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鎌倉妙本寺ノウゼンカズラ&生シラス&手ぬぐい&Killing Me Softly with His Song :2013062 [鎌倉]

台風4号の影響で週末は雨の予報でしたが、目覚めてみれば、今週も良い方に外れ。

机の右側から、生まれたてのオレンジの光が差し込んで、ちょっとまぶしい。
休みの土曜日はもっと寝ていても良いのですが、習慣とは恐ろしいもので、いつもの時間にちゃんと目覚めてしまいます。

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天気予報もこの時期は難しいのでしょうね。

でも、良い方に外れるのなら、大丈夫です、気象庁さん。

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ゴミを出しながら娘を駅まで送って来ました。 外はとても良い天気。
空気が乾いていて風が心地よい。
見上げれば季節はずれのうろこ雲。

週末はCD が HMV から届いていたので、部屋でゆっくりしようと思っていました。

Beethoven Strings Quartets    Alban Berg Quartett   ( ベートーベンの弦楽四重奏良いです )
光をあつめて 藤巻亮太   ( レミオは解散してしまいましたが藤巻君は不滅 ^^ )
Rachmaninov Piano Concerto No.2    Denis Matsuev   ( ニューヨークフィルとの演奏楽しみです )
Schubert Piano Sonata No.19&20&21  ( アファナシエフのシューベルト期待してしまいます。でもちょっと恐い )
Siberius Symphony No.1~7     Sir John Barbirolli  ( サー・バルビローリのシベリウス聴きたかった )
Killing Me Softly with His Song   Roberta Flack   ( この曲思い入れがあります)

でも、
心地よい水色の空に誘われてしまいました。


ならば、お湯を注いで、ゴールドブレンドを一杯。

NHKの「あまちゃん」はHDD の録画に任せて、電車に飛び乗りました。

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コリコリ、豆を挽く馥郁たる甘くて香ばしい匂い。 休みの日の大切な一時です。
でも、出かける前はお湯を注いで、ゴールドブレンド。

出掛けに、肩を押してくれる味。

Walkman には、懐かしい~、 Roberta Flack の " Killing Me Softly with His Song "
HMV から届いたCD から選びました。

ゴールドブレンドの余韻も一緒に連れて行きましょう。 ^^ 

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「やさしく歌って」、

ロバータ・フラックが1973年にグラミー賞の最優秀レコード賞、最優秀楽曲、最優秀女性ボーカルの三部門で受賞した曲。
ネスカフェのCM曲として、日本でも有名でしたね。

Strumming my pain with his fingers
Singing my life with his words
Killing me softly with his song
Killing me softly with his song
Telling my whole life with his words
Killing me softly with his song

それよりもじぶんにとってはとても懐かしい曲です。
親友も珈琲が好きでしたが、良くこの曲の話をしていました。そう言えばあいつ、CMの話を良くしていましたが仕事も広告会社でした。
聴くと、珈琲が飲みたくなるのはもちろん、昔を思い出し・・・、なんとなく胸の奥がきゅん。

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22日土曜日、

この日は、鎌倉まで出かけました。

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近くて遠い北鎌倉からの一駅です。

この前、北鎌倉に行った際に、ノウゼンカズラが咲いているのを見つけました。
「もう、ノウゼンカズラなんだ」と、びっくりしましたが、
ならば、妙本寺のノウゼンカズラも咲いているかも知れない・・。

それから、ずっと気になっていました。

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久しぶりの鎌倉。

駅から歩いて、本覚寺を抜けて、谷口屋さんの前を通って、山門を抜けると妙本寺さんです。

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このお寺も紫陽花がたくさんあります。 

葉っぱのフィルターを通った木漏れ日が、紫陽花のブルーを優しく抱いているかのようでした。

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いいなぁ~。

この森の深さって信じられないくらい。 鎌倉の駅からそんなに離れていないのに、比企谷の初夏は深い緑。

木漏れ日と、木々たちの呼吸、静寂の中でかけがえのないものです。 

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雨の後の、森特有のにおい、体全体でオゾンを感じます。

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透過光でピカピカの葉っぱ達は夜空の星のよう。 

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綺麗に修復された二天門をくぐると、

妙本寺のノウゼンカズラは、Just !! 咲き始めでした。

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一つ、二つ、三つ・・・、

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緑の葉っぱの中に、鮮やかなオレンジ色は咲きたての花。

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こんなに早くノウゼンカズラが咲いているのは、妙本寺さんを訪れるようになって、初めてかもしれません。

今年は、どの花も少し早めのようです。

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本当に一つ、二つ、三つ・・・、少しだけでしたが、妙本寺さんのノウゼンカズラ、

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まだまだ緑が目立つ境内の中で

小さな灯りが灯るよう・・・、素敵なオレンジ色が咲き初めるのを見ることができました。 

こういうのって、なんだかちょっと嬉しい 笑

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ノウゼンカズラが咲いているのならばと、

八幡宮にも行ってみました。

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もう七夕の準備なんですね。

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気になっていたのは八幡宮の蓮。

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まだ葉っぱだけ、しかも葉っぱも出はじめと言うところでしょうか。

源氏池は、これから蓮の葉っぱがいっぱいに広がって、

あのピュアホワイトとピンクの大きな花が咲いてきます。 この日はそっと、そのイメージだけ。

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前日までの雨の忘れもの? たくさんの水溜りです。

最近、そう言えばこんな水溜りは見たことがなかったかもしれません。

なんだか、子どもの時分に遊んだ「石蹴り」とか、「けんぱっ」とか 思い出しました。

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アオスジタテハが2頭、給水中。

いつもはすばしっこい彼らも、給水の時は近くまで寄ってもじっとしています。鎌倉の水は美味しいのかな。

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旗揚げ神社の白鳩たちも木の上でのんびり。

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紫陽花の季節は北鎌倉に皆さん出かけられるのでしょうか?

鎌倉の土曜日の午前中はまだのんびり。

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小町通りをひさしぶり、ゆっくりと歩きます

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午前10時過ぎの小町通り。

お店は開店の準備中。

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そろそろお腹が空いて来ましたが、飲食店はほとんど11時から。

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ならば、早くから開いているお店をウィンドウショッピングです。

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新しい手ぬぐいやさん。

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「拭」さん?

ウインドウショッピングのつもりでしたが、鎌倉らしい手ぬぐいが何種類もあって、ついつい一本買ってしまいました。

このお店、東京駅前に最近出来た「KITTE」にもあるのだそうです。

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素敵な香りにに誘われて、鬼頭天薫堂さんへも。

いつもの「老松」をいただいてきました。

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小町通りのぶらぶら散歩は色々と散在してしまいます。

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ようやく11時。

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生シラスが頂きたかったので、いつもの「鎌釜」さんへ。

知らないうちにこのお店増殖中。
以前の豆腐専門店「鎌倉小町」さんのあったところも(良く湯葉丼を頂きました)「鎌釜」さんの店舗になっていました。開店前も行列が出来ていて、人気店なんですね。

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もちろん、先ずは冷たいビールを。

かなり歩いたので喉もからからだから、昼前ですけれど。

鎌倉ビール「月」を頂きました。こくがあって深い味わい。家で飲む発泡酒とはやっぱり全然違います。

それもそのはず、この鎌倉ビール「月」、

2011年 International Taste & Quality Institute(国際味覚審査機構)で優秀味覚賞を受賞しているのだそうです。
皆さんも鎌倉でぜひぜひ。

ふーーっ、生き返りました。

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そして、お待ちかねの生シラス。

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この日は釜揚げと生シラスの二色釜飯を頂きました。

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以前に頂いた際にも確か書きましたが、

先ずはそのまま
次に三つ葉と海苔等薬味をのせて
そして、最後はお出汁をかけてお茶漬けで

「ひつまぶし」のようにしても楽しめます。生シラス丼も美味しいですが、ぼくはこのシラスの釜飯も気に入ってます。

満足。  ^^

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ロバータ・フラックの「やさしく歌って」を聴きながら、鎌倉の早朝散歩をゆっくりと楽しんでしまいました。

この曲を聴いていると、
あの芳醇な甘くて苦くて酸味があって、愛すべき珈琲の香りに包まれているようで・・・、

一人だけれど一人でないようで ^^

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駅前の長嶋家さんで、これも今年初めての「麩まんじゅう」を買いました。

これも鎌倉の夏には欠かせない、そして、ぼくにとって、とても懐かしい味です。

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壁の手ぬぐいも、気が付けば一枚増えたりしています。  ^^

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" 2013/06/22 Kamakura Myohonji Kamakura Komachidori & Killing Me Softly with His Song "

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北鎌倉東慶寺岩タバコ_明月院はすごい人で・・・& Radiohead Kid A & 天使のささやき:20130615 [鎌倉]

本を読んで色々な刺激を受けたり、考えたり・・・。

トーマス・マンのハンス・カストルプのように、頭の中の陣地取りをたまにしますが、それだけではなく、ダイレクトにそこに登場してくるものたちに影響を受けたりもします。

ドストエフスキーの作品に出てくるサモワール、ロシア料理 etc etc ・・・。温かそう、美味しそう。それではロゴ゛スキーへ。 
真夜中のパン屋さんを読んで、どうしても焼きたてのクロワッサンを食べたくなったり。特にお腹のすいているときには、笑。

それに、じぶんの場合は、村上春樹さんや石田衣良さんの作品に出てくる音楽たちも。

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「多崎つくるくん」の今回の小説では、春樹さんからリストの巡礼の年を教えてもらえました。
もっとも、気に入ったのは第一年ではなくて、第二年のイタリアですけれど、とても素敵な曲。

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石田さんの小説からの一番は、バルトークの弦楽四重奏。これもすごく気に入ってます。

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狭い範囲しか聴いていない自分にとっては、春樹さんや石田さんの小説は大切な音楽の情報源。
その他にもシューベルトのピアノソナタ17番とかたくさんの出会いが・・・。

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土曜日、雨かと思って少しゆっくり。でも、目を覚ませば、窓からは光。

ならば、紫陽花とイワタバコたちにもう一度会いたい。お湯を沸かして、ゴールドブレンドを一杯。

金曜日のアルコールを吹き飛ばして、相棒達を連れて出かけました。

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Walkman には、村上春樹「海辺のカフカ」の田村カフカ君がMDウォークマンできいていた、Radiohead " Kid A " 。
MDウォークマンも懐かしい。そう言えば、どこかにあったはず・・・。


下巻のP302。
「森の中の流れにタオルをひたして、それで体を拭く。水は冷たく、ぼくの感情の高まりをいくらかしずめてくれる。それからポーチに座ってMDウォークマンでレディオヘッドを聴く。レディオヘッドの「キッドA・・・」」

「海辺のカフカ」と「Kid A」。二つの作品が呼び合っているように感じました。
これが自分とRadiohead との出会い。

これはロック?

ジャンルは・・・、分らない。

宇宙的、銀河の誕生の渦巻き・・・カオスと秩序、深くふかく、沈んで・・・、深遠・・・、パースペクティヴの座標はどこにあるのか?

時々Radiohead を聴きます。

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" Everything In Its Right Place "

サウンドに身を任せます。
目を閉じると、深くふかく、どこまでも引き摺り込まれるよう・・・。陶酔感。

混沌さって心地よい。

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" Kid A " 15歳のきみは、純粋で、ピュア。 

Radiohead の" Kid A " は、ローリング・ストーン誌が2009年に行った企画、「2000年代のアルバム・ベスト100」で1位だそうです。
すごいんだ" Kid A " 。 
2000年代を代表する名盤なのですね。

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東慶寺の紫陽花たちは例年に比べ少し早いですが、見頃はそろそろ終盤。

素敵なベルベット色の青い朝顔も咲き始めていました。

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北鎌倉は紫陽花のシーズン。
混雑もいつもとは違う感じです。皆さんにつられて、なんなくじぶんまで浮き立つような雰囲気。

東慶寺もひっきりなし、たくさんの方達が山門をくぐっていらっしゃいます。
「皆さーーん、明月院だけでなく、北鎌倉東慶寺の紫陽花もとっても素敵ですよ。種類もたくさんあります」と、心の中でこっそり宣伝 笑。

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この日に会いたかったのは、君たちも。

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前回は咲きはじめでしたが、
イワタバコたちも、そろそろ花散らしの頃になっていました。

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それでも、
岩壁にびっしりと付いた緑色の大きな葉っぱから、可愛い紫の宇宙人君たちが、いくつもいくつも顔を覗かせていました。

今年、もう一度だけ、

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全部散ってしまう前に、もう一度だけ会いたかったんだ。

花の色、本当に不思議な紫色。

誰かが手で染め上げたような、素朴さと温かさを感じる紫色です。

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今年は雨が少なかったから、紫陽花もイワタバコも、開花に影響があったのではないかな?

前回来た時のイワタバコの茎は例年になく細かったように思いました。

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雨が少ないのは洗濯物は良く乾くし、猫はヒゲを、人は靴の手入れをしなくて良いし?
じとじと感もなく不快さがないのはとても気持ち良いですが、やはり梅雨の時期にはそれなりの雨が欲しいものです。

紫陽花もイワタバコもそう思っているはず。

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東慶寺の紫陽花とイワタバコに会った後、やはり気になっていたので明月院へ向かいました。

ただ、
近付くにつれて段々人が濃くなってきて・・・、@@;

とうとう、明月院の門の前では行列が出来ていました。

並んでも良かったのですが、お腹もそろそろ空いてきましたし、この人混みでは・・・流石に ^^;

残念ですが、今回はパスしてしまいました。

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北鎌倉でお腹が空いていれば、迷わずここです。

Kitakamakura Boon Bakery さん。

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しかし 大変だ バゲットがない  笑

店の女性の方に質問
「バゲットはいつ焼きあがるのですか? 」

中で焼いていらっしゃる方に聴いて下さって
「 あと3分くらいです 」

じぶんは当然
「 待っても良いですか 」 

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待ち時間は至福の時間。

パンの良い匂いに包まれた3分間。

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「天使のささやき」

焼きたてのバゲットからバチバチって音がするのです。 うん十年生きてきて初めて聴く音です。

焼きたて熱々と言うよりも、触っていられないほど熱い焼きたてのバゲットを生まれて初めて頂きました。

店から出て、北鎌倉の駅に向かう途中、我慢できずにバリッとちぎってパクリ。うまーーい。

横須賀線の中でも、バリッとちぎってパクリ。

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ルバーブのデニッシュ、トマトとチーズetc etc ・・・も焼きたてで、本当に美味しかったです、この日の朝食兼昼食。
アルコールはキリンの「澄みきり」。


土曜日、ゆっくりしようとTsutaya でDVD 5枚で1,000円も借りてきました。

エヴァンゲリオンの劇場版3、劇場版サイボーグ009 (アニメ大好きです、日曜日の宇宙戦艦ヤマトも欠かさず見ています ^^ )、桐島、部活やめるってよ他、借りてきました。

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とりとめのないまま、 ^^ 色々とあった6月15日(土)。

" 2013/06/15 KItakamakura Tokeiji Radiohead Kid A "
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盛岡出張報告E6系スーパーこまちに初めて乗りました:20130607 [訪れたところ色々]

一山超えたと思った途端、今度は久しぶりの出張です。

東京駅から「はやて」に乗って盛岡まで。

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しばらく東北新幹線に乗っていませんでしたが、
東京駅のホーム、「はやぶさ」にしか使われていなかった「E5系」の車両がずいぶん増えていてびっくりしました。

あっちを見ても「E5系」、こっちを見ても「E5系」です 笑。

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盛岡には「はやて」だと2時間30分くらい。 早い!!

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盛岡も金曜日は曇り空。ただ、気温は高めでちょっと蒸し暑かった。

先ずは、盛岡の後輩と待ち合わせてランチタイムと打ち合わせ。

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盛岡の3麺は、冷麺、ジャジャ麺、わんこそば。
そのうち、わんこそばで有名な「東屋」さんへ行きました。

既に2組ばかり、わんこそばに挑戦中。すごーーい、お椀の山 ^^;  自分にはこれは無理だな・・・。

しばし、その光景を眺めながら、心の中で挑戦者にエールです。 でも、食べ過ぎないで。

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「東屋」さんは有名な蕎麦屋さんなのですが、後輩には笑われたものの、この日はあえて・・・カツ丼を頂きました。

以前一度来たことのある東屋さん。

その後でネットで調べたところ、カツ丼も絶品とのこと。
厚切りのカツがジューシーで、丼の中に大きなカツが重なっているとのことでした。

そういう話題には、ことのほか弱い自分。

後輩の頼んだ天ぷらそばも美味しそうで、蕎麦も頂きたかったのですが、ここは初志貫徹で?、この日はカツ丼也 !!

ネットの情報の通り、カツは厚切り量もたっぷり、重なってご飯の上に乗っかっています。しかもジューシー。 
卵のとじ具合も半熟? のような感じ。出汁は辛すぎず、蕎麦屋さんの味。
しかも、カツは黒胡椒がピリッときいていて・・・、本当に美味しかった。 満足してしまいました。
丼の完食はいつ以来だろう??

東屋さんのカツ丼、お薦めです。

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盛岡に来るとワンパターン。

でも、このコースが気に入ってます。
そんなに時間がある訳でもないので、材木町の方へ。

旭橋の上では、心地よい風。 どっどど どどう。

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光原社さんの「可否館」さん。

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宮沢賢治が好きですが、

ここに来ると賢治のイメージがいっぱい。好きな賢治のイメージに囲まれたくて、どうしても来てしまうお店です。

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訪れる方たちは、きっとぼくだけではなくて皆さんそうなのでしょうね。

芳醇な、幸せな珈琲の香りが漂う小さなお店の中で、過ぎていく時たちを静かに見守っていると

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柱時計が、ボーン・・・ボーンとなって、
懐かしい仲間達が隣に座っているかのよう。 ジョバンニやカムパネルラ、etc etc ・・・。

車窓からオリオン座を眺めているような感じになりました。


彼のことを思いながら、

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美味しいコーヒーとくるみクッキーをいただきました。

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「可否館」、何度でも来たいお店。


また、会いに来るから。

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第6交響曲の練習中

猫が来て、カッコウが来て

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子タヌキ、そして野鼠の親子。

ゴーシュは ぎーこぎーこ。

このチェロを弾いていたんだ。 黒い四角い包み??

森の皆を治したチェロ・・・、そんなに悪いチェロではないかもしれないよ。

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どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみもふきとばせ

すっぱいかりんもふきとばせ

どっどど どどうど どどうど どどう


この日は時々強い風。 材木町にも風が吹き抜けていきました。

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可否館で、持っていった文語本を読み返して思い出しました。

風の又三郎って赤毛だったんだ。

リンゴのような顔で真っ黒なまん丸の目。

どっどど どどう ・・・。


盛岡、大切な街。

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仕事を終えて、盛岡から帰ります。

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帰りもE5系。

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盛岡駅で、新青森からの「はやぶさ」と秋田からの「スーパーこまち」が連結。

ここはあえて、スーパーこまち。初めてのE6系。 嬉しい !!

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決して「鉄」ではないのですが、

ブログをはじめてから、色々なものに興味津々となり、例えば飛行機も電車も新しいものには目がなくなりました。

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今年の3月に走り始めてから、いつか乗りたいと思っていたE6:系にようやく乗ることができました。

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一際目立つ、赤色。

秋田の「なまはげ」や「竿灯」をイメージした茜色なんですね。

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稲穂をイメージした黄金色、中もなかなかのお洒落です。

窓からは稲の緑色、夕陽に反射して田んぼがきらきら・・・、真夏の予告編。

快適な2時間20分の電車の旅。

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会社に戻って、この日、一応ちゃんと? 仕事もして来ましたので。  ^^;

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帰って、Asahi の新しいお酒をくいっ。 これなかなかすっきりとしていて爽やか ♪

美味しかったです。

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ジャジャ麺、せんべい汁インスタント、お土産色々。

盛岡だけれど、なぜか萩の月も ^^;

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前ほどではないけれど、これからも出張がありそう。
仕事の隙間をぬって色々なもの、美味しいものに出会えるといいなと思います。

電車を待つ間に、地元? の本屋さんとも仲良くなる(良く買わせて頂きます)のですが、例えば新大阪の「ブックストア談」さんやここ盛岡の「さわや書店」さん。

仲良くなるきっかけは、書店員さんたちの手書きの書評、ポップ。
新しい作家の作品や新書を購入する際に参考にさせてもらっていますが、じぶんにとって、どんな広告よりも確実な情報です。
「ブックストア談」さんや「さわや書店」さんの様に、ポップがたくさん書かれている本屋さんには、本を愛する素敵な店員さんがいらっしゃるのだと思います。薦められている本を思わず手にとっている。
この日も加藤元「嫁の遺言」講談社文庫、素敵なポップで薦めてくださったので買ってきました。

色々な本屋さんとの出会いも、出張の楽しみです。

そうそう、それから、やっぱり本は電子書籍でなくて、紙の本がぼくはいいな。

" 2013/06/07 Morioka & E6 Super Komachi "
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北鎌倉明月院紫陽花&東慶寺イワタバコ:20130601 [鎌倉]

怒涛のような?  一週間がようやく終わりました。

仕事をオフィスでしていて帰れなかったのも久しぶり。
徹夜に近い日もあったけれど、まだまだ体力的には大丈夫じゃん !!
など、変な自信 笑

週末は仕事を済ませてから、
後輩達と東京駅の中の「ほろ酔い横丁」で冷たーーいビールを3杯飲んで ( その内フローズンビール1杯を飲みましたが物体化した泡・・・食べられるのにはびっくり ) ひとまずご苦労様。
東京駅は改札を出ずに色々と楽しめる場所なんですね。たくさんの店があるのにびっくりしました。

肩の荷と心も少し軽くなって、家に帰ってからも飲みなおし。
ゆっくり就寝 ^^

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週間天気予報では雨とのことでしたが、そこは天気の神様のおかげ?
一段落のご褒美?

土曜の朝、起きてみれば、部屋の窓からは日が差し込んでいました。

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ならば、

デバックに、E510とPEN E-PL3 を詰め込んで、文庫本は浅田次郎さんの「マンチュリアン・レポート」。
マンチュリアン・レポートは、浅田さんの「蒼穹の昴」、「中原の虹」、「珍妃の井戸」、
蒼穹の昴シリーズ? の続編です。中原の虹の主人公、張作霖の最後を描いたもの。このシリーズは面白くてずっと読んできました。
機関車「アイアン・デューク」との語り合い、心に言葉一つ一つがしみてくる感じです。

読んでいて心地よい、安心して読める文章。浅田さんの本は久しぶりですが、やはり良いですね。
本はストーリーもですが、文章の上手なことも大切だと思います。

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横浜駅から横須賀線に乗り換えましたが、いつもならこの時間はガラガラなはずなのに、この日は危うく座ることもできないほど。

鎌倉はいよいよ紫陽花の観光シーズン。

じぶんも、先ずは円覚寺側の改札から出て明月院へと向かいました。6月1日の明月院のアジサイたちはどうかな?

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駅から線路沿いを鎌倉の方に向かってまっすぐ。

梅雨の晴れ間の北鎌倉の風、頬にとても気持ちよい。昨夜のお酒の酔い覚まし 笑。

小さい橋を渡って左に折れると、明月院の警備の方が立っていらっしゃいました。毎年ご苦労様です。
警備の方が立つようになると、明月院の紫陽花の季節は本番。

道路沿いで、「こ寿々の葛餅」の販売もはじまっていました。これ、美味しいです。

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拝観料500円をお納めして、新緑のまぶしい境内へ。

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まだ緑の方が目立っていますが、明月院の紫陽花たち、形はしっかりと、咲き始めていました。

来週あたりは、これに色もしっかりと付いて、淡いブルーでいっぱいになるのでしょう。可愛い真ん丸な鞠のような明月院の紫陽花たち。

人もいっぱいに。 ^^;

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皆さんが写真を撮られる坂のあたりの「姫アジサイ」、
咲き具合は、このくらいでしたが、明月院にも色んな種類の紫陽花があります。

額紫陽花の仲間達、柏葉紫陽花 etc etc ・・・。これらも色付き始めていました。

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しばらく、鶯の鳴き声を聴きながら、咲き始めの紫陽花たちを写真に収めて、気持ちの良い空気を体中に補給。
心も良い香り・・・、新緑色でいっぱい。

この感じ、北鎌倉の感じ、いいなあ。

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十分に明月院の紫陽花たちと話をして、来た道を駅の方に戻ります。

次は、やはり東慶寺。あの花も気になっていました。


おやおや、北鎌倉らしい 笑

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半袖のポロシャツで出かけて来ましたが、これでちょうど良い気候。

清々しい散歩。

ただ、どうもまだパワーが足りないようです。以前のようにパワーが出ない。

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写真を撮っていても、途中で集中力が途切れます。花たちとのファインダー越しの話も途中で・・・。

精神的なパワーが落ちいてる様子。

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この日も、自分でブームのシベリウスを聴いていました。

北の方? 寒い地方の作曲家と言うことでは、チャイコフスキーとかロシアの音楽にも近いのだと思うのですが、シベリウスの旋律はもっとクールな綺麗さ。
例えば2番の4楽章とか、とてもクールビューティーな旋律。聴いていてジーーン、まだまだブームは続きそうです。

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ただ、パワーが落ちて・・・、途中から、レミオを、「スタンドバイミー」を聴きました。

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「 枕木 昼下がりの線路独り占め

  コインと太陽が出会ってスタンドバイミー

  夢見た冒険はいつでも炭酸の味

  飛行機雲二列並んだ空の香り

  塞ぎ込んでも仕方がなくて

  掌の上雲が泳いでるよ 」

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横浜の港の日の出を、自転車をこいで見に行く時にいつも聴いている曲ですが、この曲、イヤホーンから流れると元気がむくむくとお腹の辺りからわいてきます。
ペダルを踏む足にも力が漲ります。音楽ってすごいと思う。

こころのビタミン剤 !!

レミオは解散してしまいましたが、Walkman には彼らのアルバムが全部入っています。

カンフル剤注入完了で、元気が出ました。 笑

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東慶寺で気になっていたのは、

イワタバコ。

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この前来た時は、白い赤ちゃん蕾だったのですが、東慶寺のイワタバコ、咲き始めていました。

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今年は咲き初めが少し早いのかもしれません。

墓地の方へ向かう途中の岩壁から、いっせいに宇宙人君たちが覗き始めました。

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君達に会えば、6月の梅雨の季節の始まり。

雨が続くけれど、しとしとの雨は嫌じゃない。

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ガラスを優しくなでてく
小さな雨粒は万華鏡の模様のようだし
葉っぱの緑は優しくにじんで
しとしと どこか懐かしい。

窓から降り続く6月の雨をじっと眺めるのは好き。

しとしと 雨粒たちの音を聴きながら過ごす静かな時間 ・・・。

今度は傘をさしてここに来よう。

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イワタバコたちにも会えて、何も食べていないのに気が付きました。 ^^;

お腹がすいたので、これも久しぶりですが、Boon Bakery さんに。

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広くはない店内、ぼくの前に3人の方がいらっしゃって、満員状態。パンの良いにおいも満員状態で、思わずお腹がなります。

やはり人気のお店。

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熟成バゲットはパリパリ、小麦の良い香り。クロワッサンはバターの香りが噛み締めると口中に広がります(あと、洋ナシのパンを買ってきたのですが、これは娘にとられてしまいました)。

成城石井さんで、ボルドーのヌーボーというのを買ってきました。6Pチーズと、ゴールデンチームで遅い朝ご飯。

くいくい、ついつい・・・、ワインはあっと言う間に空いてしまった ^^;

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まだまだ、パワーが足りませんが、紫陽花とイワタバコたちを眺めての北鎌倉の散歩を楽しむことができました。
梅雨の束の間の晴れの土曜日。

美味しいバゲット、美味しいワイン ♪
北鎌倉の風と空気と、皆さんの笑顔。やはり、散歩は良いです。

" 2013/06/01 Kitakamakura Meigetsuin & Tokeiji "
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