東慶寺の梅はもう少し:井上ひさし_東慶寺花だより20110123

昨年最後に買った新書は井上ひさしさんの「東慶寺花だより」。

井上ひさしさんは、昨年の4月9日75歳でなくなりましたが、「東慶寺花だより」は井上さんの遺作となる作品です。
仕事で出かけた帰りに、自由が丘の不二屋書店で偶然見つけました。

偶然と言うよりも、「東慶寺」という文字が、あっちから老眼になりかけのこの眼に飛び込んできました (笑)。
そういう意味では、必然性のある出会い。

少しずつ年末から大切に読んできましたが、昨日、全15章を全て読みきりました。
それぞれに梅の章、花菖蒲の章、柳の章など花の名前と、東慶寺ですから寺に駆け込む女性の名前が付されています。

全章読みきったのですが、梅の具合を見に行こうと飛び乗った朝の横須賀線の中で、一番最初の章であり、
一番印象深かった、「梅の章　おせん」をもう一度読み返しました。

なんという夫婦の情愛。律儀でまじめな夫を助けるため、持参金を夫に使ってもらうために東慶寺へ駆け込み、縁切りの道を選ぶ「おせん」・・・。
静かに、しっとりと人情の機微がしみていきます。このお話には桜ではなくて、春ならば、やはり梅が似合うのでしょう。

井上さんの諧謔、ユーモアを交えた語り口、決して劇的とかドラマチックとか、そんなものではなくて、井上さんならではの人間模様と深い洞察、全体に漂う優しさ。そして、なんだろう、このこころに残る暖かいもの・・・。

15章ありますが、決してこれで「完」ではなかったはず。
主人公の医者見習いで劇作者の信次郎も長崎に旅立った後どうなっていくのか、とても気になります。

梅の香のよう、ほのかに余韻がこころの中に広がっていて、まだ薄れていかない。

偶然でしたが、良質な本に出会えました。

藤沢周平さんの「獄医立花登手控え」、石田衣良さんの「池袋ウエストゲートパーク」のシリーズのようなストーリー仕立て。
もう少し、井上ひさしさんに語って欲しかった。この続きが読みたかった。

シベリウスのヴァイオリンコンチェルト、村上春樹さんの「1Q84 BOOK3」に登場して有名? ですが、今日はこの曲と
チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトを連れて行きました。

東慶寺の梅はまだまだつぼみ。でも、この前来たときより、多くの古木に白い花が咲いていました。

境内は、ちょうど冬から春へと向かっていくその境目のとき。

蝋梅がそろそろ終わりかけ、梅はつぼみが膨らんで、水仙たちも目を覚まし始めました。
時折吹く冷たい風に、かすかな花の匂いが香ります。

シベリウスとチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト。 Nigel Kennedy のヴァイオリンの音色・・・、
北欧とロシアの酷寒の中、熱い心が響き渡ります。

恋焦がれる、激しく求め合う、そんな小説が多い気がするけれど? しっとりと熟成した、こころにこころがしみこむような、
そんな情愛。
決して、燃え上がるようなものではないけれど、いつまでも暖かい。

おせんたち、駆け込んだ女性達も、この香りをかいでいたのですね。

「折り曲げた左の小指で後れ毛をかきあげる」(東慶事寺花だよりより)おせんの姿が、ふと、見えたような気がしました。

気が付けば、十月桜も咲いている。枝に朝日が当たって、筆で書いたよう。

ここは、古くて新しくて、やはり素敵なところです。

井上ひさし　遺作　「東慶寺花だより」
なんだろう・・・、とても優しい余韻が残る本でした。

東慶寺でまたお香を買ってきました。
今度は「推古」、雪。
今もブログを書きながら、CD 聴いてホットレモン飲んで、お香焚いてます(笑)。　色々な種類があって、とても興味津津。
そして、お香って何となく落ち着きます。

ばたばたしていますが、何とか短めでしたが東慶寺まで散歩に出かけてきました。
ブログ、書くのもご訪問も、ゆるゆる過ぎで申し訳ありません。　m(__)m

" 2011/01/23 Tokeiji & Tokeiji Hanagoyomi "

コメント 68

何冊もある中から
すてきな本と出会えるって良いですね。
by pandan (2011-01-24 06:42) 

読んで良かった～と思える本は、１０冊読んで１冊あるか
なしか、って感じですが、出会えた時は幸せですね。
梅、もう少ししたら見頃ですね。うちの庭のも一輪咲きましたよ＾＾
by pastel (2011-01-24 19:31) 

梅の花、感じるほのかな暖かさが良いですね。
折り曲げた左の小指で後れ毛をかきあげる・・・艶っぽい情景ですね。
by さる１号 (2011-01-25 06:59) 

ご訪問ありがとうございました。
by こういち３ (2011-01-25 07:04) 

東慶寺、もう梅の季節ですね。
by toshi (2011-01-25 08:35) 

私も井上さんの本、読んでみようと思います。
今年はまだ東慶寺いってないですけれど、もうそろそろ
梅も見ごろかしら？
by ☆marilyn (2011-01-25 09:26) 

梅も水仙もどの写真もしっとりしています
mozワールド写真良い雰囲気ですよ
文章もしっとりした優しくて、
これまたmozワールド雰囲気が良い
何時も書いて終わりですが
やっぱり東慶寺は良いですね
何時行こうかと思っては家でぐだぐだしています
気合入れないと動けないけど、
またいい時期に行けたらいいと思います

ブログupも訪問もゆるゆるでいいと思います
無理はいけませんよ
マイペースが良いですよ＾＾ｖ
by ハーボット好き (2011-01-25 09:47) 

寒い日が続いていますがmozさんの記事で
心が暖まりました＾＾
by hrd (2011-01-25 12:30) 

すでに梅の季節が到来していますか？
早いですね

by chibiroh (2011-01-25 15:33) 

井上ひさしさんと言えば「吉里吉里人」「四千万歩の男」を私も読みましたが、自然や農業にも関心が深く私もやっている農業の将来を憂いていたのが記憶にあります。
この本は見ていませんが幅広く活躍した人ですから、mozさんの素敵なの写真に合う話も書かれているのでしょうね。
by takaki-i (2011-01-25 23:34) 

縁切寺に駆け込む女性たちを思い、梅を眺めるというのもひと味違った鑑賞が出来そうです。しかもそこにシベリウスのヴァイオリン協奏曲が流れてしまったら、私の場合そうとうドツボにはまりこんで考え過ぎるくらい（考えてもしょうがないことを）考えまくってしまいそうな予感がします（笑）。

けれど、お写真で拝見させていただく梅は、そんなちょっとドロドロとした自分のイメージとはうらはらにとても爽やかで凛と微笑んでくれているようで…＾＾

必然性のあった書物との出会いを昨年から持ち越され、大切に読まれてきたという言葉がよくわかります♪
by うさ (2011-01-26 00:21) 

物語とお写真がリンクして、すぅっと体に染み込む感じがしました(^ー^)
向こうの方から目に飛び込んできたってことはやはり
手にとって読んでおくれよ！と本が訴えていたんでしょうね(^^)
井上ひさしさんは実は数えるほどしか読んだことがないんです。。。
春になったら時間が出来そうなので、ゆっくり探してみたいと思います。

by chinoji (2011-01-26 12:42) 

鎌倉の梅はそろそろかなぁって思ってたところだったん
ですが、もう少しかかりそうですね。
でも満開よりちょこっとほころんでるくらいの方が
キレイかな(*゜-゜)
by シロクマ。 (2011-01-26 19:16) 

よく練られた構成の記事ですね。
本、音楽、写真を結びつけて、総合芸術のようになさっていらっしゃって、
すごいな、と思いました。
梅の写真、きれいですね。特に白い梅の爽やかさと水仙の純白が目に
しみます。梅の香りに包まれながら、「おせん」に思いを馳せる時間を
お過ごしになって、静かで上品な時間の流れを感じました。
by TaekoLovesParis (2011-01-26 22:23) 

文章と写真から、おせんの姿が目に浮かんでくるようです。＾＾
いい本に出会うにはやmozさんのように、偶然を必然にかえていかないとなかなか
むずかしいのかもしれませんね。
時どき、残りの人生で好きな小説をあと何冊読めるのかな？、なんて計算してみて、この本は読めるけどあの本は読めないな～なんて思ってしまいます。＾＾；

by rappi (2011-01-27 07:49) 

もう数日経つのですが、私も22日に東慶寺さんを撮影してきました。もしかしてmozさんと同じ頃にいらっしゃったかもしれませんね～
まだ蕾が固くて、お目当ての一本の梅ノ木はまだ開花していませんでした。
まだ2週間くらいかかるかなぁ、と思ってます。
mozさんが撮られる画像はいっしょに散歩しているかの様に清々しいです。
お忙しいでしょうけど、頑張ってください。
by hidens (2011-01-27 10:30) 

mozさんの心のファインダーはもう春ですね。
梅のよい香りが漂ってきそうです♡

by mami (2011-01-27 11:34) 

東慶寺花だより、読んでみたくなりました。
図書館チェック！！！
ありました！！(^^)b
今、読んでいる本を読み終わったら借りてみます。
今年は鎌倉に行けたらいいな～って思います。
東慶寺に行きたい^^
by リュカ (2011-01-27 21:21) 

「自由が丘の不二屋書店」、懐かしいです。子供時代、自由が丘に住んでいたころ、ここの親父さんは本を配達してくれました。大学出の親父さんでいろいろ本を紹介してくれました。今は２代目なんでしょうかね。
by mwainfo (2011-01-27 23:29) 

おはようございます。もっと読書しなきゃ。漫画ばかりで・・・(汗
穏やかな場所ですね。お花さん達が話しかけてくるようです～
お香ですか？焚いてみようかなぁ・・・
by CANDyちゃん (2011-01-28 05:33) 

こんばんは
梅の香りが漂ってきそう♪
早いですね~
mozさんの世界ですね~しっとり・やさしく・・・
良い時間が流れました＾＾
by 信州のりんごほっぺ (2011-01-28 22:39) 

おはようございます。
良い本とのめぐり合いってありますね。
あの日、書店で、ふと手にとってみなければ、という。
ここのところ、映画や音楽どころか、書店の本棚をのぞくことさえしない自分を見出して唖然としております。
忙しい日常に流されずに、さりげなくしっかりご自分の楽しみを見つけ出されているmozさん、かっこいいです。



by Azumino_Kaku (2011-01-29 10:02) 

mozさんが良質な本に出会えた様に、今私は、良質なブログに出会えた気がしています。(^ ^)これからも、ゆるゆると…よろしく(＾ｰ^)ノ
by yuuri37 (2011-01-29 13:08) 

色のない冬から花々が色づき綺麗な世界へ
春の足音が少しづつ大きくなってきていますね。
梅の花がとても和み温かみくれますね。
by ナビパ (2011-01-29 18:06) 

こんばんは
201記事なんですね
あれから200．。。早いですね

静かな雰囲気がとても良いですね
梅のお花。。。水仙。。。お花が良いですねぇ
日差しを浴びたお花がうれしそうですね

by はくちゃん (2011-01-29 19:12) 

こんばんは。
井上ひさしさんの本は何冊か
読みましたが、この本はまだ
読んでませんでした。
図書館で探してみます。
作者が亡くなって続きが読めなくなるのは
悲しいですね。
by sunset (2011-01-29 21:13) 

読んでいませんが、幻の続編の行方は気になりますね。
もう梅が、・・・・
by Jetstream777 (2011-01-29 21:15) 

1Q８４は、息子から借りようと思っています。
大作なので、読みたいと思いつつ、のめりこみそうでなかなか手につけることができません(^^ゞ
梅が綺麗ですね。
今年は特に寒いですが、こうやって拝見させていただくと、やっぱり春はちゃんと来ているんだなって、ホッとします～。
mozさんのお写真は、いつも静けさと詩が伝わってきます。


by ははぽん (2011-01-29 22:35) 

注意してというかなにげなく視界に梅が咲いているのを
見かけるようになりました（通り過ぎるだけですが）
本は基本的に戦争、宗教、人間の醜さ、狡猾さとか好きなので（笑）
人それぞれです。いずれ書いて見たいけど・・・否定的だから
引くだろうなぁ＾＾しかし頭で理解していても目の前の現実
には勝てませんし不条理です。
いづれにしても余韻が残る本はそうそうないかもしれませんが
思いは通じることはありますね。
by エア (2011-01-30 03:28) 

今日も日本海側は雪だけど、
春が待ち遠しいですね。
by pandan (2011-01-30 07:26) 

mozさん　こんばんは
井上ひさしさん、本当に残念ですね☆
「梅の章　おせん」そんなに素敵なお話なのですね～
今日は、映画僕と妻の1778物語を観てきました。
これも美しい夫婦愛のお話でした。
夫婦愛って難しいけれど、とても大事ですね。
私も改めて、この作品を読んでみたいと思います。

by スマイル (2011-01-30 20:00) 

いつもmozさんのブログに感心していますと言うか
引き付けられています。本の事、音楽の事、良く撮れた
お花の写真など、どれも良く吟味されていて私も読みたい
聴きたいと思ってしまいますね。参考にさせてもらって
も良いでしょうか？この間の本は早速参考にさせて頂きましたが・・・
by pegasas (2011-01-30 20:08) 

東慶寺花だより、メモしました、ぜひ読んでみたいです。
今年はさすがに梅もちょっと遅いかな・・・って感じがしていますが
東慶寺、やっぱり美しいですね。
梅の可憐さがお写真から伝わってきました。

by tomoe (2011-01-31 11:41) 

水仙の花を見ると、反射的に鎌倉を連想します。
鎌倉アルプスを縦走した時、道端でやたらと目についたからだと思われます。
季節も寒い時期だったから、この頃だったかもしれません。
鎌倉は水仙が本当に多いですね。
by Anchor (2011-01-31 23:48) 

pandanさん、本にも偶然の出会いってあるようです。
でも、この本、「東慶寺」ですから、出会えたのは、やはり必然だったのだと思います。　^^
しっとりと、縁切り寺ですから悲しいのだけれど、優しさがあふれる一冊でした。
by moz (2011-02-01 13:52) 

pastelさん、そうですね、良書? と言うよりも自分のフィーリングに合う本はなかなかまれなのかもしれません。
まして、何かで知って買いに行った本でなくて、本屋さんの店頭で出合った本なら尚更です。そんな本と出合えたときは、恋人や大切な友人に出会えたときに匹敵するのかもしれません。
pastelさんちの梅、かわいいんですよね。満開が楽しみです。　^^
by moz (2011-02-01 13:57) 

さる1号さん、井上ひさしさん、そこここに、とても素敵な表現がいっぱいです。
大人の、そうそう、艶っぽさ・・・、優しさがあふれている。
表現の種本になりそうなくらい、素晴らしいです。　^^
by moz (2011-02-01 13:59) 

こういち3さん、いえいえ、こちらこそご訪問ありがとうございます。　^^
これからもよろしくお願いします。
by moz (2011-02-01 14:00) 

toshiさん、はい、梅の香りもそろそろ～です。
満開が楽しみ　　^^v
by moz (2011-02-01 14:01) 

☆marilynさん、よろしければ、ぜひぜひ　^^
一章毎は短いので、読もうと思えば結構読めてしまいます。
ぼくは、なんとなくもったいなくて、少しずつ読みました。
そうですね、そろそろ、見ごろなのではないかな? ☆marilyn さんも写真撮りに行ってください。　楽しみにしていますよ。
by moz (2011-02-01 14:04) 

ハーボット好きさん、ありがとうございます。でも、○○ワールドは・・・ちょっとお恥ずかしいです。　^^;
梅も水仙もまだ、日が差してくる前のものもあって、眠気まなこ状態かもしれません。
自分もそうですが、出かけるまでが結構大変ですよね。決心つけるまでが・・・。今の季節寒いし、せっかくの休み、もっと寝ていたいし etc etc 。
でも、出かければ出かけたで色んなものに出会えます。ちょっとの勇気を出して(笑)、玄関の外に出るのもたまには必要かも b^^
もうすぐ、東慶寺の梅も満開でしょうから、ぜひぜひ。

ありがとうございます。ゆるゆるで、マイペースでいかせていただきます。
by moz (2011-02-01 14:15) 

hrdさん、良かったです。今年は特に寒いですよね。　^^;
湘南の早い春ですけど、少しだけでもおすそ分け出来たのならうれしいです。

by moz (2011-02-01 14:16) 

chibirohさん、北海道は雪、雪ですよね。
神奈川の春はもうすぐそこまで来ています。　もうすぐ節分!!
by moz (2011-02-01 14:24) 

takaki-iさん、そうなのですね、井上さん、農業にも造詣が深くていらっしゃったんですね。
自分もそれ程多くの本を読んでいるわけではありません。でも、これをきっかけとして、井上ひさしさんの本、少し読んでみようと思います。　^^
by moz (2011-02-01 14:27) 

うささん、本の中の東慶寺、江戸時代は今よりもっとずうっと大きかったようです。今のお寺、当時の面影があるのかは分かりませんが、梅の花と香りはきっとおせんたちが見てかいでいたものと同じだと・・・。 ^^
本を読んで仰ぎ見る梅の花達、今までは違った感じがしました。
シベリウスのヴァイオリンコンチェルト、うささんところで読ませていただいて、久しぶりに聞かせていただいた曲です。この日もずうっと聴いていました。

その後も、レコードしかないのですが、シベリウスの交響曲を7番まで聴いていました。今度CD 買います・・・ ^^;

どろどろ、そんな感じもしますが、久しぶりにまとめてシベリウスを聴くととても新鮮な感じがしました。4番と7番と良かった。

良い本は、最後が近づくと、読めなくなってきます。
by moz (2011-02-01 14:35) 

chinojiさん、一章が梅なんです。読み始めて、ちょうどの季節。
これも、運命ってやつでしょうか・・・ (笑)
なんとなく、読むべきくして読んで、散歩するべくして行って来たって感じです ^^;
そうそう、その日外出があって自由が丘に行って、不二屋さんの前を通りかかって、しかも、店頭にこの本があって・・・、やはり、必然的な出会いです。 b^^
ぼくも、そんなに読んだことのない作家さんなんです。でも、これをきっかけとしてもう少し読んで見たいと思います。　　^^v
by moz (2011-02-01 14:42) 

シロクマさん、でも、でも、(笑)　咲いているところはかなり咲いています。
東慶寺さんの梅は、どうでしょう??? そろそろなのかもしれません。今週末あたり偵察に出かけたいと思っていますが・・・。
そうそう、満開もよいし、咲き始めのころは、それはそれで、とてもかわいい花ですよね。　^^
by moz (2011-02-01 14:44) 

TaekoLovesParisさん、いえいえ、とんでもないです・・・ ^^;
撮ってきた写真の隙間を文字で埋めているだけのブログです・・・。
でも、東慶寺の梅も水仙も咲きはじめでとてもピュアな純白色でした。
15章、15人の女性・・・、いや違った、一人だけ男性がいるんですよ??
面白いですよ、この男性。　^^
by moz (2011-02-01 14:49) 

rappiさん、外出のついでなので・・・、仕事中です。　^^;
内緒にしておいて下さい (笑)　でも、あっちから自分の目に飛び込んできたので、本のせいですね。
色々と読んでくると、それなりにじぶんなりのフィルターができて来るんだと思います。ストーリーも文体も、文章も。少しずつ、ハードルが高くなっているかもしれません。年のせいかな??? ^^;
by moz (2011-02-01 14:54) 

hidensさん、22日なんですね、じぶんはその次の日でした。
でも、大分写真のできは違いますね・・・。hidensさんのはくっきり素敵な東慶寺の梅たちです。　　^^;
古木の梅たち、やはり節分過ぎなのでしょうか? それにしても、もうすぐ満開の梅ですよね。楽しみ!!
ありがとうございます。今日はゆえあって? 休んでます。たまにはよいかも(笑)
by moz (2011-02-01 15:00) 

mamiさん、こころのファインダー、なかなかすっきりとしなくて・・・^^;
でも、梅たちはとても綺麗でしたよ　^^
もうすぐたくさん咲くかと思うと、わくわくです。
by moz (2011-02-01 15:05) 

リュカさん、今の図書館ってネットで検索できるんですよね。すごーーい。 @@;
しっとりとしていて、良い本だと思います。よろしければ、ぜひぜひ ^^v
今年はお母様はいらっしゃいますか? 東慶寺にもお時間があれば寄ってみてください。
お寺の中のお店で、お香も売っているので、ゆず君にも ^^
by moz (2011-02-01 15:10) 

mwainfoさん、子供の頃自由が丘に住まわれていたんですね。 ^^
じぶんは日吉に住んでいました。自由が丘にも本屋とかレコード屋とか、友達と良く出かけました。　^^
そうなんですか、不二屋書店の親父さんって、本も届けてくれたんですね。
この前行ったときは、女性の方が店番でした。親父さんは元気でいらっしゃるのでしょうか? ^^
by moz (2011-02-01 18:02) 

CANDyちゃんさん、こんばんは～　^^v
読書は大好きです。漫画も含めて!! 漫画も日本の文化の大切な一つです。
どんなのを読まれるのでしょうか?
じぶんは、古いかもしれませんが、一番すきなのは手塚治虫先生。横山光輝先生も、それから、のだめも好きです　　^^
お香、良いですよ。気持ちが落ち着きます。大好きです。
by moz (2011-02-01 18:05) 

信州のりんごほっぺさん、こんばんは。
もうすぐ、もっと梅の香りでいっぱいになると思います　　^^
でも、一緒に花粉の季節・・・、早く満開に、でも、花粉は・・・ ^^;
暖かい春は待ち遠しいですが、今年の花粉は手ごわそうです。
by moz (2011-02-01 18:09) 

Azumino_Kakuさん、こんはんは。
最近自分も熱とで本を買うことが多くなりました。でも、これって知っている本にしかめぐり合うことができません。
時間があるときには、やはり、本屋さんに出かけて、色々と見て回ることも必要だなと、「東慶寺はなだより」に出合ってまた認識を新たにしました。　^^
犬も歩けば・・・ですね。　　^^v
by moz (2011-02-01 18:17) 

yuuri37さん、いえいえ、そんな・・・ ^^;
じぶんの独り言に近いブログですので・・・。井上さん、でも、もっと生きていて欲しかった。この本の続きがとっても読みたいです。
こちらこそ、ゆるゆると、よろしくお願いします。
by moz (2011-02-01 18:22) 

ナビバさん、鎌倉は暖かいのでしょうか? いつでも色彩が枯れることのない場所です。古木だけ? って思っていても、蝋梅がいつの間にか咲いていたり・・・　　^^
春は確実に近づいていますよね。満開の梅を見ることができるのも、もうすぐです。
ナミちゃん、ビビちゃんも春は待ち遠しいですよね。　^^
by moz (2011-02-01 18:26) 

はくちゃん、いつもありがとうございます。
そうなんです、はくちゃんと出会って、ついに201記事になってしまいました。　^^;
月日は、ほんと、経つのが　速いです。

とてもお忙しそうですが、これからも、よろしくお願いします。
by moz (2011-02-01 18:28) 

sunsetさん、こんばんは。
この本、井上ひさしさんの遺作なんです。もっと色んな本を書いて欲しかったですよね。
今度行こうと思っていた、老舗のお店が突然なくなってしまったような気がします。とても、言葉に言い尽くせないほど、残念。
by moz (2011-02-01 18:31) 

jetstream777さん、絶筆の作品、ほんと残念です。
音楽の世界だと、モーツアルトのレクイエムとか、マーラーの第10番とか・・・、補作があったりするのですが、諸説の世界ではそういうものはないので、ほんと残念 (>_<)
梅は、場所によってはかなーーり、咲いています。神奈川は暖かいのかな?
by moz (2011-02-01 18:37) 

ははぽんさん、春樹さんの1Q84、はじめは面白くなかったですが、BOOK3 読んで、なるほどって思いました。
ぜひぜひ!!
井上ひさしさんの本ではないですが、東慶寺はやはり梅が主役です。
もうすぐ、満開になると思います。とても楽しみです。　　^^
いえいえ、そんな・・・、たいしたものではないです。
ただ、散歩で感じたことがお伝えできたなら、とてもうれしいです。
by moz (2011-02-01 18:41) 

エアさん、心配してます。メールしようかなと思っています。　　
梅が咲き始めましたよね。湘南、鎌倉だけではなくて、横浜でも、こっちはかなり咲き始めています。
本は、色々な視点で人類の(ちょっと大きすぎますか)英知を、自分では経験できない経験を教えてくれるものだと思います。
じぶんは、学校で法律を学びましたが、ある憲法の教授が、「本をたくさん読みなさい」、「本はあなた達が10人かかって経験するものを一冊で教えてくれます」「法律を学ぶものは人を知らねばなりません」・・・って教えてくれました。この年になって、良く理解できます。　^^
エアさんの、その記事も読んでみたい。ぜひぜひ　　^^
気に入る本のバーは年々高くなっていますが、それでも、たくさんの本を読みたいと思っています。
by moz (2011-02-01 18:50) 

pandanさん、今年は、北日本はたくさんの雪ですよね。
天気予報をみて、ニュースを見て、驚いています　　@@;
それでも、春はもうすぐ b^^ でもね花粉が恐いです。
by moz (2011-02-01 18:52) 

スマイルさん、こんばんは。
しっとりと、優しい気持ちになるとても素敵な本でした。　^^
そのお話知っています。切ないお話・・・。興味あって本を飼おうと思っています。
土曜日、近所の本屋さんに行きましたがありませんでした。
夫婦愛、15通り、井上さんの遺作です。
お忙しいようですが、ぜひぜひお読みください。
by moz (2011-02-01 18:55) 

pegasasさん、ありがとうございます。
たいしたお話も写真も・・・ナイトは思いますが、そう言っていただけると、励みになります。
よし、次の土曜日も散歩に出かけようって・・・(笑)。単純です・・・^^;
同じ本を読んでいただけるなんて、とてもうれしいです。
本、大好きです。　　^^v
by moz (2011-02-01 18:58) 

tomoさん、tomoさんには是非読んでいただかなくては (笑)
この本に、豊島屋さんも出てくるんです。お店、すごく古いんですね。
鎌倉、やはり、歴史の街です。
蝋梅は早かったですが、梅は遅めですか?
今週末には、また写真撮りに行きたいと思っています。
by moz (2011-02-01 19:01) 

Anchorさん、水仙 = 鎌倉なんですね。
色々な花が綺麗なところですけれど、この季節にずうっと歩かれたんですね。
そういうのとても良い思いになるんだと思います。素敵な思い出　^^v
水仙も、これからたくさんの種類が咲いてきます。
また、お出かけになりませんか　　^^
by moz (2011-02-01 19:04)