。曲の真ん中あたり、フルートのソロ、そのあと管楽器が奏でるメロディーのの美しさ、とっても素敵です。
録音も秀逸。
既に1番も2番も出ているようなので、早速HMV でポチッ。
東慶寺さんには行かなかったけれど、8月終わりの浄智寺、明月院、シモーネ・ヤングのブラームス、とても素敵な散歩でした。
しばらく、神戸や盛岡に出張などバタバタしていて、アップできませんでしたが、ぐずぐずしているうちに、台風が来たりして秋がもっと近づいてしまいました。
タイミングはずれてしまったけれど、今年初めて秋を感じた日・・・、記憶にとどめておきたいと思います。
もちろん、帰ってくるとのどはからから。
コンビニで秋限定のお酒をいろいろと買ってきました。秋限定のビール、発泡酒、etc etc ・・・、美味しいんですよね。
ついつい、飲みすぎてしまいました。
シモーネ・ヤング気になる指揮者になりそうです。
でも彼女、ジャケットを見ると・・・・、そういえば、美輪 明宏さんに似ているかも 笑
" 2013/08/31 Kitakamakura Jyochiji & Meigeysuin & Brahms Symphony No.3・No.4 "
両手で掴めそうなほどの重い空気。 その中を、明らかに性質が違う風がひゅっと踏み切りを渡って吹き抜けていきました。
見上げると白い雲、ミンミンゼミとアブラゼミの鳴き声、強い日差し。
季節の変わり目が確実に近づいているのを一瞬の風は教えてくれました。
今年初めての秋との出会いかもしれない。
前回の学習から、 首に巻ける大き目のタオルと着替えのTシャツまで持って出かけた8月下旬の北鎌倉。
駅を降りていつものように東慶寺に向かいましたが、入れはするものの東慶寺の山門のところの石の階段は工事中。
邪魔になってもいけないので、この日は東慶寺さんの散歩は自粛して浄智寺へ向かいました。
夏の浄智寺。大きな木が茂って木陰はとても涼しい。
前に訪れたときには、この石段の脇にシャガが咲いていたので、本当に久しぶり。
秋をはじめて感じたこの日も、浄智寺ではいくつかの花との出会いがありました。
たぶん鎌倉でははじめて見たかもしれません。
キクイモの花だと思うのですが、黄色くて背が高い花がお寺の入り口のところに咲いていました。
蝶たちが何頭も遊びに来ていました。
セセリチョウ君、アカタテハ、忙しそうに蜜を吸っています。
ケイトウの花にもセセリチョウ。
ファインダーから覗いているのが分かったみたい。
逆にこちらをじっと見つめられてしまいました。 ^^;
静かな境内・・・、柔らかな木漏れ日、ゆっくりと時間が流れていきます。
本堂の木造三世仏坐像さま、現在、過去、未来の優しいお顔。
ビャクシンの古木、
東慶寺の梅の古木とは違ったたくましさと厳かさ・・・、
ごつごつとして、でも長い間に風や雨に打たれ丸く滑らかになった太い幹。
内には時の流れのパワーが、たくさん込められている。
懐かしい、おじいゃんの手の様なやさしさと・・・。
そっと木の肌に触れてみました。
強さと優しさと、掌からこころに温かさが伝わってきました。
浄智寺の中庭、
夏草が生い茂っていました。
もみじの木でしょうか? 北鎌倉の小さな竜がここにも。
鎌倉のお寺のアートです。
栗もイガのついた実を落としていました。
踏切の風だけではなく、秋は本当にそこまで来ているのだと思いました。
おやっ、
いたずらっ子のリス君。
ファインダーを覗いていたら、気づかれてしまいました。 ^^;
浄智寺の萩も咲き始めています。
夏の浄智寺でよい時間を過ごさせてもらいました。
ビャクシンの温かさ・・・、このまま帰るのが惜しく、もう少しと北鎌倉の散歩を続けました。
明月院の通りの小川、木漏れ日は柔らかく涼しげ。
水辺って、川の流れって、どうしてこんなに落ち着くのでしょう。
明月院。
夏の静けさ、
葉っぱの透過光とそれが作るやわらかな影。
この日のWalkman には、シモーネ・ヤングのブラームス交響曲3番と4番のCD をいれていきました。
女性の指揮者、ハンブルグ・フィルハーモニーの音楽監督を2005年から務めていて、CDの録音も積極的に行っています。
ぼくもブルックナーの交響曲のCDを何枚かは持っていて、時々聴いていました。
そのシモーネ・ヤングのブラームス、
伝統のハンブルグ・フィル(かつてカール・ベームやクリストフ・フォン・ドホナーニが指揮者でした)とどんな演奏をしてくれるのか楽しみにしていました。
シモーネ・ヤング、素晴らしい指揮者。
よく統率されて一糸乱れぬハンブルグ・フィルのオーケストラサウンド。鳴らすところは派手に鳴らすし、でも、それもちゃんと指揮者のコントロールの中。
曲全体のディテールまで計算され4楽章の交響曲の良さがよくわかる演奏です。
そして、何よりも、ブラームスのロマンチックなところが素晴らしい。例えば3番の有名な第3楽章は、身震いするほど。
秋の夜長にこんな音たちに抱きしめられたらたまらない。
4番のフィナーレ4楽章もすごいです。曲の真ん中あたり、フルートのソロ、そのあと管楽器が奏でるメロディーのの美しさ、とっても素敵です。
録音も秀逸。
既に1番も2番も出ているようなので、早速HMV でポチッ。
東慶寺さんには行かなかったけれど、8月終わりの浄智寺、明月院、シモーネ・ヤングのブラームス、とても素敵な散歩でした。
しばらく、神戸や盛岡に出張などバタバタしていて、アップできませんでしたが、ぐずぐずしているうちに、台風が来たりして秋がもっと近づいてしまいました。
タイミングはずれてしまったけれど、今年初めて秋を感じた日・・・、記憶にとどめておきたいと思います。
もちろん、帰ってくるとのどはからから。
コンビニで秋限定のお酒をいろいろと買ってきました。秋限定のビール、発泡酒、etc etc ・・・、美味しいんですよね。
ついつい、飲みすぎてしまいました。
シモーネ・ヤング気になる指揮者になりそうです。
でも彼女、ジャケットを見ると・・・・、そういえば、美輪 明宏さんに似ているかも 笑
" 2013/08/31 Kitakamakura Jyochiji & Meigeysuin & Brahms Symphony No.3・No.4 "